俺は21才の大学生
学校に近いアパートでひとり暮らし。
アパートっていっても、軽量鉄骨の三階建てで、部屋は広めのワンルーム。
ステューディオタイプってやつ。
けっこう住みやすくて気に入ってる。
そして、隣には大学の教務課で事務職員をしている女が住んでいる。
彼女の部屋は三階の東角。
最近、この女のことが気になってしょうがない。
年は25才くらい。
化粧は薄く、派手なところはないけど、よく見るとかなりの美人なんだ。
スタイルもまずまず。
身長は160センチくらい、バストは小ぶりだけどウエストがキュッと締まっていて足が長い。
セミロングのヘアースタイルは、ちょっとヤボったいけど、真面目そう
で、おとなしそうなところがそそる。-----ひとことで言えば清楚なお嬢さんタイプ。
あるとき近所のスーパーで買い物してる彼女の後ろ姿を見かけ、その丸くて張りのあるヒップにインスパイアされてしまった。
後日、彼女をカリキュラム提出のとき学校で見つけビックリした。
隣の女とこんなに縁があるものなのかと思ったくらいだ。
でも、声をかけるのもダサいし、知り合いになれる機会もありそうもない。
なんとか近づけるチャンスはないものかと悶々と過ごす日が続いていた。
夏休みに入ったので授業もなく部屋でのんびりしていると、隣の女が出ていく気配。
 そうなんだよな。
俺ら、学生が休みでも、事務員は仕事だからな。
窓からミニスカートの中のキュッと持ち上がったヒップを振りながら歩いていく彼女の後ろ姿を見ながら、俺は、なんとしても彼女をものにしたいと思い始めていた。
その日の夕方のこと、コンビニから帰り。
ちょうど彼女が帰ってきたところに出くわした。
なんとなく後を付けて階段のかげから見ていると、鍵を玄関の脇にあるガスメーターの扉を開けて出している。
どうやら、彼女は鍵を持ち歩かないタイプらしい。
不用心と言えばそれまでだが、もしかしたら、鍵をなくして困ったことがあったのかもしれない。
それを見たときから、俺の心の中で暗い計画が入道雲みたいに湧き上がってきた。
翌日、俺は彼女が出かけるのを確認して、隣のガスメーターの扉を開けた。
しかし、どこにも鍵は見あたらない。
「しまった。毎日じゃないのか。それとも近所に出かけるときだけなのか」一瞬、失望感に襲われたが、気を取り直してよく観察する。
すると、天井部分の隠れたところにヒートンがあって、鍵がぶら下がっているのを発見した。
そりゃ、そうだよ。
すぐ見えるところに置いてあったら、検の人に分かっちゃうもの。
確認のため、玄関を開けてみる。
「やったね」カチャリと音がして鍵が開いた。
でも、彼女が帰ってくるのは早くても五時過ぎ。
まだ、時間はたっぷりある。
まずは、合い鍵を作るため、俺は通学に使っている原チャリを飛ばして近所のホームセンターへ向かった。
鍵をガスメーターに戻し、合い鍵を使って、俺は、まんまと彼女の部屋に忍び込むことができた。
思った通り、俺の部屋とは対称になった間取りだ。
漂うかすかな香水の匂い。
まだ帰ってくるはずはないと分かっていても心臓が破裂しそうにドキドキする。
興奮で渇いた喉からヒューヒューという呼吸の音が自分でも聞こえるほどだ。
キッチンを通り抜けると、カーテン越しの光りが、よく片づいた部屋を薄暗く照らしている。
ぐるりと部屋の中を見回す。
片側にはおしゃれなパイプベッド、反対側には机とパソコン、その手前にドレッサー、タンス、ワードローブが並んでいる。
まずはタンスの上段を開けてみる。
鮮やかな色の羅列。
清楚に見える彼女からは想像が付かないほどの派手な下着がギッシリと詰まっていた。
人は見かけによらぬもの、ほとんど丸見えのシースルーから、シルクのヒモパンまで、ヤバイものばかりだ。
「おいおい、ホントに、こんなもの着てるのかよ?」独り言を言いながら俺はバスルームへ。
使用済みのものがあるに違いないと思ったからだ。
整頓されたタンスの中を乱してしまったらヤバイ。
これからのことを考え、少し冷静になった末の答えだった。
洗濯機の横にあるカゴを開けてみると、案の定、衣類が積み重なっていた。
そこにも、素人は着ないだろうという感じのパンティやブラジャーが。
思わず、俺はレースでできたパンティのクロッチ部分に鼻をあて匂いを嗅いでいた。
メスの匂い。
それだけで、俺の息子はビンビンになり、あわててズボンをずり下げてオナってしまった。
大量に出た精液は、手のひらで受け洗面台で流す。
一発出すと、少し落ち着いたのでベッドのある部屋に戻った。
何気なく、机の上にあったパソコンのスイッチを入れる。
白いモニターと一体型のiMacってやつだ。
たしかに女の部屋にはよく似合う。
俺も少数派のMacユーザーなので親近感が湧く。
にサファリっていうインターネットのブラウザを立ち上げ、まずは履歴をチェック。
驚いたね。
海外の下着画像のサイトばかりを覗いてるみたいだ。
それに、いわゆる露出系のサイトも頻繁に見ているようだ。
あとは女性向けアダルト系のショップ。
よく見ているサイトを覗いているうちに一時間近くも経ってしまった。
なんで、こんなサイトばかり覗いてるんだろう。
そう思いながら、こんどはメールもチェック。
でも、女友達との、くだらないやりとりしか見つけられない。
この女、彼氏がいないんじゃない?男との生々しいやりとりがあるんじゃないかと期待していたのだが空振りだった。
アプリケーションを全部閉じると、デスクトップに「my album」というファイルがあるのを発見。
ダブルクリックすると、日付の入ったファイルがダイアログの中に並んでいる。
そのひとつを開けると、カメラメーカーのブラウザソフトが立ち上がり、この部屋で撮ったと思われるセルフポートレイトのサムネイルが。
それも、下着姿だ。
中にはトップレスのものまである。
再び、俺の息子はギンギンになった(笑)。
そうか、下着はこの女の趣味なんだ。
しかし、すごい数だ。
それに画素数の多いデジカメで撮ったらしく一枚4M近い容量がある。
俺は、いったん自分の部屋に帰りDVD-Rを持ってきて、すべてコピーすることにした。
全部見ていたら彼女が帰ってきてしまう(笑)写真の多くは、この部屋にあるパイプベッドの上で撮られたもの。
きっと、机の横にある本棚の前に三を立ててセルフタイマーかリモコンで撮ったのだろう。
第三者がカメラを構えていたのなら、もっとアングルに変化があるはずだ。
それに、写真は昼間の自然光を利用して撮ったものがほとんどだ。
ということは、休日を利用して楽しんでいる可能性が高い。
鍵が手に入ったのだから犯すのはいつでもできる。
それより、俺は、彼女の密やかな楽しみをもっと知りたいと思うようになった。
コピーが終わると、俺が入った痕跡を消し(もちろんPCの履歴も)、DVD-Rを自分の部屋に置くと、そのまま秋葉原へ向かった。
いわゆるスパイカメラを入手するためだ。
秋葉原にはいろんな店がある。
スパイカメラの他、ネットで調べたアダルトショップに寄ってスランバーマスク手錠も買ってしまった。
たった一本の鍵を手に入れてしまったことで、実現可能な妄想が次から次へと湧きあがってくるのだ。
は彼女の私生活を覗いてみたい、何かきっかけがつかみたいくらいのノリだったけど、あの下着の山とファイルに収められてた画像を見て無理矢理にでも犯りたくなっちまった。
いや、その願望が頭から離れなくなった。
部屋へ戻ると、もう日は暮れていた。
隣の女も帰っているらしく明かりが点っている。
俺が侵入したことがバレていないか、少し不安だったが、そのときはコピーした画像をネタに脅して思いを遂げればいいだけの話だと自分をなぐさめる。
その夜、スパイカメラの使い方をチェックした後、例の画像をオカズに3発ほど抜いて眠りに落ちた。
長辺が3000ピクセル以上ある画像は大迫力だった。
翌朝、俺は彼女の部屋へ忍び込み、部屋の奥にあるテレビの中へスパイカメラをセットした。
これならキッチンまで見渡せるはずだ。
電源もテレビから取る。
こういった工作は技術系の学部にいる俺にとって簡単なものだ。
レンズ部分の穴もドリルを使って丁寧にやり、目立たなくあけることができた。
音を拾うこともできるので、彼女の私生活は、俺にとって文字通り筒抜けになった。
部屋へ戻って受信機をテレビに繋ぐ。
薄暗い彼女の部屋がブラウン管に映し出された。
カメラを仕掛けたテレビは、パイプベッドの足下にあり、計算通りベランダ側から部屋全体を映し出している。
あんなに小さいカメラなのに画質はかなり鮮明だ。
俺は、彼女が帰ってくるのが待ち遠しくてしかたなかった。
ダチは休みに入った途端実家に帰っちゃったし、女友達もいないワケじゃないんだけど、この二日間で女に対する興味が隣の女に集中した感じで電話する気持ちにもなれない。
結局、俺の足は大学へ向かっていた。
教務課なんかに用はないのだが、なんとなく彼女の顔が見たかったんだ。
制服姿で働いている彼女を見て、正直言って興奮したよ。
なんて表現していいか分からないけど、ある種の征服欲と、これから出来ることへの期待がゴチャマゼになって、獲物を待ち伏せしてるみたいな気分になっちゃったんだな。
知り合いのサークルに行って時間を潰した後、事務室を覗くと、もうカーテンが閉まっていた。
俺は、あわてて原チャリを飛ばして部屋に帰る。
と、隣のドアに宅急便の不在通知が挟んであるのを発見。
彼女の名前が真由美だということが分かった。
いっそう彼…