夕方近く美穂を家の近くまで送った。
そのままの姿で帰ろうとする美穂を着替えさせた。
「別にかまわないのに…あなたの女なんだから…あなたの好きな服で帰りたいのに…」美穂の気持ちはうれしいが、美穂の近所の目もあったからだ。
翌日からは毎日のように美穂から電話があった。
以前の美穂の電話は俺の機嫌伺いがほとんどで、おびえたような電話だったのが…いまでは恋人同士の長電話のように美穂はしゃべり続けている。
京都行以来夫婦仲は最悪の状態になっていたようだ…夫婦の会話もなくダンナはダンナで実家に帰る回数が多くなっているらしい。
美穂の離婚も時間の問題となった今…俺は美穂を迎える用意をすることにした。俺が
独立したいってことでアパートを借りたいと親に言うと親は自活できるならば好きにしろって言うことだった。
事実俺は毎日バイトして親と同居していても学費も小遣いもこの2年半は貰ったことはない。
俺と美穂のことは親もうすうすわかっているのかも知れない…ダンナの留守を見計らっては美穂から電話があり俺は呼び出していた。
11月に入って夜は肌寒いが美穂はナマ足のままミニスカでやってくる。
俺が脱がす手間を省いてくれた美穂の気遣いだった。
美穂は俺に抱きつくなり「もう離婚したい!…」美穂は決心したようだった。
しかし美穂の方から離婚を切り出すことはできない…俺との不倫でダンナの方は一方的な被害者となってしまうからだ。
現実にはダンナにも問題があるのは事実だが調停となれば美穂が圧倒的に不利な立場であった。
それにダンナの方は離婚に応じてはくれないだろう…会社や社会的な立場から…当分の間は家庭内離婚という立場を取り美穂を自由に外泊させることにした。
家庭内離婚をした美穂は、以前より明るくなった。
何かがふっきれたようすだった美穂の近所の人たちは夫婦仲が戻ったのかと勘違いするほどだった。
地味だったファッションも代わりミニスカートを堂々と履いていた。
美穂の近所の評判も良くなりその反面でダンナの評判は悪くなっていった。
美穂は昼間はパートで働きだした。
そして夕方学校が終わる俺を迎えに毎日近くまで来ていた。
美穂の運転する車で少しドライブの後車内で俺のズボンのチャックをおろしては口に含んでくれる…一日一回は俺の精液を飲まないと元気が出ないらしい…これが毎日の日課であった。
美穂が働きだしたのは理由があった。
俺が美穂を迎えたいのでその準備のため今まで以上にバイトをしなければいけなかったので美穂とも会える時間が少なくなるって伝えたからであった。
俺が夜遅くまでバイトする分…美穂が昼働きたいって言った来た。
そして学校が終わってバイトに行くまでの時間を美穂と会うことにしていた。
やがて二人の関係は先輩にも知られることになった。
美穂のダンナが「妻が浮気している…」と、先輩に漏らしたことからだった。
そして偶然に先輩が近くのスーパーで働いている美穂を見かけた。
しかし先輩は美穂に声すらかけることはできなかった。
4ヶ月前に美穂に乱暴したがその後は弱みのなくなった美穂の強い態度に押され気味で逆に暴行罪で訴えるまで言われた先輩であったが、美穂の仕事が終わるのを待って呼び止めた…「やあ…元気そうだね」美穂は少し驚いたがすぐにきつく言った「何しているの?こんなところで…ここは関係者以外は立ち入り禁止よ!」「相変わらずキツイな…いや ダンナさんから聞いたんだけどね…美穂さんが浮気しているんじゃないかなって…」言葉を詰まらせながら先輩は言った…その弱々しい言葉に美穂は…「そうね誰かに犯されたことがあったわね…まだ写真があるのならそれを証拠に訴えましょうか?…」「いっいや…その話じゃなくて…」「私が浮気しているのをネタにまた脅迫するつもりかしら…あなたが私を犯した理由はわかっているわ…主人にプレッシャーを与えて陥れるつもりだったみたいだけど…残念ね主人は私がどうなろうと見向きもしないし仮に主人に…”お前の嫁さんを犯した”って言ったところで何も動じないでしょうね…そんな人だから主人は…」先輩は言葉が出なかった。
「今は主人とは家庭内離婚だけど…近く正式に離婚するつもりよ…だからお金がいるの」先輩は美穂が何を言いたいのかわかったようだ。
「俺は…金なんて持っていないし…」「私はね…あなたに強姦されたことを知られてもかまわないのよ…主人にだって知られてもね…そうねそのほうがかえって離婚調停の際に私の方が有利かもね」先輩は美穂の強気の言葉に慌ていた…「慰謝料を請求するわ!…でないと強姦したことや脅迫したことをすべて話すからね!!」美穂はそう言うと早足で自分の車の方へと歩きだした。
ただ呆然と先輩は美穂の後ろ姿を見ていたらしい…夕方美穂に会ったときにこの話を聞いた。
少し興奮気味の美穂を抱きしめて「美穂!あまり無茶するな…慰謝料だなんて…」「別にいいじゃない…それに当然のことじゃないの…」「じゃ…俺は?俺だって美穂を犯しつづけたんだけどな…」「もちろん慰謝料はもらうわよ~」美穂は少し微笑みながら言った。
「私を絶対に捨てないって…ことでかんべんしてあげるから」美穂は俺にキスをしながら…「絶対に…離さないで…私を幸せにしてくれたら…それが慰謝料よ…」その夜先輩から電話があり美穂のことを聞いた…「驚いたよ…美穂のやつなんであんなに強気なんだ?他に男がいるようだけど犯されたことをバラされても良いっていってた…」「それでいくら払うつもり?」「そんな金はないし…それよりお前美穂とはあの後どうなったんだ?」「もちろん美穂とは楽しく関係しているよ」「今もか?」「ああ…そうだよ美穂の身体も心も俺の物さ!」「マジで?ホントかよぉ…それじゃ美穂の男ってお前なのか?」「そういうことになるかな、最近では美穂の方から会いにくるし…それより俺だって美穂に慰謝料払っているんだぜ…」「ホントかよ…」「ああそうだよセックスで払っている」そう言って俺は思わず笑ってしまった。
先輩はしばらく言葉がなかったが…「慰謝料だがマジで払わないとマズイかな…」「それについては俺はなんとも…美穂の考えだしな…俺が受け取るわけじゃないし」「美穂に払うってことは結局はお前の物じゃないか…」「とにかく美穂が先輩に強姦されたことは事実だし俺とは同意の上らしいよ…」俺は少し脅すように言ってしまった。
「俺が強姦でお前は和姦ってわけか…うまく美穂を丸め込んだな…」「とにかく…美穂の言うとおりにしないと先輩の立場もあるしね…」そういって電話を切った。
美穂のダンナにしてみれば自分の妻が浮気しているとはとても言えない状況だった。
自分の妻も管理できない者は仕事の管理もできるはずがないと…会社の立場があったからである。
若い野心家の美穂のダンナはエリートコースを歩んでいた。
妻のスキャンダルは夫のスキャンダルとなり出世に影響があるからだ…そこを先輩が狙って美穂を襲ったわけではあるが今となっては先輩の立場が危なくなっている始末であった。
そしてダンナにとっても美穂は危ない火種になりつつあった。
会社で先輩が美穂とのことをつい漏らすこともあり…また美穂自信も夜ダンナがいるのにもかかわらずでミニスカート姿で外出していく…家庭内離婚とはいえ戸籍上も外見上も世間体もちゃんとした夫婦であった…美穂のダンナは美穂との正式離婚を考えていた…当は離婚は会社の立場上まずいことだったらしいが…それ以上に妻である立場の美穂の行動事態がマズイものになってきたからであった。
そしてそれは賢い美穂の作戦でもあった。
ダンナの方から離婚話を切り出させる手段であったのだ…自分の出世のために妻のことも家庭のことも考えないダンナに対する美穂のリベンジでもあった。
そしてそれを実行することに決心できたのは俺の存在があったからである。
何もかも清算して裸のままでも俺のもとに飛び込める…美穂は俺との将来にすべてを賭けてみようとしていた。
とはいえ美穂に無理なことはさせられない…俺はある日の昼前美穂の家に行った。
美穂は洗濯していた。
突然俺が来たのに少し驚いた様子だったが「あら…めずらしい、いらっしゃい」そう言って俺に抱きついてきた。
「どうしたの?…こんな時間に学校は?」「今日は休みだよ…試験休みなんだ…」「じゃ勉強しないと…」「ちょっと話があって…」「入って…」俺は家の中に入るなり美穂に抱きしめられて、そのままソファの上に倒された…美穂は俺の口の中に舌を入れて絡ませてくる。
俺と会う日はミニスカートだが…普段は膝丈程度のスカートだった。
俺以外にミニスカート姿を見せないらしい…美穂は俺の膝上で着ている服を脱ぎだした。
そしてブラも外してトップレスのままで再びキスをする…「美穂!」俺はキスの後美穂に先輩への慰謝料のこと…ダンナさんへのこと「別に気にしなくてもいいのに…そんなこと」「あの二人はね…お互いに陥れ合いをしているのよ…それで私が二人のスキャンダルのもとってわけ!」美穂はそう言って俺のズボンをおろした。
そしてそのまますでに大きくなっているモノをしゃぶりだした。
美穂の強烈な吸い込みに俺はたまらずに放ってしまった。
美穂はティッシュで口元を拭き、長い髪を後ろに括り出たばかりの俺のを手で握りながら「ねえ…毎日来てよどうせ主人は遅いし」「近所の目もあるし無理だよ…」「いつも言うこときいてあげているのに…たまには私のお願いもきいてよ!」美穂はそう言ってきつく俺のをにぎった。
美穂は俺の横に寄り添い…「このまま一緒にいたい…ずっと一緒に…」「美穂…」「私ねぇぇ来月離婚するのよ主人からたくさん慰謝料がもらえるのよ」そう…