私たちは昔は仲のよい弟でした。

一つ違いの弟は幼い頃からおちゃんっ子で、私が何をするにもついてきました。

私がピアノを習いだすと自分も習いたいと言い、私がバレエ教室に通いだすと泣いて一緒に通わせて貰っていました。

遊ぶときもお人形さんごっこなど私と同じ遊びばかりをしたがるのでいつも私と一緒に家の中にいました。

両親は普通の男の子のように、弟にサッカーか野球をやらせたかったようですが、全く関心を示さず、いつも私がすることを見ては真似てばかりいました。

私が小学校に上がった時は大変で、自分も学校に行きたいと言って泣き止まず、一年間待たせるのに両親は大変な苦労を強いられたようでした。


小さい頃はそんな弟のことも可愛らしく思っていたのですが、弟は器用で何でも私より上手くなってしまうのです。

は私が褒めてもらっていたのに、その賛辞が弟に移ると私は面白くなくて、ピアノもバレエも辞めてしまいました。

すると、弟も途端に関心を無くして、お稽古ごとをすぐに辞めてしまいました。
私が中学に入ったころから、流石に何でも真似をする行動は治まってきましたが、それでも私が出かけようとすると、家のどこに居ようとも直ぐに嗅ぎ付けてきて、

「ねぇねぇ、どこいくの?」

と訊いてくるのでした。

夜は私の布団の中にこっそり潜り込んできては、抱き合って眠ることも少なくありませんでした。

しかし、私に生理が訪れ、如何に仲のよい弟でも年頃の男女を同じ部屋にしておくのは拙いと思ったのでしょう。

両親は弟に有無を言わさず、私と弟の部屋を分けたのでした。

散々泣いて抵抗した後、漸く弟は諦めて現実を受け入れたように見えましたが、おちゃん離れをし始めたそのころを境に、段々と悪い友達と付き合うようになり、言動も粗暴になってきました。

学生">中学生になると、風貌は青白いままでしたが、母親の身長をすでに超えていた私よりもいつの間にか背は高くなっており、癇癪を起こした時の弟は、もはや母親や私では手が付けられませんでした。

そうして、弟が中学を卒業する頃には家の中のものを壊したり、部屋の中で物を投げてガラスを割ったりするほどの荒れようでした。

家の玄関の扉には、今でも弟が飛ばして凹んだ痕が残っています。

父親も身体の大きくなった弟の振る舞いを見て見ぬふりをしていたので、弟は高校にも行かず、好き勝手に悪い友達のところを泊まり歩いたりしていました。

私はこのままではいけないと思い、両親が親戚の法事で帰ってこられない夜、弟と二人で話をしようと部屋に向かいました。

暴れているときの弟に恐怖を感じることも偶にありましたが、両親には反抗的でも私に手を上げることはありませんでしたので、私の話ならいてくれるかもしれないと思ったのです。

「テツ、おちゃんだけど、ちょっといい?」

部屋の前で私は弟に声をかけました。

玄関に靴が脱いであったので、家には帰っているはずです。

「テツ?」

返事がないので、もう一度声をかけてドアノブを回し、ドアを開くと弟の部屋は凄いことになっていました。

床一面はゴミだらけで、何かを食べた後のお皿などがそのままおいてあって、ガビガビになっていました。

よく見ると、弟はベッドの上で、雑誌か何かを読んでいるようでした。

「テツ、入るよ」

弟は、返事もしません。

ゴミの中でもマシそうなところを選んで歩くとベッドに近寄り、雑誌を取り上げると、漸く弟は不機嫌そうな声を出して、

「何するんだよ!」

と私を睨みつけてきました。

「テツ、このままじゃ、ダメだよ。一体何が気に入らないの?」

「…」

答えないので、私は弟の肩を揺するようにして返事を促しました。

するといきなり弟の手が伸びてきて、引き寄せられたので、私は弟の上に倒れこむように覆い被さってしまいました。

「テツ、何するの!」

私は身体を強張らせましたが、弟は私の身体を下から抱きしめたままで動きませんでした。

抱きしめられているだけだと思ってそのまま力を抜いた途端、弟はクルリと身体を入れ替えて、気がついたら私に覆い被さってきていました。

「いや!」

押し除けようとしましたけれど、弟の身体は細いくせにすごい力で、両手首を掴まれて組み伏せられました。

イヤイヤをしましたけれど、ゆっくりと弟のが近づき顔を背けて逃げようとしましたが、結局私のは奪われてしまったのです。

私の大切なファーストキス…。

悔しくて涙が出てきました。

でも、弟の傍若無人ぶりはそれだけにとどまりませんでした。

弟の手が制服のブラウスのボタンを外し始めて前が少し開いたところでブラジャーの上から胸を触られました。

「イヤだって、言っているでしょう!」

胸を触るために片方の手首を離したので弟の顔を思いっきり押してやりました。

すると、もう片方の腕も自由になったかと思うと、次の瞬間、バチーンと言う音がして思いっきり頬を張られました…。


一瞬、何が起こったのかわからずにいましたが、直ぐに頬にヒリヒリする痛みが広がり、それでも力なく弟の胸を押して抵抗したら、もう一度、平手打ちを食らいました。

途端に力が抜けて戦意喪失…。

更にもう一度、手を振りかぶったので、私は泣きながら、

「もう止めて、打たないで」

と哀願すると弟は再びブラウスの残りのボタンを外しにかかり、ブラジャーのホックまで外されました。

弟の手が私の膨らみかけた無縁を揉み、まだ、陥没したままの乳首を口に含みました。

「テツ、止めてよ…」

もう一度言ってみましたが、止めてくれる筈もありませんでした。

弟は私に乳首を舌で転がしながら、スカートのファスナーをおろしたかと思うと下着諸共も脱がされると、あっという間に素っ裸にされました。

弟は私を横抱きにして、口の中に舌を入れ、乳房を揉んでいましたが、やがて弟は私の貧弱な胸の上に跨って、怒張したものを私のに押し付けてきました。

私は口を堅く閉じていましたが、

「もう痛いの、嫌だろ?」

と言われて堅く結んでいたを開いてしまいました。

屈辱を感じている暇もなく、弟の肉棒で何度も何度も喉の奥を突かれて、その度に“オエッ”となっていました。

すると弟は私の胸の上で身体の向きを変えると反対向きに身体を覆いかぶせると、私の口を蹂躙しながら私の股間に顔を埋めてきたのです。

私は敏感な突起を剥かれ、剥き出しになったところを舌で嬲られて、絶頂を迎えました。

私が果てても弟は執拗にクンニを繰り返し、何度かイカされたあと、結局喉の奥に出されて飲まされてしまいました。

暫く放心状態だったのですが、ノロノロと身体を起こして部屋から出て行こうとしましたら、引き戻されて、ベッドの上で両を折り曲げられると今度は一番大事なところに指を入れられてしまいました。

弟に股間を手で触られて、嫌悪感を感じましたが、信じられないことに、

「おちゃん、濡れてきたね」

と言われたのです。

カッとなって頭に血が上りましたが、そんなはずはないと自分を取り戻そうとしました。

それなのに、ピチャピチャと音を立てて触られているうちに、だんだんおかしな気分になって来てしまいました。

自分で言うのもなんですが、健康で健全な年ごろの高校生ですので、男性経験は無くとも、自分で自分を慰めるぐらいのことは知っていました。

執拗に舌を這わし、指で掻きまわす弟の愛撫に私の身体は軽い痙攣と共に…、再びイッてしまいました。

「おちゃん、またイッたの?」

私は顔が熱くなり、強く首を横に振りましたが、弟は意味ありげに、

「ふぅん」

と言うと、再び私の割れ目に沿って舌を這わせ始めました。

「テツ、もう止めて…」

そう言うと、

「じゃあ、おちゃん、ちゃんとイクところ見せてよ」

「何をバカなことを…」

結局、股間を舐められ続け、腰をくねらせながら、

「……見せたら、止めてくれるのね」

「うん」

と言うことになって、私は自分が一番感じる位置に、弟の舌を誘導したのです。

「そう、そこ。あ、もっと、優しく…、そう。あ、あ、あ、それ、そのまま、そのまま、あー、そのまま、もっと強く…」

「あ、あ、あ、いい、いい、いい、あっくっ、イクっ!」

そして私は弟の舌で、その日何度目かの昇天をさせられてしまったのです。

絶頂の余韻に浸っていると、弟はいつの間にか裸になって私のの間に身体を割り込ませてきていました。

「テツ、もう止めるって言ったじゃない!」

「うん、だからもうクンニは終わり」

「そんな…」

弟の大きく膨らんだペニスが私の大事なところに押し付けられました。

「ダメ!それだけは絶対にダメ!」

非力な私の抵抗は、抵抗にすらならず、弟は無理やり私の中に入ってきました。

ものすごい痛みを感じ、私は泣き叫んで痛みを訴えましたが、弟は私の一番奥まで入ってくると、中で出し入れを始めました。

私は虚ろな目をして弟の肩にしがみ付いていました。

やがて弟の動きが早くなり、

「テツ、中はダメだからね!絶対にやめて!お願い!」

弟の動きが止まった時、私はイヤな予感がしました。

「テツ、出してないよね?中で出してないよね?」

私が身体を捩って暴れると弟の肉棒がヌルッと私から抜けました。

私は慌てて膣口に手をやると、べったりと精液がついていました。

私は弟の身体を叩きながら、泣き叫びました。

「どうしてこんなことするのよ!赤ちゃんができたら、どうしてくれるのよ!」

射精を済ませた弟は少し平常心に戻っ…