高校グランド奥の体育倉庫。テントや授業用の体育用品と捨てきれなかった備品が積んである。辺りはもう真っ暗で、全く人気はない。部活の生徒たちも、皆帰宅した時間だ。
そこに、制服のジャケットにズボンの男子生徒が4人。一人の小柄な男子を、他の3人が、広げた古い体操マットに押さえ付けていた。「やめろ! 離せっ!!」小柄な男子は叫ぶ。
しかし、この学校のグランド裏は、山林で叫びはどこにも届かない。「本当かよ、伊藤が女だって」
「あぁ。伊藤と同じ中学だったやつから聞いたんだ」押さえ付けている生徒たちが、そんなことを話している。
「ふざけんな、俺は、男だっ!」小柄な男子が怒鳴る。
しかし声変わりしていない
ような高めの声には迫力がない。「だから、そいつを今、確かめてやろうって言ってんだよ!」3人の中では背の低い、増井が小柄な男子を見下ろして言う。増井が3人のリーダー格のようだ。「ど、どうするつもりだ!」小柄な男子は、強気な口調でそう言ったものの、声には震えが混じっていた。「男か女か確かめるって言ったら、パンツ脱がすだろ!」「や、やめ…!」小柄な男子がそう言い終えないうちに、男子たちは、ズボンを脱がしにかかった。
2人が体を押さえ、増井がベルトを外そうとする。自分より体の大きい男3人が相手では、抵抗のしようもなく、ズボンは簡単に下ろされてしまった。
股間にはトランクス。増井がトランクスに手をかける。
小柄な男子の手足は押さえ付けられ、全く動かせない。「やめろーっ! 離せっ! ちくしょう、殺してやる!!」抵抗の叫びも虚しく、トランクスは膝まで下げられた。そして、そこには男子ならばあるはずのモノは見当たらず、薄い陰毛のなかに、割れ目の線が一本、入っているのだった。「見ろよ、やっぱり、女だぜ!」「先週の1年生より毛が少ないな」
男子たちの目は一点に集中する。「くそっ、見んなっ! 離しやがれっ!」小柄な男子、いや、女子の叫びには、涙声が混ざっていた。伊藤彩芽は、伊藤勇人と名前を変えて、男子生徒として学校に通っていた。性同一性障害に理解を示してくれた高校で、校長と3年間持ち上がりの担任だけがその秘密を知っていた。服装はもちろん、体育も男子の中でやり、トイレも男子用の個室を使用する。彩芽は、成績は優秀な上に、男子の中にいるにも関わらず、体育もよくできた。2年以上続けている筋トレで腹筋が割れ、ジャージを着ても、スリムな男子に見える体型だ。Tシャツは厚い生地のものしか持っていない。生徒会役員を積極的にやり、先生の評判も良かった。国公立の理系を目指しており、今の成績なら十分行けると言われていた。そして、小柄ではあるもののタレントの剛力彩芽に似た顔で優しく、女子たちによくモテていた。一方、ここにいる3人の男子たちは落ちこぼれだ。私立の進学校なので、中学では学力があったはずだが、勉強についていけず、課外活動をするでもなく、特に女子たちには全く相手にされなかった。この倉庫で1週間前、彼らは後輩の女子の暴行に成功していた。
そんな彼らの屈折した気持ちが次に向けられたのが彩芽だった。そして彩芽は「大切な話がある」という、後輩からのニセの可愛いカードに、おびき寄せられてしまったのだ。1週間前の成功は3人の落ちこぼれを大胆に、凶暴に変えていた。「おいおい、本当に女だったな」
「こいつ俺たちに嘘をついてたってこと?」
男子たちが言う。「う、うるせぇ! 俺は、男だ!」「こいつ、男と女の違いが、わかんないらしいぜ!」
「しょうがない奴だな。おい、皆、伊藤に、自分が男じゃなくて女なんだって、教えてやるぞ!」増井はそう言うと、ズボンのベルトを外し始めた。
ズボンと下着を下ろし、中から屹立した男のモノを取り出す。増井は、彩芽を押さえる係の男子と交代する。交代した男子も脱ぎ、全員が男の象徴を、彩芽の前に露出させた。増井は、彩芽の顔に、男根をつきつけた。彩芽は逃れようと顔を背けるが、逆方向の男子も、その陰茎を突き出す。増井は、皆の中でもとりわけ太くて大きい肉棒をそそり立たせながら、彩芽の割れ目を見下ろした。そして、こう言った。「どうだ、わかったかよ。お前は、男なんかじゃない。ちんぽもないくせに、男の服装してんじゃねぇ。男子トイレに入ってくんじゃねぇ。マンコついてるやつが、男の領域侵してんじゃねえよ!」彩芽は、憎しみをこめた目で、増井を睨みつけた。「なんだその目は! 女のくせに、いきがってんじゃねえぞ!」そう言うと、増井は、彩芽の足首を掴み、持ち上げた。割れ目から肛門にかけてが、あらわになる。ズボンとパンツはまだ、膝まで下ろされた状態だ。彩芽の頭側にいた山本が、持ち上げられた足首を押さえる。増井は、女性器の左右に親指を当て、割り開く。中から、陰核と、膣口がのぞいた。
メガネをかけた村田がそこをライトで照らす。彩芽は泣き喚いていた。
増井は、そんな彩芽に叩きつけるように言う。「ここから小便出すんだろ! 生理の血も出してんだろ! パンツにナプキン当てて、血まみれになったやつ取り替えてんだろ! 男子便所でよ!? 俺たちの便所を、汚ねぇもんで汚しまくってんだろ!? 女が!」「出してんのは、小便と血だけじゃないみたいだぜ」彩芽を押さえていた、山本が言う。割れ目からは、女体を守ろうとする透明な粘液が溢れ出してきていた。山本は、膣から流れ出る女の液を見て、馬鹿にしたように言う。「男に見られて気持ち良くなってやがる。女の汁垂れ流して、自分は男だと。聞いて呆れるぜ」
「つまり、こいつを挿れて欲しいってことだろ?」山本が肉棒を女子の顔に押し付ける。「挿れて出したら、妊娠するかな?」
村田がメガネのふちに手をかけながら言う。「当たり前だろ。女なんだから。ここに子宮があるんだからよ」
と、山本が、彩芽の腹を押しながら言う。「よし、こいつが男と言い張るんなら、中に出してやろうぜ。男だったら、妊娠の心配はないからな」
増井が提案する。「そりゃ、いい考えだ。でもみんな1回目は外出しだからな。」それを聞いた彩芽は、恐怖のあまり叫び出した。「い、いやだ! やめろ! それだけは、マジでダメだ!」「なんでダメなんだ? お前、男なんだろ? 男だったら、妊娠なんかするわけないよな」増井は言いながら、ペニスを彩芽の膣に近づけていく。近づいてくる男の凶器から、彩芽は逃げることができない。手首はマットの左右の取っ手にロープで固定され、身動きがとれなくなっていた。増井の亀頭の先端が、膣口に押し付けられる。「いやだーっ! お願い、やめてぇーっ!」泣きながら懇願する彩芽。しかし、彩芽の叫びも虚しく、ペニスは膣口を割り開き、中へと侵入していく。皮肉にも、彩芽を守ろうと出てきた液が潤滑油となり、男の凶器をスムーズに内部へと導いていく。「いやあーっ! 嫌だっ、痛い、抜いてぇっ、頼む!」彩芽の言葉を無視し、増井はその棒を、奥まで突き立てた。メリメリと内部が裂ける感触があり、彩芽の絶叫が響いた。「今、こいつの処女を頂いたぜ」貫いた増井がそう言うと、山本と村田はそれまでの真剣な顔を変え、ニヤニヤ笑いを浮かべながら、口々に囃し立てた。「伊藤ちゃん、よかったな! これで女になれたじゃないか!」増井は、激しくピストン運動を続ける。痛みに喘ぎ、犯される屈辱にうちひしがれる彩芽。
一方、増井は、ペニスの身体的快感だけに留まらず、強い精神的快感をも覚えていた。女を服従させ、その身体を思うがまま蹂躙し、支配する。その身体的差異ゆえに、この支配関係が揺らぐことはありえない。女にあるのは、男に貫かれる穴と、子宮。
男の圧倒的優位。自分の下で泣き叫ぶ彩芽を見ながら、増井の限界が近づいてきた。「出るぞ…、出すぞ、お前の中にたっぷり出してやる!」彩芽は、恐怖のあまり、泣いて叫んだ。「やめて、それだけはー! 中には出さないで!」「じゃあ、認めるんだな!? お前は、男に出されたら妊娠する、女だって認めるんだな!?」彩芽は、涙を流しながら、認めざるを得なかった。「う、うう…。認める…。認めるから、やめて…っ」しかし増井は、まだ抜こうとはせず、さらに質問を続ける。「認める、だけじゃわからん。何を認めるんだ、ちゃんと言え。誰が、何を認めるんだ?」「お、俺が…お、女だってことを、み、認める…」彩芽は涙まじりの声で、ようやく言葉をしぼり出した。「俺? 俺じゃねえだろ? 女のくせに。それに人にものを頼むときは!? 言い直せ!」増井はそう言いつつ、もう一度ペニスを奥へと突き上げた。「うっ…! わ、私は、女、ということを、み、認め、ます…」しかし、増井はまだ抜こうとはしないばかりか、再び腰を動かし始めた。「ようやくわかったかよ! で、どうして欲しいんだって?」「ぬ、抜いてぇっ! あっ、ああっ、早くっ!」「だから、何を、どこから抜くんだよ? ちゃんと言えって言ってんだろ!? 敬語はどうした!」「ち、ちんちんを…私…私の…。うっ、ううっ…。ち、膣、から、抜いてくださ…」そこまで言ったときだった。
増井のペニスが、その先端から、勢いよく精液を発射したのだ。
ドクッ、ドクッ、ドクドクッ!「あっ、あああーっ!」熱い種子を放出された彩芽は、絶望の叫びをあげた。
増井が、彩芽の膣からペニスを抜くと、赤い血に混じって、白い液がドロリと垂れ落ちた。「お前がもたもたして、さっさと答えねえから、出ちまったんだからな。お前の責任だ」「あーあ。次がいるんだから中にだすなよ。この前も困っただろ。」彼らは彩芽の手首を拘束した体操マットを彩芽の足元から巻いて、彩芽の尻の下で止めた。両手を開いてマットに固定されていた彩芽は、エビぞりに近い体制で両足も開い…