(くぅーっ。
全然、進まねえなぁ)俺は苛立ちながら、呟いた。
ここは渋谷センター街、午後10時。
もう8時間もここでアンケート活動をしている。
知り合いの紹介で始めた、某大衆雑誌の編集部のアルバイト。
ネタはエログロナンセンス何でもアリの三流誌である。
毎号、街頭の女の子へのアンケートコーナーがあるのだが、今回は俺が任せられてしまった。
そのアンケートの内容がまた、ひどい。
Q1.貴女は普段オナニーをしますか?「はい」「いいえ」Q2.1で「はい」と答えた方、めてのオナニーは何歳の時でしたか?Q3.1で「はい」と答えた方、週に何回位オナニーをしますか?Q4.1で「はい」と答えた方、オナニ
ーをする際、何か道具は使いますか?使う方は、その道具を教えてください。-----Q5.1で「はい」と答えた方、貴女がオナニーにかける時間はどれ位ですか?こんな内容のことを聞き出せというのだ。
無茶だ。
まず、話しかけて立ち止まってくれる子が十人に一人。
「ちょっとエッチなアンケートなんだけど…」と言ってしまうとそのうちの半数以上は立ち去ってしまう。
かれこれ始めてからもう大分経ったが、有効回答は中々集まらない。
しかも、アンケートが終わったら、もうひとつ提案することがある。
「もしよかったら、少しだけお時間いただけませんか?小一時間で終わると思いますが、謝礼として5千円お渡しします。新商品のモニターをしていただきたいんですよ。それと顔出しNGの全体像の写真、これをいただきたいんですよね。」謝礼5千円と聞いて、何人かは興味を持ってくれるが、「商品というのはこちらなんですけど。」とバイブレーターのカタログを見せると、皆そそくさと俺から離れて行ってしまう。
(無理だよ、こんなの。
最低でも一人分は用意しろって言われても…。
5千円っていうのも、微妙だよなぁ。
もうちょっと出せないのかよ)俺はもう半分あきらめて、電柱の陰でタバコに火をつけたその時だった。
「あっれえ??○○?どうしたの、こんなところで?」ふいに話しかけられた。
「え?ん?あ、ね、ちゃん…。ね、ちゃんこそ、どうしたんだよ。」俺の前に現れたのは、だった。
青山の商社に勤めている、3コ年上の
「うん、ちょっと会社の子たちと飲んでたんだ…。少し飲みすぎちゃったみたい。えへへ。」色白ののはずだが、すっかり顔が赤くなってる。
「それより、何してんだよう?。ねー、○○、ソレなーに?、手に持ってるのナーニ?」「な、何だよ。別に何でもいーだろ。例の出版社の仕事でアンケートしてたんだよ。」「ふーん。ちょっと見せて、どんなの?」「あっ、待っ、」は俺からアンケート板を取り上げてしまった。
「ちょ、返せよ。もう。」「ふむふむ、ナニナニ。……。え?やだぁ。何よう、コレ?」見られてしまった。
よりによってに。
「ちょっと○○、アナタ何してんの、もう!」「しょ、しょうがないだろう、これも仕事なんだから…」「で、どうなの、集まってるの?アンケート。」「…それが…、なかなか集まんないんだよね。」「っでしょうねぇ。そんな内容じゃぁ…。ところでさぁ、○○、もう帰らない?そんなの明日にしちゃえば?ね?アタシさぁ、帰りの電車で一人だと嫌なんだよね。酔っ払いに痴漢とかされるし。○○、ボディガードとして一緒に帰ってよ。」「……そうもいかないんだよ。これ、今日中に終わらせないと…」「えぇー、そうなのー?どれ位集まったのー、それぇ?」は酔っているのか、やや俺にもたれながら聞いた。
息が酒臭い
「い、いや。その、アンケートもそうなんだけど、実はそれだけで終わりじゃないんだ。」「何でぇ?何で終わりじゃないのぉ?」はややロレツが回らなくなっているようだ。
「いいから、ちゃんは先に帰ってよ。俺は遅くなったら、漫画喫茶でも泊まってくから、ほら、駅はあっちだよ。帰れる?」「いいじゃんかよぅ、一緒に帰ろうよぅ、○○?。」俺はもう面倒臭くなって、事情を話した。
まだ、バイブ・モニターになってもらう女の子が見つかっていないこと。
その子の感想と写真が必要だということ。
そんなことを話せば、はあきらめて先に帰るだろうと思ったからだ。
俺の話を聞いたはしばらくうつむいたままだった。
ようやく顔をあげたがボソっと呟いた。
「それさぁ、おちゃんがやってあげてもいーよ。」「ええ!?な、何言ってるんだよ。解ってんのかよ、何するのか!」「別に、たいしたことないでしょ。私だって、たまには使うことあるわよ、それくらい…。」!!(ええーー?ちゃんがバイブ使ってるって?)にわかには信じられなかった・・・あの清楚で美しいが。
大学時代にはファッション雑誌のモデルもやっていたという、スタイル抜群で、美人が、実はバイブオナニーするなんて!「ほらっ。さっさと済ませちゃおうよ。さ、行こ。」そう言うとは俺の手を引いて歩き始めた。
それから数分後、俺達は1軒のラブホテルの前に居た。
「ココにしよっか。ね、さ、早く。」(本気なのかよ、ちゃん…。
もうこうなったらヤケクソだ。
ちゃんのオナニーが見られるんだ。
こんなコトって無いぞ。
)俺は戸惑いながらも、興奮し始めていた。
それもそうだ。
は、弟の俺から見てもスタイル抜群の超美人
実はのことをズリネタにしたことも何回もある。
が掲載されていた雑誌のグラビアを今でもとってある程だ。
ラブホテルの一室に入った俺たち弟。
こんな場所へ、まさかと二人で入ることになるなんて。
は部屋の真ん中にあるベッドに腰掛けた。
「じゃ、始めよっか。○○。」「う、うん。じゃ説明するよ。これから用意する5本のバイブについて、次の六項目について5段階で採点して欲しいんだ。【太さ・長さ・振動感・質感・操作性・お値打ち感】」「えー、5本もあるんだー。頑張らないと?。」「じゃあ、まずはコレからいくよ。準備はいい?ちゃん。」「オッケー、貸して。」俺は【バイブ①オルガ・クィーン】をに手渡す。
「あっ、やだぁ、コレぇ。先っちょが人の頭のカタチになってるよ。おっかしい?。」そう言いながらバイブをスカートの中に潜り込ませた。
まだパンティは穿いたままだ。
ヴィーーンッ。
の手がバイブのスイッチを入れた!パンティの上からパイブを局部に押し当てる
「ぁ…あ…、んふぅ、…くはっ、…、」の口は半開きになって、吐息を漏らしている。
「ナンかぁ…、酔ってると濡れてくるの早いみたい。…そろそろ、挿れちゃおうかなぁ…」そう言うとは腰を浮かせ、穿いていたパンティを一気に脱いでしまった。
脱いだパンティが、俺の目の前にポトリと落ちる。
俺は思わずそれを手に取ってしまった。
(ね、ちゃんのパンティ!)それまでもパンティを手にしたことはあった。
を思い浮かべてのオナニーの際、より高揚感を味わいたいため、浴室の洗濯籠から拝借していたのだ。
が、今俺が手にしているのは、がたった今脱いだばかりのシロモノだ。
(うぅ。
ちゃんの脱ぎたてパンティ…ホッカホカだぁ…)宝物を手にしたかのように俺は大事にそれを手にし、そして広げた。
(あぁっ、ちゃんのマンスジッ!)俺が目にしたのは、パンティの内側にしっかりと残る、ひとスジの濡れ跡だった。
(ね、ちゃんっ、濡れてるんだね、興奮してるんだねっ!)俺の感動をヨソに、はいよいよバイブ挿入しようとしていた。
「入れるわよっ、いい、見てて、○○。しっかり見てるのよっ。」は足を思い切り広げ、バイブをオマ○コに近づけた。
俺は、決定的瞬間を見逃すまいとの股間に目をやる。
くちゃぁ、ぴちゅっ。
ヴィーーンッ。
バイブの電気的な音と、の蜜音が激しく響く。
「は、入ったっ。ちゃんのオマ○コに、入ってるよ!す、すごい。すっぽり入ってく!」「アァッン!!すごいぃ。コレ、いいぃ!!」挿入するや否や歓喜の声をあげる
眉間には皴がよっている。
何ともセクシーな顔。
こんなの顔は普段見たことない。
「あぁはんん、いぃ、入れちゃうわ、もっと奥にぃっ!」はすごい大声を出していた。
(すげえ、ちゃん、バイブオナニーで感じてる。
)俺はのあられもないヨガリ姿に驚かされるばかりだ。
(あ、でも使用感想、聞かないと…)危うく本来の目的を忘れるところだった。
「ね、ちゃん。お楽しみの最中に、申し訳ないんだけど…、ちょっといいかな?」「ぁはっ、んん?。え?なにぃ、どこぉ?、だれぇ?」「ちゃんっ、しっかりしろよ。わかる?俺だよ、○○だよ。」「あはっ、そうか?、そうだったー。何かぁ、気持ち良過ぎて、ワケわからなくなってたー。」「でさ、ちゃん。それ、どう?まず長さは?」「えー?長さぁ?うん、まずまずだよ。」「五段階で評価すると?」「そうね4点ってとこかな」「じゃあ、太さはどう?」「イイよ!丁度イイッ!文句無しの5点ッ!」俺が手にした時は、こんなに太いのか、と思ったバイブだったがはそれを丁度いいとか言ってる。
まいったな。
聞いている間にもバイブのオマ○コに咥えられたままだ。
時折、の口元からため息が漏れる。
「振動感はどう?」の膣の中で、バイブは一体どんな動きをしているのだろうか。
「う、うん。最はスゴイッって思ったけどぉ、ちょっと動きが単調かなぁ、コレ。もっと、何ていうかな、かき混ぜて欲しいっって感じ…。うーん、まあ3点かな。」もっとかき混ぜて欲しいって…普段どんなに激しいセックスをしているのだろう。
その姿を妄想するとクラクラする俺だったが、質問を続行した。
「次に、質感はどう?」「質感かあ…。なんかち…