2004/09/15 19:00┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者562 :えっちな21禁さん :sage :04/09/10 01:33 ID:CjMohOYa 小6の夏休みに、家でローターを発見した。 このローターが、俺を切ない恋へと突き進ませた。 今思い出しても・・・鬱 596 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:02:22 ID:Y2embbJo ローターを見つけたのは、クロー
ゼットの中。 うちは共働きで、昼間は誰もいない。 夏休み、サッカーの練習から帰ってくると、おやつが見当たらなかった。 いつも必ず用意してあるのに・・・激しく腹が減った俺は、非常用袋の中に乾パンが入ってるのを思い出した。 親父たちの部屋のクローゼットの中。 ローターは、その非常用袋の後ろに隠してあった。 597 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:07:29 ID:Y2embbJo 当時、正式名称こそ知らなかったが、なんに使うものかは知っていた。 友達の家でみたエロビデオに登場したから。 こんなすごい物が家にあったなんて・・・俺は、興奮した。 ぜひ使ってみたい!!そう思った。 だけど、そんな事に付き合ってくれる女なんているはずがない。 悶々としながらも、あきらめた。 そんな事も、忘れかけていたある日。 サッカーの練習の帰り道で、クラスの女子と出くわした。 ハーフだから?美人だけど黒髪のM耶・・・ でも、俺よりも背が高く、「オス!」とか言うような奴だったから全然タイプじゃなかった。 598 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:11:52 ID:Y2embbJoやはり、俺にいちゃもんを付けてきた。 「よお!チ?ビ」 「うるせー!デカ女」 そんな言い合いをしていたら、M耶がバランスを崩し、乗っていたチャリンコの前輪が側溝に落ちた。 M耶は掴もうとした塀を掴み損ね、手首を少し切ってしまった。 「俺んちそこだからバンソーコ取ってくる」 家に入ってバンソーコを手に取り、玄関のドアを開けると門の外にM耶がいた。 「おい!入れよ」と、俺は手を振った。 家の玄関に腰掛けたM耶は、当然のように怪我した手を差し出してきた。 ちょっと戸惑ったけど、M耶の手首にバンソーコを張ってやった 599 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:15:58 ID:Y2embbJo 「S史んちって誰もいないの?」 家を見回しながらM耶が言った。 「あ?ウチ共働き。」 「ウチも。ウチも。でも、ウチはおちゃんがいるけどね」 そんな事を話したと思う・・・ そしてM耶は唐突に言った。 「ね!ゲームあるでしょ?」 「あるけど?」 「やらせて!!!うちゲームってオセロしかないんだもん」 「オセロ!?チョーつまんね。つーかお前のできるゲームはねーよ。どれもハイレベル」 「わかんないじゃん!」 てな事で、うちでゲームする事になった。 600 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:21:22 ID:Y2embbJo 案の定、相手にならず俺は飽き飽きしてきた。 M耶は、話しかけても聞こえないくらいハマってた。 俺は、いつの間にか眠ってしまった。 母親の声で目が覚めたら、すっかり夜になっていた。 いつの間にか帰ったのか・・・挨拶なしかよ。 でも、すぐに自分にタオルケットがかけられてるのに気が付いた。 俺は昼間のことを思い出していた。 ウトウトしながら眺めた、斜め後ろからのM耶・・・ 華奢な背中、少し膨らんだ胸、タンクトップの脇の隙間、ツインテールのうなじ・・・ 俺は後になってムラムラきていた 601 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:25:08 ID:Y2embbJo 次の日サッカーの練習から帰ってくると、玄関の前にM耶が寝ていた。 ワンピースだった。 「おい!」 M耶が目を覚ました。 「あ・・・練習行ってたのかよ?」 「そうだよ!おめーみたく暇じゃねーの。俺は」 「なによ?またゲームの相手してやろうってのに」 「・・・マジで言ってんの?お前」 「いいから!早く中に入ろう。暑いよ」 クーラーのタイマーを仕掛けてあったから、家の中は涼しかった。 「早く、ゲーム!昨日あともうちょっとだったんだよ」 ゲームを付けてやると、とり憑かれてるかのようにコントローラーを掴んだ。 602 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:29:13 ID:Y2embbJo 「俺、シャワー浴びてくるから」 「どーぞどーぞ」 シャワーを浴びながら、俺は考えていた。 あのクローゼットの奥に潜むアレ。 あれを使ったら、あいつもあのビデオみたいになるのかな? もしかしたら、今すんげーチャンスなんじゃ? でも、土下座してお願いしても無理だろうな・・・ ムリヤリ縛ってやれば、最は嫌がっても後から気持ちよくなって許してくれるんじゃ? 許してくれなかったら、やばいよな? 嘘でも告って彼女にしたら、思うようにやれるかも・・・? つかフラレたりして。 などと、いろいろ考えてみたが結論がでなかった。 603 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:32:04 ID:Y2embbJo 風呂場からでて、いつものようにバスタオルを腰に巻いて自分の部屋に向かった。 途中、居間の横を通るけど、あまり深く考えていなかった。 居間の横を通った時、M耶と目が合った。 M耶は、目が点になって口が開いていた。 「やーらしー。見てんなよ。」 M耶は顔を赤くして、パッと目をそらした。 「み、みてねーよバーカ」 「照れんなよバーカ」 と言い残し部屋に向かった俺も、実はドキッていた。 着替えをすまし、俺は親父たちのクローゼットに向かった。 ある・・・。 606 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:36:29 ID:Y2embbJo 1階の居間に行くと、あいつは飽きもせず熱心にゲームをしていた。 「なぁ、賭けしよーぜ?」 「賭け?」 「うん。ゲームで勝負して、負けた方が勝った奴の言う事をきく」 「へ?不公平じゃん。私が負けるに決まってんじゃん」 「コレだったら大丈夫。簡単だよ」 俺はマリオカートをM耶に差し出した。 「いいよ!絶対勝つから!!」 あっさりと(当然だが)俺は勝った。 「ええええええ!もう一回!」 「だめだよ。約束だろ」 俺は、早くメインイベントに移りたくて仕方なかった。 607 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage :04/09/11 03:40:00 ID:Y2embbJo 「なに?何すればいいの?」 「・・・チューさせて」 M耶はキョトンとしていた。 その隙に、俺はブチュッとキスをした。 キスは、おでこは打つし、何がなにやらって感じだった。 M耶は、顔を真っ赤にしながら叫んだ。 「な、まだいいって言ってないのに!」 俺様の有難いキスなのに、グイグイを拭いていた。 「罰ゲームだから、いいもくそもねーんだよ」 「・・・でも」 M耶は、それ以上言い返さなかった。 608 :562 ◆noH2Bmnn8s :sage …