フルチンでレイプ動画鑑賞中、後ろ見たらがいた6


「ゆうくん、あたしに触られるの嫌でしょ?
  …………自分でできる?」

俺「…え?」

いきなり言われても心の準備ができてない。
いや、たとえ事前に言われることが分かってたとしても
ちゃんの前でオナヌーなんて、
そう簡単にできるもんじゃない。

ちゃんの期待には応えたい。
でも、俺にはそんなことする勇気なんてなかった。
うつむいて、言葉を失ってしまった

「あ、無理しなくていいよ?
  ゆうくんができる範囲でいいの(´▽`*)」

ちゃんは、助け舟を出してくれた。

俺「…ごめん」

なんか、一生懸命やってるちゃんの熱
意に応えてないみたいで
ちゃんに申し訳なくなった。
つい、謝ってしまった。

「あせらなくていいよ。
  ゆっくりやろう?」

「じゃ、今日はあたしの体触るだけにしよっか?」

ちゃんは俺に体を触らせてくれた。
俺が触ってる間、ちゃんは抵抗せず仰向けに寝てるだけだった。

は胸を隠してたちゃんの手は、
やがて無防備にシーツの上に投げ出された。
俺は、ホックの外れたちゃんのブラを
脱がさずに上に持ち上げて、ちゃんの胸を出した。

ちゃんは肌が白いから、
暗くても胸のきれいな曲線がはっきり分かった。
自分の手でちゃんのブラを上げて、
ちゃんの胸を間近で見たら
頭に血が上るのが分かった。

ちゃんに教えられるまま、
ゆっくりと撫でるようにちゃんの上半身を触った。
胸だけじゃなくて、首筋とか、わき腹とか、おへそとかも触った。

俺はちゃんの指示通り触ってるって感じで、
自分の意思で触ってる感じじゃなかった。
だから、ちゃんを汚してるような感じはあんまりしなかった。

行為が終わった後、寝る前の会話でちゃんは

「ごめんね。
  いろいろ要求しちゃって
  嫌だった?

  でもね、あたし、
  ゆうくんには、歳相応の女の子の扱い方を憶えてほしかったの」

と言ってた。
でも、ちゃんがいろいろ教えてくれたことは
女の子の扱い方を俺に教えるという以上に
俺の自己嫌悪を取り除くという、もっと大きな別の効果があった。

今度は、ちゃんの胸を優しく揉んだ。
揉むだけじゃなくて、撫で回したり、乳首を軽くつまんだりした。
あらためてちゃんの胸を優しく揉んで、
ちゃんの胸の大きさと柔らかさを、手のひらで感じようとした。

胸を触り始めてからしばらくすると
ちゃんは

「…ん…」

というような声を出すようになった。
は、その声はくぐもっていて、
声を出さないように堪えている感じの声だった。

でも、時間が経つにつれて
声は次第に大きく、はっきりとしていった。

家での地位は、当然、俺よりちゃんの方が上だ。
俺にとってちゃんは、
ほんわかしてるくせにしっかり者で、
気弱なくせに、
意志が強くて、これと決めたら最後までやり遂げる人で
それで、いつも凛としてる人だ。

そんなちゃんが今日は
俺の手の動きに合わせて声を出し、体を反応させてる。
ちゃんは、まるで俺の手に支配されてるみたいだ。
普段はしっかり者のちゃんが
今日は俺の手に支配され、
俺の手の動きに応じて弱弱しく反応してる。

普段はほのぼのしてて、清純なちゃんが
今は、女としての反応をしてる。

こういうギャップに、俺は妙に興奮した。

ちゃんの悩ましい声を聞いてたら、
俺は思考力がなくなって
本能のままに、ちゃんの胸に吸い付いてしまった。
不意に吸い付かれたちゃんは
「はあっ」と一際大きな声を出した。

その声で、俺はもう限界だった。
ちゃんのきれいな体と、女の声は、
童貞の俺には刺激が強すぎた。

俺「ちょっと…トイレ行って来る」

「あ…うん」

そう言って俺は、急いで部屋を出て、
階段を駆け下りて、トイレに向かった。

トイレで俺は、さっきの様子を思い出しながらオナヌーした。
何かレイプ的なシチュを妄想する必要はなかった。
さっきの様子をそのまま思い浮かべて
ほんの数回こすっただけで、あっという間に俺は逝ってしまった。

すっきりして、頭が醒めて来ると、俺は自己嫌悪になった。
いつもと同じパターンだ。
性欲が旺盛なうちはそれで頭がいっぱいだけど
すっきりして性欲がなくなれば、今度は自分のしたことに嫌気が差す。

俺は心が真っ暗になって、しばらくトイレから出られなかった。

ちゃんの体を触ったことへの自己嫌悪は
それほどじゃなかった。
「あれは、ちゃんの指示に従ってやっただけだから」
「最に触ったことは、許してもらえたから」
と自分で自分に言い訳ができた。

でも、最後にちゃんの胸を吸ったのは、完全に俺の意思だ。
射精して、すっきりしたら
その罪悪感が重く圧し掛かってきた。

このとき、ふと思った。
今日はちゃんの指示に従ったから、
俺はあまり罪悪感を感じなくてすんでる。

じゃあ、俺にいろいろ教えてくれたちゃんは、
今、どういう気持ちなんだろ?

結局、俺は、
ちゃんを汚したっていう罪悪感や、
近親相姦の罪悪から逃れたいだけで
この罪悪感を全てちゃんに押し付けてるだけなんじゃないか?
そのことに、ようやく気付いた。

俺は、自分がこれ以上基地外になりたくないから
ちゃんの優しさを利用してるくせに
その責任は全部ちゃんに押し付けようとしてるんじゃないか?

あんまり積極的にリハビリできないのは
もちろんちゃんへの遠慮もあるし、
フラバが怖いってのもある。
だから、俺は、こういう大義名分に隠されてしまった
自分の汚い心に、なかなか気付かなかった。

「ゆうくんは自己嫌悪なんて、感じる必要ないの
  あたしが触ってほしくて、こうしてるんだから」

「謝らなくてもいいんだよ?
  好きにしていいって、あたしが言ったんだから。」

ちゃんの言葉を思い出した。
ちゃんの積極的な言動は、
俺が、自分で自分を責めないようにするための、
ちゃんなりの優しさだと思う。

でも俺は、ちゃんの優しさに甘えてるだけで
その優しさに見合うだけの優しさを
ちゃんに返してなかった。

これからは、
ちゃんが罪悪感を感じそうなことは、
全部自分がやろう。
どうせ避けられないことなんだし
だったら、ちゃんが苦しまなくてすむ方がいい。

それから、俺が全部自分でやろうとしてることに気付いたら
きっとちゃんは、むきになって自分で背負い込もうとするから
俺のこの気持ちは、ちゃんに気付かれないようにしよう。

一人トイレで、俺はそう心に決めた。

もう一つ、ベットの上でするのではなく、
一人トイレで処理したことも失敗だと思った。

ちゃんは、自分の体を汚して頑張ってるのに
どうして俺は、トイレなんかに逃げ込んで
一人で処理しちゃったんだろう。

ちゃんは俺のために
自分の性的な部分も俺に見せてるのに
俺は自分の性的な部分を
ちゃんに見せることから逃げている。

ちゃんの一生懸命さに
俺は誠実に応えてないと思った。

部屋に戻ったら、もう一度
ちゃんとちゃんの前でもオナヌーしよう。
トイレの中で俺は、そのことについても、そう決めた。

トイレを出て部屋に戻ると、ちゃんは布団に潜ってた。
俺もちゃんの横に潜った。

俺「ごめん。
  俺、トイレ行って一人でしちゃった」

「あ、うん…
  …そうだと思ったよ(^_^;)」

ばれないと思ってたわけじゃないけど
面と向かってはっきりとちゃんに気付いてたことを言われると
なんか恥ずかしくなった。

「でもさ、とりあえず、
  性欲発散の第一目標は達成だよね?

  よかった。
  一歩前進だよね?( ^▽^)」

俺「うん。
  ありがとう、ちゃんのおかげだよ。

  でもさっきね、これじゃダメだと思ったんだ。
  ちゃん、ここでしてって言ったでしょ?
  でも俺、結局逃げちゃって、
  トイレに篭って一人でやっちゃったんだよね」

「それぐらい別にいいよ。

  ゆうくんに性欲発散してもらって
  ゆうくんを性犯罪者にしないようにすることが
  あたしの目標だったの。

  あたしの前でしてほしいって意味のことは
  言ってないと思うよ?」

俺「でもね。
  俺、なんか自己嫌悪なんだ。
  ちゃんは俺に自分の性的な部分も見せてくれてるのに
  俺は、ちゃんに自分の性的な部分見せるの恥ずかしがってる。

  ちゃんは頑張ってるのに、俺はどうなんだ?
  て気分になっちゃってさ」

  ちゃんはそっと俺を抱きしめて言った。

「ううん。
  ゆうくんはすごく頑張ってるよ。
  無理しなくていいの。
  ゆっくりやろう?」

ちゃんの優しさに涙が出そうだった。

ちゃんが優しくしてくれて、
無理はしないでいいって言ってくれるから
俺は逆に、どうしてもちゃんの優しさに応えなきゃだと思った。

俺「あのさ
  さっきと同じこと、もう一回やっていい?
  今度は俺、ちゃんとここで最後までやるから」

「あたしはいいけど、ゆうくん大丈夫なの?」

俺「俺、頑張るから」

「うん。
  ゆうくんいいなら、やろっか?」

俺「じゃあ、俺も下脱ぐね(///)」

俺は布団の中で自分のスウェットとパンツを脱いだ。
めて女の人の前でパンツを脱いだ

「え?
  すぐ始めるの?
  休まなくて平気?」

俺「うん。多分大丈夫」

当時高2で、オナ禁でエネルギー充填し続けてた俺にとって、
2発連射なんて、軽いものだった。

リハビリを始める前は、ちゃんには性別ないと思ってた。
それまで、ちゃんは肌を見せて俺を刺激しないようにしてたけど
おれは、パンツで家の中うろうろしてたし
ちゃんに見られてもなんとも思わなかった。

でも、ちゃんと性的なリハビリするようになってから
俺は段々とちゃんを女として意識するようになって
ちゃんの前でパンツ一枚でうろつくことが少なくなった。

多分その時、女として意識し始めちゃってから、
俺はちゃんの前でめてパンツを脱いだんだと思う。
パンツを脱いだら、以前は感じなかった心細さのようなものを感じた。

やっぱり最は、
家族を女としてみることに抵抗感や罪悪感もあった。
何度も男と女のスキンシップを繰り返しているうちに
段々とそういった歯止めになるものは、いつの間にか消えてしまった。
男女と家族の境界って、
高いようでも意外に低いのかもしれない。

俺は上半身を起こすと、もう一度ちゃんに掛けてあった布団をめくった。
ちゃんはまだ服を着てなくて、上半身は裸のままだった。
ブラは元の位置に戻ってたから、俺はもう一度ブラを上にあげて
ちゃんの胸を露わにした。

今度はちゃんの指示に従うのではなく自分から触った。
から胸を触ったりせず、髪や頬、指なんかも触った。

耳も触ってみた。
ちゃんは耳を触ることは教えてはくれなかったけど
雑誌かネットか何かで、耳は女の性感帯だって話を読んで
それを思い出したから触ってみた。

耳を触ってみたら、ちゃんは大きく反応した。
調子に乗って俺は、ちゃんの耳を集中的にいじった。

ちゃんの反応を見ながら
俺は自分のチムコをこすってみた。

だけど、やっぱり、
人前でチムコをこする行為は
あの時あいつらに命じられるままに
自分で自分のチムコをこすらされた記憶と
ちょうど重なってしまう。

酷い記憶と現実が重なって、自然に涙が溢れてきた。
恐怖感で心臓がバクバクいい始めた。

自分で自分のチムコをこすらされた記憶が還って来たのは
このときよりほんの数週間前だ。
還って来たときのフラバは、かなり激しかった。
今まで、こういう酷い記憶は
何ヶ月もかけてゆっくり受け入れていくものだった。

驚いたことに
当時、還って来てから数週間で
俺はこの部分のトラウマを、すでに受け入れつつあった。

だから、当時の記憶と現実が重なっても
その記憶に囚われて、周りが見えなくなることはなかった。
自然に涙が流れて、パニックにはなりそうだったけど
それでも俺は、そのままチムコをこすり続けることができたし
おっきしたモノも、なんとかしぼまずにすんだ。

ちゃんのリハビリが始まって、
ちゃんが相談に乗ってくれるようになってから
俺の回復速度は飛躍的に高まっていると思った。

「ゆうくん? 大丈夫?」

俺が泣きながらこすっているのに気付いたちゃんは
体を起こして、俺の顔に自分の顔を近づけて
心配そうに俺の顔を覗き込んだ。

俺「大丈夫。
  俺、頑張るから、最後まで続けさせて」

ちゃんはしばらく心配そうに俺の顔を覗き込んでたけど
そのまま何も言わず、静かに俺を見守ってくれてた。

「ごめんね。
  ゆうくんつらいとき、あたし大したことできなくて。

  こうやって、ゆうくん抱きしめるぐらいしか
  できることないよ」

俺に抱きついて来たちゃんの声は、涙声だった。

俺を抱きしめた後、ちゃんは俺にを付けて
舌を絡めてきた。

ベットの上で裸同然でするディープキスは、すごかった。
ディープキスしながら、ちゃんの胸を触ってると
とてもこの世界にいる気がしなかった。

童貞の俺にとっては
今までの日常生活とまるで世界が違いすぎて
今やっていることの現実感がなくなった。

頭の中はぐちゃぐちゃだった。
目の前の刺激的な光景と、
非現実的なちゃんの肌の感触と舌の感触
トラウマの苦しみと、
ちゃんの前でチムコをこする気恥ずかしさ

こういうものがごちゃ混ぜになって
俺の頭は、感情や情報を冷静に整理することが
できなくなってた。

脳がオーバーフローしても、
性欲という本能はあいかわらず健在だった。
俺はちゃんの上半身を触ってるだけでは飽き足らず
ちゃんの下も見たくなった。

ちゃんをもう一度寝かせると
ちゃんのパジャマの下に手を掛けた。
そしてゆっくりと、ちゃんのパジャマの下をおろしていった。

ちゃんも、腰を浮かせて脱がしやすいようにしてくれた。
パジャマを足から引き抜くと
俺は、ちゃんのショーツに目が釘付けになった。

ちゃんは下はショーツ一枚、
上はブラをしてるけど、そのブラは上にずり上げられてる格好だ。
暗い部屋の中で、白っぽいショーツは、はっきり浮かび上がってた。

俺はちゃんのひざを持って、ゆっくりちゃんの足を開いた。
ちゃんは抵抗しなかった。

ちゃんの顔を見ると、
ちゃんは、顔を横にそむけて口に手を当てていた。
まるで親指をしゃぶってる子どもみたいだった。
ちゃんのその仕草は、すごく可愛いらしかった。

対照的に、ショーツ一枚だけで大きくM字に足を開いたちゃんは、
すごくエロかった。

足を開いたちゃんを見ながら数回こすったら
俺は射精してしまった。
枕元のティッシュを取ろうと思ったけど
間に合わなかったから自分の手のひらに出した。

「出た?」

俺が動きを止めたのを見て、ちゃんは話しかけてきた。

俺「…うん(///)」

ちゃんは枕元のティッシュを何枚かとって、俺に渡してくれた。
ティッシュを渡すと、ちゃんは俺に抱きついて来た。

「うん。
  ゆうくん、頑張ったね」

ちゃん、まだ涙声だった。

このスレ立ててみて思ったんだけど、
やっぱり、ほとんどの健常者は、メンヘラの心情や苦痛なんて
理解できないと思う。
まあ、経験したことない苦痛なんて、
理解できなくて当たり前なんだけどね。

俺の苦痛を、ちゃんと心で理解しようとしてくれて
俺と一緒に泣いてくれてるうちのちゃんは
ホントにいいちゃんだと思う。
これは、ここでスレ立てて再認識したことだ。

レイプされた女の人が
その後風俗嬢になって、
トラウマと同じ行為を自分から進んで繰り返すって話を
聞いたことがある。

ベトナム戦争で、
多くの友人が脳や内臓ぶちまけるのを目の当たりにした人が
その心の傷から、また戦場に向かうって話も聞いたことがある。

なぜ彼らは、トラウマをえぐり返すようなことをするのか
多分、ほとんどの人が、彼らの心情を理解できないと思う。

かくいう俺もその一人で、そんな話を聞いたことはあっても
なんでそんなことをするのか、今まで全く理解できなかった。

でも、トラウマと戦いながらちゃんの前でオナヌーしてみて、
なんとなく、その人たちの気持ちが分かった気がした。

トラウマ類似行為を繰り返すことによって、
確実に、トラウマの記憶を薄めることができる。
偽物を大量に氾濫させれば、その中にホンモノを埋没させることができる。
トラウマの濃度を下げることができる。

そして、トラウマの類似行為を成し遂げられた達成感は
俺にとって大きな自信になった。
「もうトラウマなんかに負けないぞ」という気分になった。

きっと、これを繰り返していれば、
少なくとも、してる間だけでも、
心のバランスはとれるんだろう。

リハビリを終えて、俺たちはベットの中でおしゃべりしてた。

上に書いた

「ごめんね。
  いろいろ要求しちゃって
  嫌だった?

  でもね、あたし、
  ゆうくんには、歳相応の女の子の扱い方を憶えてほしかったの」

て言葉は、このときちゃんが言ったことだ。

一通り、今日のこととかを話した後
俺たちとちゃんは、おっぱいの話をした。

ちゃんは、今まで俺を刺激しないために
下ネタ系の会話を俺にするのを控えてた。
だから、おっぱいにまつわる思い出話って、
それまでは、ほとんど話したことがなかった。
俺の知らない話が多くて、すごく面白かった。

「ゆうくん、昔おっぱい大好きだったもんね?( ^▽^)」

俺「…ええ?
  そんなことないよ」

「ゆうくん憶えてる?
  ゆうくん、お母さんと一緒に寝るとき、
  いつもお母さんの服に手入れて、
  おっぱい触りながら寝てたんだよ?( ^▽^)

  お母さんおっぱい出なくなってからも
  ゆうくん、まだお母さんおっぱい
  吸いたがってたんだよねー?」

俺「……………」

「思い出した?
  ゆうくん、おっぱい大好きだったでしょ?」

ちゃんはからかうように言った。

俺「うーん…」

話は、俺がちゃんのおっぱいを吸ったことにまで及んだ。

「そういえば、あたしの胸にキスしためての人って
  ゆうくんなんだよ?
  知ってた?」

俺「…嘘でしょ?
  ちゃん、ここ数年連続で
  クリスマスもバレンタインも、家に帰って来てないのに
  今日がめてなんて、ありウッ…」

ボディ殴られた

「ゆうくん、うっさいよ( ̄^ ̄)
  そういうことは言わなくていいの。

  そうじゃなくってー
  ゆうくんがあたしのおっぱい吸ったのって
  今日がめてじゃないって意味なの」

俺「…え?」

「あー
  憶えてないんだ?
  ゆうくん、めての人だったのにー
  ひどいなー」

全く記憶になかった。
仕方なく、憶えてるふりして適当に話を合わせてたけど、
すぐちゃんに見破られた。

とりあえず忘れたこと謝って
そのときのこと教えてもらった。

お母さんがあっちに行ったばっかりの頃にね
  あたし、ゆうくんと一緒に寝て、
  ゆうくん寝かしつけてたんだけど

  そのときゆうくん、
  おかあさんのおっぱい思い出しちゃって
  泣いちゃったの

  『お母さんおっぱいー』

  て泣いちゃって、全然ゆうこと聞いてくれったんだよ?

  だから、あたしね
  ゆうくんに、あたしのおっぱい触らせてあげたんだ。
  と言っても、その時あたしまだ学生">小学生だったから
  おっぱいなんて、全然なかったんだけどね(´∀`*)

  そしたらゆうくん

  『おちゃんのじゃやだ。お母さんのがいい』

  て駄々こねちゃって、どうしても泣き止んでくれなかったの。

  あたし、困っちゃってさ。

  『おかあさんはしばらく帰ってこないから、
  今日はあたしので我慢して』

  て、ゆうくんに言ったんだけど、ゆうくん泣き止んでくれなくて
  ゆうくんが泣いてるの見てたら、
  あたしまでお母さんに会いたくなっちゃってさ。

「『泣かないでよ。
  あたしだってお母さんに会いたいんだから。
  あたしだって悲しいんだよ?』

  て、つい、ゆうくんに当たっちゃって
  ゆうくんと一緒に泣き出しちゃったの。
  そしたら、ゆうくん

  『ぼく泣かない。
  ぼく、おちゃんのおっぱいでいい。
  だからおちゃん、もう泣かないで』

  て言ってくれたんだよ?

  ゆうくんね、そう言って
  声出さないように泣きながら、あたしのおっぱい吸い始めたの。

  あたしね、そのとき

  『うん。ゆうくんが我慢できるなら、
  あたし、もう泣かないよ』

  てゆうくんに言ったんだけどね
  でも、ゆうくんがあんまりにも健気で
  あたし、涙が止まらなかったの。

  えへへ。
  思い出したら、また泣けて来ちゃった」

「ゆうくんは、昔からすごくいい子だったよ。
  あたしより小っちゃいのに
  お母さんがいなくなった寂しさにじーっと耐えてて
  自分が寂しいときでも
  まだ、あたしのこと気遣ってくれたんだよ?

  あたしね、あのとき
  ゆうくんに寂しい思いさせないように、
  あたし、もっと頑張らなきゃなあ、
  て思ったんだ。
  そのときにね、あたし、ゆうくんのお母さんになろうって思ったの」

その頃、ちゃんはまだ小3だ。

母親を目の前で亡くした小3の女の子が、
お母さんが亡くなった直後に、
駄々こねる弟を寝かしつけることまでしてたんだ。

きっと俺には真似できない。
もし俺がちゃんの立場だったら、
無気力になって、弟も放置で
部屋に引きこもって2ちゃんでもしてそうだ

「ゆうくんには感謝してるんだ。
  ゆうくんていう守るべき人がいたから、
  あたし、お母さんがあっちに行っちゃっても
  立ち直ることができたんだと思う。

  ゆうくんがいるから、頑張ろうって思えたの。
  ゆうくんを守ることで忙しかったから
  お母さんがここからいなくなったことの
  感傷に浸ってる考える暇なんてなかった。

  もし、あのとき、あたし一人だったら、
  突然お母さんがいなくなっちゃったことが重すぎちゃって
  あたし、ダメになってたと思うの

  だからね、ゆうくん。
  ゆうくんには感謝したいの。
  あたしの弟になってくれてありがとね( ^▽^)」

ちゃんの「ありがとう」て言葉はかなりきた。
涙が止まらなかった。

「それまでさ
  あたしガスコンロさえ触ったことなかったから
  最は大変だったんだよ。

  でもね、ゆうくんの世話してるうちに
  どんどんゆうくんが可愛く思えてきて
  ゆうくんの世話するのが
  どんどん楽しくなってったの

  なんかね
  ゆうくんの世話してると
  すごく満ち足りた幸福感を感じるようになったの
  
  きっと、お母さんもこういう幸せ感じてたんだと思うと
  それも嬉しくてさ
  お母さんと同じ思いを共有できるって、なんかいいよね」

ちゃんは、話しの途中から泣き出した俺を抱きしめながら、そう言った。

ちゃんの苦労話なら
千鶴さん(ちゃんの幼馴染のお母さん。うちの近所に住んでる。
○○は性別とかも分かりにくいから名前付けた)
からも聞いてる。

お母さんの使ってた料理の本には
小3のちゃんにはまだ読めない漢字がたくさんあって
ちゃんは、料理の本持って千鶴さんのところに行ったらしい。

亡くなったお母さんの代わりがしたいから料理覚えたいって
小3の女の子に言われた千鶴さんは、
ちゃんが健気さに感動して、
無条件で全面協力することに決めたって言ってた。

ちゃんは、最は千鶴さんの家で千鶴さんと一緒にご飯作って、
できた料理を家に持って来てた。
そうやって、料理や洗濯、掃除の仕方を
千鶴さんから教えてもらってたらしい。

お母さんも、ちゃんがこんなに立派な女性になって
きっと喜んでると思う。

話が逸れたから、本題に戻す

これまで、ちゃんは俺を女性恐怖症にした罪悪感から
俺に体を許してるんだと思ってた。

でも、ちゃんの話を聞いて、そうじゃないと思った。
ちゃんは、たとえ自分に責任がなかったとしても
俺が苦しんでたら、俺に体を許してたと思う。

昔、俺を寝かし付けるために、自分のおっぱいを吸わせたように
今回もまた、自分を犠牲にするだろうと思った。

昔から変わらないちゃんの愛情に、今更ながら感謝した。
ちゃんは俺に「ありがとう」て言ってくれたけど
こっちこそお礼を言いたい。

でも、感謝の言葉を伝えたかったけど
胸がいっぱいで、言葉にはならなかった。

そのとき俺は、ちゃんの胸に顔をうずめてた。
ちゃんはパジャマの上を着てて、ブラはしてなかった

パジャマ越しに頬に触れるちゃんの胸の感触を感じてたら
俺は、遠い昔、お母さんの胸に吸い付いたときのことを思い出した。

ちゃんの言うように俺は
もう幼稚園に通ってるというのに、お母さんおっぱいが大好きで
よくお母さんおっぱいを触らせてくれるよう、ねだってた。

「もう、しょうがない子ね」

そういいながらもお母さんは、
俺におっぱいをしゃぶらせてくれた。

俺が憶えてるお母さんのその声は、
今思い出しても涙が出るくらいに、すごく優しい声だった。

俺がおっぱいを吸ってるとき
お母さんは、大きな手で俺を抱いてくれて、
ときどき俺の後ろ髪をなでてくれた。
お母さんがそうしてくれるのが、俺は大好きだった。
いつもそうしてもらいながら、お母さんの隣で寝た。

もう高校生だというのに、
俺はお母さんを思い出して、更に涙をこぼした。

ちゃんは、泣いてる俺を
優しく抱いて
背中をポンポンポンとゆっくりしたリズムで叩いてくれた。

昔、お母さんがそうしてくれたように
ちゃんは俺を抱いてくれた。