うら若き姫君は表の顔と裏の顔を持つ。



夜ごと自ら衣を脱ぎ捨て

  城の地下深い牢獄に囚われ

    心の闇に巣喰う仕置き人の拷問に身をやつす



   明さんの情報

   年齢:18才

   身長:148cm B:80 W:50 H:79

捨てられる犬

以前、ひょんなことから知り合いの犬の散歩をしました。

なかなか外へ出たがらない犬と聞いていましたがまさしくその通り。

まず家の敷地から出るのが大変でした。地面に足を突っ張って、「動かないぞ」と無言の抵抗。

その後、近くの河川敷を歩いている時もほとんど引きずるような形で散歩しました。

自分で歩いてくれないんです。リードをえいえいと引っ張ってようやく付いてきてくれる、みたいな。



あれはもう『散歩』ではなく『運動』でした。

もう二度と犬の散歩はしたくありません。

で、前置きが長くなりましたが何の話かと言うと。(予想されているでしょうけど)

そんな散歩を思い出しながらふと妄想してみたのです。

「リードの先に繋がっていたのが自分だったら?」

四肢を拘束され、四つん這いで動くことを余儀なくされる自分。

首輪をさせられ、首から伸びる鎖で無理やりに外に連れ出される。

(リードではなく鎖なのはその方がいいかもと思うからです)

もちろん犬ですので、人間の言葉はいりません。ボールギャグを噛まされます。

体を覆うのは犬のような柔らかい体毛ではなく、良く締まる縄化粧。

そんな姿で夕方、暮れるか暮れないかの空のを下を散歩する……。

こんなシチュエーションに興奮する私は変態ですか?

これは唯の妄想です。

実際にあったことじゃありません??

  体が滑り落ちていく服が、床に小さな山を形作る。

生まれたままの姿になった私は、自分を徹底的に虐めるための準備を進めた。

まずは全身に亀甲縛りを施し、全身を這い回る縄の感覚を感じる。

乳房の上下にも縄を回して搾り出すと、張り詰めた乳房の皮は空気の流れにさえ敏感に反応してしまうようになった。

もう乳首は立ち過ぎて痛いくらいだ。

それからボールギャグを自ら口を開けて噛み、後頭部のストラップを引き絞って声を封じる。

試しに声を上げてみたが、口から漏れるのは獣じみた唸き声のみ。

それだけでも、自分が人間以下のモノになってしまった気がして、興奮してしまう。

更に犬用の首輪を自分の首に嵌める。

重い鎖を首輪に繋ぎ、散歩の準備は万端。

しかし、二本足の犬などこの世にはいない。

私は四つん這いになって、手足を折り曲げた状態で固定していく。

手は肩まできっちりと曲げ、二の腕と手首の辺りを皮のベルトで曲げたまま固定する。

足も同じく足首がももの付け根に来るくらいにきっちり曲げ、足首と太股を皮のベルトで手と同じように固定した。

これでもう私は二本の足で立つことが出来ず、四つん這いで歩くことしか出来ない。

四肢を突っ張って移動するだけでも厳しいのに、全身を這い回る縄が汗で締めつけてくる。

搾り出された乳房は、動いた時に生じる風の感触を強く感じる。

突き出された乳首は痛いを通り越して激しい快感が走っている。

もう何度もイって限界に近いのに、鎖が引かれて私は動くことを強制された。

 鎖に導かれた先は、玄関口。

勿論私は抵抗するが、鎖を強く引かれると首が絞まり、最終的には抵抗しきれず、無情にも外に連れ出された。

外気が全身を撫でると、自分がどれほど惨めな姿でいるのか再認識させられ、絶頂を迎えた。

荒い息を吐き、ボールギャグを咥えさせられた口から涎を垂らしながら、私は外を散歩させられる。

四つん這いだと、周りの景色もずいぶん違って見えたけど、そんなことを気にしている余裕なんて無い。

引かれる鎖に首を絞められないように、必死に手足を動かして前に進む。

途中、犬がやるように電柱に尿をかけるために、惨めに足を開きながらマーキングを行った。

二度目からは尿が出ず、股を突き出し、電柱にこすりつけ、愛液を擦り付けることでその代わりとした。

  やがて、いつも子供達が楽しそうに遊んでいる公園にやってきた。

日が暮れるか暮れないか時間帯だと、大抵誰かがいるものだが、その時は誰もいない閑散とした光景が広がっていた。

しかし、それが逆にいつも人がいるところで惨めな姿を晒しているという思いに拍車をかけた。

何せ、人がいないこと以外はいつもと変わらない公園の光景なのだから。

リードに引かれるままに進むコースは、堂々と公園の広場のど真ん中を進むコースで、私は周りで人が遊んでいる中、連れ回されているような気がして、連続してイキ続けた。

公園内の遊具の傍を含めた公園周辺を引き回された私は、もう苦しいくらいにイキ続けすぎて、息も絶え絶えにひたすら鎖に引かれていく。

と、その鎖が公園内にある大きな木の枝に南京錠で結び付けられる。

きっちりと縛り付けられた鎖は、私が暴れたくらいでは解けず、私は恐怖を覚える。

  捨てられた。

飼い主が見つかるまで、私はここに永遠に立ち続けていなければならない。

この姿で、四つん這いのままで。

自分の運命を悟った私は、その場で何度もイキ続けた。

??自分で考えて文章にしていく中で、もう激しく興奮してしまいました。

この辺りの文章は、片手で書いています。

もう片方の手はというと……ご想像に、お任せします。

報告 犬

昨日の夜、買った犬用の皿と、以前買った首輪でちょっとした自虐をしました。

本当にソフトな自虐です。

以下、報告です。

皆が寝静まった自宅の部屋で、私は準備を始めました。

部屋の鍵もしっかりと施錠して、部屋はもう唯の舞台です。

最近買った犬の首輪と餌皿をクローゼットの奥から出しました。

まずは服を脱ぎ、全裸になります。

オナニーのために部屋の中で何度も全裸にはなりましたが、今日は更に犬のように扱われなければなりません。

少し興奮で足が震えました。

私はある富豪に買われた女の子で、SM癖があるその富豪に、犬のように生きることを強要されたと妄想を膨らませます。

富豪は私の首に首輪を嵌めて、犬のように四つん這いになるよう命じました。

私が犬のように扱われることに嫌悪を感じて躊躇していると、ベルトで尻を叩かれます。

(実際に叩きました)

仕方なく、私は四つん這いになって犬のように振舞います。

富豪の合図に従って、お座り、伏せ、お回り、ちんちんと芸もします。

ちんちん、の時は女の子の大事な部分を突き出す格好に、恥ずかしさに全身の肌が火照ってしまいました。

それから富豪は私に水を飲むようにいいます。

勿論、犬は普通コップで水を飲みません。

私の目の前にあるのは、犬が使う餌皿。

そこにはあらかじめ溜めておいた水が入っています。

私は四つん這いで餌皿に近づき、餌皿に顔を近づけ、犬がするように舌を出して餌皿の中の水を舐めます。

普通の女の子である私が、犬のように餌皿から水を舐め取ることを強要されている……。

凄い背徳感で一杯でした。

見るのが怖くて確認してはいないのですが、きっとあそこは濡れていたと思います。

富豪は私が水を飲んだことを確認すると、今日はもう遅いから寝るように言います。

ベッドの方に行きかけた私は途中で富豪に止められ、ベッドの横にある毛布で寝るように言われます。

お前にベッドで寝る資格などない、と言われます。

私は暖かそうな布団があるベッドにはあがれず、その横の質素な毛布で寝なければならないのです。

逆らうとベルトでの『しつけ』がありますので、私は大人しく毛布の上に裸で転がりま す。

全身に当たる毛布の感覚が、自分が全裸に首輪だけの姿で寝ることを強要されていることを再確認させます。

なるべく寒くないよう、本当の犬のように丸まりながら、私は寝るために目を閉じました。

このプレイで一番興奮したのは、翌朝起きたときでしょうか。

少し目ぼけた頭で、自分が全裸で首輪をかけた姿を再確認した時は思わず悲鳴を上げそうになりました。

目が覚めた時、自分の手が股の間に入っていたことにも驚きましたけど。(笑)

どこまで淫乱なのか、と思いました。

もっと本格的に寒くなったら、部屋の中でも全裸で寝るなんてこと出来ませんから。

今のうちにやっておきたかった『一晩犬の姿で過ごす』プレイでした。

これまで投稿したものの中では、身体的には一番ソフトな自虐でした。

報告 ベッドでの自縛

明さんのリクエストにお答えして発信したメール

一つ考えた自縛方法をお知らせします。

まずは図のようにぶら下がり健康器をベッドに固定します。

変な力が掛かって倒れたりしないようにロープで固定するのが良いです。

赤いラインは首輪からのばすロープの仕掛け図です。

最後まで読んで理解の上、長さの厳密な調整が必要です。

身体はいつもの菱縛り(明さんの縛り方は亀甲縛りじゃ無いんですよ)。

身体は矢印側を向いた膝立ち姿勢が基本です。

首輪には仕掛け付き長いロープを通してぶら下がり健康器のバーに渡し、反対側は股の下あたりに垂らしておきます。

顎の下あたりから斜め上に向かってロープが上がるようにします。

鳴き声を出さないように口枷もはめちゃいましょう。

両足首から1本ずつ矢印と反対側の手摺りにロープで縛り、ピンと張ります。

自分をベッドの中心より矢印側に行けないようにするわけです。

もう1本、足側の手摺りからロープをのばしておっぱいを圧迫している菱縛りロープの背中にたるみの無いように結びつけます。

おっぱいがますます締め付けられるようにこれもピンと張ります。

これで前に倒れづらくなりました。

首輪からの仕掛けロープを股の下を通して手摺りから背中に繋がるロープに引っかけます。

そして締まる輪の中に両手首を入れて、長さ調整金具に指を伸ばしてクリクリ締め付けてゆきます。

膝立ち後ろ手の緊縛された女が首輪をむりやり引っ張られて涙目になっている姿のできあがりです。

前側で引っ張るものはべつに首輪じゃなくてもいいのです。おっぱいを絞り出してロープが巻き付けられるなら

どちらか片方のおっぱいだけで引っ張られることも可能です。

片方だけのおっぱいというのが女の子の身体をなんとも思っていない、大事な乳房のことを縄を結びつける為の出っ張りとしか思っていない非道な仕業のようで興奮します。

かなり体勢によってゆるめられる余地がありますので抜けるのは簡単だと思います。

念のため、カッターなどを手の届く身体の部分にガムテープなどで貼り付けておいてください。

気をつけてやってみてください。



明さんの実行報告メール

veil様から提案して頂いた自虐を試してみました。

準備はなるべく正確な長さの縄を準備したりするのが大変でしたが、何とか整って、私は自分をveil様からの提案通り、ベッドとぶら下がり健康機に縛り付けていきました。

最初に首輪から伸ばしたロープをぶら下がり健康機の棒に引っ掛け、股の間を通した反対側の手すりを経由して両手を拘束するためのしかけを作ったのですが、その準備中、ロープが股を擦り、その微妙な刺激に私は濡らしてしまいました。

股の間を擦るロープは、濡れてじっとりとなってしまいました。

少し間違えたのか、縄に余裕あったので、縄の途中でひっかけているフックの引っ掛ける位置を調整して、締めないうちからすでにギリギリの長さにロープを調節することに成功しました。

軽く股間に食い込む縄の刺激に、私は呻き声を上げてしまいました。

声が出ないように猿轡を噛んでいたんです。

この時窓の外から覗いたら、きっとベッドの上に膝立ちになって、首輪から伸びたロープが股間に食い込み、首輪を引っ張られて喘ぐ女の姿が見れたと思います。

誰かに見られているような気分になりながら、私は指を伸ばして螺子フックを回して、徐々に縄を引き締めていきます。

縄が捩れてしまって、中々大変な作業でしたけど、何とか徐々に螺子を回すことに成功して、更にロープが首輪を引っ張ります。

私はその引っ張る力の先に、たくましい体つきをした主人の姿を妄想し、自分は無理矢理牽き回される雌犬なのだと思いました。

股間に食い込むロープに自分から股を擦りつけ、その刺激で何度かイきました。

その後、veil様から提案されていた乳房の片方に首輪から伸びているロープを縛り付けるというのを試してみました。

それほど胸は大きくないのですが、縄でくびり出せば、ロープを縛り付けることくらいはなんとか出来ます。

それで、同じように引っ張って見たのですが……ちょっと引っ張ってみるだけで物凄く痛くて、感じるどころではなく、すぐ止めてしまいました。

乳房虐めはまだ早かったみたいです。徐々に慣れていきたいと思います。

色々準備が大変でしたけど、首輪を引っ張られるのにはかなり興奮しました。

自虐提案、ありがとうございました。

報告 野外露出初体験

野外露出の話をしておきたいと思います。

veil様とお話してから、安全に露出できる場所が無いかな、とずっと探していたのですが、意外に身近なところに絶好かつ最適の場所がありました。

どこだと思います?

その場所とはですね、何と、マンションの屋上なんです。

私が住んでいるマンションでは(結構古いです。築三十年くらいは経ってる……のかな?)、

ベランダが狭くて洗濯物があまり出せない関係で、マンションの屋上が共有の洗濯干し場になっているんです。

マンションの住民は皆屋上に続く鍵を持っていて、屋上には自由に出入り出来ます。

換気柱(?)というのか、空気が排出されている変な柱みたいなものも林立していて視界はあまり良くありません。

小さい頃はよく洗濯物を干すのを手伝ったものです。

で、その屋上なのですが洗濯干し場である以上、夜中に来る人はいません。

そして多分風で飛んだ洗濯物が外に飛び出さないためのものなのでしょうが、洗濯物干し場はフェンスで囲まれていて、洗濯物を干すための棒を無視すれば、動物園の小屋にも見えます。

残念ながら、ちょっと雰囲気を阻害している棒は勿論洗濯物を干すためのものだから、強度が足りなくて吊りプレイは無理そうです……まあ、逆に人がぶら下がっても大丈夫な棒だったらちょっと都合が良すぎますよね。

『そういうことのために』用意された場所なのかと思ってしまいます。(笑)

こんな絶好かつ最適の場所のことを忘れていたことにはには、思わず自分の間抜けさ加減に腹が立ちましたが、野外露出が可能かもしれないと思ったときには、もう激しく興奮してしまいました。

給水塔のためのものではありませんが、梯子もあったので、veil様が言っていた『梯子に縛り付けるプレイ』も出来るかもしれません。

また下見をしてから、きちんと準備を整えて挑戦してみたいと思います。

ただ、なるべく早くしないと寒くてプレイどころじゃなくなってしまいますが。

もし迷惑でなければ、veil様にも、その屋上でこんなシチュエーションや、こんなプレイをしてみたら、という助言を頂きたいです。

————————————

野外のやつ、そろそろ寒くなるけど犬は野外で裸だし、その寒さが全身への責めだと思うと結構感じる。

程度もあるけどね。

たぶん決行するのは火曜日の夜とか週の前半がいいです。

それでも人々が寝静まったあとが安全時間。むずかしいかな。

星や月の出ていない日を選ぶ。夜空を見に来る人がいるかもしれないから。

週末や金曜はもしかして先客がSEXとかしてるかもしれないしね。

一度は実際に行ってみてぽーっと物思いに耽るためにそこに居るふりをして人の出入りが無いかチェックした方がイイと思う。

あと、ドアをよく調べて警報機が無いか。

ドアを深夜に開けたときに音が響かないか。

場合によってはCRE556などの潤滑剤を差しておくなどの下準備が必要。

ドアを屋上側から固定などすると逆にヤバイ事になりかねないので、人が上がってきても完全にやり過ごせる場所を充分検討すること。

意外とドアの近くの方が死角だったりする。

絶対人が来ないのは1:30から3:00ぐらい。

3時はもしかしたら新聞配達が来る可能性あり。

なるべく軽装で行って、その時にカギ等を無くさないようチャック付きのポケットなどが付いた服などは考えておく。

途中で見とがめられたときに荷物が分からないような工夫、お腹に巻いておく、既に緊縛しておくなど。

階下に人が居るわけだから鎖などの音が出るモノは使いづらい。

基本は縄だけになってしまうので、やっぱり梯子の上から縄を繋げて一段ずつ下りてゆくときつくなる方式だと思う。

梯子か物干し竿の支柱に縄を縛って首輪と繋いで四つんばいでエサを食べるのも忘れないように。

物干し竿がはずせるのなら、それを使って浅ましいオナニーをしてもあとでその時のことを思い出して楽しめるかも。

—————————————

下見をしてきました。その時の報告です。

 屋上に出た瞬間、冷たい風が刺す様に身体を震わせました。

いつもは明るい屋上が夜の闇の中では全然違う景色に見えました。

昼の間は洗濯物が干されている場所には、何もぶら下がっておらず、閑散とした光景が洗濯物落下防止のために張り巡らされたフェンスの中に広がっていました。

洗濯物があれば、そこは唯のフェンスに囲まれた洗濯物干し場ですが、何も無い状態で、夜の闇の中では動物の檻のようにも見えます。

ここは動物の檻なのだと妄想しながら、私は中に入り、ドアを閉めてみました。

四方をフェンスに囲まれ、私は閉じ込められた動物の気持ちを少しだけ理解します。

(檻にしては少し広すぎますけど)

両手でフェンスを掴んで、自由を奪われた獣のようにフェンスを軽く揺すってみます。

フェンスが軋んで小さな音が立ちました。

私は見世物の動物。無理矢理ここに閉じ込められてしまった。

妄想を膨らませていると、あそこが少し疼きました。

今日は確認に来ただけなので、特に何もする気は無かったのですが、スカートの下に下着は付けていません。

私は胸をシャツの上から揉みながら、裾から手を入れて、アソコに刺激を与えながら次の場所に行きます。

そこは屋上に出る出入り口の上に登るための梯子で、いつかはここで吊りプレイをする予定です。

私は梯子に背を向けて登ってみて、実際吊られた時の視界がどうなるのか試してみました。

屋上の端には転落防止のため、高い柵があるので、遠くから見られる心配はなさそうです。

私は何か失敗をして、罰として晒し者にされてしまったという妄想を広げます。

大きく股を広げ、手は上に伸ばした状態で貼り付けられてしまった私は、どれほど暴れても逃れられません。

見物人達の視線を胸と股間に浴びながら、私は晒し続けられます。

実際に片足だけを上げて見ます。冷たい外気が股間を撫でて通り過ぎ、思わず私は身体を震わせます。

本当にやる時は裸だから……とても寒そうです。

寒さではない要因で、身体を震わせます。

掌で触れてみたアソコは、もうじっとりと濡れていました。

(ちょっとだけなら、いいかな)

そう思った私は思い切ってスカートを脱ぎ落とし、上のシャツも脱いでしまいました。

全身を冷たい風に晒し、開放感を味わいつつ、凄い興奮で心臓が高鳴ってしまいます。

素裸で野外に立っていると思うと、興奮で足がふら付くほどでした。

私は肩で息をしながら、屋上の床にお尻をぺたりとくっ付ける形で座り込んでみます。

コンクリートで出来た床は、すぐに体温を奪ってしまいますが、その冷たさは興奮を増長こそしますが、遮るものではありませんでした。

暫くそのままでいましたが、ふと思い立ち、うつ伏せで寝転んでみることにしました。

乳首が冷たいコンクリートに触れると、そこからゾクゾクとした感覚が湧き上がってきます。

完全に寝転がってしまうと、潰れた乳房全体とお腹に冷たい感触が広がり、更に興奮してしまいます。

お腹を冷やしすぎてしまうとまずいと思ったので、膝を立てて胸を床に押し当て、お尻を突き上げた格好で暫く自慰に耽りました。

突き出したお尻を撫でる風の感触が何とも溜まりませんでした。

その後、暫くして一度逝って、野外でいってしまった背徳感を感じながら、服装を整えて下見を終えました。

その後、人が来ないかどうか暫く屋上でぼーっとしてました。

とりあえず、火曜日の真夜中には誰も来ませんでしたが、確実にそうなのかどうかはわかりません。

何度か行ってみて、視察を重ねたいと思います。

ではまたメールします。

HN.明より

報告 初浣腸体験

veil様の趣味では無いかもしれないと思いつつ、これも自虐の一つだと思ったので報告させていただきます。

日曜日、生まれて初めて浣腸というものをしてみました。

veil様の小説を読み返していて、浣腸というものがどういう感覚なのか、試してみたく思ったのです。

それを早速実行してしまうんですから、ほんと相当変態ですよね……自分。



場所は風呂場にしました。

蛇口もあるし、汚れもすぐ洗い流せるし、脱衣所には鍵も掛かりますし。

親が遠くに出掛けた時を狙ったのですが、もしも途中で帰ってこられても大丈夫だし。

どんな感覚を覚えられるのか、とても楽しみでした。

とりあえず手早く脱衣所で全裸になり、風呂場に入りました。

妄想設定は、行為の前に身体の外も中も綺麗に洗われることになった性奴隷ということにしました。

まずシャワーで軽く全身を洗い流します。

胸は強い力で揉み洗い、アソコも念入りに擦り洗います。

暖かいお湯に全身を濡らしながら身体に触れていると、変な気分になってしまい、もう止めることは出来ませんでした。

全身の外側を大体洗い終わった時、主人がこんなことを言い出したと妄想します。

『身体の中もしっかり洗っとけ』、と。

どういう意味かすぐわかった私は抵抗しますが、大人の男の力には適いません。

片手を身体の後ろに回し、腕を捻られて抵抗を封じられてしまったと妄想します。

本当は両手を回したかったのですが、片手は自由じゃないとその後のことが出来ないので……。

シャワーヘッドを外し、シャワーをただのホースにしてしまいます。

それの先を肛門に触れさせると、アソコが疼きました。

これから起こる感覚を期待していたのでしょう。

最後に力を入れる前に、少し躊躇しましたが、勢い付けて一気に管の先を肛門に突き入れてしまいました。

それほど管は太くないので、刺したときの痛みはそれほどでもありませんでした。

まだ水は出していなかったので、肛門に入ってきた異物感だけが全てでした。

肛門から管が生えてしまっているような感覚に、暫し酔いしれていました。

もう十分なほど興奮していて、肛門に管を刺した状態のまま、暫く胸を揉んだり、あそこを触ったりして快感を貪っていたのですが、いよいよ水を入れてみようと思いました。

ちょっと管が細くて、何だかすぐに抜けてしまいそうだったので、もう少し深く押し込んでみました。

もう五センチくらい入ったところで、どうやってもそれ以上は進まなくなってしまいました。

まだ抜けそうな感じはしたのですが、入らないならば仕方ありません。

肛門を閉めたり緩めたりして、異物感を楽しみながら、後ろ手にした手をしっかりと組んで、自由を奪われた性奴隷の設定を妄想します。

後ろ手のまま、シャワーの蛇口に手をかけました。

この蛇口を捻ったら私の体の中に水が入ってくる。

いまならまだ肛門に管を差し込んだだけで済む。(それだけでも十分異常なのですが)

止めるなら、この時しかないと思いました。

理性ではやめようと思っていたと思います。もう十分興奮は味わいましたし、管を差し込まれる感覚も味わいました。

それで、もういいじゃないか、と思っていたはずでした。

しかし、手は蛇口を少し捻ってしまったのです。

途端、身体の中に入っていた管の先端から、水が吐き出され始めたのを感じました。

腸には感覚器官が無いと思っていたのですが、確かに水が出ているのがわかったんです。

その異様な感覚に吐き気を覚えながらも、私は快感も同時に覚えていました。

その異様な感覚自体にではなく、肛門に管を刺し込まれ、水を注入されているという状況に、です。

興奮してしまった私は、後ろ手に組んだ手は崩さないままに、お風呂場の床にうつ伏せで倒れこみ、胸を床に擦りつけ、管が刺さったお尻を突き出しながら悶えていました。

どのくらい入っているのかわかりませんでしたが、確かにどんどん入ってきていることはわかりました。

どれくらいで止めればいいのかわかりませんでしたが、とりあえず我慢できないくらいまで入れてみようと、私は愚かにもシャワーの蛇口を更に捻ってしまいました。

その瞬間、いままでは『異様な感覚』で済んでいたのが、息苦しさすら伴う、内部からの圧迫感に変わりました。

私は思わず呻き、もう少し水の勢いを緩めようと蛇口に手を伸ばしたのですが、手が滑って、勢いそのまま、私は横向けに倒れてしまいました。

倒れこんだ瞬間、力を入れていた肛門が緩み『チョーッ』という水音が響いて、少し漏らしてしまいました。

その後、一瞬だけは何とか堪えたのですが、どんどん入ってくる水の圧迫感に、我慢が続かず、私は肛門の力を緩めてしまいました。

非常に不快な音と共に、大量の水を肛門から噴き出してしまいました。

あらかじめトイレに行っておいたので、固形物はほとんどありませんでしたが、残っていたのでしょう、小さな塊も一緒に噴出してしまいました。

まだ水を吐き出し続けていた管も一緒に噴出してしまったので、水の供給は終わったのですが、肛門からは後から後からどんどん水が出て来ます。

意外に大量の水が入っていたらしく、十秒くらいは噴出し続けていたと思います。

それほど広くも狭くもない風呂場は、薄い便の匂いに満ち、私は床に横たわりながら自分のした行為が信じられずにいました。

暫くしてようやく落ち着いて、身体を起こした時には、下半身が薄い茶色の液状の物質で汚れていました。

正直なところ、大量の水を排出していた時と、最後に汚れた自分の下半身を眺めていたときが、一番興奮していました。

排出している時など、一度くらいはいっていたと思います。

非常に気持ちが良いプレイだったのですが……終わった後も、肛門に変な感覚が残ってしまっていて、とりあえず暫くは浣腸は自重すると思います。

では、自虐報告でした。

またメールします。

HN.明より

————とうとう浣腸される被虐に目覚めた明さんに

村で露出狂の罪に問われ、女囚となった明は冷たい地下牢で水責めを受ける。

細いお腹が無理矢理妊婦のように膨らまされ、肛門には太い栓をはめられ、醜いカエルのような姿にされてしまう。

男達は苦しみもがき、芋虫のようにのたうつ明を見せしめのために観衆の前に引き立てる。

逆さ吊りにしてムチで叩き、全身に血がにじみ、ぼろぼろの肉の袋にされてしまう。

更なる辱めを与えるべく肛門の栓を抜くことを宣言する男。

観衆の前で脱糞させられる事を聞かされた明は、泣きながら許しを求める。

無情にも肛門の栓は無理矢理引き抜かれ、明はその辱めに耐えようと肛門を必死で締める。

しかし膨らんだ腹を棒でメチャメチャに叩かれ、とうとう限界が訪れた。

広場に響き渡る破裂音とビチャビチャと固形物が振りまかれる醜悪な音。

見物人の前で肛門から明の中身が噴水のように噴出し、その汚物を自らの全身に浴びてしまう。

明は汚物にまみれた姿のまま村はずれまで首輪に繋がれた鎖で牽き回される。

殺伐とした荒れ地に太い杭が打ち込まれ、そこに首輪の鎖で繋がれ、三日三晩晒される刑だ。

他所からの通行人に石をぶつけられ、便所代わりにおしっこを掛けられ、夜には村の男達が朝までかわるがわる酷い陵辱をしてゆく。

あと一晩の辛抱と光明が見えてきた明であったが、最後の晩に通りがかった盗賊の一団に連れさらわれ、後には杭と鎖の切れ端しか残っていなかった。

その後の明は盗賊達のアジトでどんな目に遭ったのだろうか、村人で明の姿を見たものはいなかった。

報告 屋上緊縛露出



 初めての野外露出から一週間……私は再び屋上に来ていました。

真夜中の冷気が、火照った私の頬を撫でていきます。屋上の鍵を開け、私は外に出ました。

すでに身体は熱いくらいに興奮していました。

何故なら、その時、すでに身体は縄によって、縛り上げられていたからです。

この日の服装はこの前と同じくシャツとスカートだったのですが、今日はその下に縄化粧を施してから屋上に来たのです。

マンションの部屋の前を通り過ぎるときに、その扉の覗き穴から見られているのではないかと思って、緊張のしどおしでした。

心臓は痛いくらいに跳ね上がり、足元はふらふらしていました。

そんな経過を通って、ようやく屋上まで辿り着けたのです。

屋上の扉を音がなるべく立たないように閉め、私は寒い屋上の中に立ちます。

一応念のために他に誰もいないことを確認してから、私は早速始めることにしました。

まずは物干し場に行き、脱いだシャツとスカートを干してしまいます。

真夜中に、こんな女物のシャツとスカートだけが干されているのを他の人が見たらどう思うでしょうか。(勿論、外からは見えないところに干しました)

唯単に取り込み忘れたと思うでしょうか?あるいは……という風な妄想をする前には膨らませていたのですが、その時は縄に彩られた自分の身体を、外気に晒している方に意識が行ってしまっていました。

縛り出された乳房の先、乳首が痛いほど飛び出して、ちょっとした風が吹く度に、妙な感覚が湧き上がってきて、気持ちよかったです。

私は手に持ってきていたポシェットから、小道具を取り出しました。

犬用の餌皿、首輪にリード。

今日は、外で雌犬になってしまおうというのです。

 首輪を自分の首にかけ、リードを首輪から垂らします。

犬用の餌皿は梯子のところのすぐ近くに置いておきました。

屋上に誰も来ていないことを確かめてから、私は屋上の出入り口付近で四つんばいになりました。

荒い呼吸を繰り返しながら、屋上を一周しました。

いまこの場に誰か来たら、言い訳は出来ないでしょう。

来るかもしれない、来ないかもしれない。

私はそう思いながら、屋上一周に挑戦します。

途中、わざと胸の先を床で擦ったり、お尻を突き上げてオナニーをしたりしながら、最終的に私は梯子の餌皿のところに行きました。

そこまで来たときには、すでに股間のところの縄はじっとりと濡れてしまっていて、乳首は張りすぎて痛いくらいでした。

 私は一度膝立ちになり、リードの先を梯子の下から三番目くらいの高さの段に縛りつけてしまいました。

それから再び四つんばいになり、餌皿に口を近づけます。

実際に犬が餌を食べているような形で、私は餌皿に下を伸ばし、餌皿の底を舐めました。

部屋の中ではすでにやったことですが、外でやるとまた違った興奮があります。

もしも、誰か来たら?こんな変態な行為をしているところを見られたら?

緊張と興奮は更に高まり、私はオナニーをしながら悶えてしましました。

結びつけたリードに首輪を引かれ、その感覚にまた興奮します。

身体を捻り、首輪を引かれ、胸を床に押し付け、手で股間を弄くり……私は野外で何度か逝ってしまいました。

暫く床に伏せた状態で、呼吸を整えていてのですが、その状態は端から見たらどんなものだったのでしょう。

首輪から伸びたリードは梯子に括り付けられ、犬用の餌皿を前にして、股間に手をやって喘いでいる少女は。

 これを書いている今、それを考えると凄くアソコが疼きます。

ようやく落ち着いた私は、そろそろ終わろうと思い、とりあえず自分を拘束しているリードを外そうと思い、梯子から解こうとしました。

ですが、ここで予想外のことがおきました。

寒さで悴んだ指では、暴れたために硬く締まってしまった結び目を解けなかったのです。

そのことに気付いた時には、興奮していた時の身体の火照りが、一気に冷めていくようでした。

今考えれば、たとえ梯子側のリードが外せなくても、首輪側で外したり、首輪自体を外してしまえばそれでよかったのですが、その時の私は大分焦ってしまったようでした。

手と手を擦り合わせ、息を吐きかけ、必死に結び目を解こうとしていました。

一瞬前まで火照っていた筈の全身が震えて、私は半分泣きそうになりながら、結び目と格闘していました。

やがて何度も手を擦り合わせていたのが効いたのか、手のかじかみが消えて、何とかリードを解くことが出来ましたが……あまり思い出したくない、かなり肝を冷やしたものでした。

実際お腹も冷えてしまったのですが。(笑)

結構長い間外に居た所為か、最後のハプニングで肝が冷えた所為か、その後、暫くお腹の調子が悪かったです。

病気はしない性質ですが、さすがにこれは応えました……。

リードなど、全て道具を元のポシェットに入れ、すっかり外気に触れて冷たくなってしまった服を着こんで、私は家に帰りました。

以上、自虐報告でした。

またメールします。明より

小説 罠(仮題) 前編

 夜の学校の前に、明は立っていた。

女性としては短めに切り揃えた髪以外は、何処にでもいるような容姿である。

背が小さく、小柄なために、高校生にも関わらず中学生に間違えられるのが目下の悩み。

そんな明は、無言のまま深夜の学校を見上げていた。

その佇まいから何を思っているのか……数分の間、そのまま深夜の学校を眺めていたが、小さな溜息を吐いた後学校の裏手に回った。

そこにはめったに使われない小さな通用門が開いていた。

通常、学校の通用門は夜中に開いていない。

(……メールの通りね)

悪夢が現実へ変わってゆく。背筋を冷たい物が走った。

始まりは、あのメールからだった。

 昨夜、いつも通りインターネットに接続し、色んなサイトを巡回していた時の事だ。

不意にメールチェッカーが軽快な音を鳴らし、受診メールがあることを知らせた。

現在の時刻を確認して首を傾げる。

午後八時。

いつも来る友達のメールは、この時間帯に送って来ない。

大抵が真夜中に来る筈だ。またこのアドレスはその人以外には教えていない。

(迷惑メール?何かプロバイダからのお知らせメールかな?)

不思議に思いながらも、メールボックスを開いてみる。

その時点で、事務メールなどではないことがわかった。見たことも聞いたこともないアドレス。

迷惑メールかと削除しようと思ったが、その件名は明らかに様子が違っていた。

興味を惹かれた。惹かれてしまった。

 件名:『私は知っている』 添付ファイル:有

全く意味不明な言葉。

しかし、何故か妙な胸騒ぎがした。

「……」

どうしてもそのまま削除する気がせず、ウイルスかもしれないと思いつつ、メールを開いた。

本文に目を通して????思わず!息を呑んだ。

『私はお前が夜中に何をしているのか知っている。そのことを周囲の人間にバラされたくなければ、今から○○高校(通っている高校の名前)3-3の教室に来い。裏手の通用門を開けておく』

夜中にしていること。そして、自分の周囲の人間にバラされて困ること。

それだけで、相手が何を言おうとしているのかは、容易に推測が付いた。

(自虐のことがバレてる……?でも、どこから?誰に?ううん、それよりこれは、本当?まさか……)

バレないように気を使ってきたつもりだった。

校内でそんなことに興味がある態度などおくびにも出さなかったし(そもそもそういう話をするような友達もいなかった)、本屋でエロ本を買ったりもしていない。

ネット上のそういう類のサイトにも書き込みはせず、コメントする時はフリーメールを使ってその管理人に直接メールを出すようにしていた。

(さらに言うなら、メールをしているのはまだ一つのサイトだけ)

あるサイトに自分の自虐歴を告白し、体験談として載せて貰っているけど、当然ハンドルネームだし、その名前もどこにでもあるようなものだ。

これまで慎重にやってきた。知り合いにバレる筈が無い。

限りなく低いこととは思いながら、それでも悪戯だと言う可能性に縋っていた。

しかし、メーラーの片隅に表示されている言葉。

『添付ファイル:有』

それが気になる。この添付ファイルとは、一体全体何なのだろう。

震える指でマウスを操作し、その添付ファイルを開く。

画面いっぱいに表示された添付ファイルの中身は???

暗闇の背景に、

首筋には首輪、

裸の全身には縄の戒め、

首輪から伸びるリードはすぐ傍の梯子に繋がり、

四つんばいで、

目の前に置かれた犬用の皿を舐める、

 ???自分自身の姿だった。

「っ……!」

思わず仰け反って、パソコンの画面から離れる。その画像の姿には覚えがあった。

少し前に、マンションの屋上で自虐を行った際にしていた私の姿だった。

注意していた筈だが、あの時見られていたらしい。

携帯のカメラで撮ったのか画像は若干荒いが、個人を特定するには十分な画質だった。

顔もはっきり映っている。何より、この写真一枚だけということはないだろう。他にもこんな写真があると考えていい。

最悪だった。

こんな写真まであっては、言い逃れなど出来るはずも無い。

パソコン画面一杯に表示された自分自身の痴態を見ながら、唯震えていることしか出来なかった。

そして、今に至る。

最悪なのか最善なのか、親が偶然出張で居ない日だったので家を抜け出すのは簡単だった。

学校もすぐ近くにあるので、自転車も使わずやって来れた。

そして、学校の敷地内に足を踏み入れたのだった。

用務員さんに出会わぬよう注意しなければならないと思ったが、考え直して注意することを止めた。

もしも用務員さんに見つかったり、警報機に引っかかって騒ぎになれば、少なくとも今日この日は有耶無耶になってしまうと思ったのだ。

しかし案の定、用務員さんにも警報機にも見つからず、3-3の教室まで来てしまった。

用意周到な犯人らしく、教室の鍵まで開いている。

恐る恐る扉を開いてみた。

中には静寂と薄暗闇が広がっているだけで、誰もいない。

どういうことだろう。

疑問に思いながら、教室の中に入る。

そして、自分の机の方を見て、理解した。

一連のことが、いたずらではなかったことに。

その机の上に、昼間は確かに無かった白い封筒が置かれている。

夜の暗闇の中、その白い封筒は異様な存在感を持っていた。

近付いて、封筒を開いた。

中からは、長く紅い布と一枚の紙。

紙にはこう書かれていた。

『紅い布で目隠しをしろ。しっかりと、すぐには取れないように結ぶこと。ちゃんとしなければ、あの画像をバラまく』

言うとおりにするしかなかった。どうやら、体育大会で使った鉢巻らしい。

とにかくここは言うとおりにするしかないと思い、鉢巻で目隠しをしてしっかりと結んだ。視界が奪われると、静けさが一層強まって来る。

鋭敏になった聴覚は何の音も捉えない。

(いつまでこうしていればいいんだろう?)

そう思ったが、待つしかない。

五分程経った頃???教室のドアが動く音がした。

思わずびくりと身体を緊張させる。

音がした方向を見るが、当然目隠しがあるために見えない。

不安になるほど静かな時が過ぎ、小さく呟く声が聴こえてきた。

「動くな。声を上げるな。そのままじっとしてろ」

変に甲高い声だった。どうやら、ヘリウムか何かを吸って声を変えているらしい。

「だ、誰……何のためにこんなことをするの」

小さく問いかけると、その人物は意外にも応えてくれた。

「楽しみたいだけだ。今夜一晩、俺の言うことを聞けば、あの画像は外に出さない」

「何を……何するつもり」

「どうなんだ?言うことを聞くのか、聞かないのか?」

何をするのか、という問いには答えてくれなかった。

しかし、大体の予想は付いてる。

「……本当に、一晩言うことを聞けば、画像は消してくれるのね?」

「俺がこれからも楽しむために消したりはしないが……外には出さない。こんなこともこれっきりだと約束しよう」

信用できるわけが無い。外に出さないということについてはともかく、写真を持っていれば何度でも脅すことは出来る。

しかし、やはり言うことを聞くしかない。

言うことを聞かなければ、学校や周りの人に自分の性癖をバラされてしまうのだから。

それならこの人の言う約束を信じて外に漏らさないでくれるように祈る方が良い。

「…………わ、分かったわ。あなたの言うことを聞く」

断腸の思いで、そう言った。

かすかに、男が満足するような気配が伝わって来た。

「よし……では最初の命令だ。明さん」

『さん』付け。

この様子なら、恐らく同級生だと思われるけど、確証はない。

「服を脱げ」

???それが、地獄の始まりの言葉だった。

 服を脱ぐ???それは半ば予想していたことだったので、特に驚きはしなかった。

「……ここで?警備員さんとか、来るかもしれないよ?」

その心配はあった。

「安心しろ。すでに学校のセキュリティは把握済み……この教室でいくら騒ごうとも、誰かが来るということはない。さすがに電気はつけられないが」

どうやら、逃げ場はないらしい。

仕方なく明は大人しく服を脱ぎ出し始めた。

他人に素肌を晒すのは初めてのことではなかったけど、恥ずかしいことに変わりは無い。男の視線が肌に突き刺さるようだった。

下着姿までは何とかいけたが、そこからがどうにも踏み切れない。

そこに、男の声が響いた。

「全部脱げ。言うことを訊かなければ……」

「わ、わかってる」

意を決してブラジャーを外す。そこそこ大きい乳房が、外気に晒された。

野外露出の際などに外気に晒されることには慣れていたが、場所が学校、そして目の前に他人がいる状態だと、また意味合いが違ってくる。

ブラジャーを床に落とし、最後の砦であるショーツも脱いだ。

そのショーツも床に落としてしまうと、途端に心中は不安で一杯になった。

胸と股間を両腕で隠し、身体を縮めてなるべく裸を隠そうとするが、勿論両腕程度では気休め程度にしかならない。

「よし。そのまま暫く待て」

男の声が響いた後、その男が近付いてくる気配がした。思わず更に身を縮ませる。

何かガサガサと言う音がした。

「何を……してるの?」

「服を預かるだけだ。終わったら返してやる」

袋か何かを広げて、その中に脱いだ服を放りこんでいるらしい。

その袋を返してもらうまでは、この男の言いなりになるしかないということなのだろう。

「この袋を隠してくるから、もう暫く待ってろ。目隠しは取るな……別にオナニーならしていて構わんぞ?」

笑い声と共にドアが開く音がして、男は何処かに行ってしまった。

裸で取り残された明は、暫くは心細さを感じていたが、その状態に慣れてしまうと、余計な思考が出てきてしまう。

(私……いつも過ごしている学校の教室で裸になってる……)

クラスメイト達が過ごしている教室で。

その事実を自覚してしまうと、途端にあそこが疼き出した。

(うっ……ダメ……またいつあの人が帰ってくるかわからないのに……)

理性ではそう考えているのに、興奮する身体は治まらなかった。

(ちょっとだけなら……)

悪魔の囁きに突き動かされ、指でアソコの入り口に触れた。

そこはすでに、じっとりと湿ってしまっている。

(物凄く興奮してる……もう、濡れて……)

一度触れてしまえば、もう我慢は出来なかった。

「んっ……」

指を入れ、中をかき回すように捏ね繰り回す。

走る刺激に興奮し、またそんな行為を教室と言う場所でしてしまっているということにまた興奮を高めていった。

目隠しのために、視覚が遮られているということも、また感覚を研ぎ澄ませてしまう大きな要因となっていたのだろう。

「あうっ……あぁ……」

クリトリスにも刺激を与え、次第にアソコからは湿った音が響くようになっていた。

(……イク……逝っちゃいそう……)

片手は夢中でアソコを弄り、もう片方の手は乳房を捏ね繰り回していた。

頭の中は真っ白になり、とにかく快感を貪ることしか考えていなかった。

いよいよ上り詰めた、その時。

「……まさか、本当にするとは」

呆れたような声が、教室の入り口の方から響いた。

思わず飛び上がる。痴態を見られていたということに気付き、恥ずかしさで頭に血が上っていくのが感じられた。

そんな明の様子には構わず、男は嗤って言った。

「別にいいさ。むしろ、入りやすくなっていい」

何が。

と問いかけるほど明は幼くなければ無知なわけでもない。

「しかし、本当に意外だよな……茶髪なわけでも、特に不良行為をしてるわけでもない、そこそこ真面目に授業も受けてる明さんが、そんな変態だったなんて……」

そんなことない、と否定出来なかった。

自分の性癖が人と違うことは理解していたし、日常では真面目な自分にしてはおかしなことだと自覚していたことなのだから。

自分が、変態なのだということ。

「ま、そんなことはどうでもいいんだ」

コツコツと、近付いてくる音がする。身を竦ませ、股間と胸を両腕で再び隠す。

その胸を押さえていた手が掴まれ、引き剥がされた。がら空きになった乳房が、男の手に乱暴に握り潰された。

「いたぃ……っ」

乳房が引きちぎられるような痛みに、小さく悲鳴をあげる。

しかし、乳房を握る力は緩まない。むしろ、捻りが加えられて痛みが増した。

「今日は色々凄いことをしてやるよ……」

耳元で囁かれた言葉に恐怖する反面、あそこはすでに一筋の雫が垂れるほど興奮してしまっていた。



 男は手を後ろで組んだ状態で待つように指示を出した。

渋々ながらも言われたとおりにすると、感じ覚えのある感触が手首をぎしり、と締め上げる。

「え、ちょっと……」

「縛るだけだ。逃げられないようにな……」

服も隠され、全裸で逃げれるわけがない。男は徐々に徐々に明を追い詰めて楽しんでいるのだ。

しかし文句を言うわけにもいかず、男にされるがままになるしかなかった。

男は手馴れた手付きで、身体に縄化粧を施していく。

乳房の上下に縄が回され乳房が搾り出され、張り詰めた乳首は痛いほどだった。

その乳首に刺激が走る。

上下から抓まれているような感触。男の指かと思ったが、どうも違うようだ。

「っ……!な、何、これ」

「洗濯ばさみだよ。何だ。自虐でしたことないのか?」

実際にはしたことがあった。しかし、自分がした時はバネの力が強すぎて痛くてすぐに外してしまったのだった。

いま乳首を抓んでいる洗濯ばさみは、強すぎず弱すぎない強さで乳首を潰している。

「バネの力は調節してあるからな。多分千切れることはない。多分だが」

不意にその洗濯ばさみが引っ張られ、激痛が走った。

「っっっ!!」

何とか悲鳴は上げずに済んだが、じんじんとした痛みが乳首に残っている。

その痛みに何とか耐えていると、男の手が内股に触れてきた。

「ひゃ!?」

思わず足を閉じようとしたが、男の声がそれを静止する。

「足を開け。このままじゃやりにくい」

両手もふさがれている状態で足を開くということは、あそこを晒すことになる。

思わず躊躇すると、再び乳首につけられた洗濯ばさみが引っ張られた。

仕方なく、ゆっくりと足を開いていく。

すると即座に、縄が股間に通された。一拍の後、縄が股間に食い込む。

「うっ!」

縄は乳房の上下に回された縄に接続されたらしく、男が手を離した後も変わらず股間に食い込み続けて来た。

しかも、乳房に回された縄を下方向に引っ張り、乳房の方の痛みも増長している。僅かな揺れが、乳首の先端についた洗濯ばさみを揺らして痛みが走る。

「凄いな、もう股間に回した縄が湿ってきてる」

何気なく呟かれた男の言葉に、恥ずかしさは増した。

そこまで興奮している自分の身体を自覚していたから余計にだ。

「さて、と……まずは」

するりと、首筋に妙な感触が走った。

その感触が何なのか一瞬わからなかったが、すぐにその正体に気付く。

「く、くびわ?」

「ピンポーン」

楽しげな声と共に、首がぐっと締められる。思わず呻いたが、男は気にせず何か首輪に作業をしているようだった。

何をしているのだろうと、少しの息苦しさの中で思っていると、その首輪がぐいと引っ張られた。

それで手綱が付けられたことを悟った。

「まずは、その格好で校内を引き回してやるよ……目隠しは取ってやれないけど、障害物とかがあったら教えてやるから安心しな」

「ちょ、ちょっと待って!誰かに見つかったら……」

この教室は安全だと言っていたが、まさか校内全てが安全な訳が無い。

「そうだな。あまり騒ぐと見つかるかもしれないが……歩くだけなら大丈夫だろう。警備員の巡回ルートと時間も把握しているし」

それは確実な保障にはならない。もしも予想外のことが起きたら……。

一気に血の気が下がった明を、男は無情に引き立てて教室の外に出た。

小説 罠(仮題) 後編

 学校中を牽きまわされ、散々言葉と行動で虐められた明がまた教室に戻ってきた時、すでにあそこは洪水の状態でまともな思考能力を維持出来ていなかった。

頭は靄がかかったようにぼんやりとし、身体は興奮と虐められた感触に痺れて普通に立つことすらままならない。

顔どころか身体全体が羞恥と興奮に真っ赤に染まっていて、首輪をされたその姿は発情した雌犬そのものだった。

「……随分と楽しませてもらったよ。出来たら掲揚台から吊るしたり、生物室や科学室の器具を使って虐めてやりたかったけど」

そんなことをされる自分の姿を思わず想像し、また興奮が高まった。

「あふ……ふぅ……」

ここまで、口を塞がれたり猿轡を噛まされることは一切無かった。

それは逆に言えば、あげそうになる被虐の悲鳴を自分の意思で必死に堪えなければならなかったという意味でもあるのだが。

様々な虐めに耐え切ったと思った明だったが、実はここからが男の本当の目的だった。

「十分楽しんだだろ……後は俺を楽しませてくれよ」

男はその言葉と共に背後に立ち、そしてアソコと乳房を乱暴に弄くって来た。

神経が限界まで研ぎ澄まされた状態で、その刺激は強すぎる。

「ひゃぅ……っ」

思わず悲鳴を上げそうになって、慌てて堪えた。

「や、やめてぇ……」

ぐにゃぐにゃという擬音が聞こえそうなほど乳房を揉まれ、クリトリスを抓まれ、こねくり回され……痛みと快感が同時に湧き上がり、あっと言う間に逝かされた。

荒い息を吐き、とにかく身体の中で荒れ狂う快感を逃がそうと必死になる。

しかし男は更なる被虐を施してきた。

「いつも過ごしている教室で、こんなことをされている感覚はどうだ……イイのか?」

校内引き回しの際にも散々やられた言葉攻めだった。

イイのには違いなくても、まともに肯定することも出来ず、首をとにかく横に振る。

途端、男が離れた。

 急に刺激が無くなって、安心するよりも、『物足りない』と感じてしまう。

自分が変態であることを再確認してしまい、後悔するがもう遅い。

「……嘘吐きには罰を与えないとな」

さらに何か男にいい口実を与えてしまったようだった。

肯定しても、どちらにせよ虐められることに変わりはないだろうけど。

無理矢理座らされて、両足一本一本を折り畳んだ状態で、足首と太ももの付け根が縄で縛られた。

これでもう歩くことも出来ない。

両腕も後ろ手に固められているため、もがくだけのオブジェのような物だ。

そんな明の腰に腕を回して、男は明の身体を持ち上げた。

元々小柄で軽い私は、軽々と持ち上げられる。

何をするつもりなのかわからず、地に足がついていない感覚に不安になっていると、急に世界が一回転したような感覚を覚えた。

逆さにされて、頭が地面を向いている状態になったらしい。

縛られている不自由な身体であることもあり、とても苦しかった。

男が何をしようとしているのかわからず、とりあえず黙っていると、その身体が狭いところに押し込まれる。

首筋と背中の上半分が地面に着き、下半身はまんぐり返しのような形で空に浮いている。

「な、なに?何をしてるの?」

周囲を壁に囲まれたような窮屈な感じに思わず声を上げると、男は嗤いを含んだ声で応えてくれた。

「教室のゴミ箱に頭から突っ込ませただけだ。明さんは小柄だからいけると思ったけど、見事にぴったり入ったな。想像通りだ」

教室においてあるゴミ箱は、業務用の大きなもので、所謂ポリバケツ。

明自身、手足を折りたたんだら入れるんじゃないかな、と思っていたので、思わぬ形で願望が叶ってしまった。

しかし実際両腕を縛られ、更に足まで半分拘束されている状態では、唯ひたすら狭くて苦しかった。

「元々入っていたゴミをどけて、その中に新しいゴミ袋をセットしておいたんだ。これからする作業に、ゴミは邪魔だったもんでね」

この状態で一体何をされるというのか。

 不安になって待っていると、空中に浮いている下半身に、男の手が触れてきた。

「まず、これは邪魔だな」

今まで股間に食い込んでいた縄が外された。アソコに触れていた縄の部分で愛液の糸が引き、ねちゃり、という粘着質の音さえ響いた。

「な、なにを……」

「喋らないほうがいいぞ。喋りたいなら止めないけどな」

その男の言葉と共に、肛門に何かがあてがわれる感触がした。びくりと全身を硬直させてしまう。

だが、男は躊躇せず肛門にあてがった物を、中に押し込んできた。

「い、いたっいたい!」

何の潤滑液もつけずに肛門へ何かを押し込もうとすれば、当然痛いに決まっている。

それが直径一センチほどもあるだろう物体ならなおさらだ。

ずぶずぶと差し込まれてゆく感覚を経て、その物体は肛門の中に数センチ潜り込んでしまった。

「これが何かわかるか?」

伝わるかどうかはわからなかったが、首を振った。男は楽しげに。

「石油ポンプを改良した物だ。簡単に言えば……手動浣腸機だな」

まさか。

その不穏な言葉に、嫌な予感が倍加する。

まさか、この状態で。

「前の穴にはサービスでこれをやろう」

ぐいっと押し込まれる感覚と共に、冷たい硬質の物が膣内に満たされる。

こんなに大きい物は持っていなかったが、それがバイブであることは容易に知れる。まだ動いてはいない。

「では、精々頑張ってくれ」

がさごそという何かを準備する音が響いてからやや時間を置いて、不意に肛門に妙な感覚が走った。

それは、少し前にやった空気浣腸の感覚にとてもよく似ていた。

直腸内が広げられるような、妙な感覚。

「まだ石油ポンプ内の空気が入っている状態だな。あと少しすれば……ほら」

その声と共に肛門の中に冷たい感触が走った。

「ひぅ……やめ、止めて……」

息苦しい中、必死に男を止めようとするが、男がやめてくれる訳がない。

更に水は入れられ続け、下腹部の苦しさが増す。

かなり入れられたところで、男の手が明の腹を揉む。

ぎゅるるる……という音がして、更に奥に水が入ったことを悟った。

それに伴い、苦しみは倍加する。しかし、水はまだまだ注入されている。

「すごいな。カエルの腹のようだ……ほら、わかるか?」

突き出たラインをなぞるように、男の手がお腹を撫でる。

その感触から、かなり腹が膨らんでいることがわかった。

「もう……もうやめてぇ……苦しい……」

下腹部の苦痛はすでに限界を超えていた。

逆さにされ、首の部分に圧力がかかっていなければ、吐いてしまったかもしれない。

「まだまだ……1リットル入ったから、あと1リットルだ」

全部で2リットル。浣腸に詳しくない明にはそれが凄く多い量なのかどうかはわからなかったが、2リットルペットボトルを想像すれば少なくないことくらいはわかる。

いまでさえこんなにも苦しいのに、あともう1リットル入れられれば苦痛はどれほど増すのか……。考えたくもなかった。

しかし、男は無情にも更に水を送り込んでくる。

「うぇぇぇ……っ」

吐き気が高まり、胃液が少し逆流したようだった。苦い味が口内に広がる。

ようやく水を入れ終わったのか、肛門に差し込まれた管が引き抜かれようとしている。

「いたぃっ……やめ、て……」

「しっかり閉めとけよ。じゃないと、抜いた途端噴出すかもしれないからな」

管が引き抜かれようとして痛いのに、肛門を閉めれば更に痛みは増す。

それは理解していたが、閉めなければ噴出した汚物交じりの水で全身を濡らすことになってしまう。

それなら激痛の方がマシだと、肛門を力の限り閉めた。

そこを引き抜こうと管が引っ張られる。

ゆっくりとはいえ、肛門が裏返ってしまいそうな激痛だった。

「あと少しだ……一気に抜くぞ……とっ!」

最後の二センチほどは、一息に引きぬかれた。その分の激痛が肛門に走るが、何とか漏らさずに済んだ。

「お願い……トイレに行かせて……もれちゃう……」

息も絶え絶えに、虐待者である男に懇願する。

そして勿論、男がそれを許す訳が無かった。

「おいおい。何のためにゴミ袋の中に逆さに入れたと思ってるんだ?後始末が楽だから、だよ」

その言葉が終わると同時に、ゴミ箱の蓋が閉められる音がした。

ゴミ箱の大きさ的に、お尻がゴミ箱の蓋に軽く触れている。

この状態で漏らせば、当然蓋に当たった汚物は重力に従い、明の全身に降りかかるだろう。

逃れようも無いことだとわかっていたが、それでも汚物に全身を汚されたくない思いが必死に肛門を引き閉める。

肛門に全神経を集中していたら、突然膣に埋め込まれたバイブが振動し、身体を痙攣させて驚いてしまう。

遠隔操作で、排泄を我慢する明をいたぶろうと言うのだろう。

「やめてっ……お願い、トイレに……うっ!」

そう叫んだ途端、バイブの振動が増し、叫びを中断させられた。

しかも肛門の方の意識が緩んでしまうと、その瞬間噴出してしまう。

「うううぅ……」

必死に絶える明を弄ぶように、バイブは振動と停止を繰り返す。

便意は時間が立つごとに強まり、逆さにされているために頭の方に血が昇る。

苦痛と快感とが入り混じり、思考は完全に霧がかかってしまったようだ。

「……だめぇ……でちゃぅ……」

かなりの長時間堪えたが、さすがに苦しさが限界を超え、一気に便交じりの水を噴出した。

  ぶしゅうぅ……。

噴出した便は、一度ゴミ箱の蓋に当たり、それから全身に降りかかる。

臭気が満ち、呼吸系の苦しみも更に増したため、窮屈な姿勢で口からも胃の中の物を吐き出してしまう。

激しく咳き込み、咳き込みのために開いた口に汚物が入り込み、また吐いて……。

逃げ場の無いゴミ箱の中で、明は地獄を味わった。

 自分の汚物に塗れ、全身が汚れてしまった。

あまりの惨めさに涙が零れたけど、その涙は目隠しの布に吸収されてしまうだけだった。

閉じられた視界に物音が響く。ゴミ箱の蓋が開かれた音のようだった。

「うわっ……くせぇ」

そうなるように仕向けておいて、酷い言葉だとは思ったけど、もう反論する気力さえない。

「ゴミ箱に放り込まれて汚物に塗れて……まさにゴミ女だな」

男の言葉が心を抉る。

また涙が溢れてきた。

しゃくりあげて哀れな姿を奮わせた。

しかし、男にそんなことは関係ないらしく、なにやらごそごそと動いているようだった。

「最後の仕上げだ」

その言葉と共に、何か細かい物が、逆さにゴミ箱に放り込まれた身体に降りかかってくる。

「これは、元々ゴミ箱に入っていたゴミだ。ゴミで埋めてやるよ」

身体の感覚は、下腹部くらいまでゴミが埋めていることを感じ取っていた。

外から見ればゴミの中から女の下腹部が生えているように見えるだろう。

「このまま明日の朝まで放置しておいてやろうか……。明日登校して来た奴らに臭いマンコと肛門を見せびらかすことになるぜ」

「……っん???っ!!」

その光景を想像し、思わず抵抗して暴れるが、ゴミが蠢いただけの結果に終わった。

ゴミから飛び出ているアソコに埋められているバイブが振動し始め、肛門の方にも細いバイブを入れられた。

「あふうっ……あっ……」

こんな状況だというのに、湧き上がってきた快感に思わず呻いてしまう。

自分が変態であることを強制的に自覚させられたようで、快感を堪えようとするのだが、湧き上がってくる快感は止められない。

「よいしょっ……と」

再び男ががさごそという音を立て始めた。そして、急に周りの音がくぐもって聞こえにくくなる。

ゴミ袋の口が閉じられたのだった。

「このまま、学校のゴミ収集所に出しておいてやるよ。明日の朝までに脱出しなければ、ゴミ収集のトラックに乗せられて、潰されちゃうかもな」

 まさか。

嘘だと思った。脱出するも何も、後ろ手に拘束され、足は折りたたまれて縛られているのだ。

この状態でどうやって脱出しろというのか。

不意に浮遊感がやって来て、ゴミバコごと運ばれていることを感じる。

男が本気であることを悟った。

必死に身体をよじり、足掻こうとするが、窮屈な姿勢な上、僅かな隙間にもゴミが詰まった状態では暴れてもゴミ袋が僅かに揺れるだけだ。

暫くして、ゴトリと地面に降ろされる。

どうやら、本当にゴミ収集所に置かれたようだった。

「じゃ、頑張って脱出してくれ。あ、ちなみに明さんが着てた服は、男子トイレの個室の中に放り込んであるから。夜中に女子が学校にやってきて、オナニーしてたって噂が立つかもな」

酷い仕打ちに、抗議しようと声を上げたが、ゴミ袋の中で声が反響するだけで、外にはもがく声にしか聴こえないようだった。

「じゃ頑張れ」

男が立ち去る音と、金網が閉められる音が響いた。

学校のゴミ収集所はカラス対策か、金網で四方が覆われていて、ドアの部分も金網で出来ている。

簡単に言えば動物の檻のような物で、そこに閉じ込められる妄想もしていたことがあった。

しかし、まさかこの状態で閉じ込められるとは、想ってもみなかった。

ガチャガチャとご丁寧に鍵が閉められる音がして、脱出不可能な牢獄に捕らわれたことをしる。

たとえゴミ袋から這い出てもその金網のところで出られないことはわかっていたが、とにかくゴミ袋から出るために、後ろ手に拘束された指先で、ゴミ袋を抓んだり引っ張ったりして破ろうと頑張った。

しかし、アソコと肛門に入れられたバイブが振動しているため、力が上手く入らず、中々ゴミ袋が破けない。

だけど何度も何度もしていると、徐々にゴミ袋が破ける感触が指先に伝わってきた。

(やった!後はこれを足がかりに穴を広げていけば……)

そう想ってゴミ袋の穴を広げようとした時???指先に伝わってきた感触に絶望した。

(うそ……まさか……)

ゴミ袋は、さらに布の袋によって覆われていた。布は指先では破れない。

男はわざわざゴミ袋の上に布の袋、さらにその上にまたゴミ袋と、三重の構造を作っていたのだ。

最初のゴミ袋を破けば脱出できると期待させておいて、布の袋で絶望させる。

鬼のような罠だった。

(これじゃあ、悲鳴をあげても、気付いて貰えない……?)

最悪、ゴミ回収者に気付いて助けて貰おうと想っていたが、その手段すらも絶たれた。

更に酷いことに、長時間窮屈な姿勢を取ったため、全身から苦痛が生まれ始め、だんだん意識が薄らいできた。

汚物とゴミに塗れ、自分自身がゴミとなってしまった。

薄れていく意識の中、明は最後の絶頂を迎える。

犬希望

夢を見ていたようだ。昨日の夢。夜の街、高そうなレストラン、赤いワイン……

クルマが停まる音とひんやりとした寒さに毛布をたぐり寄せる。

リアハッチが開けられ、外の明るさに目が慣れると、自分が全裸で檻の中に居ることを思いだした。

「起きたか」

昨夜大人っぽくなったねと褒めてくれた人。

土日を使って私を犬にしてくれると言った人。

冷たい空気が入ってきてもぼうとしたまま震えている私。檻の扉を開けて私の首に手綱を近づける。

そうだ、首輪……してたんだ。

耳がツーンとする。あくびをして耳抜きをする。クルマの外に鬱蒼とした林が見えた。高原?

「降りなさい」

檻からごそごそと這い出し、地面に降り立つ。

「犬が二本足で立つな」

「は・はい」

あわてて地面に両手を付ける。高原のさわやかな香り、土の香りが濃い。

「あ、あの。おはようございます……」

なんかへんな話だけど挨拶は大事だと思う。

「あぁ、おはよう。いや、犬はそんな挨拶しなくていい」

苦笑するご主人サマ。

「今からおまえは犬だ。昨日までは服を着て人間の生活をしていたが、今日から犬に格下げされた女なんだと言うことを忘れるな」

そうだった。寒いのは裸だから。寝ぼけていた羞恥心が沸き上がってきた。

どうしよう。本当に今私は犬だ。小柄だけどスタイルは自信があった。学生の頃から自虐に目覚め、マンションのベランダで自分を縛りオナニーしていた。

マンションの屋上に犬のエサ皿を置いて、首輪をして全裸でエサを食べる振りをして興奮していた。

私は昨日まで明という女だった犬だ。

ずっと犬のような扱いをされたいと思っていた。それが実現されつつある。

ご主人サマは私をじっと見つめている。どうしよう……おしっこしたい……。

「なにモジモジしてるんだ。恥ずかしいのか?いや、おしっこだろう」

「は、はい」

私は下を向いたまま答える。

「来い。トイレに連れて行ってやる」

トイレあるんだぁ、よかったぁ。四つんばいのままご主人サマの手綱に牽かれてゆく。改めて周りを見ると大きな別荘の敷地内に居ることがわかった。

駐車場を出て、いったいどこに連れて行くの?外の道路へ出ちゃう。

別荘の前に繋がる道は古い砂利道で足の裏と手のひらが痛い。車道のようだけど、周りに人の気配や、別の家は無い。

別荘の角まで着くとご主人サマは立ち止まる。

「ここだ」

ここって

古い木の電柱が1本だけの電線を屋敷へ引き込んでいる。

「犬は電柱におしっこするんだ」

やっぱり。

「あの、メスだから座ったまま……」

「足を上げて電柱におしっこを掛けるんだ。今日からおまえの縄張りだろ。匂いを付けておかないと野犬が入り込むぞ」

ご主人サマは私の後ろに居る。お尻が丸見えになっている。でももう限界だった。

おずおずと片足を上げると、とたんにおしっこが溢れ出した。

シャーッという音を止めようと括約筋を閉める。勢いを無くしたおしっこが太ももを伝う。

「もっと足を上げてしっかり電柱に掛けるんだ」

あわてて足を上げると、あそこのお肉が開き、膣口を冷たい風が撫でる。

「中身まで丸見えだな。早く出してみろ」

お尻の穴も、おまんこもおしっこの穴まで全部見られてる。犬の格好をしておしっこする所を男の人に見られてる。

羞恥の快感に、今度は思い切りおしっこを出したけどねらいが定まらず、最後にやっと電柱に染みが浮かんだ。

あそこはおしっこまみれでびちゃびちゃになってしまった。何か拭く物もらえないかな。

「あーあ、びちゃびちゃだな。勢いはよかったけどな。犬のおしっこが出てくるところをこんなに間近で見たのは初めてだ」

犬の姿でおしっこをする所を全部見られてしまう恥ずかしさに全身が熱くなった。

「よし、部屋に行くぞ。来いっ」

おしっこの気持ち悪さを我慢しながら屋敷の裏手に歩かされた。

裏口の前に洗い場があった。手綱をコンクリートから突き出た輪に縛り、私を洗い場に誘導する。

「お尻を上げろ。洗ってやる」

ホースから冷たい水がお尻に掛かり、冷たさに逃げようとすると首輪が手綱に引っ張られる。

お尻から股間、太ももを洗い流すと、家のドアを開け、中に入ってからタオルで水滴をキレイにぬぐって貰えた。

広いダイニングのカーペットの上で手綱が外された。

ご主人サマはバッグから何かを取り出した。

「しっぽ?」

「そうだ。おまえのしっぽだ。こっちを舐めろ」

しっぽの反対側は丸いボールが3連に繋がっている。口に含んで唾液を絡ませる。

「肛門の力を抜け。」

お尻の穴を結構ぎりぎりまで押し広げて3回の抵抗と共に直腸を埋めた。

長い毛でできた茶色いしっぽは肛門から真っ直ぐに突き出し、中程からふわりと垂れ下がっている。

本当の犬みたい……

「肛門を締めてみろ」

ぎゅっとお尻を締めるとぴょこんとしっぽが立ち上がる。

「そうだ。そうやって嬉しいときはしっぽを振るんだ。わかったな」

「はい」

「返事をするときもしっぽで答えるんだ。これから人間の言葉をしゃべったら鞭打ちだ」

「はっはいっ」

「バカ犬っ!喋るんじゃない。こんど喋ったらこれで打つからな」

耳元でヒュンと音がして、乗馬鞭が床をビシリと叩いた。

痛そう……

「わ・か・っ・た・な」

必死でしっぽを振る。

「それと、まんこを使うときもしっぽを立てろ。しっぽが立つとまんこが丸見えになるようになっているんだ」

そうだったんだ。少し感じ始めたわたしのあそこは既にふっくらと充血し、口を開き始めていた。

「よし、それじゃ朝のエサをやろう」

私の前に出されたのはシリアルが山盛りになったエサ皿とミルクがたっぷり入ったエサ皿だった。

 veil様、お久しぶりです。

 まだ暑い日も多いですが、だいぶ涼しくなる日もあって、少なくとも朝と夕方は過ごしやすくなりましたよね。

 やっと夏休みの間にあった予定も消化して、完全に自由な時間を手にすることが出来ました。

 ここ数日、ずっと家にいます。なにもすることがないので退屈なくらいでした。

 だから、というわけでもないのですが、ものすごく久しぶりに本格的な自虐をやりました。

 話が少し逸れますが、暇な時間を利用して部屋の片づけをしました。

 そしたら、棚の奥から、昔使っていた懐かしいものが出てきたんです。

 その中のひとつはビー玉で、おはじきと一緒に箱に入っていました。大体五十個はあると思います。

 もう一つは弁当箱などに使うゴム?かな?丸い形で、伸縮性があって……材質は布のような、幅の広い輪ゴムのようなものです(この説明でお分かりいただけるでしょうか?)。

 今日したのは、その二つを使った自虐です。

 まず場所は自分の部屋にしました。

 床においてある物を全部机の上やベッドの上に避難させ、念入りに掃除機をかけました。それから雑巾で軽く拭きます。ここまでで何をしようとしているかは予測されていることだと思いますが……。

 机の下やベッドの下には入らないように本などを置いておきます。

 そして、準備が整った場所にビー玉を無作為に転がしました。

 ざっー、とかなり騒々しい音が響いて、下の階に響いてないかちょっと心配でした。

 それから服を脱いで裸になります。部屋の中で裸になるのは本当に久しぶりで、それだけでも凄く心拍数があがってしまいました。

 しまっておいた首輪を取り出し、身に着けます。これでほとんど準備は完了です。

 そこでふと思いついたことがありました。部屋の冷房の温度を26度に設定し、台所に行きます。

 廊下やリビングを首輪一つの格好で歩くのも久しぶりで、もう気分はエッチなものになっていました。

 台所で、冷蔵庫からよく冷えたお茶を取り出し、一気にコップ五杯くらいを飲んでしまいます。

 ちょっと水腹になりましたが、気にせず部屋に戻りました。

 中に入ると、だいぶ冷えてきていました。冷たいものを一気に飲んだせいで中からも体は冷えていて、ぶるっと震えてしまいました。

 そして、最後の仕上げとして、弁当に使う布製の輪ゴム……それを使います。

 手を後ろにまわして、小さな輪の中に両手を押し込みます。そうすると、本当に簡単な拘束ですが、後ろ手に縛られているような状態になりました。

 シチュエーションは、『美恵しごき』にあった、『口だけで碁石を片付けさせる』ものを参考にしました。

 私の場合、部屋中に散らばったビー玉を、口を使って箱に戻すのです。

 しかも部屋は冷えていて、お茶を大量に飲んだので、あまりぐずぐずしているとトイレに行きたくなってしまいます。ヘタをすると尿意とも戦わなければなりません。

 全部片付けるまで部屋から出ないつもりでした。

 早速一個目のビー玉に狙いを定めて、しゃがみ、なんとか口を近づけようと奮闘しました。

 両手が後ろに回っているのでかなり難しかったです。片膝を立て、限界まで体をまげてようやくビー玉に口が触れました。しかし丸いビー玉はコロコロと転がって、逃げてしまいます。

 唇で挟み込むようにして咥え、箱のところまで戻って箱の中に入れます。

 意外に大変な作業でした。しゃがむ時、バランスを取るためになるべく足を開かなければならず、あそこを思いっきり晒さなければならなかったのがなんだかすごく恥ずかしかったです。

 がんばって二個目、三個目……というふうにやっているうちに、だんだん汗をかいて来て、疲れて来てしまいました。

 しかしちょっと休憩すると、体が冷えてしまうので危険でした。

 半分の二十五個くらいにしとおけばよかったかな、とちょっと後悔しつつ、回収を続けました。

 大体三十個ほども入れたころでしょうか。

 体が温まったり冷えたりを繰り返したこともあり、だんだんトイレに行きたくなって来てしまいました。

 少し慌てて回収を急ぎました。運動不足がたたってあと数個、という頃にはふらふらになってしまっていました。

 あともうちょっと、という油断も一因だったと思います。

 ビー玉を咥えて箱の中に入れるためにかがんだ時、わたしはバランスを崩して倒れてしまったんです。

 その拍子に箱を横向きにひっくり返してしまって、せっかく集めたビー玉がこぼれていったときには、絶望感すら漂いました。

 慌てて箱を元に戻したのですが、中には数個しか入ってなくて……泣きたくなりました。

 でも全部集めるまでは部屋から出ないと決めていたので、急いでビー玉の回収を続けました。

 どんどん尿意は高まってくるし、散らばったビー玉は部屋のいたるところに転がっているし、でかなり辛かったです。

 股を閉じたままでいられれば良かったのですが、ビー玉を咥えるときには足を開かなければなりません。そうすると冷たい部屋の空気がそこに当たって、ますますトイレに行きたくなってしまいます。

 凄い嫌な汗が出て、それが冷えて余計に尿意が高まってしまいました。

 ぶるぶると足が震えるくらいになったころ、ようやく最後の一個を箱に入れることができました。

 すぐにでも部屋を飛び出そうと思ったのですけど、何度もしゃがんだり立ったりを繰り返した足は全然言うことをきいてくれなくて、膀胱が破裂しそうなほどの尿意があって身動きがとれませんでした。

 とにかく腕を自由にしようとしましたが、変に力を入れて腕を抜こうとしたら、その瞬間漏れそうな気がして……やむをえず、そのままの恰好でトイレに行くことにしました。

 漏れないように必死に我慢しながら、部屋のドアのところまでゆっくり歩きました。そしたら、クーラーから吐き出されている冷気が体中をぶわって撫でて、歯をくいしばって我慢しなければなりませんでした。

 なんとか後ろ手でドアをひっかけるようにして開けて、廊下を進みます。

 室温が温かくなったことで少し余裕が出来、何とか漏らさずにトイレにたどり着くことができました。

 トイレの便座に座った瞬間、ものすごい音を立てて出してしてしまって、凄く恥ずかしかったです。

 そのあと、興奮してしまったわたしは、トイレの中でオナニーをしてしまいました。

 危うく大惨事になるところでしたけど、凄く興奮しました。

 やっぱりどうしても自虐は止められないみたいです。



吊られたい願望

私は吊られたい願望があります。

身動き一つ取れないくらいに緊縛されて、吊られてみたい。 でも彼氏はいないし、SMクラブには行きたくない。

そこで私が考えた自縛の仕方が以下のようなことです。

まず、準備するのは両親がいない状況。仕事で二人とも帰ってこない日を狙います。

それから柔らかめの縄を短いの三本と長いの二本。 こっそり購入した小さなバイブも用意しておきます。

ちなみに、私が住んでいるところはマンションです。

周りは自分のところのマンションより少し低いマンションばかりなので、外から見られる 心配はありません。

ベランダの柵も、コンクリートの壁のようなもので、柵の間から見られることもありません。

ですので、私が自虐するときはいつもベランダがその舞台となります。

一番興奮するんです。そこが。

ただ冬は寒くて、夏は虫が怖くて出来ませんけど。

まず、部屋の中で服を全て脱ぎ、長いロープを一本使って亀甲縛りを施します。

ただし、今後の自縛のために股の部分は開けておきます。

この状態では、まだ手も足も自由なのですが、全身に縄が這い回っている感触だけで酔いしれてしまうんです。

本当に変態ですね。自分。

そしていよいよ外に出ます。

見られることは無いとわかってはいても、外の空気に触れるだけで鳥肌が立つほど感じてしまいます。

ベランダの柵は、前述の通りコンクリートの壁のようなものなので、それを背にして座ります。

ひやりとお尻に走る感覚がたまりません。 ここからが本番です。

まず長い縄の先端を自分の首に巻きつけます。

首吊りをするような縄のかけかたをしますが、縄の結び目は後ろではなく前にします。

そして、縄を下に向かって下ろすのですが、一、二回亀甲縛りの縄の下に通します。

これだけで後に感じる感触が全然違うのです。

股のところまで縄を下ろしたら、アソコにバイブを挿入します。

大体この段階になるとすでにかなり濡れているので楽に入ります。

バイブが落ちないように股縄で出口を塞いでしまい、縄を後ろに回します。

背中でも、亀甲縛りの縄の下に何度か縄を通し、首のところまで縄を持ってきます。

首にかけている縄には、その縄はかけません。間違いなく首が絞まってしまいますから。

後は膝立ちになって、コンクリートの柵の上にある、手すり(小さなものですが金属製で かなり丈夫なものです)に首のところまで持ってきていた縄を縛り付けます。

縄はたるまないように縛りつけるようにします。

ただし、背中側で亀甲縛りの縄の下に回しておいた箇所と箇所の間には、少したるみをもたせておきます。

もうここまで来ればお分かりになるでしょう。

背後につくった縄のたるみは、後ろ手に拘束するため。

手すりに縄をかけたのは、腰を降ろそうとした時、自動的に縄が締まるようにするため、 です。

後ろ手に拘束する前に、もう二つほどやっておくことがあります。

残っている二つの短い縄で、畳んだ両足を別々にふととも辺りで縛りつけてしまいます。

これは別に無くてもいいのですが、そのほうが緊縛度合いが増すんです。

そして最後にバイブのスイッチを入れ、後ろの弛みに両腕を入れて、準備完了です。

背中をコンクリートの壁にくっ付け、縛った両足を、徐々に持ち上げていきます。

足から力を抜くのと反比例して、首にかけて股を通して後ろに回した縄が徐々に締まって来ます。

マンションなので、声を出さないように口を噛み締めて耐えます。 完全に足が地面から離れる時には、痛いほど縄は食い込んで来て、それだけでもイってしまいそうになります。

食い込んで来る縄に、アソコの中で動くバイブに、外でこんなことをしてしまっているということに、興奮してしまいます。

軽く身体を揺すると新たな刺激が股に走り、私はそこでイキました。

イって身体が痙攣すると、更に縄が締め付けて来て、何度もイってしまうのです。

以上が私流の自縛でした。 一度、縄が締まりすぎて、中々緩んでくれず、焦ったこともあります。

その時は手首が鬱血してて、暫く縄が怖くなりました。(でもまたやってる)

たまにベランダの『こっち側』じゃなくて『あっち側』で同じことをしたらどうなるんだろう、と思うことがあります。

自重で締まる縄。脱出出来ず、そのまま朝まで。そして朝、通行人達に晒される……。

自虐もほどほどにしないと怖いことになりますね。

ほんとに変態ですね、私。

長くなってしまい申し訳ありません。 また送ります。

                         HN.明より

安全性も考慮された自吊りで、素晴らしい工夫が盛り込まれています。

性欲は発明のサド侯爵とでも言いましょうか(^_^;)

これからが楽しみな自虐さんです。(veil)

恐怖の健康器具

『吊られたい願望』より激しいことはしたことが無いと思っていたのですが、よくよく思い返してみると、『吊られたい願望』のものより危険な行為をしたことがありました。

今回はその時の話をお送りします。

二年ほど前、SM的なことに興味を持ち出した当初の話です。

SM的な行為という物に興味を持ち出した当初は、加減というものを知りませんでした。

とにかく自分を縛り付けたい。その思いだけが当時の私を動かしていました。

初めの内は両足の足首辺りを荷造り用の紐で結びつけるだけで変な気分になったのですが、やはりそれだけでは満足出来なくなってしまったんです。

ちゃんとした(?)縄をネットで購入して、足先から足の付け根までぐるぐる巻きにしたり、インターネットでみた自縛法を試してみたり。

そして忘れもしないあの冬の日に、恐ろしい自縛をしてしまいました。

家にオモチャのような手錠が一つだけあったんです。

確か小学生の時の修学旅行で、土産物屋にて冗談混じりに買ったものでした。

(何で子供って木刀とか手錠とか、必要ない物を買ってしまうんでしょうね?)

結局ほとんど使っていなかったのですが、折角買ったものだったので、その手錠はずっと物置の奥に適当なものと一緒に放り込んでありました。

それが、年末の大掃除の時、ひょっこり出てきたんです。

勿論、私はそれをこっそり部屋に持ち込みました。

鍵も一緒になって放り込んであったので、外すことも出来ます。

錆付いていたりしたら困るので、外せるかどうかちゃんと試してみてから、自縛に移りました。

緊縛の舞台は自分の部屋にあるぶら下がり健康器です。

二本の柱が一メートル半くらいの間隔で立てられていて、柱の間に一本の棒が橋のように渡してあります。

かなり前に親がダイエットのために購入したものですが、結局使わなくなり、私が引き取ったものです。

ぶら下がる高さも自由に調節出来るすぐれものなのです。

引き取った時の私は、まさかこんなことに使うことになろうとは思ってもいなかったでしょう。

まず、親が寝静まったのを確認してから、服を全部脱いで裸になります。

ぶら下がり健康器の高さは二メートルくらいに調節しておきます。

それから、ぶら下がり健康器の下で本格的な準備を始めました。

全裸で一所懸命に準備しているなんて今でもわくわくしてしまいます。

まず縄を二本使って、ぶら下がる部分の棒に輪を二つほど作って吊るしました。

輪のつくりは説明しにくいのですが、体重をかけると自動的に締まるような造りです。

輪が二つぶら下がっている状態です。首にかけるためではないので、二つの輪は大体私の腰より少し上あたりに来ています。

これに両足の膝をかけて自分を吊るそうと言うのです。

これだけではバランスが悪いのでもう一つ縄を追加します。

自分の首に縄をかけ、前に垂らした縄を股を通して背中側に回しました。

足を吊るす輪に片足だけをかけ、吊るした時にどの程度の位置腰が来るのか考えて、背中側に回した縄を上のぶら下がり棒に括ります。

この時は片脚で、しかも背伸びをしながら上に括りつけたので少しやり辛かったです。

何とかロープを結びつけると、すでに私は半分空に浮いていて、軽く股間に縄が食い込み、それだけでも軽くイってしまいそうなくらいに感じていました。

股間に当たるロープの感触がたまりませんでした。

それだけで止めておけば良かったのに、当時の私はさらに暴走してしまいました。

手に手錠を持ちながらぶら下がり棒を掴み、身体を持ち上げて地に付けていたもう片方の足も輪に通しました。

そこで完全に空に浮いた私は、自重によって膝裏に食い込む縄の感触に、股間に食い込む縄の感触に酔いしれてしまっていました。

だから、致命的なミスに気付けなかったのです。

私はぶら下がり棒に片手でぶら下がり、少し身体を浮かせつつ、手錠を片方の手にかけました。

それから、手を下ろすことが出来ないように、手錠の鎖をぶら下がり棒にひっかけて、もう片方の手にかけてしまったのです。

いくら足掻いても、もう手で恥ずかしい部分を隠すことさえ出来ません。

しがみ付いていた棒を手放すと、全体重が膝と股間と手首にかかり、自分が吊らされているということを嫌でも認識させられます。

構造上、前に倒れこみそうになるのですが、手首にかけた手錠がそれも許してくれません。

私は暫く大股を開いて吊るされた状態で、両手を上げたまま悶えていました。

暫くして一、二度イきました。

徐々に官能の熱が冷めて来て、そろそろ終わろうとした時、私は自分が犯したミスに気付いたのです。

手錠の鍵を傍の机に置いたままだったんです。

気付いた瞬間、心臓が縮み上がるような感覚を覚えました。

手錠を外す方法が無い。

(朝までずっとこのまま……?)

自分の想像に焦った私は暴れて何とか縄が緩まないか、抜け出せないか試してみました。

暴れた分だけ縄が更に食い込んできて、私は小さく悲鳴を上げてしまいました。

「ひうッ……」

その時でした。

オモチャのような手錠は元々強度が足らなかったようで、鎖の部分と錠の部分が壊れて外れてしまったのです。

私は前向きに体重をかけていたので、(そのおかげで手錠が壊れたのですが)両足を吊られたまま、うつぶせに倒れこんでしまいました。

両腕が前に出ていなかったら、顔を床に打ち付けて鼻血を出してしまっていたかもしれません。

もしくは鼻の骨を折ったか。 その後何とか両足を縄から外して事なきを得ました。

この外すときの格好や動作が一番惨めなものでした。

大股開いて、何とか紐を緩めようと四苦八苦してました。

それ以来、手錠を使った自虐はしていません。

もしあの時、SM用の本格的な手錠を使っていたら……。

強制的にカミングアウトすることになっていたでしょう。

危ないところでした。

プレイをする時は勢いに任せてしてはいけないと確信した出来事でした。

                         HN.明より

手錠は最初の頃、一度はヒヤリとすることがあります。

カギは小さく、手が届かない所へ落ちてしまえば致命的です。

カギの代用品として固めの針金、ヘアピンのような物があれば素人でも開けることは可能ですので、焦らず頭を働かせましょう。

しかし、明さんの姿はすごくエロいですね。(veil)



自虐の果て 明さんリクエスト

明は休日の散歩中に古い建物を見つけ、心臓がトクンと音を立てた。

門は鎖で閉められていたが、かなりの年月が経ったものと思われる錆に覆われている。

ブロック塀は薄汚れているもののスプレーの落書きなども無く、稼働している工場だと思っていた。

自転車を転がしながら建物の周りを一周してみた。

かなりの広さではあるが、建物に引き込まれている電線も無く、管理されている様子も無い。

(こんなところに廃墟があったなんて)

それからというもの毎日朝夕に廃墟の近くを通り、人の流れや車の出入りを気にしていたが建物は毎日同じ姿のまま変わることはなかった。

人通りが少なく、大通りからもかなり離れているため荒らされずに済んでいたのだろう。

またそんな場所だから廃業に追い込まれてしまったのか??。

ある日曜日の夕方、廃墟の裏手に自転車を置き、サドルを踏み台にし壁を越えて中に入ってみた。

意外と広い敷地にたじろぎながら、近くにあったドアだけの建造物に近づいた。

ドアの先はコンクリートが斜めに切ってあり、地下室への入口のようだ。

ドアノブを回してみるとカギが掛かっていない。

そっと開けるとギギィという重い音を立てて真っ暗な地下へ続く階段が現れた。

(これじゃあ見えないわ)

ドアをそっと閉め、違う建物に向かう。

校舎のような建物は事業所のようだ。

ガラス窓がたくさんあり、夕日が差し込んでいるため中がよく見えるが、何もかも持ち去られて完全ながらんどうだった。

もっと奥へ進むと背の高い倉庫のようなものがある。

大きなシャッターは1メートルほど開いており、中に入れる。

しかし、ここも巨大な体育館のように一切の物が無く、天井の高みに残されたクレーンだけが残留物であった。

すっかり拍子抜けして自転車の所へ戻るとき、地下室の存在を思い出し、別の日に探検することにした。

また1週間後の午後、小さな発光ダイオードライトを持って例の地下室へ潜入することにした。

建物の様子は相変わらず静かに朽ちるのを待っている。

地下室のドアを開けて素早く中に入り、ドアを閉める。

ライトを点けて階段を照らすと、意外と奥深いようだ。

(こわいなぁ)

地下にはガスが溜まると聞く。

カラダの変調に気を遣いながら静かに降りてゆくとまた1枚の鉄扉が待ち受けていた。

(なんだろ…ここ……)

扉の表面をライトで照らすと「危険・高電圧施設」と書かれている。

ドアはかんぬきで押さえられ、南京錠で閉めることが出来るのだろう、それがあるべき場所はただの穴が空いていた。

鉄棒をひねり、横へスライドさせて扉を開ける。

その部屋にはたくさんの機械が残っていた。

古びてはいるものの、密閉されていたのかたいして埃は積もっていない。

変圧器と書かれた鉄の塊は部屋の中央に鎮座し、その周りを四角く金網が覆っていた。

巨大な鉄の塊と角の様に飛び出したガイシ、そこから伸びる太い電線が部屋を縦横に支配している。

金網には小さな扉があり、そこには南京錠が掛かっていた。

明は金網をライトで照らしたまま自然と息が荒くなってゆく。

(この中に裸で閉じこめられてみたい…動物みたいに扱われて…責められたい)

しかし鍵を開けないことには中に入れない。

明はあることに気付いて鍵穴を調べた。そしてすぐにその場を後にしてホームセンターへ向かった。

南京錠には同じ型の鍵があり、中には鍵番号が同じものもあり得る。

隣の市まで3件のホームセンターと5件の金物屋を見て回り、やっと同じ鍵を手に入れた頃には夜になっていた。

一旦廃墟の裏手に戻り、途中のホームセンターで買った蛍光管を使った懐中電灯2つを草むらに隠し、家へ帰った。

晩ご飯を食べてお風呂に入り、目立たない服に着替える。

ロープと首輪をバッグに詰め込んで自転車に乗り廃墟に向かう。

途中コンビニへ寄ってペットボトルのお茶を買った。

コンビニの袋を前かごに入れていれば若い女が夜に出歩く免罪符になるのだ。

日曜日の夜は住宅街を出歩く人間が少ない。

静かな街を自転車で走り抜け、廃墟の裏手にたどり着いた。

あたりの街灯は無く、真っ暗な中、遠い国道の明かりに照らされた廃墟が浮かび上がっている。

足下は真っ暗だが何度も下見をした場所だから苦労なく壁を乗り越え地下室への扉をくぐる。

扉を閉めるとここから先は全部私一人が使って良いオナニー空間だ。

蛍光管電灯を点けると、懐中電灯の時より明るく階段全体が照らされる。

地下の扉を開けて部屋に入り、2カ所へ電灯を設置して全体が明るく照らし出した。

バッグから南京錠の鍵を取り、金網扉の鍵穴に差し込んでみた。

「パチン」

簡単に鍵は外れ、扉は開いた。

バッグからロープや首輪を取り出して中に運び込む。

檻の中には自分を責める道具以外置いてはいけないと思ったからだ。

ワイシャツのボタンをふるえる指で外してゆく。

ふと考え、高電圧室の外へ出てワイシャツを階段に投げ捨てる。

スカートを降ろし、ブラのホックを外す。

裸の胸が空気に触れると乳首がきゅっと硬くなった。

あそこに湿り気を帯びたパンティを降ろし、サンダルも脱いで階段に投げる。

誘拐されて地下室に監禁されるとき、明は全裸で連れ回される想像をしたのだ。

身体からはまだ石けんの香りが立ち上っている。

そのやさしい香りだけが唯一これまでの幸せな生活を思い起こさせるものだった。

明はこれから女に生まれたことを後悔するほどの辱めをこの地下室で受けるのだ。

ストーリーは、

—- 誘拐された自分は、地下室に全裸で監禁され、

—- 男達の前で辱めを受け、激しい拷問の末にぼろぼろに壊されて殺されてしまう。

非情なシチュエーションだ。

全裸で扉を開け、再度地下室に入る。

明は自然と両腕を後ろに回してしまう。

金網の扉を開け、中に入る。

おどおどと周りを見まわすと金網に囲まれた動物になった気分を盛り立てる。

扉を閉め、金網の隙間から南京錠をロックして鍵を抜く。

金網の隙間から指を伸ばし、そっと鍵を置いて完全に閉じこめられてしまう。

明は心を落ち着かせるため、さっき買った冷たいお茶をごくりと飲みながら中を歩き、自分をどのように責めるか考えた。

歩きながらも乳房や股間を貪欲にまさぐってしまう。

すでにあそこは洪水になっていた。

(早く縛られたい……)

気持ちが焦っていた。

明の興奮は頂点に達していた。

急いで首輪を嵌めようとするが指先が震えてなかなか締められない。

続けてロープで全身に菱縛りを施す。

いつもよりきつめに縄が身体に食い込んでゆく。

股間はクリトリスを強く押しつぶすように縄が食い込み痛さが全部快感に変わってゆく。

身体を少し動かすだけで股間に強い刺激が走る。

よろよろと金網にすがりつき明は捕まって全裸にされ動物のように首輪を嵌められ、女を辱める最良の縄化粧を施された絶望的状況を演じる。

「い・いゃあ…出してっ出してくださいっ…。助けて……」

興奮と歓喜に涙を流しながら必死で暴れる明。

自ら流す涙にまた被虐感がぞくぞくと沸き上がり、乳房を金網の向こうに押し出しながら全身を突っ張り登り詰めてゆく。

「……こんな姿にされているのに……一人で逝くところまで見せて…恥ずかしい…」

でも今夜はそれだけで済まされるはずは無い。

自分を最高に恥ずかしい姿で責める縄の配置が決まった。

変圧器の上にそそり立つ2つのガイシのてっぺんから伸びている電線に縄を1本ずつ引っかける。

変圧器の前に垂らされた長い方にしっかりと固定した20センチぐらいの輪を作る。

反対側は手首に通せるギリギリまで小さくした輪を作る。

変圧器を背にして正面の金網によじ登り、縄の片方を結ぶ。

もう片方は余裕を持たせて首輪を通し、更に胸元の菱縛りの縄の下をくぐらせて縛る。

床にあった座椅子を変圧器の前に持ってきて上に立つ。

金網からの縄がピンと張り、首輪と全身菱縛りの縄を締め上げる。

「ううっ気持ちいいっ……締まるっ……」

上から垂れ下がった輪に手を伸ばしながらそれぞれ手首を差し込む。

反対側の輪には馬の鐙のように足を掛ける。

足を掛けると手首の縄がぎゅっと上に引かれて身体が引き延ばされる。

脱出するときは足に掛かった縄を踏み外せば下に降りられるはずだ。

続けて起こる自らの姿を想像して息が上がり、胸が大きく膨れる。

「あ……あぁぁああああああやめてやめてっやめてえーーーーーーっ!」

明は叫びながら思いきって椅子を前に蹴り出した。

ぐいんっと足がロープを踏み込む。

両腕が限界まで上に引かれ、女の恥ずかしい部分を強調した縄が更に全身へ食い込む。

「あああ・ぐっぁあっあっっいぐっあああっいっいっいっちゃっ……ああああああーーーーーっ」

明はたちまち絶頂を迎え、がくりと脱力する。

その途端、両足ががばっと大きく広がって金網からのロープがますます股縄と首輪を締め付けた。

「くっくるしいっ許してっあああっ痛いですっあそこがっあそこが裂けちゃうっ」

悲痛な叫びを上げながら明の腰は独立した生き物のように前後に波打ち、クリトリスが千切れてしまいそうなほど激しい縄の虐待に感じていた。

全身から滝のように汗が吹き出し、股間からは腿を伝って床に滴るほどのおびただしい体液が糸を引いて流れ出ている。

のばしきった上体は赤く上気し、縄に痛々しいほど絞り出された乳房はふるふると震え、破裂しそうなほど乳首を勃起させている。

「見ないでぇぇえええ足が閉じないよぅ……私のおまんこっ見ないでっ恥ずかしいよぅ……またイクっイッちゅうっ、イクところなんか見ないでぇええええええーーーーーっ」

全裸で吊され、両足を広げられ、ぱっくりと開いたまんこに食い込む縄。

その縄をぐちょぐちょに濡らして感じている様は女の生き恥そのものだった。

全身の筋肉が浮かび上がるほど硬直して今までにない絶頂が明に訪れた。

白い顎を首輪が締め付け、上を向きながら舌を伸ばし、涎と涙を流しながらビクンビクンと白い女体が空中で跳ねる。

ピンと伸ばされたつま先にまで愛液が掛かっていたのだろうか、足を掛けていた輪がぬるりと両足首までずれた。

がくんっと明の身体は30センチほど沈み込み、金網のロープに引きずられて全身が弓のように引っ張られた。

「ぎゃあああーーーっ」

明の身体は首輪と股縄で金網にぶら下がり、そうはさせまいとする手首と足首のロープに引き戻されている。

「いたいっいたいっ裂けるっ裂けちゃう……足が……あああーーーーっだめっ足が抜けないっ」

ストーリー通り、女のすべてを壊され、ぼろぼろにされ、大股開きの恥ずかしい姿のまま殺されてしまうことが決定してしまった……。

股縄が明の恥骨をまもなく突破してしまうのではないかというほど食い込んでいる。

明の首も限界まで伸ばされている。

「苦しいっっあがぁああああああっ死ぬっ死んじゃうっ」

金網からの縄が直接引き絞ってる胸は、形の良かった明の二つの乳房をくびり出し、真っ赤に変色させて破裂させてしまいそうだ。

自分の身体に起きた惨状に、狂った被虐の炎が燃え上がる。

「もうやめてぇーーっ!だれかっ助けてーーーっ、死んじゃうよぉ……苦しいっ……イクぅうううう」

何度も逝った身体はすぐに次の絶頂を運んでくる。

明の意識は混濁してゆき、逃れられない虐待と苦痛を快感に変換してただ絶頂と気絶を繰り返し、いやらしい液を吹き出すだけの肉と化してしまった。

地下室には明の苦鳴が2日間響き渡っていたが、三日目から廃墟はいつものように静かにただ朽ち果てる日々に戻っていた。

友達とのエッチを強要すると友情が壊れる事が多いので、性欲はで発散しておきましょう♪