春先になって、いつもはなかなか電話をよこさない父から電話がありました。
親類に今度東京の大学を受験する姪が居るので私の所に泊めて欲しいという連絡でした。
父から言われて断る訳にもいかないので、全然構いませんよとひとまず返事をしました。
試験の数日前に高校の制服を着た女の子が来ました。
私のいた高校の制服だったので、すっかりなつかしい気持ちがこみ上げてきました。
顔立ちは私のに似てやや丸顔で、高校生の割にはまだ幼い雰囲気が残っていました。
東京ではまだ中学生くらいの女の子にしか見られないような仕草で、表情も田舎の女の子らしくて純朴な感じでした。
私も高校生の時はこんなだったのかしらと、胸が熱くなりました。
小柄な体の割には胸は人並み以上に大きくて、幼さの残る顔とは不釣り合いな気がしました。
姪は通学用のカバンに受験用の参考書をたくさん入れて持ってきたようですが、他に着替えらしい荷物は見あたりませんでした。
数日は泊まることになるので、着替えくらいは持ってきたほうがよかったのにと思いましたが、何も言わないことにしました。
旦那の部屋に通して、荷物を置かせてひとまずお茶を飲ませました。
姪は落ち着かない様子で、受験会場の場所を確かめたいと言っていました。
私は地図を出してきて、場所を教えて電車の道順も何度も教えました。
姪は東京には慣れていないので、朝起きる時間を何時にすればいいのか分からないので困った様子でした。
ひとまず落ち着くと姪はカバンから参考書をだして、旦那の机に広げて勉強を始めました。
私は邪魔をしてもいけないと思い、旦那が帰るまでそっとしておく事にしました。
翌日の朝早くに家を出て夕方には無事に一日目の試験も終わって戻ってきました。
姪は、とても疲れた様子でほとんど一言も口を開きませんでした。
私はあまり気分を刺激しないほうがいいと思って試験の事は聞かないように気を使いました。
しかし食事の時もなにか様子が変なので、「今日はどうだった」と試しに聞いてきました。
すると「東京の電車って混んでるんですね、それに変な人もいるし」とようやく口を開いてくれました。
私はもしかしてと思い「それで、変なことされたの」と聞いてみました。
やっぱり私の心配が当たったらしくて姪はそのまま黙り込んでしまいました。
「明日は私が一緒に行ってあげるから、それにもっと早い時間ならそんなに混まないし」と私が言ってあげると姪は「お願いしますと」と答えてくれて、ようやく気持ちがすこし落ち着いたようでした。
翌日の朝私は、すこし早めの時間に姪と乗りました。
しかし、電車は思っていたより混んでいて、昨日の方がまだ空いていたと姪が言います。
ホームには女子校制服を着た女の子達が大勢並んでいて、ちょうど近所の女子校の登校時間に重なってしまったようでした。
私達は電車に乗り込むと、ほかの女子校生達も一斉に電車に乗り込んできました。
これでは、かえって痴漢の多い時間に乗り込んでしまったような気がして私は心配になりました。
あと数駅で降りる駅と言うとき、急に混雑が激しくなり、姪がドアの角に押しつぶされそうになりました。
そのとき姪の視線が私に向けられて助けを求めるように半分泣き出しそうな顔をしました。
姪のすぐ後ろに身体をぴったりと押しつけている男性が目に入りました。
私はまた痴漢に狙われていると思い、なんとか姪の側に身体を押しつけると痴漢と姪の間に割って入りました。
姪は、すこし落ち着いた表情を取り戻しましたが、今度は痴漢の手が私の胸に回されると後ろからねじり上げるように押し回してきました。
私は声を上げれば姪が無事試験場に時間前に付けなくなると思い、必死で声をださないよう我慢しました。
すると痴漢の手は今度は私のスカートの下からおを触ってきました。
私はなんとか姪を無事に試験場に行かせた一心で必死で我慢を続けました。
痴漢は私には何をしても大丈夫と思ったのか私のパンティーの間から指をくぐらせて、ア×ルに親指をねじ込むように押し入れてきました。
私は悲鳴を上げそうになりましたが、必死でこらえました。
姪は無事に大学のある駅で降りましたが、私は身体の芯を押さえつけられ身動きできませんでした。
終点まで電車が着くまで、時間が止まったように限りなく長い時間がかかりました。
私が押し込められているドアとは反対側のドアが開きました。
電車から一斉に乗客が降りていくのをみて、私はこれで助かったと思いました。
しかし、私の身体は数人の男に取り囲まれて、電車に取り残されました。
電車の中が一瞬誰もいなくなった隙に、男達は私の身体を押さえ付けたまま私のパンティーを膝まで降ろしました。
他の男が手早くハサミでパンティーを切り取ると手早くポケットにしまいました。
私はなにがあったのか訳が分からなくなりました。
その途端に今度は乗客が一斉に乗り込んできました。
男達はさっきと同じように私をドアの角に押しつけると一人がすぐ横で椅子に座りました。
椅子に座った男は手を上に差し出すと私の花園に指を押し入れてきました。
別の男がさっきと同じようにア×ルに親指を差し入れてきました。
私は膝ががたがた震えると頭が空っぽになったようになにも考えられなくなりました。
指が巧みに小刻みに震えると、身体を包む熱い噴水が沸き上がりました。
私は自分がなにをしているのかもうなにも分からなくて、前と後ろから動き続ける太い指の動きの感触だけが私を包み込んでいました。
終点の駅まで来ると男達はようやく私から離れました。
私は震える足でやっとホームに降りました。
このあとどうすればいいのか私には頭が空っぽになってなにがなんだか分かりませんでした。
「まだ続きがあるんだ、どうだ一緒に来て貰おうか」と男の一人に耳元でささやかれて私は小さくうなずきました。
改札口を男達に前と後ろを挟まれて外にでました。
大通りをしばらく歩くと横道があり、細い道を何度か曲がるとラブホテルが数件ならんでいました。
「どうだいやなら、帰っていいんだぜ、どうだこのまま帰りたいのか、」と言われて私は「意地悪言わないで下さい」と小さく言い返しました。
「いいんだな、はっきり言うんだ」と問いつめられて「お願い早くして」と私は叫び声を上げました。
男達はようやく私の背中を押してラブホテルに連れ込みました。
私は逆らう余裕などあるはずもないとすぐに分かりました。
許しを請う時も与えられずに、私の体は征服者に汚されました。
繰り返される欲望の儀式は、時の流れが止まったように終わることがありませんでした。