フルチンでレイプ動画鑑賞中、後ろ見たらがいた3





518:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:46:33ID:D/1XI+nK0

ちゃんが俺の部屋に来て言った。



「ゆうくんさ、一緒にお風呂入ろっか?( ^▽^)」



俺「ええ?(゚Д゚;)

  無理だよそれ」



「大丈夫だよ。

  あたしたちぐらいの歳でも、一緒にお風呂入ってる弟いるよ?

  別におかしくないって( ^▽^)」






以前、俺はちゃんのブラ姿見ただけでもオッキしてる。



それ以外に、ちゃんと一緒に寝てるときも何度か

いくら寝ようと頑張っても、

どう
しても横で寝てるちゃんの裸の想像図が

頭に浮かんできてしまって

一人悶々とすることもあった。





519:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:47:07ID:D/1XI+nK0

一緒に風呂入ったら、絶対おっきすると思った。

おっきしたところをちゃんに見られるのは

恥ずかしくて嫌だった。



加えて、ちゃんと一緒に寝るようになってから、

俺はレイプ系のものを見ることを止めている。

動画をおかずにするときも、空想をおかずにするときも

本をおかずにするときも、俺の場合、全てレイプ系だった。



レイプもの以外のものでオナヌーすることなんて不可能だったから。

レイプ系のものを見ないと言うことは、

俺にとってオナ禁を意味していた。



今日までに、もう何度も夢精してる。

こんなパンパンの状態で一緒に風呂なんて入ったら、

間違いなくおっきしちゃう。



俺は全力で断った。



「うーん。

  ゆうくんが女の子に慣れるために

  いい方法だと思ったんだけどなあ。



  仕方ない。

  ゆうくんが嫌なら、また他の方法考えよっか」



そう言って、ちゃんは引き下がった。





520:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:47:41ID:D/1XI+nK0

部屋でボーッと漫画読みながら、

さっきのちゃんの誘いについて考えた。



冷静に考えてみれば、

ちゃん、俺のために色々考えてくれてんだよな。

それなのに俺、

自分をプライド守ることだけで頭いっぱいだったな。



ちゃんがどういうつもりであんなこと言ったのかとか

俺が断ったとき、ちゃんがどんな気持ちだったかとか

そういうことは、全然考えてなかった。



ちゃん、簡単に自分を犠牲にするから分かりにくくなってるけど

裸を見られて嫌なのは、男の俺じゃなくて

むしろ女のちゃんの方だよな。



ちゃんのリハビリに出来るだけ協力するって約束したのに

どうして俺、断っちゃったんだろ。



色々考えてみると、自分がすごく子どもに思えた。

俺のために色々と苦労してくれるちゃんに対して

自分は誠実に接していない気がして、嫌な気持ちになった。







521:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:48:29ID:D/1XI+nK0

ちゃんにメールした。



俺「もし一緒にお風呂入ったとしてさ、

  俺がちゃんの裸見て、あれが大きくなっちゃったら

  ちゃんはイヤ?」



「いやじゃないよー(´▽`)(←こんな感じの絵文字)

  年頃の男の子だし、普通だと思うよー」



俺「ちゃん嫌じゃないなら

  じゃあ、いいよ。

  一緒にお風呂入ろう」



「ホント?ありがと。

  じゃ、準備してからそっち行くね」



メールが届いてから

2,3分後、ちゃんが俺の部屋に来た。



「ゆうくん、行こ?」



俺の部屋の扉を開けて

ちゃんはニコニコ顔で言った。







522:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:49:05ID:D/1XI+nK0

「なーに?

  恥ずかしかったから、直接言わないでメールにしたの?

  かわいいねー、ゆうくんは( ^▽^)」



風呂に向かう途中の廊下で、

ちゃんは俺の腕につかまりながら俺をからかった。



でも、いざ脱衣所に着いてみると、

しばらく二人とも服を脱げなかった。

俺はもちろん、ちゃんも相当の緊張してるみたいだった。



「あのさ…ゆうくん…

  …やっぱり恥ずかしいから、

  脱ぐ間だけ、あっち向いててくれる?(///)」



ちゃんは顔を赤くして言った。

大胆に誘ってるけど、実はちゃんもかなり無理してんだなあ

と思った。



ちゃんも普通の女の子だから、

普通の女が嫌がることは当然嫌なはず。

簡単に自分を犠牲にしてるように見えるけど

実は相当苦労してんだな。

そう思った。







523:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:51:03ID:D/1XI+nK0

俺「ちゃん、無理しなくてもいいよ(‘ー)

  水着着て入ろうよ?」



「へへへ。

  ごめん、心配掛けちゃって。

  別に嫌ってわけじゃないからさ。

  安心してよ」



引きつったちゃんの笑顔見てたら、

俺は涙が出そうになった。



俺「いや、ホントにいいんだって。

  そんなに心配しなくても大丈夫だよ」



「大丈夫じゃないから、こんなことしてるんだよ?



  へへ。ありがとね(´▽`*)

  あたしのこと心配してくれたんだよね?



  でも、ホントに心配してくれるなら、

  頑張って早くよくなってね。

  ほら、あっち向いて」



俺「………分かったよ」





524:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:51:40ID:D/1XI+nK0

俺はちゃんが見えないように、脱衣所入口の扉を見てた。

後ろから、ちゃんが服を脱ぐ衣擦れの音が聞こえた。



まずい。。。

今の俺は、ちゃんがすぐ隣で全裸になろうとしているという

このシチュエーションと、

ちゃんの服を脱ぐ音だけでもオッキしてしまいそうだった。

すっかり頭がエロモードに切り替わってしまった。



まだ裸さえ見てないうちからオッキしたら

ちゃん、どう思うだろ?



俺は、必死に難しいことを考えたり、

不愉快なことを思い出したりして

自分の息子をいさめていた。



「…もういいよ…」



小さな声でちゃんが言った。



振り返ってみると

ちゃんは髪を上げて、バスタオル一枚を巻いてる姿だった。

ちゃんのバスタオル姿って、めて見たと思う。

ちゃんの体を覆っているバスタオルは

大人の女性の体のきれいな曲線を描いていた。



ちゃんは相当恥ずいらしくて、

目は泳ぎがちで、

胸に当てた手はモジモジとバスタオルをいじってた。





525:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:52:29ID:D/1XI+nK0

ちゃんの体は見ちゃダメだ。



俺はちゃんを見ないようにしようと頑張った。

でも、気付くと、俺の目は勝手にちゃんの体を見ていた。

でも、ちゃんが変に思うから、

じっと凝視するわけにもいかず

知らないうちに見ている自分に気付く都度、

慌てて目を逸らした。



結果、俺は変態親父のように、

チラチラとちゃんの体を盗み見るようなことになっていた。



「…黙って立ってないで、ゆうくんも脱いでよ…

  …あたしだけ裸って、すごい恥ずかしいよ…(///)」



俺「え?

  ああ、ごめん」



いつの間にか俺は、バスタオル一枚のちゃんに意識を奪われてた。





526:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:53:31ID:D/1XI+nK0

俺も服を脱ぎ始めた。

上着を脱いでいるとき、何か嫌な感じがした。

上着を脱ぎ終えて、ジーンズとパンツを脱ごうとしたが

そこで手が止まった。



口の中で嫌な味がする。

ものすごい嫌悪感と恐怖感が湧き出てくる。

動悸が激しくなる。

自然と涙が流れて、手が震える。



はっきり覚えてないけど、俺はこれとよく似た状況を経験してる。

そう思ったとき

突然、昔いたずらされたときの記憶が蘇って来た。

フラッシュバックだ。





528:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:54:11ID:D/1XI+nK0

このスレの住人は、フラッシュバックについて、

ほとんど知識がない人がほとんどみたいだから、少し説明。



フラッシュバックとはどんなものかとよく聞かれるけど

俺の場合酷いフラバは、

言ってみれば全天周360度立体映像の映画のようなものだ。



フラバが来ると、思い出したくもない当時の光景が、

まるで今まさに体験している真っ最中であるかのように、

色鮮やかに再現される。



再現されるのは風景だけじゃない。

あざける笑い声、家の側を通る車の音、臭い、手に触れた布の感触、

当時の体験の全てが、信じ難いほどのリアリティで再生される。



俺にいたずらした女どもが言った台詞の一言一句、

女どもの台詞の順番、台詞と台詞の間がどれくらいだったか

美咲(当時ちゃんの友達だったクソ女)が笑いながら

「マジで??」と言ったとき

俺はどこを見ていて、どんな姿勢で、何を考えていたのか

全ての全てが、色鮮やかに再現される。



目をつぶっても、見たくもない光景がはっきりと目の前に現れる

耳をふさいでも、嘲るような笑い声がはっきりと聞こえてくる。

フラバが来る度

自分が人間として扱われなかった屈辱的な時間を

何度も何度も体験させられる。





530:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:55:00ID:D/1XI+nK0

フラバによる記憶の再生が一度始まったら、

もう自分では止められない。

俺に出来ることは、

再生が終わるのをただひたすら待つことだけだ。



心が壊れないように

叫んだり、床を転げまわったりして、

必死に自我を保ちながら

ただひたすら、再生が終わるのを待つだけだ。



軽いフラバは、景色だけとか、音だけとか、事件当時の感情だけとか

一部だけが再生される。



このときのフラバは、

全てまとめて再生されるきついフラバだった。





531:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:55:28ID:D/1XI+nK0

「……ゆうくん? ゆうくん?

  しっかりして。ねえ、ゆうくん?…」



悪夢のリプレイが終わって意識がはっきりし始めると

俺は床に寝ていた。



ちゃんは俺の肩を揺すりながら、

俺に向かって必死に呼びかけていた。



俺「…ちゃん…

  ごめん。俺…」



「あ、気がついた?

  …よかった…ううう」



寝ている俺の横に膝立ちしてたちゃんは

俺に抱きついて泣き出した。

ちゃんは、頭を俺の胸にくっつけて、

声を上げて泣き出した



「ごめんね。

  あたし、ゆうくんがこうなるなんて思わなかったの

  ごめんね。ごめんね」



ちゃんは泣きながら何度も「ごめんね」と俺に謝った。

ちゃんの涙は、俺の胸に落ちてきた。





532:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:56:02ID:D/1XI+nK0

ちゃん、俺のフラバ見るのめてだから

びっくりしちゃったんだな。

ついてないな。

よりによって、ちゃんが最に見たフラバが、

こんなへヴィなやつだとは。



そりゃ、ちゃんもショックだろうな。

弟が突然、狂ったように叫びながら、床を転げまわるのを見たら。



記憶の一部が還って来た。

還って来た記憶は酷いものだった。



帰ってきて知った記憶の残酷さが耐えがたかったから

本当は一人になりたかった。

できれば、このまま一人、

脱衣所の床に寝かせておいてほしかった。



でも俺は、俺の上で大泣きするちゃんを放っておけなかった。

なんとか体を起こして、

泣いてるちゃんの背中をさすりながら言った。





533:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:56:57ID:D/1XI+nK0

俺「ごめん、ちゃん。

  心配かけちゃって。

  その…気を取り直してさ、一緒にお風呂入ろうよ?」



「ううん。もういいの。

  今日はもう、無理しなくていいから」



ちゃんは泣きながら大きく首を振った。

子どもみたいだった。



俺「ダメだよ。

  このままじゃ、ちゃん風邪引いちゃうよ」



俺はちゃんの頭をなでると、立ち上がって、

ジーンズとパンツを一気に下ろした。



めまいがした。

気分が悪くなった俺は、脱衣所にある洗面台で吐いた。

吐いたら、少し落ち着いた。



嫌なこと思い出して吐くなんて、

きっと、このスレの住人には理解してもらえないことなんだろな



吐いてる俺を見たちゃんはさらに取り乱した。



「…ううう…ゆうくん…」



ちゃんはポロポロ泣きながら、俺の背中をさすってくれた。





534:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:57:38ID:D/1XI+nK0

本当はまだ気分が悪かったから

洗面台の前に座り込みたかった。

でも、ちゃんが可哀相で見てられなかった。



俺「さ、行こう」



俺はとりあえず動けるようになってすぐ、

ちゃんの手を引っ張ってお風呂場に向かった。



風呂場に入る前、俺はお風呂場と脱衣所の電気を全部消した。

苦痛極まりない記憶のおかげで、

もう俺のスケベ心は消し飛んでた。

俺的には、お風呂場が明るくても問題はなかった。



でも、ちゃんがかなり無理してるのが分かった。

風呂場が明るかったら、ちゃんつらいだろうと思った。





535:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:58:13ID:D/1XI+nK0

「ゆうくん、ホントにもう大丈夫なの?」



真っ暗なお風呂場の入口で

ちゃんが心配そうに俺の顔を覗き込む。



俺「あ、うん。

  ごめん。

  びっくりさせちゃって

  あれがフラバってやつだよ。



ちゃん、冷え性だから寒いだろ?

寒い思いさせちゃって、ごめん。

先お入ってよ。

あ、タオルは巻いたままでいいから」



「…ありがと。

  じゃあ、軽く流してから入るね」



ちゃんとシャワーの間に俺が立ってたから

俺はシャワーを取って、ちゃんの体にシャワーを掛けてあげた



俺「あったかい?」



「うん」



しばらくちゃんの体におをかけてた。



「えへへ。ありがと。

なんか、久しぶりだと照れるね、こういうのって」



ちゃんが笑った。

少し落ち着いたみたいだ。





536:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:59:00ID:D/1XI+nK0

うちのお風呂は、入るときに足を少し大きく上げないと入れない。

だから俺は、ちゃんがお風呂に入りやすいよう

ちゃんの体にシャワーを掛け終わると

俺はすぐに頭を洗い始めて、周りが見えないようにした。



暗くてよく見えないから、顔を上げたままでもほとんど一緒だけど、

この方がちゃんも風呂に入りやすいだろうと思った。



「ホントにもう大丈夫なの?」



船の中のちゃんは

髪を洗ってる俺に向かって、

また同じことを聞いてきた。



俺「うん。

  俺にとっては、いつものことだし。

  そんなに気にしないでよ」



髪を洗いながら俺は淡々と答えた。







537:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:59:31ID:D/1XI+nK0

「ごめんね。

  無理にお風呂に誘って。

  あたし、こんなことになるなんて全然思わなかったの」



俺「いいよ。

  たぶん、女の人の前でパンツ下ろしたら、

  必ずこうなってたと思う。



  俺の女性恐怖症治すためには、

  いずれ必ず通らなきゃならない道だよ。



  むしろ相手がちゃんでよかったよ

  他の女の人が相手だったら、思いっきり引かれて、

  その後会話さえしてもらえないと思う」







538:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)21:59:58ID:D/1XI+nK0

俺「………

  ちゃんがいてくれて、ホントによかったと思うよ。

  こんな基地外じみたとこ見せても、

  こうして一緒にお風呂入ってくれてるし。

  俺、すごくうれしいよ。



俺のこういう一面知っても、

変わらずに付き合ってくれる人って

ちゃんしかいないんだよね。」



「あたしでよければ、いくらでも付き合うよ

  今のあたしには、それぐらいしかできないし」







539:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)22:00:30ID:D/1XI+nK0

洗ってて気付いたんだけど、

手や足のあちこちが痛い。

暗いから分からないけど、

手足のあちこちにアザや傷がありそうだ。

きっと、床を転げ回ってる間、そこら中にぶつけたんだと思う。



本当は皮膚の下に汚いものがある気がしたから

血が出るくらいに体をこすりたかった。

でも、そんなことしたらちゃんが驚くから

俺はずっとその衝動を抑えてた。





540:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)22:01:00ID:D/1XI+nK0

「なんか、ショックだな。

  ゆうくんと、ずっと一緒に暮らしてたのに

  あたし、ゆうくんがあんなに風に苦しんでるなんて

  全然気付かなかった。



  ごめんね。

  あたしがもっと注意してれば

  もっと早くに対処できたのに」



ちゃんはポツリと言った。



俺「いいんだよ。

  俺が、ちゃんにばれないようにしてたんだし

  それに、ちゃんは今、こうして俺を支えてくれてるわけだし

  それだけでも俺には十分だよ。」



風呂場でのちゃんと俺との会話は、ポツリポツリだった。

少し会話して、またしばらくお互い無言になって

少し会話して、またしばらくお互い無言になる

そういうことの繰り返しだった。







541:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)22:01:40ID:D/1XI+nK0

「あたしって、ダメだね。

  あたしがしっかりしなくちゃいけないところで

  すっかり取り乱しちゃってさ。



  その上、ゆうくんにまで励まされちゃって。

  これじゃ、どっちが助けてるのか分かんないね」



ちゃんはそう言って、また泣き出した。



俺「めて見たんだから、しょうがないよ

  俺だって、ちゃんが叫びながら転げまわってたら

  ちゃん以上に動揺すると思うよ?



  とにかくさ。

  俺、ちゃんにはホントに感謝してる。

  俺、今まで自分一人で、

  この心の病気を何とかするつもりだったからさ。

  ちゃんがこのことを知ってくれて

  こうして一緒にいてくれるだけでも十分満足だよ」



ちゃんはしばらく何も言わなかった。

ときどき、ちゃんが鼻をすする音が聞こえた。







542:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)22:02:12ID:D/1XI+nK0

「あ、待って。

  背中ぐらい洗わせてよ」



俺が背中を洗おうとすると

ちゃんが船からから出てきた。



「ゆうくんの背中、ずいぶん大きくなったんだね

  昔、洗ってあげたときは、あたしより小さかったのに

  今じゃあたしより大きいんだね」



そう言いながら、ちゃんは俺の背中を洗ってくれた。

女の人って、こんなに弱い力で体洗うんだな、と思った。

俺が洗うなら、別に自分が汚れてる感じがしなくても

もっと強い力でガシガシ洗うのに。



暗いお風呂場で、

ちゃんは俺の背中をゆっくり、丁寧に洗ってくれている。

俺もちゃんも何も話さないで

静かなお風呂場には俺の背中を洗う音だけが聞こえた。



言葉がなくても、ちゃんの愛情がちゃんの手から伝わってくる。

さっき体験した悪夢とは、まるで正反対の平穏な時間だった。





544:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)22:02:48ID:D/1XI+nK0

酷い記憶の一部が戻ってきたとき

今までの俺は、一人部屋で涙を流すだけだった。



暗い部屋の中で身動きせず、

静かに涙を流しながら、つらい記憶に耐えることが

最良の対処方法だと思ってた。

それ以外の対処方法が、俺にはなかった。



でも、今日は一人鬱になって暗い世界に入っていくのではなく、

こうしてちゃんと平穏な時間を過ごしてる。



鬱の状態でちゃんの相手をするのは、

確かに最は苦痛だった

でも、今はこのちゃんとの穏やかな時間のおかげで

俺は、悪夢の記憶に押しつぶされずにすんでいた。



あれほど酷い記憶が還って来たのに、

不思議と、今日は自然と涙が流れたりはしていない。

不思議と、今日は死にたいとは思わない。



ちゃんの優しさが、俺の大きな力になっていると思った。

弱い力で俺の背中を洗うちゃんの手が、すごく暖かく感じた。



ちゃんの愛情が

絶望的な記憶から俺を救い出してくれてるんだって

強く実感できた。







545:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)22:03:42ID:D/1XI+nK0

過去に何があっても、

今の俺の側には、ちゃんがいてくれる。

ちゃんがこうして、俺を支えてくれる。

その事実だけで、不思議と心が安らいだ。

一人で記憶と戦うより、ずっと楽だった。



「はい。終わったよ」



ちゃんは俺の背中を洗い終えて

そう言った。





ちゃんが俺の背中を洗い終わると

俺は振り返ってちゃんを抱き締めた。



「ありがとう、ちゃん」



俺はそう言って、めて自分からちゃんにキスをした。

どうしてもちゃんに最大限の感謝を伝えたくなったから

俺はそういうことをした。



俺が全裸で、ちゃんはバスタオル一枚だけだってことは

まったく頭になかった。







546:孤独◆48/L8w2V3g:2007/03/19(月)22:04:42ID:D/1XI+nK0

ちゃんは緊張で体を固くしてたけど、

すぐに体の力を抜いて俺を抱き返した。

ちゃんはもう一度俺にキスして、俺の口の中に舌を入れてきた。



今までちゃんが舌を入れてくることはあったけど

俺がそれをしたことはなかった。

でも、今日は俺も、ちゃんの口に舌を入れてみた。



確かに、当時俺はちゃんのことが大好きだったし

少しは、ちゃんを女として見るようになっていたとも思う。



でも、あのとき俺が舌を入れたのは、

そういう愛情表現をしたかったんじゃない。



ただ、ちゃんの優しさがうれしくて

ちゃんの優しさを肌で感じたくて

ちゃんの真似をしたんだと思う。



ちゃんと舌を絡ませれば、

はっきりとちゃんの存在を感じることができた。

ちゃんの存在を感じれば感じるほど、

俺は、酷い記憶が還って来た苦痛から逃れることが出来た。



今思えば、俺は、記憶の侵食から逃れるために

ちゃんを利用しただけかもしれない。



でも当時は、ちゃんの優しさがうれしくて

自分のその汚い心に気付くことができなかった。