ペンション





夫婦共に36才、子供1人の家族。

私達は某避暑地でペンションを経営している。

約2年前に都会での暮らしに嫌気をさし、ストレスが原因で病んでいた私を見てが提案してきた。

大自然の中でのペンション経営…決して楽な生活ではないがと子供と三人で細々としている。

春先から夏にかけてのSeason…私達夫婦は大忙しだ。(;_;)

一番の稼ぎ時なので『疲れた!』等とは言ってられない。

そう、このSeasonにこの一年間の私達の生活がかかっているのだから……。

両方の親から金を借り、それだけでは当然足りる訳も無く…銀行からも融資を受けている。

本当にギリギリの生活だ。

それでもは愚痴を一言も言わずに黙々と働いてくれている。

私はに感謝の気持ちで一杯だ…m(__)m





綺麗系と言うより可愛い系にあたる?

背が152と低いせいもあるのだろうが…目がパッチリと大きく童顔顔だからだ。

しかし、背と顔とは反比例な体つきをしている?

『痩せた身体にバスト88Eカップと大きな胸に括れた腰つき』という私にとっては堪らないBodyをしているからだ。

このギャップが私をメロメロにさせ私を虜にさせた。

が前屈みになり働いている時の仕種はもう最高で、私はこの恰好を見ると『辛さや疲れ』等吹き飛んでしまう程だ。

髪も今風にブラウン色に染めたセミロングで清楚な感じをImageさせる髪型だ。

髪をアップにして汗が流れる項(うなじ)も私はゾクゾクしてしまう。



夫婦性活の方は普通にこなしてはいるのだが…?

普段、昼間には清楚に振る舞っているではあるが以外と夜には変貌しSexは激しい!?結構好きモノかも??

自ら肉棒を口に頬張り、自ら肉棒を股間に嵌め、そして自ら腰を烈しく振る…f^_^;

と付き合っている頃はそうでも無かったが…結婚し3,4年が過ぎた辺りから私ではなくがLeadするパターンが増えてきた。

そんなは笛技(フェラチオ)が得意?と言うか上手い。私が好きな事もあり、かなりの数をこなして上達していった。

今、フェラチオされたら10分と持たないだろう。



そんな感じではOffSeason(オフシーズン)になると2、3日に1度は求めてくる。

OffSeasonでは暇な日々に身体を持て余した私はその要求に素直に応じる。

たまに客部屋のベットでしたり、真っ裸で山中に行き嵌めまわして夫婦のSexLifeを満喫している。

ただ最盛期の春先から夏にかけてはそういう訳にはいかない。

毎日毎日クタクタに疲れた身体を癒す事すらままならない為、私は休める時には極力身体を労る事にしている。

たまにが求めてくるが私は殆ど拒絶する。

なかなかその気になれないのが現実だ。

深夜になるとよく客部屋からあの時のアノ声が聞こえたりするとは決まって求めてくるから堪ったもんじゃあない…(T_T)そんな



日々を過ごしていた私だった。



そんな中…去年のGoldenWeek中、私はある事に気がついた。

それは多忙な毎日の繰り返しの中、お客さん(男)のに対する視線が…を見るお客達(男)の視線がイヤラシイと言うか?やたら



を見ているのだ。

余りそういう事を気にしなかった私にとってそれは何とも言えない衝撃的な事だった。

が見られている!』『男達がイヤラシイ視線でを!』『食い入る様に!舐める様に!を…!』

あるお客さんは体をくねらせてまで…そしてまた別のお客さんはわざわざの近くまで行き、食い入る様に見ているのだ。

が性の対象として男達に見られているのは明らかだった。

その日から私はが気になって仕方がなかった。

仕事中、年頃年中、の側に着いて回る事など出来る訳もなく……。

私はその為、から放れている時、つまり私の視界にがいない時などに…いかがわしい妄想をする様になっていた。

最初は男性客がパンティ覗き込んでいる妄想…男性客がの手を握りしめて離さない妄想…そして男客にが胸やお尻を触ら



れている妄想だった。

しかし時が発つに連れて、男性客に乳首舐め回される妄想やアソコを弄ばれる妄想に始まり…無理矢理犯される妄想や数人の男性



客にレイプされる妄想等、非現実的な事までも妄想してしまう様になっていた。

その為、私は仕事に集中出来ない日々が続いた。



そんなある日………

私が風呂場の掃除を済ませて休憩する為に厨房にある冷蔵庫に缶ビールを取りに行った時だった。

何処からか?の笑い声らしき聞き覚えのある声が私の耳に聞こえたのだ!?

前までの私なら全く気にしないで軽く聞き流す事だろう。

しかし、今の私は凄く気になってしまい、何故か?隠れる様にして…しかも忍び足までしての声のするテラスに向かった。

私は物影に隠れながら様子を伺った。

そこにはと常連客のMさん(土地不動産会社の社長さんで此処のPensionHouseでお世話になった方)が居た。

テラスにある木目調のベンチにが周りの景色を見ている様な感じで座り、Mさんが座っているの背後に立ち上がったままの両



肩に両手を置いていた。

よく見るとMさんはの肩をMassageつまり肩揉みをしていたのだ。

二人は世間話をしながらたまにMさんが面白可笑しく冗談を踏まえながら肩揉みをしていた。

その光景は…『奥さんの日頃の家事や育児に感謝して優しく肩を揉んであげている旦那さん』『仲睦まじい夫婦』みたいな光景だっ



た。

大変お世話になり、ましてや大常連のMさんには無警戒で何の遠慮もなく高い笑い声や気持ち良さそうな声を出して肩揉みを受け



ていた。

「おいおい!大事なお客さんだぞ…」

私は思わず呟いていた。

木々に陽射しを遮られて木陰に覆われたテラスの中、たまに心地良いそよ風が吹いていた。

白地のTシャツにジーンズ、セミロングの髪をアップにした何時もの見馴れたラフな恰好のだが…その背中には一際目立つ淡いブ



ルーのブラが透けているのに気付いた。

その瞬間、私の頭の中で病的な妄想が大きく膨らみ始めた。

『肩を揉んでいるMさんの両手がスッとの背中に移動しTシャツの上から透けているブラのフックを外した…』『驚いたがエッ



!と振り向き…Mさんが待ってましたとばかりにの唇を奪う…』『突然の事で何が何だか判らないままは抵抗出来ないでいる…





「駄目だ!ダメだ!」

私は次の瞬間、この病的妄想を…顔を左右に強く振り、いかがわしい妄想を追い払った。

「俺は何て事を…」

私は俯き加減で小さく呟いた。

「どうして?何故?こんな事ばかり…一体俺はどうしてしまったんだ?」

私はそのまま俯き、目を閉じて悩み込んだ。

…その時だった!

「ダ?メですよ!」

の冗談混じりに明るく追い払う声が聞こえたのだ。

私はおもむろに振り向くとの肩口にある筈のMさんの右手だけがの前の方へ延びていたのだ。

その右手が元の位置、の肩口へと戻りながら「あぁっ!ごめん!」と言うMさんの声が聞こえた。

それは明らかにMさんがの胸を触った瞬間だった。

「勝手に右手が動いちゃって…」「嘘だぁぁ…」「本当だよ!」「エッチなんだからぁ…」と会話が聞こえは胸を触られた事に激



怒する事なく、明るく振る舞っていたのだった。

私は次の瞬間ハッとした。

私の胸が締め付けられる衝動に駆り立てながらも私のアソコが…股間が大きく反応していたのだ。

私の頭の中で病的妄想と現実が交錯し、自身のモノを膨らませて…私は興奮していたのだ。

『何だ!この感じは?』

私は初めて体験するこの感じ方に戸惑った。



「Mさん、もう大分楽になりましたので…ありがとうございましたぁ」

の声にハッと素に戻った私はその場から逃げる様に足早に去った。

私はいつの間にか厨房にある椅子に飲みかけの缶ビールを片手に持ち座っていた。

『さっきの感じは何なんだ?』『が他人に…』等と思っている内に自身のモノが再び反応していた。

「あらっ!…あなたぁ…」突然!の声が聞こえた。

私は「ハッ!」と驚きながらもの顔を見るが…と目を合わす事が出来ないでいた。

「今ねぇ…Mさんから肩揉んで貰ってたのよぉ…」そう言いながら肩を回し冷蔵庫内を物色しているの後ろ姿を見ていた。

私の中で再び病的妄想と先程の出来事が蘇り、気付けばの背後に立っていた。

その場で既に大きくなっている自身のモノを露出させる私………。

私はそのままを抱きしめ素早くジーンズを脱がしパンティを剥ぎ取った。

「えっ何?」「どうしたの?」「ダ、ダメだよ!こんな所でぇ!」「ダメだってばぁ!」「あ、あなた…止めてぇ!」「イ、イヤァ



!」「イッ!」「アゥッ!…アァァァ…」

私はバックから無言のまま犯した。

不思議とのアソコは愛撫無しでもすんなり挿入出来た。

おそらくMさんに胸を触られた事で濡れていたのだろう?と、勝手な事を思いつつ更に興奮した私は腰を激しく振った。

「パチンッパチンッパチンッ…」「アンッアンッアンッ…」「パチンッパチンッパチンッ…」「イィ?…も、もっとぉ…」

二人の肉がぶつかり合う音に交じり、の喘ぐ声が聞こえた。

が感じながらも着ていたTシャツを脱ぎ捨てる。私の愛してやまない乳房がブルンブルンと踊り出す。

すかさず私は腰を振りつつ乳房を鷲掴みにして乱暴に揉んだ。

「イイィ?ッ…気持ちイイィ?ッ…」「アンッアンッアンッ…」

途端に声を張り上げ悶えるの姿に私は大興奮だった。



「パチッパチッパチッ…」「グチュッグチュッグチュッ…」「アッアッアッアッ…」

の乳房を離し、の腰をガッシリ掴んで更に肉棒をに打ち付けると卑猥な音のオンパレードが厨房に響き渡り、が見た事もな



いほど感じ始めた。

顔を振り乱してよがるはアップにしていたブラウン色に染めたサラサラのセミロングの髪が今にも解け落ちそうだった。



「アァァァ…ダメェ…」「いっちゃうぅぅ…」

の喜声に私も我慢の限界だった。

「俺もだ!!」

この時初めて私は声を発した。

「…な、中でいいか?」「な、中…中に出し‥てぇ…」

これが行為中のとの初めての会話だった。

「イ、イクぞ!」「…う、うん…」『…ドピュッ!!』それは約半年ぶりの中出しだった。

いつも以上に私の精液が出ている実感がした。

『ハァ?ハァ?ハァ?…』

2人の荒い息遣いの中、私は肉棒をゆっくりと引き抜いた。

途端にそのまま床に力無く崩れ落ちる

紅く染まったの割れ目から真っ白な精液がしたたり溢れ出し始めた。

そのの姿を見た私は膝を床に着いての口元にギラギラと光り輝きベトベトに濡れて珍しく未だ萎えていない肉棒を持っていった





舐めろ!」

初めてに対して強い命令口調で言った。

するとは無言で私の汚れた肉棒を舐め始めた。

丁寧にカリから裏筋、そして根元までピチャピチャと舐め回す

私はゆっくりと体を起こしていく。

ゆっくりと上昇していく肉棒にの顔も上がっていく。

私の肉棒を決して離すまいと頬張り続ける……それはまるで飢えた牝の姿だった。

壁にもたれる様に立ち上がった私…は両膝を着いて両手を私の膝の辺りに置き、口だけで私の肉棒をパクッと頬張っている。

「ングッングッングッ…」「チュパッチュパッチュパッ…」「ジュルジュルジュル…」

はいきなり素早く顔を前後に振り始め、卑猥な音が溢れ出す。

そのせいで解き落ちそうだったアップにしたの髪がバサッと勢いよく落ちた。

私が上からを見ていると荒々しくフェラチオしているが私を見つめた。

顔を前後に動かしセミロングの髪を振り乱して、頬をすぼめらせ、少し眉間に皺を寄せたの表情はとてもSexyだった。





「ングッングッ…ジュプジュプ…」

私の目を見つめたままフェラチオし続ける…おまけに舌を肉棒に絡ませる絶品技に私の肉棒はまた爆発寸前にまで陥った。

『チリン♪チリン♪…』

突然のフロントからの呼び鈴の音に私とは硬直した。

実際にはほんの数秒だろう、しかし長い時間止まっている感覚だった。

「は、は?い!少々‥お待ち下さ?い!」

静止画の様に静まりかえった中で私は声を張り上げて叫んだ。

途端には肉棒を口から離し、辺りに散らばった自分の下着類を慌てて拾い始めた。

取り敢えず…ズボンのチャックだけ下げていただけの私は露出した肉棒をしまい込み、フロントに慌ただしく向かった。

「すみませ?ん!お待たせしちゃって…」「あっ!…いらっしゃいませ!…」

初訪来のお客さんの前でいつも以上に緊張している私だった。



「…いらっしゃいませぇ!」

新しいお客さんにシステムや部屋等の説明をしている最中…私の後ろから着替え終たの声だった。

お客さんに満遍な笑みで挨拶をして会釈をしたはそのまま何処かへ行ってしまった。

そのの後ろ姿を目で追っている私。

いつもより‥いつも以上に色っぽく見えた。

「ん!?」

私がの背中に視線をやった時、驚きと疑いで一瞬固まってしまった。

『ノ、ノーブラ!?』

Tシャツを着ているの背中にはブラが透けて無く、ブラをしている形跡が無かったのだ。

私はノーブラで何処に行ったのか凄く気になったが…目の前のお客さんの対応をしなくてはならない歯痒さで少しイラついてい



た。

『お、お客さんの前では!』と自分に言い聞かせ何とか冷静を保ちながらお客さんを部屋まで案内した。

…その後、私はを探したが時間的にあまり余裕がなく(詳密10分位)途中で探す事を断念した。



「ごめ?ん!遅くなっちゃって…」

お客さんの夕食の支度に取り掛かろうとした時にひょっこりが現れた。

両手には沢山入った買物袋を下げていた。

ノーブラで買物に!?』

口には出さなかったが少し驚いている自分がいた。

私は再度Checkしてみた。の背後に回り込むとやはりブラを着けている形跡はなかった。

「ブラしてないのか?」私は思わず聞いてしまった。

「えっ…ブラ?」「あぁ…あの時…汚れちゃったから…」

をまるで犯すようにしたあの光景が脳裏を掠め、私はこれ以上何も言う事が出来なかった。

普段なら雑談やどうでもいいようなご近所話等でと和やかに調理するのだが…を犯す様にやってしまった事が私を困惑させ、私



の口を閉ざさせ長い沈黙が続いた。

ただ調理している音だけが厨房に響き渡っていた。



深夜………。

ようやく一日の仕事も終わり、私はベットに入ろうとした。

隣のベットをチラ見すると既に横になっているが私に背中を向けた状態でいた。

今日の事(厨房での事)を謝りたかった私は少し気落ちしながらベットに入った。

私もに背中を向けて横になった。

……私がウトウトとした時だった。

私のベットが少し沈んだ感覚とギシッと軋む音がしたと同時に「あなたぁ…イイ?」との囁く声がした。

突然、が私のベットに侵入してきたのだ。

寝ているとばかり思っていたは私に有無も言わせず、私の背中に吸い付く様にして横になった。

「あなた、どうしたの?…何かあったの?」

が小さな声で私に聞いてきた。

「何が…」「今日のあなた、ヘンよ!…何があったの?」「別に…」

の問いかけに正直になれずついつい無愛想に答える私だった。

今の私にはに本当の事…つまり病的妄想をしてしまう自分の事を言う勇気が無かった。

その為つい無愛想に答えてしまっていた。

に謝ろうとしていた私だったが完全にタイミングを見失っていた。



「お、おいっ…」

が突然、私のモノを握ってきたので思わず声を上げた。

「…ねぇ…しよ!」

しかしは怯む事なく私のモノを強く握りしめ誘ってきた。

は私を仰向けにすると私の股の間に体を割って入り、私の着ていたジャージとトランクスを下げた。

「…先の続きぃ!」

がそう言うとおもむろにまだ萎えている肉棒をフェラチオし始めた。

私の萎えた肉棒はの口の中にすっぽり入り、見えなくなっていた。

萎えた肉棒を口内に収めたまま器用に舌を絡ませて顔を上下運動させての真剣(マジ)フェラだ。

このフェラ技に私の肉棒は徐々に勃起し始める。

固くなり始めた肉棒に…フェラをしながら器用に衣類を脱ぎ始めた。

しかし、この時の私には興奮も気持ち良さもあまり感じなかった。

を犯すようにした時とは違う自分に少し戸惑っていた。

フェラチオを止め、いざ上から挿入しようとすると私の肉棒は虚しくも萎えてしまい使い物にならなかった。

そして、もう一度フェラチオをする……。

しかし何度繰り返しても結果は同じだった。

「…どうしたの?」「先みたいに…して!」

が不満げに言った。

「疲れてるから…」

私はそう言ってトランクスを掃き、に背中を向けて寝た。

と言うか…寝たフリをした。

しばらくして私のベットからが去っていった。

「…おやすみ……」

の寂し気な声だった。

私はベットの中で悩み悩んだ………そしてひとつの事が解った。

それは今の私は病的妄想を現実的に…しなければ興奮しない身体になっている。

つ、を…他人に……。

最愛のが私では無く別の男に弄ばれると私は興奮し肉棒が使い物になるのだ。

…と、悩んだ結果のひとつの答えだった。



案の定…次日もそして次日もは求めてきた。

…が、結果はやはり同じで私の肉棒は使い物にはならなかった。

そんな私には「どうして?」「何故?」の繰り返しで……終いには「あたし…もう魅力ない?」「他に好きな人が出来たの?」等



と言ってくる始末。

だが、己の身体の変化をにどうしても正直に話せない私がいた。

「疲れてるせいだよ!」「俺がお前以外を好きになる訳ないだろ!」等と言ってはその場を凌いでいた。

しかし、こうなると自然にとの会話が少なくなり始め、この日を境には私を求めなくなった。

私は『このままでは…マズイ…』と夫婦の危機を感じたが、結局は何も出来ないまま時間だけが過ぎていった。



…SeasonOffに差し掛かった冬口にの友人(女性)家族がやって来た。

この時期はガラガラのペンションで友人家族の貸し切り状態だった。

の友人家族は4人。

友人は私達と同じ36才で旦那さん(39才)に子供が2人という家族構成だ。

とは高校時代からの付き合いで昔のの事(秘密?)を私よりも知っている。

の友人Nは清楚な感じだがたまに冗談を言う楽しい女性だ。またそのギャップが好印象を与えていた。

旦那さんは余り喋らない真面目な人だ。

眼鏡をかけ後頭部から少し禿げかけてきている。

まぁよく見かける日本人…みたいな感じだ。

そんなの友人家族は毎年この時期に遊びに来てくれる。

低料金でサービスするいわば裏常連さん達だ。

いつもの事だがと友人Nは朝から晩まで一緒に居ては話しをしている。何をそんなに話す事があるのか不思議なほどだ。



…そんなある日、それは友人家族達が来て2日目の夜だった。

私が明日の仕込みを終え、自分達の部屋に戻る途中だった。

今は使用していない空き部屋1階の1番奥の部屋のドアガラスから明かりが漏れているのに気付いた。

『ん!?…何だ!?』

『誰か居るのか!?』と私は小さく呟きながら…警戒し恐る恐る近付いて行った。

近付いて行くうちに部屋の中から話し声が聞こえてきた。

私は『誰だ?』と思いつつドアの前で立ち止まり耳を澄ませた。

その声は聞き覚えのある声だった。

と友人Nだ!』と私は頭の中で叫んだ。

『こんな時間に?…何を話してるんだ?』

私はと大の仲良しの友人Nの二人が何を話しているのか?気になり、悪い事だと思いつつも耳を研ぎ澄ませ聞いた。

「そうなんだぁ…あのKさん(私の名前)がねぇ…」「…どうしたらいいと思う?」「…う?ん……で、直接聞いてみたの?」「…う



ぅ?ん…聞いたけどぉ…」「…で、何て言ったのKさん?」「…私以外の女なんて、って…」「…そうだよねぇ…KさんA希()に



マジ惚れだもんねぇ…フフフッ」「もぅ、チャカさないでよ!…真剣なんだからぁ…」「…あぁ…ゴメンゴメン!…で、アッチの方



はどうなの?…してるの?」「…そ、それがぁ……は、半年ぐらい…してないかなぁ…」「半年!…そんなの普通じゃん!」「えっ



!?」「家なんて1年以上してないよ!」「う、嘘ぉ!…旦那さんダメになっちゃったの?」「ううん…マンネリって言うのかなぁ



…倦怠期!」「倦怠期って…N美はしなくて平気なの?」「あたしっ!?」「うん!N美!」「…全?然!平気だよ!」「へ、平気



?ってぇ…」「そうかぁ…A希はH大好きだもんねぇ…」「もぅ!N美たらぁ!」「うそ嘘!…それじぁさぁ…私からKさんにそれ



となく聞いてみて上げるよ!」「…うん!お願い…」と、そんな内容だった。

とNの話しは私の事だった。

は私が浮気をしていると疑っている様だ。まぁ疑われてもしょうがない事だが…淋しい気持ちもした私だった。



?翌日?

「ちょっと…いいかなぁ?」

私が各部屋の掃除をしていた時に背後からN美の声がした。

『早速来たな!』と頭で思いながら口では「ん?…何かありました?」と知らない素振りをした。

「あのさぁ…A希と何かあったの?」「えっ!…別に‥何もないけど…」「そうなんだぁ…」「A希が何か言ってた?」「ううん…



そうじゃないけどぉ…」「けど…何?」「なんかさぁ…いつもの2人と違うなぁと…思っちゃってぇ…」「えっ!そんな事ないよぉ



…」「だって…2人ともあんまり喋らないし…A希が何か言っても無視してるような気がするから…」「…ぃ、ぃゃ…」「女…女な



の?」「えっ!?」「別の女…出来たの?」

Nは真っ直ぐな性格な為、ズバズバ聞いてきた。

「女!?…俺はA希一筋だよ!」「じゃあ何故?」「何故…て…」「やっぱり女なのね!」「違う!…違うんだ!」「何が違うのよ



!」「…じ、実は……(省略)……」

私はNの気迫に圧され、正直に話してみようと決心した。

自分一人で悩んでいても解決方法が見つからない今、Nなら何か良い解決方法…良い手を思いつくかも知れないと思ったからだ。

「えぇっ!…嘘でしょぉ!」

私の話しを聞いたNの最初の言葉だった。

「嘘じゃないよ!本当なんだ!」「………」

Nは私に掛ける言葉が見つからないのか?無言だった。

「………」私も無言のままで部屋の中が静まり返り、重苦しい空気が辺りを包み込んだ。

『しまった!話すんじゃなかった!』

頭の中で後悔している自分がいた。

……しばらくの沈黙の中で私は堪えられなくなり、その場を離れようとした時だった。

「…も、もう一度…聞くけど……本当?」と私にNは問い掛けてきた。

私は「本当だよ!嘘を言ってもしょうがないだろ!」と半キレ状態で言った。

「そうなんだぁ…」とNは小さく呟きながらそそくさと部屋から出て行った。

「…ちょっ…ちょっと待って…」私の声が虚しく響いた。

『Nがに喋るかもしれない!』と私は焦った。

…が冷静になれば『それはそれでいいのでは?』遅かれ早かれこのままではと私の距離は離れていくばかり、Nがに喋る事で私



に対する疑惑が晴れるのだから……。

『もう、私は成るようになれ!』とばかりに前向きに考える事にした。



その日の深夜…

「ねぇ…あなたぁ…」

ベットに横になり本を読んでいた私にが口を開いた。

「ん!?」「………」「何だよ!」「…あ‥あの…」

私はピンときた。

はN美から私の事を聞いたのだと…私は取り敢えずしらばっくれる事にした。









「何だ?どうした?」「じ‥実はね!……N美から聞いたんだけど…ほ、本当なの?」私はこの機会に真実をに…と思い、読んで



いた本をバタンと閉じ言った。

「……あぁ……本当なんだ…」

…私はこの夜、すべてをに語った。



…私の話しを聞いたは無言で私のベットに来て、私に寄り添いながらいきなり私のトランクスの中に手を入れ萎えている私の肉棒



を掴んだ。

ゆっくりと上下に扱くの手は温かく、の優しさや愛情が無言の中から聞こえてきた。

私の肉棒が徐々に固くなっていく。

が頃合いを計って私の下半身を裸にしていき「パクッ」といきなり肉棒を頬張った。

唾を含みやらしい音をたて舌を絡ませながら口を上下にするフェラチオに私の肉棒は次第に完成されていく。

「…ングッングッ……」「…ジュプジュプ……」と私達の寝室が卑猥な音に包まれ、フェラチオをしながら下半身の下着を脱ぎ



始めた。

口から肉棒を離すことなく脱ぎ、私の肉棒から玉袋、そしてお尻にかけて唾液が落ちていった。

完全体となった私の肉棒にが素早く私を跨ぎ、ひとつになろうとした。

だが、のアソコはあまり濡れていなかった為なかなか挿入する事が出来ない。

そうこうしている間に私の肉棒はみるみる固さが失われ縮んでいった。

そこでは180度、体勢を入れ替えシックスナイン体位にした。

お尻を揺らしながら私の顔に埋めようとする。久しぶりに見るのアソコは私が思っていたよりも黒ずんでいた。

「こんなに黒ずんでいたかな?」と私は思いながらのアソコを愛撫した。

私が舌と指を駆使して愛撫すると数分もしないうちにのアソコからエロ汁が溢れ出た。

「アァァ…」「イィ?ッ…」久々に聞くの喘ぎ声が新鮮に聞こえた。

喘ぎながらも必死にフェラチオする

しかし、私の肉棒は再び甦ることはなかった。

私は虚しい気持ちで胸が一杯だった。

にすまない気持ちで…せめてにはイッテほしい…と言う思いでひたすら愛撫をし続けた。

「アッ…アァァ…」『クチュックチュッ…』「ダ…ダメッ…」『ピチャッピチャッ…』「ンアァァァ…」『クチュクチュクチュ…』



「イ、イク?ッ…」寝室にはのアソコの卑猥な音と喘ぎ声が響き渡り、遂にはは果てた。

『ハァ?…ハァ?…』

私の上に崩れ落ち肩で息をする

久しぶりに見るの女の表情(かお)だった。

が私の手を握りしめた。

「あなた…」

私「ん?」

「ありがと…」

との短くなんでもない会話だったが今の私にはを今まで以上に愛おしく感じた。

を抱きたい!』『と愛し合いたい!』この時私の中で強く思った。

私はに覆いかぶさるようにして萎えた肉棒をのアソコへ宛てがった。

「あなた…来て!」「あなたの…頂戴!」嬉しそうには言った。

…が、しかし、何とかの中に入ったものの私の肉棒は萎えたままのフェニャちん状態だった。

は何とかしようと私にしがみつく様にして腰を振り、キスをしたが………。

「くそ!…ダメだ!」

私はそう言ってから離れた。

その時のの表情はメスの顔から一気に淋しそうな表情へと変化した。

「すまん…」

「…………」

私がに謝るがは無言だった。

今までに見た事がない程の深い悲しみと何かを思い込んでいる様な顔付きをしているだった。

私はそんなにこれ以上何も話しかける事が出来なかった。

が自分のベットに戻ると布団を顔半分まで被り、しばらく沈黙が続いた。

…しばらくして私はもうは眠りについているもんだと思っていたが…突然が口を開いた。

「これからも先…私と‥セックス…出来ないの?」

びっくりした私の周りを重苦しい空気が包み込んだ。

「何…何言ってるんだ…出来るさ!」明らかに動揺している自分だった。

「出来るっていつ出来るの!」が容赦なく聞いてくる。

「い、いつって……」私は答える事が出来なかった。

ただ、今にハッキリと言える事は…が私以外の男と………それを見ると私は興奮し必ずと出来る!という事だ。

私は意を決してに言った。

「お前が…俺以外の男……男と…それを見れば…お前を抱ける!…絶対に出来る!」

苛立っていた私はにそのままストレートに言っていた。と同時に『私は愛しているに…なんて事を言ってしまったんだ!』とい



う思いが私の中で葛藤していた。

が私の言葉を聞いて振り向き悲しそうな顔で私を見つめると一言だけ言った。

『『最低!』』

私の体をハンマーで叩かれた…いや、すざましい雷(イカズチ)が落ちた様な激しい衝撃が走った。

『…バタン!』

が枕と掛布団を持ち部屋から出て行った。

余りにもショッキングなの言葉にを追う事すら出来ない私がシーンとした寝室に独り居た。

『後悔先に立たず…』

この時の私にピタリと当て嵌まる言葉だった。

私はベットの中に逃げ込む様に潜り込んだ。

その間…イライラした気持ちと不安な気持ちが私から眠気を拭い取る。

…30分後、私はふと思った。

『こ、このままではいけない…を…追わなくては…』

私はベットから飛び出し寝室を出た。

は何処に行ったのか?私はまず子供部屋に行った。

しかし子供だけがスヤスヤと眠り、の姿は無かった。

子供部屋にいないとなると客部屋の何処かに違いない!と私は思った。

私は友達家族がいる部屋以外を友達家族には気付かれない様に気を遣いながらを捜した。

…が、どの部屋にもの姿はなかった。

『何処だ!…何処に行ったんだ!』

時間だけが過ぎ、焦りだけが私の心を支配していた。

が寝室を飛び出て、かれこれ1時間が過ぎようとしていた。

いらつく気持ちと焦る気持ちがちょっとしたパニック症状に私を陥れようとしていた。

私は気持ちを落ち着かせる事と喉の渇きに自然と調理場へ向かっていた。

冷たいビールを飲む事で気を晴らす為もあったのかもしれない…。

調理場に近付くと一筋の明かりが私の目に留まった。

『な?んだ…此処に居たのか!』私の不安感がここで一気に消し飛んだ。

しかし『こんな所で何してるんだ?』と私は疑問に思いながら足を進めていた。

『…ん!?』話し声が聞こえる。

ひとつはいつも聞き慣れたの声だった。

もうひとつは……低音の男の声!!

『男の声!?…誰だ?』

『こんな夜中にと誰が話してるんだ?』

を見つけた安堵感で落ち着きを取り戻したばかりの私だったが…今度は妙な緊張感に包まれた。

私は息を潜め、恐る恐る覗き込んだ。

『えっ!』

私は思わず息を飲んだ。

と話していたのは友達のN美の旦那さん(S治さん)だったのだ。

S治さんは前にも述べた様に私達夫婦より3つ年上の39歳で真面目そうな事務系なタイプで眼鏡をかけ後頭部が若干禿げかけてい



るそんな人物像だ。

調理場の片隅に私専用という訳ではないが休憩用の小部屋がある。

そこにはTVやテーブル等が有り、私のこだわりで仮眠の出来る様にと畳スペース(2畳)を作っていた。

そこに2人は居た。

2人はテーブルに向かい合う様に座っていた。

よく見ると2人の片手には缶ビールを持っていた。

テーブルの上には缶ビールの空缶が3缶とお皿が1枚あった。

皿の上にはソーセージと卵で和えた簡単な料理があり、それはの十八番(オハコ)でが料理したものだと容易に分かった。

は顔を真っ赤に染め、ビールをかなりの量飲んでいる事も見てとれた。

は先程の私とのやり取りのせいでやけ酒をしたのだろうか?

愚痴っては笑ったり、小言を呟いたりと酔ったにしては見たことのないの姿だった。

S治さんはほのかに紅くなり、ただの愚痴や小言を聞きながら「うんうん…」と頷いては「A希ちゃん()…飲み過ぎだよ?」等



と言ってを心配してくれていた。

だが、しばらくするとさすがに留まる事を知らないの小言や愚痴に嫌気が差したのか?S治さんも困った様子で小さく「…ぅん…



…ぅん…』としか言わなくなり始めた。

私はこれ以上S治さんに迷惑はかけられないと思い『な?んだ!こんな所にいたのか?』と言いながら2人の前に出ようとした正に



その時だった。

突然、が『おい!聞いてるのか!』と声を張り上げたのだ。

S治さんはびっくりした様子で同じく私もびっくりして出ていくタイミングを完全に失った。

そしては続けて言った。

「聞いてよぉ?…あの人たらさぁ?…私を抱けないのよぉ!…いざって時さぁ?…ダメになっちゃうのぉ…信じられるぅ?…信じら



んないよぉ?もぅ?…」

私はの言葉に『S治さんに何て事言うんだ!』と心で叫んだ。

S治さんは「それはもう沢山聞いたよ…」とを宥めていた。

しかしは続けて「この先ぃ…ずっ?と出来ないなんてぇやだよぉ?」先程とはと打って変わり半ベソかいて言い始めた。S治さん



は「大丈夫だよA希ちゃん…家なんて1年以上してないんだから…」と優しく慰めていた。

S治さんの優しい言葉には気をよくしたのか人が代わった様に「そうだよねぇ…大丈夫だよねぇ…大丈夫ぅ大丈夫ぅ?…」とお茶



らけて言った。

S治さんはここで、ここぞとばかりに「そうだよ大丈夫!大丈夫!」「…A希ちゃん…もう晩いしそろそろお開きにしようか?」と



言ってその場を立ち去ろうとした。

しかし酔ったは「ダ?メぇ!…今日は朝までぇ飲むのぉ?…S治さ?ん付き合ってよぉ?」と言いS治さんの腕を掴み離さなかっ



た。

S治さんは「でも…もう晩いからねっ…寝なきゃ…」と譲らない構えをみせた。

するとは今までにない真剣な眼差しでS治さんを見つめ「あたしと飲みたくないのぉ……ねぇ…あたしぃ‥そんなに魅力ないぃ…



」と色気混じりに言ったのだ。

『ドキッ』としたのは私だけではないだろう。S治さんもきっとしたに違いない。

それ程を色っぽく感じたからだ。

「どうなのよぉ…S治さぁん…」「…じゅ、十分……魅力的だよ!」「だったらぁ…ねっ!…朝まで付き合ってよぉ?…」「‥じゃ



、もう少しだけ…」

の酔った色気にS治さんもタジタジで折れてしまった様子だった。

が浮かれ気分で掴んでいたS治さんの腕を離した時だった。

「…あっ!」

は酔いで足元がフラつき倒れそうになった。

「…おっと!」

咄嗟にS治さんがを抱え上げる。

その時一瞬だけのECUPの乳房がパジャマの上からS治さんの胸元に当たっているのが見えた。

S治「…大丈夫?」

「…あ、ありがと…」

この時…S治さんは普通の態度で接していたが…はS治さんを男として少し意識したような感じがした。

2人は元の席に座った。

S治「本当に大丈夫なの?…飲み過ぎだよ!」

「…いいからぁ…飲もっ飲もっ…」

がS治さんに缶ビールを差し出すとパジャマの釦が上から二つ取れていたのが私の目に留まった。

先程、がバランスを崩した拍子に釦が外れたのか?それとも意図的に外したのか?定かではないが豊満な乳房の谷間がハッキ



リと見え、の身につけているブラまでもがチラチラと見え隠れしていた。

S治さんもその事に気付いている様子で顔や体を動かし、ビールを飲むピッチも明らかに早くなっていた。

思わず『N美ちゃんはあまり胸が大きくないので無理ないか?』等と思ってしまう程…真面目なS治さんの動きはギコチなく、はた



から見ている私は笑いが出てしまう程だったが私は必死に笑いを堪えた。

「ほらぁ…せっかく作ったんだからぁ食べてよぉ…」がテーブルの上にあるお皿に残った十八番料理を進めた。

の言葉に素直に箸を持ち食べ始めるS治さん。

でも気になってしょうがないのか?の胸元をぎこちない動きで見ている。





…と、ここで「ちょ、ちょっとぉ…何処見てるのぉ…」との一言が!

さすがに酔っているでもS治さんのぎこちない動きで気付いたようだ。

S治「…ご、ごめん」

「S治さん…やらしいぃ…」

S治「い、いや、開いてたから…つい…」

「暑いからぁ…外してたのぉ…」

S治さんの焦りながらも言い訳をする姿に私は吹き出しそうになった。

は酔っているせいかそんなに言う程、怒っている様子ではなかった。

S治「本当…ごめん!」

「…嘘‥嘘…そんな謝らなくていいよぉ…別にぃ減るもんじゃあないしぃ…」

S治「…ほぉ?…A希ちゃんが怒ったと思って焦っちゃったよ!」

「こんな事で怒んないよぉ…少しフリしてみただけですぅ…」

36歳になったの普段は絶対に言わない、酔った時にしか見せない言い回しに私は少しドキッとした。

S治「…でもA希ちゃんの‥羨ましいなぁ……家の奴なんて…」

「…あ?っ…N美に言っちゃおぉ?…」

S治さんは安心しきったのか?つい本音を言ったようだ。

S治「…いいよ別に言っても…本当の事なんだし…」

「あぁぁ…開き直りぃ…本当に言っちゃうぞぉ?…」

S治「あっ‥えっ‥嘘!…それだけはご勘弁して?…」

2人「ハハハハッ…」

S治さんはピッチをあげて飲んだビールで酔ってしまったのか?見た事もないS治さんの姿だった。

2人の笑う姿を見て私は『そう言えば…とは最近、あんな風に笑ってなかったなぁ…』と思いながら羨ましくも思った。

こうなると私が2人の前に出て行くタイミングが完全に失われてしまった様であり、私が無理に出ていき、がシラけてしまうのも



怖くなり、このまま楽しそうなの姿を見続ける事にした。

「はぁ…こんなに笑ったの‥久しぶりかもぉ…」

S治「えっ!‥そうなの?」

「うん………でもぉ?…S治さんってぇ…いがぁ?い(以外)…」

S治「えっ!?どうして?」

「だってぇ?…真面目でぇ几帳面てっ感じだもんっ…酔ってもふざけない人だと思ってたからぁ…」

S治「ショ、ショックだなぁ…そんな風に思われてたなんて…」

「は?い!これ!……もっと飲もぉ!(がS治さんに缶ビールを渡す)……あぁ?っ!‥またぁぁ今、見たでしょぉ?!」

S治「しょうがないよぉ…男だもん」

どうやらS治さんはの胸元をチラ見したらしい。

「男だもんてぇ?…S治さん、ココ見て楽しいのぉ?」

S治「そりゃそうさぁ…出来ればずっと見てたいよ!…な?んてね!?」

普段と酔ったS治さんはまるで別人の様で自分の目を疑うほどだった。

「アハハハ……な?んか‥S治さんじゃぁないみたぁ?い…」

S治「そ?かなぁ?」

「そぉ?だよぉ?……あっ!…ねぇねぇジャンケンしよっかぁ?」

S治「ジャ、ジャンケン?」

「そう!ジャンケン!」

S治「何故?ジャンケン?」

『はぁ?急に何を言い出すのやら?』と私は呆れていた。

「勝負、勝負ぅ?!」

S治「勝負、勝負って言っても…ただジャンケンするのは面白くないからなぁ…」

「あ?っ!…やなよかぁ?ん(予感)!」

S治「ん?……あっ!そうだ!」

「何、何ぃ??」

S治「…俺が勝てば…A希ちゃんの胸をもっと見せてよ!」

「やっぱりねぇ?…そ?きたかぁ?…」

私は『おいおい!何でそうなる?』と囁く様に呟いた。

S治「そうでもしなきゃ…勝負しても面白くないし…」

「…うん!…いいよぉ!」

S治「…で、A希ちゃんが勝てばどうしよっかぁ?」

「もぉっちろん(勿論)…S治さんの…アソコでしょ?!」

S治「えっ!アソコって?」

「…そこぉ?!(S治さんの股間を指差す)」

酔ったS治さんの積極的な態度と酔ったの簡単にOKする積極性に驚嘆した私だが…何よりもこのジャンケンを楽しみにしている



のは私自身だった。

S治「…ココッ!?」

「…減る訳じゃないし?…勝てばいいんだからぁ…」

S治「…よし!分かった!…それじゃ勝負だぁ!…勝つぞ?!」

「ぜったぁ?い(絶対)…負けないからねぇ…」

S治さんが立ち上がるとも立ち上がり思い思いの言葉を言った。

そして次の瞬間、2人が声を合わせて言った。

『ジャンケン…ポン!』

がグーを出したのが見えたがS治さんが何を出したのか?見えなかった。

…が、直ぐに2人の『オォォ…』と言う声にあいこだったのだと分かった。

しばらくして2人が目を見つめ合うとお互いを警戒しながら再び掛け声を言った。

『ジャンケン…ポン!』

がチョキを出した。

S治さんは何を出したのか見えない。

…次の瞬間、の「やったぁ?…私の勝ちぃ?」と言う勝利の叫びとチョキのままS治さんにVサインをしているのはしゃぐ姿が



あった。

が勝った事でガックリしたのは私だけではなくS治さんも………その落胆した姿が何とも言えなかった。『まさか…自分が負ける



とは…』とS治さんは微塵も思っていなかったのだろう。

「あたしぃジャンケン強いんだからぁ…」

S治「くそ?悔しい?…せっかくのチャンスだったのになぁ…」

「甘い甘い!」

S治「悔しい?!………じゃ約束だから…」

突然S治さんが履いていたジャージを脱ぎ始めた。

「う、嘘!!…いいよいいよぉ!」

はS治さんがまさか本当に見せるとは思っていなかった様でびっくりして直ぐさま制止した。

S治「いや!これは勝負で負けた事だから…」

「…ただのジャンケンだったんだからぁ…いいよぉ?…」

S治さんは既にジャージを足元まで下げ、トランクスに手を付けていた。

「ほ、本当にいいからぁ…」

S治「…じゃいくよ!A希ちゃん!」

『……ズルッ!』

「わぁっ…なっ…や、やだぁ?…」

制止するの声を無視しS治さんはとうとう自身の下半身(肉棒)をの前でさらけ出した。

S治さんのモノは萎えた状態でブラリと垂れ下がっていた。

しかし、は顔を反対方向へ向け目を背けていた。

S治「さぁ…ちゃんと見てよA希ちゃん!」

「…もぉ?いいからぁ…終ってぇ?」

S治「だ、駄目だよ…これは勝負に負けた罰なんだから‥A希ちゃんが見るまで終えないよ…」

勝負に負けたS治さんの潔さには頭が下がるが…これは明らかに酔った勢いであり素面のS治さんではとても考えられない行動だっ



た。

私はこんな所をM美(S治の奥さん)に見られたらどうなっちゃうかな?等とふと思ってしまった。

S治「A希ちゃん…早く見てよ…見れば終うから…」

「…え?‥もぉ?…」

はS治さんに根負けしチラッと股間に目をやった。

S治「ど、どう?」

「どうって?何がぁ?…」

S治「サイズだよ?」

「そ、そんなの…わかんないよぉ?…」

S治「…そんな冷たい事言わずにさぁ…よく見て教えてよぉ…」

「だってぇ…旦那しか知らないも?ん…」

S治「アハハハ…嘘上手いねぇ…」

「へへへぇ…」

S治「それじゃK君(私)と比べて…どう?」

が再び股間にぶら下がるモノを見る。

今度はチラ見ではなく、数秒程S治さんの股間を見て口を開いた。

「…うちの人の方が…おっきいぃかも?」

の言葉に男として嬉しく自信をつけた私だった。

S治「…K君のは…立派なんだね…」

「…て、言うかぁ…あのぉ……そ、それじゃぁ…よくわかんない…」

私はガクッと肩の力が抜けた。

S治「…そ、それじゃ、て‥勃起しないと‥て事?」

「……う、うん…」

『おいおい!何言ってんだぁ!お前は!』そんな心境だった。

S治「…て、言われてもなぁ…」

この時、S治さんはニヤリと笑った…そして次の瞬間、「胸…見せてくれる?」

「…えっ!?」

S治「…大きくするには…それなりに…ネタが無いと…」

「…別にそぉ言うぅ意味で…言ったんじゃないよぉ?…」

S治「…いや、どうしても…A希ちゃんに勃起したモノを見て欲しいんだ!……男のプライドとして……それにA希ちゃん…俺タイ



プだし…」

S治さんの目は真剣そのものだった。

『マ、マジかよ!』私は驚いた。

「…………」

はビールに酔っていたが…S治さんにも酔ってしまったのか?照れてる様子で言葉が出なかった。

S治「…あっ!…俺、何言ってんだろ…ゴメンねA希ちゃん!」

S治さんの巧みな口技にはこれからどうするのか?私の股間は既に熱くなっていた。

「…べ、別に謝らなくていいよ……」

がS治さんを見つめると言った。

するとの両手がパジャマの釦に向かっていき…。

S治「A、A希ちゃん…」

釦をゆっくりと外していく…上から3番目、4番目……その間、S治さんは固唾を飲み食い入る様に見ていた。

やがてパジャマの釦は全て外し終え、開いたパジャマの間からブラに被われた豊満な乳房が見えていた。

は着ていたパジャマを左手から抜き取り脱いでいく。

そして、脱ぎ終えたパジャマを簡単に二つ折りして椅子の上に置いた。

『…ゴクッ!!』

私とS治さんの固唾を飲み込む音がハモった様な感じがした?

それだけ‥上半身がブラ1枚のの姿が眩しく綺麗に見えたのだ。

見慣れているの姿だがこういうシチュエーションだからだろか?私は不思議に思いながら見ていた。

は直ぐさま両手を背後に回した。ブラのフックを取り外しに掛かったのだ。

細く小柄…胸をつき出す恰好でとても似つかない豊満な乳房とスタイルの良さが強調される。

いつの間にか椅子に座っていたS治さんは、じっと座ったまま口を半開きにして舐める様に見ていた。

ブラのフックを外すとブラが落ちない様には両手で支えた。

その時‥の右肩に掛かっていたブラ紐がまるで映画やドラマの演出の様にスルッと滑り落ちた。

「…なんか照れちゃうなぁ…」

酔っていても恥じらいを見せたに私は更に興奮した。

S治「…2人っきりだから大丈夫…さぁ見せて!」

旗から見るとスケベモード全開なS治さんだった。

が顔を下にして自身の乳房を見ながら両手をゆっくりと下げていく…両手でブラを優しく包み込むようにして下げていく。

次の瞬間!の乳房が露らわになった。

小さく細い身体にアンバランスな豊かな乳房…その乳房の頂上に少し黒ずんだ乳首が見える。

既に私の股間のモノはパンパンに張っていた。

S治「…キ、キレイだ…素晴らしいよA希ちゃん…」

S治さんはそう言いながら立ち上がるとに近付いていく。

この時、私はギョッとした。

S治さんが立ち上がった瞬間に先程露出して萎えていたモノが‥見事なまでに勃起していたからだ。

今は完全に立ち上がった事で着ていた大きめのトレーナーがその巨大化したイチモツを被い隠してしまい、は気付いてはいなかっ



た。

上半身裸のに…下半身が裸のS治さん。

私は不自然な恰好をしている2人に何とも言えない違和感を感じた。







の側に来たS治さんに露出した乳房を両手で隠した。

S治「A、A希ちゃん…それじゃ見えないよ!」

「…フフッ‥見たいのぉ?」

S治「…そ、そりゃ見たいさ!」

「…でもさっき…ちょっと見たでしょ!」

S治「…そ、そんな事言わないでさ?…A希ちゃ?ん!」

「…甘えん坊さんだねぇ…」

がそう言うと笑顔で両手を下げていった。

S治「…おぉぉ……」

S治さんが本当に嬉しそうな顔をしている。

完全に露見したの乳房はアルコールのせいかほのかに赤くなっていた。

S治「…いや?‥家の奴とは全然違うよ…凄くキレイだ…」

「…そんな事ないよぉ…」

S治「いや、キレイだよ!……その証拠に…ほらっ!」

「…えっ!‥あっ!‥や、やだぁ?…」

突然、S治さんが己の股間にある巨大化したモノを握り、に見せた。

S治さんの勃起した肉棒を見て口ではその様に驚き嫌がる風に言ってはいたが…の目はS治さんのモノを反らす事なく見ていた。

段々と…牝の表情に変化している

私は迷った‥このまま2人の成り行きを見守る可きか否か………と、その時だった。

S治「どうかなぁ?…K君と比べて?」

S治さんがに私のモノと比べる質問を言ったのだ。

S治さんの勃起したモノは私に比べて長さ的にはあまり変わりはないが少し太い感じがした。

私は男として‥が何と答えるのか?気になり、このまま様子を伺う事にした。

「…わかんないよぉ?…」

S治「…ほらっ…よく見て…」

「…んん?……」

S治さんの言葉に‥他人の勃起した肉棒を食い入る様に見ている

「…多分ん‥おなじぐらいかなぁぁ………あぁ?でも、少し太いかもぉ……この辺!」

S治さんのカリ部分を指差す

その人差し指は今にも肉棒に触れそうな位置で…いや、肉棒に触りたい気持ちが現れている感じがした。

S治「A希ちゃん…どおっ‥触ってみる?」

S治さんがそんなの様子を汲み取り、笑顔でに言った。

「……う……うんっ」

少し間が空いたが‥から牝へと変わりつつあったの返事はその答えしかないと思った。

の右手がS治さんの勃起した肉棒に延びていき…そして、次の瞬間!の人差し指がS治さんのカリに触れた…僅かにピクッと反



応するS治さんの肉棒。

それを逃さず見ていたが「チョン!チョン!」と触れたり離したりと他人棒で遊び始める。

S治「あっ…あぁ……うっ…あぁ…」

固く天を向いている肉棒の先っぽをは摘むとそれを下一杯に下げ、それを離すと「ビヨ?ン!」と勢いよく戻り、再び天を向く…



それを何度か繰り返すと堪らずS治さんは声を上げた。

「キャハハハ…凄い元気だねぇ…」

S治「…こんなに固くなったのは久しぶりだよ……もぅ、痛くてさぁ…」

「…なぁ?にぃぃ…抜いて欲しいわけぇぇ…」

S治「べ、別に…そう言うつもりじゃ…」

「あっそぉ!…抜かなくていいんだぁ??…」

はそう言いながらその場にしゃがみ込むとひざまづいた。

そして右手で肉棒を掴み、ゆっくりと扱き始めた。

こうなるとエロモード全開になる。

S治「‥あっ…あぁぁ…」

S治さんが息を吐く様に小さく声をあげる。

…と、ここで何故か?が扱く右手を止めた。

「…どうなのぉ抜きたいのぉ?‥それとも止めるぅ?…」

初めて見るの焦らし方に私は驚いた。

私の場合、有無を言わさずフェラを始めるなのだが……私の知らないの一面性を見て更に興奮する私だった。

S治「‥A希ちゃん…た、頼むよ!」

「お願いします!‥でしょ!」

普段のでは考えられない…まるでS〇女王様の様な表情と言い方に私はドキッとした。

S治「…お、お願いします…」

S治さんは性欲に負けてなのか?それともに圧されてなのか?まるで純情少年みたいに言った。

それを思わず笑いそうになった私だがグッと堪えた。

「‥どうしよっかなぁ?…ウフフフ…」

が不適な笑みをS治さんに見せると‥やがて、止まっていた右手がゆっくりと動き出した。

S治「あぁぁ……ぃぃ…」

が扱いている肉棒を羨しい眼差しで見つめている。

の右手が段々と早く扱き始めると我慢汁が出てきたのか「ピチャピチャ…」と音が聞こえてきた。

するとS治さんの右手が無防備なの乳房へ延びた。

そのS治さんの右手がの左乳房を鷲掴みし、揉み始めると柔らかい乳房があらゆる形へと変形した。

「…んっ……んんん…」

S治「‥A希ちゃんのオッパイ…ほんと柔らかいね…」

S治さんの左手もの右乳へ下りていく…両手での乳房を弄びはじめるS治さん。

は感じているのか?扱いている右手が時折止まっては甘い溜息が洩れていた。

「…アッ…ァンッ……」

S治さんの指先が少し黒ずんだ乳首を弄ぶとはハッキリと感じている声を上げ…乳首は明らかに固く尖っていた。

S治「…敏感な‥乳首だね……感じるの?」

S治さんの指先が乳首を摘むと一杯に引っ張った。

「…アァァッ……」

は顔を高揚させ少し大きな声を上げた。

S治「…感じてるんだね…A希ちゃん…」

S治さんが言い終わる正にその瞬間だった!

いきなりが口を大きく開け、握っていたS治さんの肉棒を口に頬張ったのだ。







は素直に感じていると言いたくなかったのか?それでいきなりS治さんのいきり立つ肉棒を…私以外の肉棒を頬張ったのか?それ



ともS治さんの肉棒を愛おしく思い…我慢出来ずに頬張ったのか?私には分からなかった…と言うよりもの突発的なこの行動が驚



きと興奮を高まらせ私の思考回路を無力にさせたのが正しいだろう。

S治「あぁ!」

S治さんの喜ぶ声が微かに聞こえた。

そして、ここから…の逆襲が始まった。

が他人棒をフェラする光景を初めて見た私は我慢出来ずに股間の熱くなったモノを扱いた。

は最初から「…ジュプジュプ…ジュルジュル…」と卑猥な音を起てて他人棒をフェラチオしている。

セミロングの髪を振り乱し…しかも喉深くまでむしゃぶりついていた。

S治「…あぁぁ…うぅぅ‥気持ちぃぃ…」

S治さんの顔を見ると本当に気持ち良さそうな表情をしていて今にもイキそうだった。

「…ングッングッングッ…ンンッンンッンンッ…ンッンッンッンッ…」

追い撃ちをかけるように…の口ピストンが早くなっていく。

S治「あっ‥あぁっ……イ、イクぅ…」

S治さんがそう言うとが肉棒から口を離し舌で亀頭を刺激しながら右手で肉棒を凄い速さで扱き出した。

S治「…あぁぁ…A希‥ちゃん…く、口に出しても‥いぃ?」

「……い、いい‥よ…」

が口を大きく開けたまま舌を肉棒の亀頭下へ持っていき待受体制になると右手が肉棒を扱きまくった。

S治「あぁぁ…うっ!!」

次の瞬間♂S治さんの肉棒から男汁が噴射され、の口内や舌を汚していった。

夥しい量の男汁が…真っ白で濃厚な男汁が容赦なくを…の口を汚していた。

大量の男汁に汚されながらもが最後の一滴まで搾り出そうと肉棒を丁寧に扱いている。

S治「あぁぁ…A希ちゃん…」

そんなを見てS治さんがの頭を撫でながら言った。

が上目でS治さんを見つめるとの右手は肉棒から自分の口元へ移動して口内にある男汁を受け止めていた。

の右手に滴り落ちる男汁が貯まっていく。

「す、凄い‥量…」

S治「ずっと出してないからね…」

の掌には私以外の男汁が溜まり…その量の多さには驚いていた。

…ここで私は調理場から一旦離れた。

が汚れた手や口を洗う為に流し場、もしくはトイレに行くのではと思ったからだ。

私は取り敢えず2Fの客用トイレに向かった。‥実は恥ずかしながら、私も自分の手を自身の男汁で汚していた為、洗い流したかっ



た事もあった。

自分のの痴態で射精してしまうこの快感にどっぷりハマリそうな気分だった。

私は2Fのトイレで手を洗っている間…まさかこの様な展開で夢にまで見たの痴態が見れるとは…と、がS治さんの肉棒を喉深



くまで頬張り、激しいフェラチオをしているシーンを思い出していた。

みるみる私の肉棒は再び熱く固くなっていく。

ふと‥ん!?ところで今2人は何をしているのだろう?…も、もしかして!やってるかも…セックスをしているかもしれない!と不意



に思った私は急いで手をタオルで拭き、静かに現場(調理場)へ再び向かった。

向かう途中「ドキドキ…」と高鳴る鼓動に緊張している私だった。

すぐ近くまで来た時……聞き慣れたの「‥アッアァンッ…アァンッ…」と言う喘ぎ声が微かに聞こえた。

『…やはり嵌めてるのか?』

まだ2人が何をしているのかハッキリ見た訳ではないのだが、再興奮した私の放出したばかりのモノは今まで以上にない程固くなっ



ていた。

2人の気配が先程までの場所より近い感じがした。

するとやはりとS治さんは先程の休憩部屋ではなく調理場に居た。

私は休憩部屋に居るものとばかり思っていたので咄嗟に隠れる様にしてゆっくりと覗き込んだ。

『……!!』

『…ゴクッ!』

私は2人を見た瞬間、息を大量に吸い込み、大量の固唾を飲んだ。

2人は思っていた通り、ひとつになっていた…繋がり合っていたのだ。

予想していたとはいえ、現実に嵌め合っている2人を見て驚いたのが正直な所だった。

2人は背後位(バック)で嵌めていた。

が流し台に両手を置き、お尻を突き出した恰好で…その背後からS治さんがの括れた腰を両手で掴みながら腰を振り、肉棒を



のアソコへ埋めていた。

「…ンンッンンッ…アァッアァッ…」

S治さんの肉棒がのアソコに深々と突き刺さる度にの喘ぎ声がリズムよく聞こえてくる。

何故こんな所で?…と、ふと疑問に思った私は勝手に妄想を始めた。

【想像】

フェラ後、は手に溜まったS治さんの男汁を洗い流す為、または口を濯ぐ為に調理場の流しへ…手を洗い、口を濯ぐ…その背



後からS治さんが忍び寄り抱きしめる…びっくりしたの耳元で優しく何らかの言葉をかけ、その言葉には……。

パジャマパンティを下ろしのアソコを愛撫するS治さん…のアソコに顔を埋め、口で‥舌で弄び、直ぐにびしょ濡れ状態にな



のやらしいオ〇ンコ。

S治さんの肉棒も再び蘇り、熱く‥固くなっていく…自然に受け入れ体制と射し入れ体制が整った2人に言葉などはいらない…S治



さんが肉棒を掴み、のアソコに宛てがう…は我慢出来ずに思わずお尻を振る…ゆっくりとS治さんの肉棒がの中に埋まってい



く…。…と、自分勝手な解釈で妄想した。



「…アンッアンッ…アァッアァッ…」

S治さんに突かれる度に喘ぎ、波打つように揺れ動くの乳房。

S治「どう?…久しぶりの‥男のモノは?」

「アァァッ…イ、イイィ?…」

は久しぶりの肉棒に余程感じているのだろう、『イイィ…』と言った言葉の部分は裏返った声だった。

S治「お、俺も…だよ!」

肉同士がぶつかり合う「パチンッパチンッ」という音が激しさを増していく。

一度射精したS治さんの肉棒はまだまだ余裕が感じ取れた。

「…アッアッ…ダメェェ…イ、イッチャウゥゥ?…」

髪を振り乱し、乳房を波打たせ、声を上げまくる

S治「フンッフンッフンッ…」

『…パチッ!パチッ!パチッ!……』

の感じまくる様子に…S治さんが物凄い勢いで腰を振り始めた。

は眉間に多数の皺を寄せ、今にもイキそうだ。

「…ダメダメェ?…イッイク?ッ………アウッ……ァァァァァ……」

が絶叫した後…ピクッピクッと体を痙攣させた。

それはが私以外の他人の男に…セックスでイカされた瞬間でもあった………。

力無く崩れ落ちそうなを‥S治さんが両手でがっしりと掴み支えた。

…が、肉棒をの花壷から抜き取る事は無かった。

S治「…いっちゃったね…」

「ハァ?ハァ?ハァ?…」

は肩で息をしているだけで返事はなかった。

久しぶりのセックスでイッタ余韻を存分に味わっているかの様に見えた。

S治「…動いていい?」

「…ハァハァ……ええ‥い、一杯して!」

S治「‥好きなんだね!セックス…」

「‥し、してないし…久しぶりだから………ねぇ早く突いて!」

は私の時よりもかなりHになっていた。

『私以外の男とのセックス』というシチュエーションに興奮している様でもあった。

S治「…我が儘な奥さんだ…」

S治さんは背後位からの乳房を揉みながら腰を振り始めた。

「…アッ…アァッアァッ…」

もS治さんの腰付きに合わせ自らお尻を振っている。

私の大好きなEカップの乳房が握り潰されるほど変形し、乳首もピンッ!と固く尖っていた。

「…アァァ…イイ?……気持ちイイィ?…」

我を忘れたかの様に‥他人とのセックスを堪能する

S治さんがの両手を掴み腰を振ると「パチッパチッパチッ…」「ピチャッピチャッピチャッ…」と卑猥な音が響き渡り、の乳房



が一段と「タップンタップン…」と乱れに乱れ‥揺れまくった。

「…アンッアンッアンッ……アァァ…もっ、もっとぉ?……」

でもない…母親でもない…飢えたメスの姿がそこには在った。

『…ズュルッ!』

不意に突然、S治さんが肉棒を抜き取った。

「…えっ!?」

快楽の真っ只中、S治さんの取った行動にの不満げな表情がとても印象的だった。





S治「…あっちへ行こうか?」

とS治さん2人が先程ビールを飲み合った休憩部屋へと移動した。

S治さんがの両肩に手を置き、押す様な感じで2人が部屋へ入って行った。

すかさず私も気付かれない様に移動し、そっと覗き込み中の様子を伺った。

2人は2畳分しかない畳の上に居た。

私がよく仮眠を取る場所だ。

調度S治さんが仰向けになってがその上で跨いでいる所だった。

がゆっくりと腰を下ろしていく…S治さんが肉棒を掴み、の蜜壷にあてがう…直ぐにの蜜壷がズッポリと肉棒を飲み込んでし



まった。

「…ンッ…ンンンッ…」

一瞬にしてメスの顔…飢えたメスの表情へと変化するにドキッとしてしまう私。

「…アッ…アンッ…アァッアァッ……」

腰を器用に動かし己の快楽を求め続ける

私が居る場所から2人の繋がり合っている部分がよく見えた。

いきり立つ肉棒にはの愛汁がべっとりと付着し、その肉棒を蜜壷の両サイドにある花びらが包み込む様にして…の蜜壷にS治さ



んの肉棒がジャストフィットしていた。

『…アッ!』

私はこの時初めて『ある重大な事』に気付いた。

それはゴムを付けてない!2人が避妊してない事に気付いたのだ。

私は興奮し舞い上がっていたせいか、事の重大さを今頃になって気付いたのだった。

『だ、大丈夫なのか?』

私は小さく呟やき心配したが…2人の情事を覗き続けた。

「…アッアッアッ…イィッイィッ…アァッアァッアァッ……」

S治さんの腰が上下に動き出すとは髪を乱し、乳房を大きく弾ませ喘ぎまくった。

私の目の前で繰りひろげている…の私以外の男との激しいSEXに…淫らな痴態に…避妊の事など吹っ飛び、己の固くなった股間の



モノを扱いている私だった。

S治「…A希ちゃん…凄い腰付きだね!」

「…アァッアァッ…気持ちイィッ……」

の言葉は答えになっていなかった。

おそらく久しぶりの固くなった肉棒に酔いしれているのだろう。

私が一瞬『あ、あれは本当になのか?』と疑ってしまうほどの乱れっぷりだった。

『…ズリュッズリュッズリュッ……』

「…イイッイィ?ッ…奥にぃ‥当たってル?ッ…アァッアァッ…アァ?ッ…」

が自慢の美脚をM字にして腰を上から落とす様に激しく振ると肉棒がオ〇ンコに擦れ刺さる音が聞こえ、雄叫びに近い声で喘ぎま



くり始めた。

S治「…ちょ、ちょっと‥A希ちゃん……こ、声!」

このの雄叫びに近い声を聞き、慌ててS治さんが動きを止めに注意した。

するとは「ハッ!」と我に帰り、少し恥ずかしそうな仕草を見せた。

S治「‥声…大きいよ!」

「…ごめぇん…気持ち良すぎて…つい…」

S治「…そんなにイイ?」

「‥う…うん…」

の言葉に思わず笑みが零れるS治さん。

そんなS治さんをは見つめて言った。

「‥ねぇ…早くぅ…」

S治さんの肉棒が嵌まったままの腰を横に2、3度振りながらS治さんにせがむの姿だった。

苦笑いするS治さんの表情に『なんてスケベな女なんだ!』『まるで淫乱な飢えた女だな!』と私は読み取ることが出来た。

するとS治さんが上半身を起こし、をそのまま後方へ寝かした。

仰向けになったの乳房を揉みながらゆっくりとS治さんの腰が動き始める。

「…アァッ……ンンッンンッンンッ……」

の色っぽい吐息が聞こえた。

S治さんが腰を振りつつ、乳首を摘みコリコリと弄ぶ。

時折、乳房を鷲掴みしては乱暴に揉んでいた。

「…アァッ…ンンンッ……」

S治さんが顔をの乳房に近付かせると乳首を口に含んだ。

「…アアンッ……か、噛んで…」

私の時には言った事がないの言葉に『ドキッ!』とした。

「…アッ!…アァァッ…」

の体がピクッと反応し甘い声で喘いだ事で‥S治さんがの言う通りに乳首を噛んだのだと分かった。

私の大好きな豊満な乳房がS治さんの唾液と蛍光灯の明かりで光り輝いている。

の乳房を自由に弄びながらのオ〇ンコに肉棒を突き刺しているS治さんに少なからずも嫉妬してしまう私だった。

S治「…A希ちゃんの‥オッパイ美味しよ…」

「…も、もっと噛んでぇ…アァァッ…も、もっと強くぅ……」

の言葉で私が更に興奮したのは言うまでもない…。

S治「…こうか?」

「…も、もっとぉ…」

S治「…どうだ?」

の言葉にS治さんが乳房を目茶苦茶に揉み、舐めまくり、そして白い歯で強く噛んだ。

そして片方の固く尖った乳首を目一杯引っ張った。

「‥アッアァァッ……イッ!」

乳首を引っ張られると一瞬だけ苦痛の表情を見せる……だが、直ぐに牝の表情に変わった。

の乳房をここまで乱暴に扱う事など出来なかった私はこの光景を固唾を飲み覗き続けた。

S治さんがの両乳首を手先で摘んだままの状態で腰を早く振り始めた。

「…ンッンンッ…アァッアァッ…アァァンッ…」

こんなプレイを喜び喘いでいるの姿を見て『あ、あのA希()が…』と信じられなかった。

S治さんはこの淫乱さに益々調子付き、更に乳首を引っ張り、そして捻った。

「…アァッ!痛っ!」

さすがに苦痛の声を上げる

苦痛を訴えたにS治さんは乳首を離した。そしてそのままの足首を掴み‥すかさず腰を前後に大きく振り始めた。

「…アッアッアッ…アァッアァッアァッ…」

苦痛の表情から一転、気持ち良さそうな表情を見せる

「…アンッアンッ…イィッイィ?ッ…もっとぉもっとぉ?っ……」

更に歓喜し、S治さんに要求する

するとS治さんがの要求に応える如く美脚をM字にして激しく腰をバウンドさせる。

「…イィ?ッ!イィ?ッ!…」

瞬く間にの絶叫が始まった。

S治さんが慌てて傍に有ったタオルをの口へ持っていく。

「うぐっ!…ンンッ…ンンッ…ンン?ッ……」

はそのタオルを口にくわえ喘ぎまくった。

S治さんの肉棒が突き刺さる度にのアソコから「ピチャピチャ」と音が聞こえた。

S治さんが更にピストン運動のピッチを上げる。

「…ンッンッンッンッ…ンンッンンッンンッ…ンン?ッ…ンン???ッ……」

その途端、は口にあるタオルを強く噛みしめ、その後裸体を一瞬大きく反らせると力無くグッタリとした。

少しすると噛み締めていたタオルが畳に落ち、とても幸せそうな顔で果てているの姿がそこにあった。

…しかし、の裸体が揺れていた‥豊満な乳房が波を打っていた……S治さんが肉棒を抜く事なく容赦ないピストン運動を続け



ていたのだ。

S治「…うぅ?ッ…」

私はS治さんが限界に近付いているのだと直感した。

「…アッ…アッアッ…ま、また…アァッアァッアァッ……」

果てた余韻を一時(ひととき)味わっただけで再び感じ始める淫乱な姿が私の目の前にあった。

S治さんがに覆いかぶさり、の腋下から腕を潜らせの肩をグッと握る…の乳房がS治さんの胸板に押し潰れる様に重なり合



った。

「…アァァ…イィッ…気持ちイイ?ッ?…」

がS治さんに腕を回し抱きつく様にした。

2人がピッタリと重なり合いセックスしている姿に私の股間のモノは爆発寸前だった。





S治さんの肉棒が物凄い勢いでの中…の胎内に出入りしている。

セックスしている畳の上には2人の愛汁で出来た染みが出来る程の…激しく荒々しいセックスだ。

S治「A希ちゃん…も、もう駄目…」

S治さんがの耳元で言った。

「…アッアァッ…あ、あたしもぉ…」

もS治さんにしがみついたまま言った。

私は『ま、またイクのか?一体のアソコはどうなってしまったんだ?』と驚いた。

S「あぁ…イクッ!…A希ちゃん…こ、このまま…出していい?」

私は『おいおい!』『無理無理!』と思わず小さく呟いた。

私は内心、中出しなんて許す訳がないと核心していたからだ。

…とは言うものの、今の淫乱に豹変してしまった『もしかして?』『ひょっとしたら?』と不安が広がり始め、私の鼓動が『



バクバク…』と高まった。

私はに全集中した。

「…な、中は…ダメ…ダメよ!」

の声にフゥ?ッと息を吐き、ホッとした。

S治「…何処に出す?」

「…く、口っ!」

『口に…』とが言うとは口を開け、指先で口を指し強調した。

S治「わかった…」

に覆いかぶさっていたS治さんがそう言うと自身の上半身を起こし、の括れた腰をがっしりと掴み、高速ピストンで腰を振り始



めた。

自由を取り戻したの乳房が『プルン!プルン!』と大きく揺れる。

「…ンッンッンッ…アァァァァッ…ダ、ダメ?ッ…イク?ッ…」

S治「‥あぁぁ…イク??ッ…」

2人の声が部屋中に響き渡った。

すかさずS治さんがベトベトになった肉棒を抜き取り、の口に持っていった。

S治「‥うぅぅっ!」

の口に間に合わなかった最初の精液が勢いよくの左目付近に飛び散った。

「……うぐっ!…」

直ぐにS治さんの肉棒がの口を塞いだ。

S治「…あぁぁぁ……」

S治さんがの口に入れた肉棒を扱きながら声を上げた。

口を大きく開け、射精している肉棒をくわえているの眉間に大きく皺(しわ)が寄っていた。

それは苦痛から出る皺ではなく、女としての喜びを味わっている皺なのだと私は思った。

「‥ウグッウグッウグッ……」

S治さんはすべての精液を放出しようと丁寧に肉棒を扱き…

も他人の精液を欲しているのか?わざわざキツイ態勢、頭を浮かせながら頭を振り、S治さんの肉棒から溢れ出る精液を搾り出す



手伝いをしていたのだ。

少しするとS治さんは扱く手をの頭に持っていき、乱れたの髪を撫で始める。

「…ングッングッ…ジュルッジュルッ……」

するとが口内にS治さんの精液を含んだままの状態で美味しそうに肉棒をしゃぶり始めた。

S治さんはこのまま肉棒をに預ける感じでの口技を存分に味わっていた。

2度の放出を果たしたその肉棒は萎える事なく元気そのものであった。

S治さんがタフなのか?それともフェラチオで元気なのか?…いずれにしても羨ましく思う私だった。

「…チュパッ!」

がようやく肉棒を口から離した。

S治さんがの横に移動し座る。

が顔をやや上向かせたまま上半身を起こし口の中の精液を右手に出そうとした。

S治「…飲んで!」

の横からS治さんが言った。

が一瞬「えぇっ!」と嫌な表情を見せた。(は精飲を苦手にはしてないが……。)

S治「…頼むよ!」

S治さんがを見つめながらお願いした。

「…んん……ゴクッ!」

S治さんのお願いには頭を少し縦に振り、無言で精液を飲んだ。

他人の精液を飲み込んだ後の何とも言えないの表情が印象的だった。

「…ん?んっ……飲んだよ…」

口を大きく開けS治さんに口内を見せる

S治さんが覗き込む。

S治「…どう…味は?」

「…正直…あまり美味しいものじゃあないよぉ…」

S治「ありがとう…」

S治さんがそう言いながらの無防備になっている乳房を揉んだ。

「…アッ…だ、駄目だよぉ…もぅっ…」

がS治さんの手に自分の手を重ねて言った。

ただの声音は明らかに違っていた。

甘える時の様な声に……

駄目と言いながらも実は誘っているのだ。

性欲に貪欲な別の意味でのの姿を見た感があった。

S治「あれっ?…乳首起ってない?」

S治さんが乳首を刺激する。

「アンッ…ダ、ダメだってぇ…」

口で言うだけで余り抵抗しない

S治「……チュッ…チュパッチュパッ…」

S治さんがそんなの様子を察し、乳首を口に含んだ。

「‥ンッ…ンッンンッ…」

S治さんに乳首舐められているがS治さんの頭を両手で抱えて声を上げた。

S治「‥チュパッチュパッ…美、美味しい…」

赤子の様に乳首や乳房を舐めまわすS治さん。

「‥アンッ…もぅ駄目だってぇ…ンンッ…」

S治「‥も、もう少しだけ…」

S治さんは私同様に本当にオッパイ好きなんだなぁと思った。

私は少し無理な態勢で覗いていた為、ここで背伸びをしようと立ち上がった。

すると、無理な態勢が祟ったのか?私はバランスを崩してしまった。

慌てて足で踏ん張り、転倒する事は逃れたのだが、足で踏ん張った際、床と靴のキュッと言う摩擦音を起ててしまったのだ。

私は咄嗟にヤバイ!とその場から立ち去った。

ふと気が付くと「ハァハァ…」と軽い息切れを起こしながら寝室のベットに座っている私がいた。

ベットの端に座り、息遣いを調整しながら冷静さを取り戻す私。

翌々考えると…何故私が逃げる様にしてあの場を立ち去らなければいけないのか?あのがこの寝室から出て行く時に私に投げ掛け



た『…最低!』と言う言葉を思い出した。

『どっちが最低だよ!』私は無性に腹が立ち思わず声を上げてしまった。

私の事を「最低!」と言って寝室を飛び出し、その数時間後には…自身が酔っていたとはいえ、私以外の男とセックスしたのだ。

私の中で嫉妬と苛立ちが沸き興った。

…数分後、シ?ンと静まり返った中、カチッと言うドアの開く音がした。

が戻って来たと分かった。

『ミシミシ‥』と足音がする。しかしその足音は私の居る寝室に近付く気配はなかった。

私はが浴室に向かっていると直感した。

私は居てもたってもおられず浴室に向かった。

浴室のドアを開けるとシャワーを浴びるの姿が擦り硝子に写っていた。

勿論、全裸で頭からシャワーを浴びている姿だった。

私は咄嗟に素っ裸になり中に入った。

「…えっ何っ!?…キャッ!」

私はを背後から抱きしめた。

「…あ、あなたぁ…」

私はの背後から身体を密着させ乳房を鷲掴みして揉んだ。

私「…何処に行ってた?」

私は乳房を揉みくちゃにしながら乳首を抓りの耳元で言った。

「…アッ…ンンッ……あ、あなたの…休憩部屋…」

S治さんとの情事の残り火がまだの中にある様な感じ方だった。

私「…こんな時間まで何してたんだ?」

私は先程のとS治さんの情事の中でS治さんがしていた乳首を引っ張る行為をマネながら言った。

「…アッ!…アァッアンッ……ビ、ビールを…飲んでたのぉ…アァッ……」

私「ビール飲んでただけでこんな時間に?」

私は更に乳首を引っ張りの首筋に舌を這わした。

「…アァァッ…ね、眠って…しまってぇ…アァァァ…」

私「…1人で?」

「…う…うん……」

の言葉からは私が覗いていた事や『キュッ!』と鳴った物音に気付いてはいない様子だったが…が私に嘘をついた事とS治さん



との情事の光景を思い出し、私の中で苛立ちと嫉妬が混じり合った何とも言えない興奮が芽生えていた。

「…ンッ!…アァッアァァァッ…」

私「何だ?このヌルヌルした液は?」

私はのオ〇ンコに指2本を入れ掻き回した。

「…ンアッアァッアァッ…気、気持ち…イイッ…」

S治さんとの情事と…更に私にまで歓喜の声を上げるの中のメスの部分を恐ろしく感じた。

『…グチュッグチュッ…ピチャッピチャッ…』

私「ん!?…何時もと濡れ方が違うぞ?」

「…アァッ…そ、そんな…事なぃ…ンアァァッ…」

私に疑われたくないが私の質問に感じながらも必死に答えていた。

私の指にヌチャヌチャと絡み付く様な感じは初めての感触に感じた。

『これもS治さんとの情事によるモノなのか?』と思うと嫉妬心が膨れ上がった。

「…アァッアァッ…ダメダメ?ッ…イク?ッ……アァァァァ……」

私はの中を目茶苦茶に…乱暴に掻き回すとは大絶叫し果てた。

私が指を抜き取るとは力無くしゃがみ込む様に落ちていった。

「…ハァ?ッハァ?ッ……」

は肩で息をしている。

シャワーのおが崩れ落ちてしゃがみ込むに容赦なく降り注ぐ。

濡れた長い髪がの裸体に付着し、妖艶な色気を感じた。

私はそんなにイッた余韻を味わわせる事なく長い髪を掴み、の口にいきり立つ私のモノを押し当てた。

私「ほらっ…しゃぶるんだ!」

「…ハァ?ッハァ?ッ…ウグッ!ンンッ……」

口を開け荒い息遣いをしているの口に…いきり立つ私の肉棒は…容易に入る事ができた。

「…ンンッンンッ…ンンンッ…」

掴み取っていたの髪を引っ張りながら私は腰を前後に振った。

すると眉間に皺を寄せ苦痛の表情をが見せた。

S治さんの時とは違う、悲しい皺だった。

私「…舌を使え!」

「…ンンッ……ングッングッングッ…」

の舌が私の肉棒に絡み付き、私に一時(ひととき)の快楽を与えた。

…が、私はこの時『もしこの場面でS治さんが私同様にに指示すればはどうしただろう?』『おそらく…いや必ずは同じ様に



舌を絡めたに違いない!』と勝手に思い込みながら私の肉棒を頬張るを見ていた。

この事で更に興奮した私は髪を握ったままの頭を両手で掴み前後に振った。

私の腰も自然と合わせるように振り、私の肉棒はの喉奥まで達していた。





「…ンンンッ…ン?ンッ……ウッ…ウゲッ!」

苦痛の呻き声を上げるはしばらくすると噎せ反った。

シャワーの滴でハッキリ見えないがの目には涙が溜まり、唇から唾液が垂れていた。

「…ハァハァ…あなた…ハァハァ…苦しぃっ…」

は私に訴えた。

「…ウグッ!…ンンッ…ンンンッ…」

私はそんなの訴えを無視し、再び肉棒をの口内に突っ込んだ。

私は再び腰を振り、それを何度も繰り返し行った。

…途中、が逃げる様に顔を背けたが私の殺気迫る行動には涙を流し、耐える様になった。

段々とが馴れてくると噎せ返る事が少なくなった。

私は最後に目茶苦茶に腰を振りそしての頭も同様に振った。

「…ンンンッンンンッ……チュパッ!」

の頭を後方へ投げる様にして腰を引くと肉棒が音を出し口から離れた。

が荒い呼吸でグッタリとバスマットの上に寝そべった。

私「何してる…起きるんだ!」

「…ハァハァハァ…も、もう止めてぇ…」

何時もとは違う弱々しいの姿だったが私はすぐにを立ち上がらせ、浴槽の所へ両手を置き、お尻を突き出す恰好にさせた。

私はいきり立つ肉棒を右手に持ち背後位(バック)からのオ〇ンコへ勢いよく突き刺した。

「アゥッ!…」

突き刺した瞬間、が顔を反らして声を上げた。

『…パンッパンッパンッパンッ…』

私はの括れた腰をガッシリと掴み、勢いよく腰を打ち付けた。

「…ンッンッンッ…アッアッアッ…アンッアンッアンッ……」

の上げる声が徐々に喘ぎ声に変わっていく。

…が、しかし私には満足の出来ないとの交わりだった。

の中はいつもよりもヌルヌル感はあったが肉棒に纏わり付く感じが半減していたのだ。

久しぶりのとの交わりにのオ〇ンコを美化していたのか?それともS治さんの肉棒でのサイズが肥大したのかは判らないが…



とにかくあまり気持ちの良いモノではなかった。

しかし嫉妬や興奮が強かったせいか、私はそのまま勢いを失う事なく打ち続けた。

私はとの久しぶりのセックスを楽しむ事なく、ただがむしゃらに…めちゃくちゃに打ち続けた。

「…アァッアァッ…イィッ……あ、あなたァ…イィッ…も、もっとぉ……」

遂にはが牝の声で泣き始める。

この時ふと、とS治さんとの情事の風景が重なった。

あの時もは同じ言葉で喘ぎまくっていた……。

私は更に嫉妬し今までにない程、肉棒をに打ち付けた。

『‥クソックソックソォッ…』と私は心で叫びながら突いた。

「‥アァッ…凄いぃ…あなたぁイィッ……アァッアァァッ……」

突然、射精感が私を襲った。

私「…ウッ!」

ドクドクと夥しい量の精子が射精されているのが自分でもわかった。

「‥えっ!…な、中に!?…中に出したの?」

私の動きが止まり、呻き声を出した様子をみてが慌ただしく言った。

私が無言で肉棒をゆっくりと引き抜くとのオ〇ンコの開いた口から精子がドロ?と零れ出てきた。

私「‥動くな!」

が動こうとしたので私は制止させた。

私はこの滴り落ちている精子を見て『は俺の女だ!私だけが中出し出きる存在なのだ!』と自分勝手に自負し満足感を味わってい



た。

中出しする事で…私はS治さんに対抗したつもりだったのだろうと思う。

私はのオ〇ンコからまだ残っている精子を指で掬い取り、そのままの口元へ持っていった。

私「舐めろ!」

「……ペロペロペロ……チュッ…チュパチュパ…」

素直にが口を開け、指を舐め始めた。

次第に私の指を肉棒の様にフェラチオし始め、私の指に舌を絡ませ…頬をへこませながら吸っている。

の貪欲な性欲…淫らな姿に再び驚かされた。

私は堪らずの顎を掴み唇を重ねた。

直ぐにの舌が私の口内に侵入し激しいディープキスへと変化した。

の口は私の精子の生臭い匂いが充満していたが、私はをギュッと強く抱きしめながらキスをし続けた。

「‥ン?ンッ……苦しぃ…」

は激しいキスで息が出来なかった様で私から逃れる様に唇を離した。

「ンンッ!……チュッチュッ…ピチャピチャ…」

私は再びの唇を奪った。も激しく私の唇を犯した。

こんなに長い時間キスをしたのはと付き合っている頃以来だった。

フェラ中出しキス等の行為を済ませた私の中で嫉妬や興奮が次第に薄れていき時間も時間だけに睡魔が私を襲ってきた。

これ以降、とは何も喋る事は無かった。



………朝、気が付くと私はベットの中に居た。

『ん?あれは?…ゆ、夢?…夢だったのか?』と寝起きの私は思ったが…隣で寝ているの体を見て夢ではなかった事が明らかにな



る。

の乳房に付いた無数のキス痕(マーク)がそれを証明して…教えてくれた。

私は朝食の準備(S治さん家族達)をする為に着替え、そっと寝室を出た。



…約1時間後、調理をしている私の後ろから「おはよぉ…」とけだるそうな声がした。

いつもの様に髪をゴムで簡単に縛り、ラフな恰好で現れただった。

昨夜のS治さんと私の2人を相手に深夜…明け方近くまで乱れまくったはさすがに疲れている様子だった。

私は昨夜、をまるでのように犯した事もあって目を合わせる事なく「あぁ…おはよ…」とだけ言った。

が私のそばに来て手伝おうとしたが私は「今日は天気がいいから外のテラスで食べようと思う…悪いがテラスに行って準備してく



れる?」とまるでを追い払うように言った。

昨夜の衝撃的な出来事でと一緒に居づらい気持ちが私をそうさせたのだと思う。

それから30分してN美と子供達が起きてきた。

「今日はテラスで食べよう!」と言うと子供達は喜び料理や皿、コップなどを運んでくれた。

テラスに行くとがテーブルや椅子をキレイしており、洒落たテーブルクロスとそのテーブルの真ん中に小さな花瓶が有った。花瓶



の中には一輪の花がさしてあった。

N美が「キレイな花ね?」と言うとが「…あ…でしょ!さっき摘んできたの…」と笑顔を作っていた。

N美の夫であるS治さんと過ちを犯したの精一杯の作り笑顔だと私には分かった。

私は意地悪で「あれ?S治さんは?」と言うとの顔が少し固る。

「まだ眠い!って起きないのよ!…まったく世話のやける旦那だよ!」何も知るよしもないN美の明るい声の軽い冗談にも声に出す



事もなくただ作り笑顔でこたえるだった。

朝食を始めて20分位すると子供達は山に遊びに行くと少ししてS治さんが「おはようございます…」とまだ眠たそうな声で起きて



きた。

「挨拶ぐらいきちんと出来ないの?だらし無いんだからぁ…」N美の朝からハイテンションな大きな声が響いた。

その時のの顔は少し引き攣り、S治さんを見る事を出来ないでいた。

私「仕事で疲れてるんだから…こんな時ぐらい休ましてあげなよ!…なぁA希!」私はまた意地悪した。

「…えっ…えぇそうよN美?!」の作り笑いが崩壊しつつあった。

N美が「ねぇ…何かあったぁ?…A希少し変よ?」と、いつものでない様子にさすがに気付いたのか?しかしは「ううん、別に



ぃ…」と満遍な笑みで応えると「そう、ならいいけど…」と明るい声でN美が言った。

S治さんが席に着き食事を始めるとN美のお喋りタイムがはじまった。

私やが相手してるばかりでS治さんは黙ったまま黙々と食事をしていた。

N美のお相手をしている時にもとS治さんが目を合わす事もなく、ただただ時間だけが過ぎていった。

食事が終わり、私が食器を片付けようとするとN美が「私も手伝うよ!」と言って私と一緒に調理場へ行った。



蛇口からほど好く水が流れている。

私の隣にさすが主婦とばかりにテキパキと手慣れた感じで食器類を洗っているN美の姿があった。

私はN美が洗い終えた食器類を布錦で拭きながら『とS治さんは…2人は今、何をしているのだろう?』『まさか…昨夜の続きを



?』等といかがわしい妄想を思い浮かべては気になって仕方がない状態だった。

N美が時折、何かを話しかけたりしたが…私は「う…うん…」「そ…そうだね…」と素っ気ない返事しか出来なかった。

昨夜のの淫らな光景が私の脳裏を洗脳し始め、次第に股間が熱くなっていくのが分かった。

隣にN美がいる状況にも関わらず私の肉棒は勃起していた。









膨れた股間をN美が気付いたのか?

N美「何?、朝立ちしてんのよ?」と冗談混じりに言った。

私は焦り「えっ…いや…これは…あれ?…」とあたふたしているとN美が「こんな美人が隣にいるからでしょ??」と私をからかう





私は「アハハハ…」と笑いごまかす事しか出来なかった。

するとN美が私の方へ体を寄せ、顔を近付かせると「ねぇ、溜まってるの?」と言ってきた。

私は苦笑いで「まぁ…」と言うとN美が小声で「抜いてあげよっかぁ?」と言ってきたのだ。

私の勃起を勘違いしているN美にどう返していいのか迷っているとN美は「うふふ…」と言って濡れた手を私の股間に持っていきズ



ボンの上から肉棒を触り始めたのだ。

「N美ちゃん!ダメだよ!」と驚き慌てる私にN美は無言でくっきりと浮き出た肉棒を掴むような感じで上下に摩り始めた。

N美が「固っ!…おっきい?…」と呟くと肉棒を強く握り扱く感じで肉棒を弄び、私の気持ちは「止めてほしい」から「やってほし



い」に変わってしまった。

濡れた手で触った為、私のズボンには大きな染みが出来ていた。

N美がしゃがみ込むとすかさず私の肉棒を取り出し、直に扱き…舐め…そしてフェラチオが始まった。

以外の女性に…しかもの親友に…何とも言えない興奮が私の体を支配しようとしていた。

しかし…………。

N美「…ングッングッングッ…チュプッ!……気持ちいぃ?…」

私「……う、うん…」

正直、より全然だと思った…の方が断然上手いと………。

少し興ざめし、いけない過ちを侵している感が私の心を強く貫いた。

と、その時だった!誰かが来る気配を感じた。

私は咄嗟に「N美ちゃん、誰か来る!」と言うと私の声にハッと驚き、素早く立ち上がるN美だった。

何とも早い動きで何事も無かった様に食器を洗い始めるN美に唖然となる私だったがそんな時間は無いと慌てていきり立つ私の肉棒



をしまい込んだ。

「手伝う事ある?」

間一髪だった!危うくに醜態を晒すはめになる所だった。

私「…あ、あぁ…こっちは大丈夫だよ!…N美ちゃんが手伝ってくれてるから…」

なるべく平然を装った私。

N美「…もぅ終わっちゃうしぃ…来るの遅いよぉA希ぃ!」

平然といつもの冗談混じりに言うN美に再び唖然となる私だった。

女は怖い生き物だと痛感した一面でもあった。

「…ごめんね………あぁ子供達が心配だからちょっと見てくるね?」

私はがこのまま立ち去る事を恐れた。

ひとつはがこのままいなくなればN美といけない関係に陥る事…もうひとつはの『子供達が心配だから見てくるね』と言う言葉



が気になった事だ。

普段は子供達を自由に遊ばせ、見に行くなど余りした事がない。ほとんどが私の役目だった。

それが今日に限って、ましてや友達のN美をほったらかしにして行くだろうか?

『怪しい?どうも引っ掛かる?……ま、まさか!!』

私は直ぐさま「じゃ俺は買い物してくるよ!」と言ってこの場から立ち去った。

N美の「エッ!?…行っちゃうの?」みたいな表情を一瞬だけ見て悪い気がしたが、今はN美の事より…私にはやはりだった。

急いで車に乗り、エンジンをかけ、いかにも出るぞ!と思わせる為、ブオ?ンと空吹かしをして車を出した。

生き先は決めていた。少し先の空きペンションだ。そのペンションの建物の陰に車を止めた。

急いで誰にも見つからない様、警戒しながら私達のペンション方面に徒歩で向かった。

ちゃんと舗装されてない道無き道を進んだ。木々を避け、そして掃いながら進み、私服や靴には草や葉など付着していた。

こんな探検隊みたいな事をしてまでも今の私にはの動向が気になって仕方がなかった。

あの時の『まさか!!』が現実であってほしい…いや、そうで無く私のとりごし苦労であってほしい…ふたつの思いが私の足を前に前



にと進めた。

木々の影から正面に私達のペンションが見え、そして道のある右側を振り向くと直線の距離にして約60ぐらいだろうか?らし



き人物が歩いていた。にしては少し雰囲気が違う感じがした。

先程までのとは容姿が違っていたからだ。

遠目で見たので直ぐに分からなかったがそれはやはりだった。

ついさっきまでジーンズをはき、髪を簡単に縛っていた筈なのに…今歩いているは何故かスカートにはき替え、髪も下ろしていた



のだ。

『子供達の様子を伺いに行くだけなのに何故、着替える必要があるのか?』

私は疑問に感じた。

私の『まさか!!』が現実を帯びてくる気がした。

…と同時に私の股間が熱くなり、鼓動も早まっていた。

当然ながら子供達が遊んでいるであろう小さな川とは反対方面には向かっていた。

私は一定の距離を保ちつつ、険しい道無き道を進んだ。

を尾行し続け、約4、5分…突然、がフッと斜め後ろを振り向いた。

その先にはやはりS治さんの姿があった。

おそらくS治さんが「A希ちゃん!」等と言ってを呼び止めたのだろう。

S治さんが山道の脇から出てくるとはS治さんの方へ歩いて行く。そして2人が向かい合うと何かを少し話し…が私の居る斜め



前の方へ指差した。

すると2人はが指差した方へ歩きだすとその場から消えていった。

が指差した所…私は直ぐに場所を理解した。

私達がよく山菜を取りに行く途中にある休憩場所だ。

それはもちろん山中にあり平面になっていて少し開けた場所でそこには腰掛けるのに調度よい岩が三つ並び休憩するにはもってこい



の場所だった。

私は達よりも早く行かなくてはならないと木々を避け、薮の中を急いでそこに向かった。

今思えば『よくあんな道無き道を進んだもんだなぁ』と関心してしまう程この時の私はがむしゃらに進んだ。

その場所から少し離れた雑木林に身を隠し、様子を伺ったが達はまだ来て居なかった。

「ふぅ?…何とか間に合ったな…」その時、思わず口に出た言葉だった。

身を隠して達を待ってる間、辺りの静けさ故の孤独感の中で私のあの病気が始まった。

2人がこの場所で淫らな行為をする妄想が脳裏に浮かびあがったのだ。

あの『まさか!!』が現実に成ろうとしている…とS治さんの情事を見たい気持ちと止めたい気持ちが私の中で葛藤し始めた。

少しして『ガサガサ…』という物音と人の気配を感じた。一瞬に身が固まり無の境地になった私は耳を研ぎ澄ました。

S治「この辺かい?」

「えぇ…もうすぐ…」

2人の話し声が聞こえ、ほんの数分もしない内に2人が姿を表した。

「どうするんだ俺?」自分に自分で問い質した。

しかし…結論が出る筈もなく、私はこのまま身を隠した状態で2人をじっと見ていた。

S治「…ふぅぅ…やっと着いた!……ん?いい所だね?」

大きく背伸びをするS治さん。

「…えぇ…そうね…」

何時もより元気がない

S治「…此処に座ろうか?」

「………」

三つ並んだ岩の真ん中にS治さんが座るとが左側に座った。

静粛の中、S治さんが口を開いた。

S治「…後悔してるの?」

「……わ、分からない?」

S治「…分からない…って?」

「…自分でも自分が分からないの…」

S治「…どういう意味?」

「…私があんな事するなんて…自分が信じられないの…」

S治「…やっぱり後悔してるんだ?」

「…朝起きてからふと思えば…あの時の事ばかり思い出して…」

S治「………」

「…主人はもちろん…N美の顔も…まともに見れなくて…」

の言葉を重く感じたのか?S治さんは何も言えなかった。

…しばらく沈黙が続いた。



S治「…あれは夢だったんだよ!」

静まり返った中、突然のS治さんの声が響いた。

「…ゆ、夢?」

S治「…そう、夢!」

「………」

S治「…A希ちゃんが酔っていつの間にか寝ちゃったんだよ!そして夢の中で…て、やつさ!」

「…夢の中?」

S治「…そうだよ!夢だったんだ!」

「…あれはすべて夢の中の出来事だった…と?…」

S治「…そうさ!A希ちゃんのストレスが溜まった中での夢物語さ!」

「…無かった事に?」

S治「…A希ちゃんがそうするんだったら…俺も夢にするよ…無かった事に!」

「……う…うん…」

S治「…じゃそうしよう」

2人はこの場所で昨夜の続きを始めるのかと思い込んでいた私。

私は自分で自分が恥ずかしかった。

私はとんでもない勘違いをしていた。

があんなにも悩んでいたなんて…自分の事しか考えていない私が情けなく感じた。

S治「…あれは…夢かぁ…」

S治さんが急に立ち上がると腰に手をやり仁王立ちして言った。

「…えっ!?」

S治さん「…俺にとっては凄い夢だったからね…今の俺の宝物さ!」

「…まぁ、S治さんったら……クスッ(笑)」

今日初めて見るの笑顔だった。

S治「…正直言って夢にしとくのは…少?し残念だな?…」

「…少?しだけなのぉ?」

2人「アハハハハ…」

2人の笑い声は辺りに響いた。S治さんの思いやりでいつもの明るいに戻った気がした。

S治「…あっ…これ飲む?」

S治さんが缶ビールを取り出し、に差し出した。

「…あ…ありがとう…」

2人が美味しい空気の中で美味しそうに缶ビールを飲む光景に私は生唾を飲み込んだ…無性に喉が渇いたが我慢するしかない私だっ



た。

2人がたわいもない話しをしながら缶ビールを飲み干すとが言った。

「…そろそろ戻りましょうか?」

S治「………」

S治さんは何か考え込んでいる様子で何かをに言いたい様子だった。

「……S治さん?」

S治「…あ、あのさぁ…」

「…う…うん…」

S治さんの様子の変化に少し戸惑っている

私も『急にどうしたんだ?』と思った。

そんなS治さんが急にに背中を向けた。

S治「…今から言うのは独り言だよ?…一人の男の独り言…いい?」

「…は、はぁ?」

もだが私も『えっ?何?何だ?』という気持ちで戸惑った。

そんなの様子をS治さんは背を向けている為、分かる筈もなく…淡々と喋り始めた。

S治「…この場所いいなぁ…気に入った!」

「………」

S治「…夜は星も出て綺麗なんだろうなぁ…」

「………」

S治「…今夜、来てみるかなぁ……」

「………」

S治「…楽しみだ…」

は終始無言のままS治さんの独り言を聞いていた。

私はS治さんのこの『独り言』を聞き直感した。

S治さんは独り言と言いつつもを遠回しに誘っているんだと…自分から夢だと言い出した以上、を直に誘う訳にもいかず…自分



の独り言として自分の思いをに伝えたのだ。

ましてや今夜にだなんて…おそらく家族(N美や子供達)が寝静まる深夜にだろう…深夜にこんな所にを誘って何を………。

S治さんは忘れられないのだろう……の乳房…フェラチオ…そしてのアソコ…の躯すべてを!

も馬鹿ではない!気付いた筈である。

その証拠には黙ったまま顔を俯むかせ、さっきまでの表情は何処かへ飛んでしまっていたのだ。

S治「…じゃ…先に帰ります…」

そう言うと足早に立ち去っていくS治さんの姿。その姿はみるみる小さくなり、そして消えていった。

私は一人取り残されたに駆け寄り「どうするんだ?…行くのか?」と問い質したい気持ちで一杯だった。

…が、そういう訳にもいかず、私は後ろ髪を引かれる思いだったがを取り残す形でこの場を後にした。







は行くのだろうか?』『いや、あれほど悩んでいただ!…行くはずがない!』『でも…もしかしたら?』そんな事を思いなが



ら私は険しい山の中を歩いていた。

何処をどうやって歩いたのか分からないまま、いつの間にか車を隠した空きペンションの前まで戻っていた。

車の前で汚れた衣服を振るい、私は車で買い物に行った。

スーパーで簡単に買い物を済ませ、また車を隠したさっきの場所に車を止めた。真っすぐにペンションには帰りたくない心境の私だ



った。

車から出て子供達が遊んでいる小さな川へ向かった。

私も仲間に入り一緒に遊ぶ。子供達の無邪気な笑顔がその時だけは何もかも嫌な事を忘れさせてくれた。



遊び疲れた私は子供達と別れ、ペンションに向かい歩いた。

ペンションがすぐ目の前に見えた所で「あっ!!」と車の事を思い出した。

車を隠し置いたままでいたのだ。

私は「ヤベッ!」と体の向きを変えた時だった!私の目の残像にペンションの横にある小屋に誰かが入って行く光景が浮かんだのだ





私は「ん!?」と小屋に目をやるとたしかに小屋のドアがゆっくりと閉まっていく光景を見た。

「誰だ?」と気になった私は多少遠回りだったがペンションからは見えない死角を選びながら道無き道を進んだ。

小屋の近くまで行くと音を起てないように注意した…小屋へ次第に近付くに末、私の脳裏に今日再びの「まさか?」が浮かびあがっ



た。

『まさか!!…とS治さん?』…と、思ったのだ。

私は「ゴクッ」と固唾を飲み小窓からそっと覗いた。

中は薄暗くてよく見えなかった。だが少しして目が慣れてくると…………『…A、A希!!』

小屋の中には…使い古びた木製の椅子に座っているの姿だった。

の回りをよく見てみるが他には誰も居ない。

今は倉庫代わりの狭い小屋では一体何をしているのか?私は疑問に感じを凝視した。

ただ単に使い古しの木製の椅子にやや顔を俯かせ気味に座っている………。

…だが何故か?私にはそのの姿に違和感を覚えた。

私が覗き込んでいる小窓からは斜め端に見え、の横顔がたまにチラ見出来る程度でちょうどの右側斜め後ろの姿が見える状態



だった。

「一体、何をしているんだ?」私は違和感を感じた事により、更によくを凝視した。



『あっ!』私はの違和感を発見した。

椅子に座っているのスカートが何だか?めくれている様に見えたのだった。

私は再度、確かめる為よ?く見るがやはりめくれている様にしか見えなかった。

そしてよくよく見ているとの右肩が微弱ながら上下していた。

私は『ハッ!!』と閃いた。

オナニーをしている!」と思ったのだ!

でも「まさかオナニーを?」と言う思いもあり、私の中ではまだ半信半疑だった。

だがその半信半疑も次の瞬間『オナニーをしている!』と確信に変わった。

が着ている服を捲り上げ、自身でおそらく胸を…しかも、の腰が僅かに動き始めたのだ。

その光景は誰が見ても明らかに分かるの後ろ姿だった。

私は初めて見るオナニーSceneに釘付けにされ何度も固唾を飲み、覗き続けた。

『…ァ…ァァ……』ほんの微かに聞こえるの喘ぎ声が私の股間を刺激した。

私はの喘ぎ声をもっと聞きたいと言う一心で、覗いている小窓を慎重に…それは慎重に音を出さないよう僅かだが開けてみた。

「…ン…ンンッ……」「…アッ…アァッ……」セックスしている時の喘ぎ声とは違う…可愛いらしい喘ぎ声が聞こえた。

その可愛いらしい喘ぎ声は私にとっては凄く新鮮で…私の股間は既にパンパンにテントを張っていた。

小さな小屋の中でひとり…自ら胸を弄び…自らアソコを愛撫している

正面から見えないのがとても残念だったが………でも、見えないエロスみたいなものを感じた私だった。

「…アッ‥アァッ……」「…サ…ン……」

私「…ん?」

が可愛い喘ぎ声を上げている中…何かを言ったような気がした。というか聞こえた。

私は気になり、少しだけ開けた小窓に耳をあてて耳を澄ました。

「…アッ…アァッ……#*$‥サ‥ン……」

は喘ぎ声の中…誰かの名前を言っていた!

私は聞き取る事だけを思い全集中した。

「…アァッ…アァッ……モット…エスジサン…」

Shock!!だった!

オナニーをしながら喘ぎ…その中でS治さんの名前を発していたのだ!

昨夜の淫らな行為を後悔し悩んでいた筈のが…私の目の前で自慰をし、その後悔した淫らな行為をした相手役の名を呼んでいたの



だ。

私は驚きと疑問、不快感…そして嫉妬した。

そんな心境で私はこう思った。

は忘れられないのだろう…昨夜の出来事を…私以外の男とのセックスを…初めて犯した背徳を…その背徳に溺れ感じた自分を…



自分の脳ではイケナイ事だとわかっていても躯は…あの快楽を味わった躯は忘れられないのだろう…』と………。

の外面はあまり変化していないが…内面で大きく変わろうとしているのだろうか?そんな思いをしつつ覗き見ていた私だった。

「…ンッ‥ンッ‥アァッ‥アァッ‥アァッ‥モット‥アァッ‥アァッ……エスジ‥サン……」

次第に上下しているの肩が激しさを増していき、可愛い喘ぎ声も大きくなっていった。

「…アァァッ…アァッ‥アッアッアッ…ンハァッ……」

そしては…果てた。

淫らになった躯を3、4度ピク付かせ、力無く椅子にしな垂れ座っている

正に今、はS治さんを妄想し自慰でイッた余韻を存分に味わっているのだろう…夫の私では無く、過ちを犯したS治さんを妄想



自慰をして果てたの後ろ姿に嫉妬し、興奮し…そして寂しさを感じた。





夕刻………。

子供達がワイワイと騒ぎながらの楽しい夕食。

だが大人達はそれぞれが黙り込み静かに箸をすすめていた。

N美「明日…帰るから今日は少し早めに寝るね…」

「…うん……」

私はすっかり忘れていた。明日N美家族が帰る予定だった。

…と、いう事はS治さんにとって(来年まで)今日…今夜しかチャンスはないという事だ。

S治さんは黙々と食事をしての方をあまり見ないでいる。…が、内心は落ち着かないでいる事だろうと私は察した。

だが『肝心のはどうするのだろうか?』

箸を止めたままボーッとしている私だった。

私の中で先程の衝撃的だったオナニーSceneを見た事もあると思うが『昨夜のとS治さんの絡みをまた見たい!』『いや止め



なければ!』悪魔と天使が喧嘩をし始めたのだった。



食事を終え…N美家族は部屋へと戻り、私とが後片付けをしていた。

相変わらず会話の無い私達夫婦。

何かを話そうと思うのだが口から言葉が出ない。

おそらくもそうだろう…たまに目が合ってもお互いが逸らしてしまう事も幾度もあった。

正直『私達夫婦はもう駄目なのかもしれない?』そんな思いも私の心の片隅にはあった。

「じゃ先に上がるわ…」

私「…あ…あぁ……」

このの言葉に寂しさと孤独感が私を襲い、私の目から涙が零れそうになった。私は必死にその涙を堪えた……が、そのかわりに私



の心が溢れんばかりにポロポロと涙を零していた。









私は片付けが終わると、いつもの様に…いつもの場所で缶ビールを飲んでいた。

そう、昨夜達が淫らな行為をした場所である………私の脳裏に幾度となく鮮明に蘇ってくる。

の濃厚なフェラチオScene…2人の激しいセックスScene…のはち切れんばかりに揺れ動く乳房Scene…の歓喜に満ち溢れた表



情をみせたScene…そして、小屋でのオナニーSceneまでも………。

私は熱くなる股間に手をやり、固くなったモノを扱いた。

まさに秒殺だった。

脳裏に浮かんだの淫らな描写が…私のいきり立つ肉棒にたまらない快感を伝えたのだ。

『俺は一体何をしているんだ…』ふと私の前方に飛び散った白汁と床にポタポタと落ちる白汁を見て情けない自分を痛感した。

美味いはずのビールが今日に限ってまずく感じ、半分も飲めなかった。

私は残ったビールを流しに捨て、暗い気持ちのまま寝室に向かった。

部屋に入るとほのかに石鹸の香りがした。

お風呂を済ませたがベットの中に入っていた。

私は今朝の『山間の休憩場所』での出来事で悩んでいたが…まだどうしていいのか?結論が出ていなかった。

は行くのか?行かないのか?」の顔を覗き込むが布団で顔を覆い被せてある為、が寝ているのか?起きているのか?すら分



からない状態であった。

私はこの状況の中…の行動に全て任せようと決断した。

がもし行ってしまうなら、それも私の不甲斐なさが招いた結果であり、潔くに別れを告げようとまで思った。

とにかくが行くにしろ行かないにしろ、私が起きててはは何も行動しないだろうと思い、私はとりあえずシャワーを浴びた。

シャワーを終え、ベットに戻るとが先程とは真反対を向いて横になっていた。

寝息を起てている様子もなく…はやはり起きているんだと思った。

そして、同時に自身も迷っているのか?と思った。

私はに小さな声で「おやすみ…」と言ったが何も返事がなく、意を決してベットに入り、狸寝入りを始めた。

薄暗い暗闇の中…とても静かな夜だった。

軽くいびきをしたりして狸寝入りをし続けた。

はやはり起きている様子でたまにガサガサと動く布団の摩擦する音が聞こえた。

30分…1時間…と時間が過ぎていく中、はベットから出ようとはしなかった。

そして2時間が経とうとした時…一段とガサガサと言う音が聞こえた。

次にはギシギシと軋む足音が聞こえた。

私は固く目を閉じ「やはり…行くのか?」と心の中で呟いき、次の瞬間「A希!行かないでくれ!」と心で叫んでいた。

軋む足音が私から遠くなり、ドアの開く音がした。そしてカチャとドアの閉まる音が…次の瞬間、私は布団を蹴り上げながら起き「



ブハ?ッ…ハ?ッハ?ッ…」と大きく深呼吸をした。

の行動に集中していたせいか?…無意識に息を止めていたのだ。

ベットの上で息を調えつつも愕然となる私。

何も考えられなく頭の中が真っ白になった。

「A希…A希…」虚しくの名を呟いている私だった。

…が、少しすると遠くから微かだが「ジャ?…」と言うトイレの水が流れる音が聞こえた。

そういえばパジャマのままで着替えなどしていない…シーンとした寝室の中で私はホッと安堵し、とんだはやとちりをしたと顔



面は赤面状態だった。

再び布団を被り、狸寝入りを決め込む私の中でを愛おしむ心で一杯だった。

しばらくして「カチッ」とドアの音が聞こえ、ミシミシという足音が私に近付いてきた。

そしてガサガサと私の布団を上げるとベットの中に入る

私は「えっ!?」と何事かと思い、瞼(まぶた)を固く閉じた。

は私の隣に横になるとそのまま何もしないでいた。

私はそっと目を開けてみるとが目を閉じ、今にも眠りそうな感じでいた…私の愛して病まないがそこに在った。

私はしばらく動かない様に狸寝入りをしたままでいた…というより動けないでいた。

そのまま約2、30分が過ぎた頃、左腕が痺れてしまい私はに背を向ける形で寝返りをした。

軽いいびきを出して狸寝入りを続けていると…は私の背中に甘える様に抱きしめてきた。

私もだがもなかなか寝付けない様子であった。

私と…夫婦それぞれの違う思いがそうさせているのだと私は思った。

私はの行動が気になり寝付けない…はおそらくS治さんの待つ場所に行くべきか?行かざるべきか?迷って寝付けないのだろう



………。

そんな思いの中…の温かい体温が私の背中に伝わり心地良い眠気に誘われた。

ウトウトと瞼が重く感じ始め、気付くとの寝息が僅かに聞こえた。

私はホッとした安心感の中…眠りに付いていた。



翌朝‥‥‥。

私が目覚めると隣りで寝ていた筈のの姿が無かった。

ん?とのベットを見るがそこにもの姿は無かった。

私はトイレにでも行ってるのだろうと思い、いつもの様に起き上がり着替え始めた。

昨夜、が私の側に居た‥S治さんの元へ行かなかった事で私は安心しきっていた事もあり、体が軽く感じた。

久しぶりの清々しい朝を体に感じ取っていた。



朝7:30…

N美家族が珍しく勢揃いで「おはよう!…」と部屋から出てきた。

私はやはりどうしても気になるのか?チラッとS治さんを見た。

おそらく眠たい顔をしているのだろうと思っていたのだが…私の思いとは逆ですっきりした表情だった。

「昨夜はS治さんも同様、行っていないのか?」と思った‥が、何はともあれ安堵感が私の中で広がっていった。

今日帰るN美家族の最後の朝食に私は腕を奮った。

自分自身気分の良いせいか?冷蔵庫内にある食材を全て使い切っていた。

N美も「どうしたのぉ?凄いじゃん!」子供達も「美味そ?!」と喜んで食べてくれた。

気付けばS治さんもいつも以上に食していた。

そしてもが美味しそうに食し、明るい笑い声が…それは昨日とはまるで違う、明るい朝食タイムだった。

私はとても幸せに感じた…この時までは!!









N美「ねぇ‥うちの人見なかった?」

私が一段落しテラスで一服していた時、N美が背後から聞いてきた。

私「…S治さん?」

N美「‥うん」

私「見てないけど‥」

N美「何処行ったんだろ‥まったくぅ?…今から荷造りしようと思ってたのにぃ…車のKEYも持ったままだし…」

不機嫌なN美の表情はとても怖かった。

私「じゃあ、俺も探してみるよ!‥」

そう言って私は取り敢えずが知っているかもしれないと思い、が居るであろう自分達の部屋に行ってみた。

私「お?い!A希!」

「ガチャ!」とドアを開けるが誰も居なかった。

お風呂掃除か?』と思いつつ行ってみるがの姿はそこにも無かった。

『一体、何処に行ったんだ?』私はの名を呼びながら各部屋を回った。

いつの間にかS治さんではなく‥を探している私だった。



N美「あぁ…A希ならさっき山菜取ってくるって出掛けたわよ!」

私のの名を呼ぶ声が聞こえたのか?階段下からN美が言ってきた。

私「‥さ、山菜?」

私は階段下を覗き込む様にしてN美の声の方へ体勢をずらした。

N美「うん!…私達のお土産に!って言って…」

私の方を見上げるN美。

私「お土産?」

N美「いいよ!って言ったんだけど…どうしてもって言って…」

私「……!!!」

『まさか!とS治さんは一緒にいるのでは?』私は一抹の不安を覚えた。

私「そうなんだ……」

N美には動転している私の心を気付かれまいと冷静を保ちながら言った。

N美「直ぐに帰ってくると思うよ!‥急いでたし…」

私「だね?……それじゃ俺は外を探してくるよ!…N美ちゃんは荷造りしててS治さんは俺が探してくるからさ!」

N美にそう言って私は尋常ではない胸の鼓動を感じながら外に出た。

探す場所…行き先は決まっていた。

山菜取りの時に休憩する場所だ。

昨夜とS治さんがひょっとしたら行く場所だったかもしれない所…2人が再び過ちを犯す場所になるかもしれない所だ。

達は間違いなくそこに居ると思った私は一目散に走り続けた。

その場所を目指しつつも「A希1人だけで居てくれ!」「本当に山菜取りをしていてくれ!」と呟き『昨夜の様に私の取り越し苦労



であってくれ!』と願った。

その場所に近付くと私は敢えて険しい道に身を隠すように進んだ。

さすがに険しい道の為、進む速さが極端に落ちた。



…山中に有る開けた休憩場所、そこには腰掛けるには調度良い大きな岩が3つある…その場所を目の前にして私はゴクッと固唾を飲



みそっと覗いた。

『…!!』

静かに風が吹き、草木がゆらゆらと優しく揺れている中…そこにが、私の愛が居た!

1人が3つある岩の真ん中にちょこんと座り、気持ち良さそうに風にあたっていた。

風にあたりながらセミロングの髪先を何気なく触っているの仕種がその場所にはとてもマッチしていた。

その瞬間、不安だらけだった私の心に一筋の光が…安堵感一杯の光が差し込んだ。

私の胸はスーッとし、ホッと息を吐いた。

の足元には山菜を入れたコンビニ袋があり、本当に山菜を取っていた事を証明していた。

私はを疑った事を恥じた。に申し訳ない気持ちで一杯だった。

私はの側に行こうと決め「A希!」と言いながら前に進もうとした正にその瞬間だった!



『A希ちゃ?ん!』

それはハッキリと聞き覚えの有る男の声だった。

いち早くの側に行ったのは夫である私では無く…それはS治さんだった。

愕然とした…私。

呆然となった…私。

「何故ここにS治さんが?」一気に崖から下に落とされた私がいた。

虚しくもその場で身を隠す…いや、腰の力が抜け隠れる様になった私だった。

S治「…見て!こんなに取れたよ!」

S治さんが持っていたコンビニ袋を開くと中には沢山の山菜があった。

「わぁ‥凄?い…」

S治「先生のお陰です!」

「まぁ、S治さんったら…」

S治「先生の教え方が上手だからだね?」

「S治さんのセンスがいいんだよ?!

S治「進む道、間違えたかなぁ…」

「アハハ!…だね!」

S治「それ、キツイなぁ…」

2人「アッハハハハ……」

どうやらが山菜取りに行く途中、S治さんと出会い?遭遇し?いやもしかしたらを尾行して?…一緒に山菜取りを始めた様子だ



った。



「…て、さぁ‥本当はたまたまそこに沢山有ったんでしょ?…山菜取りは運だよ!いくら教えても取りたい時には取れない事だっ



て稀にあるしねw」

S治「…じゃあ、運使い果たしちゃった‥俺?」

「…そうだね!」

2人「アッハハハハハ……」

私にはこの2人の仲睦まじい光景が恋人同士に…夫婦のように見えた。

のここ最近私の前では見せた事の無い笑顔とN美の前では見せないであろうS治さんの笑顔に…私は足元に落ちていた葉や土を強



く握りしめ、嫉妬した…そして怒りを感じた。



「…そろそろ帰らなきゃ…N美が待ってるよ!」

はそう言いながら足元に置いていた山菜入りのコンビニ袋を手に取るとペンションへ戻ろうとした。

S治「…A、A希ちゃん!」

「…ンッ!?」

するとS治さんはの手…いや、腕を掴み自分の方へ向かせるといきなりキスをしたのだ!!

「…ンンッ…」

突然の出来事には全くの無抵抗だったが…ふと我に帰ると離れようと抵抗した。

しかし、S治さんの力に勝てる訳もなく、そのキスは…2人の唇は離れる事は無かった。

S治さんのキスが次第にディープな方向へ変わっていくとの抵抗は弱まり、手に持っていた山菜入りのコンビニ袋が悲しくも



足元へ落ちた。

私にはその山菜入りのコンビニ袋が落ちる様子がまるでスローモーションの様に見えた。

…と、同時に今からこの場所で2人の情事が始まるスタートの合図の様にも見えた。



少ししてコンビニ袋を力無く落としたの手は…再び力を呼び覚ましS治さんの背中を優しく包み込んだ。

2人はそれぞれの心情を思い出したかの様に…思い留まっていた心情をふっ切らせたかの様に…顔を左右に揺らし、そして舌を激し



く絡ませていた。

私にはとても素面(しらふ)では見れない…思わず目を背けたくなる様な哀しくて虚しいKISSだった………。

2人が激しいキスを繰り広げている中、S治さんの手がの胸元をまさぐり始めた。

その手はやがての着ている服の中に入っていくと姿を消した。

の胸元がこれでもかという程荒々しく揺れていた。

私には服を着ていてもの乳房が激しく揉まれているのが手に取るように分かった。

時折、の眉間が皺を作っているがその皺は苦痛からくる皺ではなく…それは皺せ?(幸せ)‥の幸福感が作っているのだと私は思



った。



一体、どれくらい時間が過ぎただろうか?………私にとっては哀しく虚しい2人のキス…そのキスがようやく終わった。

2人の唇と唇の間に一筋の糸が見えた。

その糸はいかに長い時間キスをしていたか…そして激しいキスを繰り広げていたのかを物語っていた。

2人はしばらく無言のまま見つめ合っていたが…S治さんがまず行動を起こした。

S治さん自らベルトに手を付けるとズボンとパンツを脱ぎ始めたのである。

そして、そのS治さんの行動を見たが信じられない…まさかの行動を私の前で晒したのだ。

なんとまでもが着ていた服を脱ぎ始めたのである!

正直、私は驚いた。目を丸くしている自分が自分でわかるほど驚いていた。

は着ていた服を脱ぐと慌ただしく投げ捨て…そしてブラに手を延ばした。

ブラのフックを外し終えるや否やブラを服同様に投げ捨て、恥ずかしさなど消し飛んでいるのか?自慢の乳房を隠す事なく晒け出し



ていた。

ひんやりと冷たい地面に落ちているまだ生温かいのブラが…悲しくも無造作に落ちているのブラが…そのブラが私には今の自分



自身の姿に見えた。

S治さんも脱ぎ終えると仁王立ちし、そこには既に勢いよく天を向き…そしていきり立つ肉棒があった。

そのいきり立つ肉棒には惹かれるように…まるで吸い込まれるように近付いていき、S治さんの前でしゃがみ込むとの右手が何



の戸惑いも躊躇もなくそのS治さんのいきり立つ肉棒を握りしめた。

キスからこの間‥2人は何も語らず、一言も発する事なく行動していた。

まるで2人が分かっているかの様に…いや、2人の本能のままだろうか?私はとても悔しく思った。





が握ったS治さんのいきり立つ肉棒は男の私から見ても凛々しく思う程だった。

はその肉棒を妖しく見つめるとゆっくりと扱き始める。

S治さんは「あぁっ‥」と声を漏らした。

は手慣れた手つきで肉棒を扱き続けていた。

すると何の前触れもなくが一旦肉棒から手を離すと突然その場に立ち上がり、S治さんの服の裾を掴み取ると捲り上げた。

突然のの行動にS治さんはのなすがままで‥S治さんの鎖骨部分まで服と肌着はめくられてしまっていた。

そしてあろう事か、はS治さんの胸元に顔を近付かせると舌を出しS治さんの胸元を舐め始めたのである。

は左手でS治さんの服と肌着が落ちない様に押さえ、そして右手は‥S治さんのいきり立つ肉棒を掴むと扱き始めた。

の舌がS治さんの乳首をチロチロと舐め…そして口に含みチュパチュパと責める

肉棒を扱くピッチも徐々に速くなる。

S治「…あぁ‥A希ちゃ‥ん…」

S治さんがうごめくと、は笑みを零し、親指で鈴口を刺激しながら扱き始めた。

するとS治さんのいきり立つ肉棒から…の肉棒を扱く右手から我慢汁が出てきた様子で「ニチャニチャ‥ピチャピチャ‥」と音が



聞こえてきた。

S治「ぁあぁっ……」

乳首責めと肉棒扱きの2点責めが次第に速まっていくとS治さんは堪らず天を仰いだ。

「ウフッ…」

一瞬、は悪戯に微笑んだ…それは私にはまるで小悪魔の様に見えた。

その小悪魔()の唇はS治さんの乳首から…口へと移動すると吸い付く様にして唇を奪い取った。

キスをしながらS治さんのいきり立つ肉棒を扱く光景に私はドキッとした。

私が見た光景はまるで痴女になり、そしてS治さんがM男で…痴女がM男を虐める‥いや、犯している風景に見えたのだ。

が私にした事も見た事も無い…の隠された本性に私は嫉妬など忘れ、ただただ興奮し『今のは私のではなく、ましてや子供



母親でもない‥1人の魔性(おんな)』を見たのだった。



S治「…舐、舐め‥て…」

S治さんが嘆願するかの様に弱々しい声で言う。

するとは小悪魔の笑みを見せ、S治さんの足元へ再びしゃがみ込み、S治さんのいきり立つ肉棒に顔を近付けていった。

の口が半開きになり、舌が出てくるとその舌はとてもいやらしく自身の唇を舐め、そしていきり立つS治さんの肉棒に触れた。

の舌がチロチロといきり立つ肉棒の鈴口を責め‥そしてその舌が亀頭を包み込むように責め‥そして再びチロチロと鈴口を責める



…それをは繰り返し行った。

S治「‥うぅっ……」

S治さんは堪らず声を漏らした。

するとは血管が浮き出る裏筋まで舌を這わして‥そこを丹念にかつ丁寧に舐めまわした。

S治「‥あぁっ…いぃ……」

S治さんの顔がたまらなく幸せそうな表情を見せた。

そんなS治さんの表情を見たは更なる責めを‥テクニックを見せた。

握っているいきり立つ肉棒を一杯まで持ち上げると顔を股間に埋め、肉棒を優しく扱きながらペロペロと玉袋を舐め始めたのだ。

舌を大きく出して玉袋全体をペロペロと…これもまた丹念に舐めまわしていた。

真面目に山菜取りをしていたさっきまでとはまるで違うの豹変ぶりに私はただただア然となっていた。



そして更には肉棒を早めに扱きながらパクリと半玉袋を交互に口の中へ頬張る責めを見せた。

S「‥す、凄いっ…」

S治さんの感じながらものテクに驚いた顔色が印象的だった。

おそらくS治さんには初めての事なんだと思った。

の扱く右手はS治さんの我慢汁が大量に溢れ出ている様でベトベトになり、一部の我慢汁はの右手を伝って肘からポタポタと落



ちるほどだ。

気付けば最初こそ仁王立ちしていたS治さんの体勢は…立ち上がった状態のまま少し中腰になり股を開いたぎこちない体勢になって



いた。



S治さんの玉袋を味わったは顔を肉棒の目の前に戻すとS治さんをチラッと見ると‥口を目一杯大きく開けた。

そして次の瞬間、私以外のいきり立つ肉棒を…我慢汁でベトベトになっている肉棒を美味しそうに咥え込んだ。

S「…あぁぁ……」

私のが他人の肉棒を美味しそうに口に咥えているこの状況で…私の持病?あの病気的な発作が始まった。

嫉妬と興奮で私の肉棒は嘘の様に固くなっていたのだ。

私は止める事すら出来ず、何も出来ずにただ2人の光景を覗き続けていた………固くなった自身のモノを取り出し、右手に掴み取り



‥そして扱いていた。



がS治さんの肉棒を扱きながらフェラチオしているとS治さんの我慢汁との生唾がそうさせているのか、早くも「ジュプジュプ



…ジュルジュル…」と卑猥な音を辺りに響かせていた。

S治さんは片方の手をの頭に優しく添えるとS治さんの後ろにある岩の方へゆっくりと後ずさりした。

S治さんが後ずさりしている中‥は肉棒を口から離すことなく、いきり立つ肉棒を口に咥えたままでS治さんに着いて行った。

『どこまで飢えているんだ!…幾ら肉棒好きなにしても…』このの行動には堪らず私の心がそう叫んでいた。

S治さんはおそらくの数々な責めで、立ってはいられなくなったのだろうと私が思っているとS治さんは私の思った通り…ゆっく



りと岩に座った。

そしては自然とS治さんの股の間に正座する形で体を入れた。

がS治さんの股間に顔を埋め始めると直ぐに「チュパチュパ…ジュプジュプ…ジュルジュル…」という音が聞こえた。

S治さんは「あぁぁ…」「うぅぅ…」等と目を閉じてフェラチオを味わっていた。

それは憎らしいほど気持ち良さそうな表情で‥私は代われるものなら代わりたいほどだった。



フェラチオをしている中、S治さんの手がの無防備な乳房に延びた。

S治さんはかなり興奮している様子でいきなり無防備なの乳房を鷲掴みして荒々しく揉んだ。

柔らかいの乳房が面白いように変形していた。

これにはさすがのフェラチオするピッチを乱された様子で…マイペースでフェラチオをしていたが時折、口の動きを止めては



「ハァッ…」「アハンッ…」とうごめいていた。

S治さんが乳首を摘み、引っ張り、そして捻る。

は口の中に肉棒を咥えたまま「ンンッ…ン?ンッ…」と声をくぐもらせながらもフェラチオをし続ける様は…目を見張るものだっ



た。



「…ングッングッングッ…ングッングッンッンッンッンッンッ……」

はこういう風にされると逆に燃えるタイプである。おそらくの逆襲が始まるのではないか?と私が思った矢先、の反撃が始ま



った。

肉棒を口だけで咥え込み、より早く!より深く!フェラチオをする『ディープフェラ』が始まったのだ。

S治「…うあぁぁっ…」

S治さんは叫ぶ様に声を上げ、後ろへのけ反った。

の逆襲を受け続けるS治さんの腰は自然と浮き気味になるとのディープフェラがしやすい形となり、は更にS治さんを攻め立



てた。

S治「…A、A希ち‥ゃん……凄‥すぎ……」

すると不意にが肉棒を一度口から離し『…S治さんの‥美味しぃ…』と微笑み、そして再び肉棒を咥えディープフェラを開始した





フェラチオされている男にとっては堪らない言葉であり、シチュエーションでもある。

そんな言葉を夫である私ではなく、他人のS治さんに言った事に腹立たしくも思ったが‥それよりも私は…今の私には興奮が更に増



してしまい、股間をもっと熱くしていた。



S治さんのギンギンにそそり立つ肉棒の亀頭から根元までをの口は何度も何度も高速で往復している…その為、のブラウン色に



染めた艶やかなロングの髪がフェラチオをする妨げに‥邪魔をする様に乱れていた。

しかしは肉棒を口から離す事なく…フェラチオを止める事なく…片方の手でその乱れる髪を耳に掛けたり、後ろにかき上げたりし



た。

そのの仕種は私はとても好きな仕種であり…それを私が覗き見ている状態でが他人にしている光景は堪らなく興奮し、私の我慢



汁もS治さんに負けないほど溢れ出ていた。



「…ングッングッンッンッンッ……」

S治「…あぁっ‥あぁ‥A希ちゃん…イクッ!」

突然S治さんは情けない声で言った。

「…イイよ‥ングッングッングッ‥イッて!…ングッングッングッ……」

は一度肉棒を口から離すと一言だけ言って、再びフェラチオをし、そしてまた口から肉棒を離すと一言言ってフェラチオをし続け



た。

S治「…あぁぁ…イク?ッ!‥ウッ!!」

その瞬間、S治さんはおもいっきり腰を突き上げるとそのままの状態で何度もお尻をヒクヒクさせての口内に射精し続けた。

は眉間に皺を寄せながらも口の中で精子を受け止め、右手をゆっくりと上下させていた。

よく見るとの眉間の皺は更に増え‥S治さんが夥しい量の精子をの口内に射精している事が想像できた





口のまわりを生唾などで酷く汚しているは残った精子を最後まで搾り取るかのように扱き続けていた。

「チュプッ!」という音が聞こえた…S治さんの肉棒を開放した

射精したばかりのS治さんの肉棒は今だ萎える事なく、羨ましい限りにそびえ立っていた。

が両サイドのロングの髪を耳に掛けながら顔を地面に向けると口から溢れんばかりの精子を吐き出した。

地面に口一杯の他人の精子を吐き出す…ドロ?と粘り気を多く含んだS治さんの精子がの口から垂れ落ちていた。

「すごい‥量…」

の唇がいやらしくも光輝いていた。

S治「…A希ちゃんだからだよ!」

「…ん?どういう意味?」

S治「俺のA希ちゃんを思う感情、愛情だと受け止めてくれれば‥かな!」

S治さんのクサイ台詞にイラッとした私。

「…じゃ‥して!………私をめちゃくちゃにして!」

そんなクサイ台詞をはどう思ったのかは定かでは無いが…はいつの間にかS治さんの肉棒を掴んでいた。

そしては肉棒を扱きながらS治さんを見つめ、真顔で信じられない言葉を…思わず「えっ!」と聞き間違いだと思いたくなる言葉



を言ったのである。

S治「…あぁ勿論…A希ちゃんをめちゃくちゃにしてやる!」

S治さんはそう言うとの腕を取りその場に立たせた。

は履いていたジーンズとパンティーを素早く脱ぎ始め、の足元に悲しくも落ちた。

S治「…ここに手を着いてを突き出して!」

はS治さんの言う通りに行動する…は岩に手を置くと少し股を広げ、お尻をS治さんへ向けた。

S治さんが突き出されたお尻を撫でる様に触り、やがて肉を揉み始めた。

の真っ白で柔らかなお尻を鷲掴みするS治さん‥はまだかまだかと不満げな表情を見せる。

「…アンッ!」

お尻をピクッとして声を出した。

よく見るとS治さんの手がの密壷に触れていた。

S治「A希ちゃん…凄く濡れてる…」

S治さんがそう言うとの密壷に指を入れた。

「…アゥッ…ンッンッンンッ……」

は我慢出来ないのか?S治さんの指を肉棒代わりとばかりにお尻を前後に振った。

S治「…いやらしぃ‥奥さんだ……」

『…グチュグチュグチュ…』

「…アンッアンッアンッ…イヤ?ンッ……」

S治さんが指を激しく動かし…の密壷からはとても卑猥な音が聞こえ…そしては声を大きく上げてよがり始めた。

『…グチュグチュグチュ…ピチャピチャピチャ……』

「…アァ?ン…ダメ?…アァァァ……」

の密壷から溢れんばかりの淫汁が飛び出す。

S治さんの手に容赦なくふりかかり、そして飛び散る様は……私は釘付けにされた。



S治「…うわぁ‥びしょ濡れだ…」

S治さんが指の動きを止め、引き抜くとその手はびしょ濡れで光り輝き、おまけにの淫汁がポタポタと落ちていた。

の密壷から内股にかけてもの淫汁が滴り落ちていた。

「は、早くぅ‥頂戴…」

今はではないが‥ひとりの淫乱女がお尻を振りながらS治さんに懇願する。

S治「…いやらしいなぁ…」

S治さんがニヤッとして言うとの背後に位置取った。

いきり立つ肉棒を掴むとの密壷にあてがうS治さんの姿。

今、再びが‥愛が犯され様としていた。

二日前の出来事はアルコールも入り、勢いで過ちを犯したのかも知れないが…今、私の目の前で繰り広げられている事、今回は明ら



かに素面(しらふ)な2人の行為だ…ましてや大の大人、それぞれの家庭を持つ男(S治さん)と女()がいけない事だと分かっている



にも関わらず…今、ひとつになろうとしていた。

「…ンッ‥アァァァ……」

S治さんの肉棒がゆっくりとスローモーションの様にの密壷に入っていくとはメスの声を上げた。

S治「…あぁぁ……」

S治さんの肉棒の姿が見えなくなり‥の密壷の奥一杯まで挿入されるとS治さんは静止した。

の感触を…2日ぶりのの密壷の感触を味わっているのだ。

肉棒に絡み付くの密壷…肉棒を締め付けるの密壷をS治さんは誰にも邪魔されない状況で存分に味わっていた。



しかし、意外な所から邪魔が入った。

既にメスに変貌しているが自らがお尻を前後に振り始めたのである。

ご無沙汰だった私とのセックス…それが2日前に私以外の男とのセックスに魅了され、虜になったの我慢出来ずに自ら快楽を



貪る姿に私は呆然となった……が、今の私には興奮の方がはるかに勝っていた。



「…アゥッ…アンッ!‥アンッ!‥アンッ!…アァンッ!……」

S治さんがの腰を両手で掴み腰を振り始める。

に一回…また一回とゆっくりとそして奥深くに肉棒を打ち付け、そしてその度にの乳房が揺れ、は喜びの声を上げた。



『パチッ‥パチッ‥パチッ…パンッパンッパンッ…』

お尻にぶつかる音が次第に大きく、そして早くなっていく。

「アァッ‥アァッ‥イィィ…アァ?ッ‥もっとぉ……」「…アッアッアッアッ‥スゴイ‥アッアッアッ‥イイ?ィ…」

の淫らな声、言葉がS治さんを刺激したのか、更に腰を激しく振り、突きまくるS治さん。

のタップンタップンと揺れ動く乳房‥ユサユサと乱れる髪‥そして慶びに満ち溢れた表情‥の全てが綺麗に見えた。

大自然の中で開放感あふれる2人のセックスに私は肉棒を扱き続けた…そして情けなくしばらくしないうちに小さく「うっ‥」と声



をあげ果てて終った…S治さんにも負けない量の私の精子が哀しくも草木に飛び散っていた。







『…パチッパチッパチッ‥ピチャピチャピチャ‥ペチッペチッペチッ…』

「…アァ?ァッ‥イィ?ッ‥アァ?ンッアァ?ンッアァ?ッ‥S、S治‥さん‥イイ?ッ……」

2人の激しくぶつかり合う音との淫らに喘ぐ声が辺りに響き渡っている。

その中でも夫の私では無く他人の名を‥S治さんの名を叫んで喘ぐの姿に堪らなく興奮を感じる私。

私の肉棒は一向に萎える事無く、自分でも信じられないほどいきり立っていた。



S治「…フンッフンッフンッフンッ……ウォ??ッ…」

バックから激しくを突き捲くっているS治さんが突然、雄叫びに近い声を出すと更に高速ピストンでを責め立てた。

「…アンッ‥ンッンッンッンッ‥ダ、ダメッ‥イヤッ‥アッアッアッアッ…」

は乳房をタップンタップンと激しく揺らし、髪をバッサバッサと振り乱して…そして今まで以上に大きな喘ぎ声を出し乱れ始める





しかし、S治さんのこの責めは余り長く続かなかった。

しばらく雄叫びを上げながら最高速ピストンで突き捲くっていたS治さんは最後には深く肉棒を打ち付けるとそのまま腰を止め、両



手で掴んでいたの腰を離した。

するとはその場に崩れる様に落ちてしまう…まるで操り人形の糸がぷっつりと切れた様に地面に崩れたのだ。

「…ハァ?ハァ?ハァ?…」

今まで淫らな音と声が響き渡っていた場所は一瞬にして静まり返り、の激しい息遣いが聞こえていた。

そんな中、S治さんが黙ったまま三つある真ん中の岩に座った。

S治「…A希ちゃん‥こっちに来て…」

地面に倒れ込むにS治さんが手招きした。

しかしは荒い息遣いのまま無反応だ。

その光景から2人のセックスの激しさを物語っていた。

S治「A希ちゃん…」

再度S治さんがを呼んだ。

するとがけだるそうに起き上がった。

目は虚ろ気味でロングの髪がボサボサに乱れたの姿だった。

S治「‥跨がって…」

岩に座っているS治さんがそびえ立つ肉棒を掴み言った。

はコクッと首を傾けるとS治さんの言われるままに行動した。

性に‥セックスに貪欲な牝に変わり果てたの姿に見て取れた。

は岩に座るS治さんの両足を跨ぎ、ゆっくりと乱れきった裸体を沈めていく‥S治さんが掴んでいる肉棒を自らが自身の密壷へ



宛がい‥そしてすんなりとS治さんの肉棒はの密壷の中に消えていった。

「…ァ‥ァァァ……」

はS治さんの体に密着させ、そしてS治さんの首に両手を回して小さく息を吐いた。

「…アッ…アンッ‥アンッ‥アンッ……」

の腰がごく当たり前の様に自然と動き始めるとの口から喘ぐ声が再び聞こえ始めた。

S治さんもを抱き抱える様にして腰を動かし始める。

「…アンッ‥アンッ‥アンッ‥アンッ……」

はS治さんの上下する動きに合わせ、リズミカルに腰を上下させた。

すると2人が繋がり合っている秘部から『…ピチャピチャ…ニチャニチャ…』と卑猥な音が出始める。

はS治さんにキスを求める様に唇を近付かせるとS治さんの唇と重なり合う。

抱きしめ合う様に体を密着させキスをしながら嵌め合う2人の姿…堪らない興奮が私を襲った。



私の興奮を余所(よそ)にS治さんはそのまま肉に両手を持っていくと容赦なく鷲掴んだ。

S治さんが揉みまくるの柔らかい肉が面白いように変形する。

2人は大きく舌を出し、その舌を激しく絡ませ唾液を垂らしながらも体をゆっくりと上下に動かしている。

の壷VILLA(ビラ)がS治さんの肉棒に吸い付く様に…絡み付く様にフィットし、埋もれては現れ、また埋もれては現れるS治さん



の肉棒…その肉棒にはの真っ白な分泌液が付着し本当に気持ち良さそうなの密壷に感じた…と言うより私にひしひしと伝わって



いた。



S治さんが両手を背後にある岩の端に付き、上体をやや斜め後ろに寝かすと腰を下から上に突き上げる動きを始める。

「…ンッ…アァッ‥アァッ…アンッ‥アンッ‥アンッ……」

の裸体…の長い髪…の乳房が…S治さんが突くたびに奇しく揺れ動く。

そのの描写がとてもいやらしく…そして、美しくも見えた。

辺りに響くの喘ぎ声がその演出に一味も二味も拍車をかけていたのは言うまでもない。

そんな中、は無防備に揺れ動く己の乳房に両手を添えた。

そして自ら乳房を揉み始める。

の細く長い指の間から乳肉が零れ落ちそうな勢い…時には乳首を掴み、捩ったり、引っ張ったりと…性の快楽を追い求めるの姿



…私の前ではあまり見せないの姿がそこにはあった。

S治さんの右手がの乳房に延びる。

の淫らな行為…姿につい手が延びたのだろう。

後ろ手に片手だけで体を支える厳しい体勢になってまでもS治さんの右手は延びた…私にはすごく理解できた。

S治さんと同じ立場ならきっと私も手を延ばしていただろう………。

「…ンンッ…アァ?ン‥アァ?ン…S治さ‥ンン…アァァ……」

S治さんは器用に腰を突き上げながらもの乳房を揉みしだき、も自ら腰を振りつつS治さんの顔を見ながら牝声を上げていた。



その時『・・タァ?・・・**タァ?・・・・』「んっ!?」何処からか人の声が聞こえた。

その声は女性の声でしかも徐々に大きく聞こえ、明らかにこちらに近付いていた。

『・・あなたぁ?・・・・・』

その声は聞き覚えのある声…N美の声だった。

N美が待ち来れずに夫であるS治さんを探しに来たのだ。

私は焦った!!

とS治さんは淫らな欲望をさらけ出すセックスに夢中で全く気付いていない様子だったからである。

N美に2人の関係を知られたら但(ただ)では済まないだろう。

ましてやN美とは親友である。

きっと修羅場になる事は誰もが思い、間違いのない事だった。

『このままではいけない!』

私は咄嗟に足元に落ちていた石ころを掴んで2人の方へ投げた。

石ころは2人を大きく通り越え、向こう側の草むらに落ちてしまった。

…が、幸いな事に《ガサガサ…》という音が鳴り「んっ!!‥何!?…」と2人が音がした方へ振り向くと固まっていた。

の絶叫に近い喘ぎ声が止み、静まり返った所にN美の「‥あなたぁ?……あなたぁ?…」とS治さんを捜す声がハッキリと聞こえ



た。

固まっていた2人は『エッ!!』と顔を見合わせ、そして今まで以上に固まっていた。

急に顔色を悪くし、表情を曇らせた『ど、どうしよう?』という様な顔立ちをした。

そうこうしてる間にもN美の声は着実にこちらへと近付いていた。







《マズイ!》

《どうして?》

《何故、N美が?》

2人の顔色にそんな言葉が浮き出ていた。

『あなたぁ?…』『あなたぁ?…』じわじわと近付いて来るN美。

私はN美の声がする方へ向いて確認した。

肉眼ではまだ見えないが確実に近付いている事は確かでその証拠にN美の声が先程より大きくなり、因り鮮明に聞こえてくるからで



ある。



S治「‥さぁ早く、こっちへ……」

S治さんの声が聞こえ、私が振り向いて見ると脱ぎ捨ててある衣服や下着を拾い集めたの手を引き、ちょうどこちら側の草むらに



来ている所だった。

私は今更逃げ隠れる時間など無く、咄嗟的にその場で寝そべるしかなかった。

『ダメだ!見つかる!』

そう思い私は顔を伏せた。



『‥し?ん……』と静まり返った辺りに私はゆっくりと顔を上げた。

そして周りを見るととS治さんの2人は私の居る横約5先に身を隠していた。

緊迫感漂う表情の2人…荒い息遣いを無理矢理静止する2人…N美の声がする方へただただ黙って見ている2人の姿があった。

時間にしてどれほどだろうか?しばらくしてN美の姿が…とS治さんの2人が淫らな性交を繰り広げていた場所に現れた。

緊張する2人の姿…は頭を低くし下を向いたまま目を閉じ、S治さんも頭を低く下げてであるN美を恐々と見ていた。



N美『‥へぇ?こんな場所有ったんだぁ?……』

まさか夫であるS治さんとが一緒に隠れているとは…しかも2人が直ぐ傍にいるとは思いもしないN美がそう言って大きく背伸び



をした。

とS治さんの2人は彫刻の様に固まり、ただじっとして時を過ぎるのを待っていた。

いや、待つしかなかった…と言うのが正しいだろう。

《息を殺し、早くN美が立ち去る事を思い…そしてこのまま見つからずに修羅場を避ける事を願い…》

こんな2人の思いが私にひしひしと伝わってきた。



N美『まったくぅ…何処行ったんだろ?』

2人の願いが通じた様でN美は一言言い残すとその場を足早に去って行った。

N美の去って行く後ろ姿をS治さんはじっと見つめている。

それは安堵感が漂い、笑顔が零れそうな表情で憎らしくも歯痒いとも思う表情だった。

S治「‥ふぅ?助かった?…」

「‥ハァ?ハァ?ハァ?…」

は本当に息を止めていた様で深い深呼吸をしていた。

S治「‥どうなるかと思ったよ……」

「‥びっくりしたわ…ハァ?ハァ?…まさかN美がこんな所まで来るなんて‥思いもしないし…ハァ?ハァ?…」

S治「‥本当だね…まさかこんな所まで……」

「‥ねぇ見つからないうちに帰りましょ…」

S治「…えっ!」

はN美が現れた事で現実に戻ったらしく、冷めた様子で手に持ったブラを装着しようとしていた。

そんなの言葉にS治さんは驚きの表情を見せた。

そして次の瞬間………。

「…キャッ!…止めて!」

S治さんが豹変した。

何の警戒も無く、ただブラを装着していたにS治さんが襲い掛かったのだ。

は座った状態から後方へ押し倒され仰向けの状態に…そしてS治さんは仰向けのの上でマウントポジションとなりの装着途中



だったブラを引き取るとそのブラを紐代わりにしての両手を縛り始めたのだ。

「…止、止めて!S治さん!…イヤッ…」

の言葉など全く無視をし続けるS治さんはの両手を縛り終えるとマングリ返しにした。

「‥ヤ、ヤダッ…止めて……ァハッ」

どうあがいても無防備でオープンになるのアソコにS治さんはむしゃぶりついた。

『‥ピチャピチャ…ペチャペチャ……』

S治「…こんなに濡れてるココが嫌とは言ってないんだけど?」

「‥ィ、ィヤァ……ンンッ…ンンッ…ヤ…ャメ・・テ……」

の抵抗はみるみる弱まり、次第に抵抗は無くなっていく。

『…クチュクチュクチュ…ピチャピチャピチャ……』

のアソコに指で掻き回し始めたS治さん。

のアソコは淫らな汁で溢れ、卑猥な音が響いていた。

S治「…ココに何が欲しいの?」

「…ンンッ…ダメェ…ンンッンンッ……☆♂☆…」

S治「‥何?…よく聞こえないよ!」

「…ンアッ…アァッアァッ……☆、☆♂☆?!」

S「‥それをA希のココに入れて欲しいの?」

「‥アンッ…アンンッ…アァ?ンッ……欲、欲し・・いぃ?…」

N美が現れ、現実味を帯び、そして興ざめしていたが一瞬にして淫らな牝に変貌した瞬間だった。

『いや、ひょっとするとは…こうなる事を期待していたのではないか?』『N美が現れて冷めていくS治さんを…その気にする芝



居をしたのでは?』変貌したを見ながら私はそんな事を思っていた。

段々と、今までの良が偽者の姿で、今のが本当のの姿ではないのか?…は私に今まで演技をし続けていたのでは?



………。

を信じられなくなる自分がいる事に不安を感じる私だった。

「…アァッ…アァンッアァンッ…アァァ?ッ……」

私が2人から目を逸らし頭の中でそんな事を思っているとの淫声が私を再びあの病的な心へと導いたのだった。

気付けばマングリ返しにされていたは正常位からS治さんのいきり立つ肉棒で責められていた。

縛られた両手を頭の上に持っていき(上空から見ると万歳をしている恰好)、そして大股を開きS治さんを迎え入れている…そんな



を先程の続きとばかりにの揺れ動く乳房を鷲掴みして揉みながら腰を打ち付けているS治さんの光景だった。

「‥アァッ…イィ?ッ…アァァンッアァァンッ……」

もう既に先程の…ただ快楽を追い求める牝には成り下がっていた。

私との距離は約5…そんな短距離で2人の光景を目の当たりに覗き見ている…よりリアルな声や言葉…リアル過ぎる性交に私の鼓



動は高まり興奮度は最高潮に近付きつつあった。



S治「…ん?」

S治さんが突然動きを止め、恐々しい顔を見せると「ハッ」ととある方向に顔をやった。

その方向とはN美が立ち去った方向である。

はそんなS治さんの行動など無関心な感じで…いやらしくも自ら腰を振り、淫らな快楽を求めていた。

『‥アナタァ?……』『‥アナタドコォ?……』

それはN美の声……。

そうN美がまたこちらに近付いて来ているのだ。

「‥ねぇ…早くぅ…」

N美の声に全く気付いていないはS治さんにおねだりをする。

S治「‥ニヤッ……」

S治さんは少しにやけると体を低くし、の体に密着させ再び腰を振り始めた。

「‥ンンッンンッ…アンッアンッ……」

の首筋を舐めまわしながらゆっくりと腰を振るS治さん…目を閉じ官能的な表情を見せるの姿。

『‥ナタァ?……』『‥アナタァ?‥ドコにイルのォ?……』

その瞬間、「ハッ!」とが目を開けた。

ようやくがN美の声に気付いた様子での表情が一変する。

…が、ここでS治さんは腰の動きを少し早く振り始め、そしての口を塞ぐように唇を重ね合わした。

「‥ンンッンンッ……」

はS治さんから逃れようとするがS治さんはを離さなかった。

寧ろピストン運動をさらに加速させていきを責め立てた。

『…グチュグチュ…ヌチャヌチャ……』

の蜜壷から卑猥な音が溢れ出て…の表情も牝の顔へと変わっていく。

そしては縛られた両手をS治さんの首に通すと積極的にキスをし始めたのだ。

私は今のこの2人を理解出来なかった。

危険が迫りつつある中で危険を避けるべき事を…いや避けなければいけない事を無視し、遭えて危険を承知で淫らな性交をし続ける



とS治さんの2人に疑問を感じたのだった。



S治さんを縛られた両手で抱きしめ…S治さんの体を両で挟み込み…S治さんとディープキスをしながらセックスするの姿を私



は別の意味で緊張しながら見ていた。



S治「‥どうする?…どんどん近付いてくるぞ!」

突然、キスを止めてS治さんが言った。

「…アァッ…アァンッアァンッ……」

口を開放されたは喘ぎ声を上げるだけだ。

S治「‥ここで止めるか?」

「…アァンッ…い、いやぁ……止めないでぇ…アァァッ……」

S治「…いいのか?」

「…さ、最後ま・・で…アァッ…してぇ……」

S治「…いいんだな?」

「‥こ、このままぁ……もぅ‥お預けは…アァァッ…いやぁ……」

S治「‥フフッ……」

「…アグッ」

S治さんはの有り得ない言葉を聞くと不適な笑みを見せ、そしてたまたま手の届く位置に落ちていたパンティを手に取るとそ



れを丸めの口に…に丸めたパンティを咥えさせたのだ。

「‥ンンッンンッ…ンンゥッンンゥッ……」

『一体何が、何が2人をそうさせているんだ?』

私の疑問は深まるばかりだった。



刻一刻とN美が近付いて来ている中…2人は己の欲望だけで危険な性交をし続けていた。

S治さんは振り続ける腰を時には早くそして時にはゆっくりとの潤みきった蜜壷に打ち付け…は口に咥えた己のパンティを噛み



しめながらS治さんのいきり立つ肉棒を奥深く迎い入れ、見たことも無い表情を見せていた……。

そんな2人を見ている内に私にひとつの答えが思い浮かんだ。

2人が危険な性交をし続けるのは…『このままでは見つかるかもしれない!という危険な状況下でセックスをし続ける事による興奮



を味わっているのではないだろうか?その興奮に2人は酔いしれ、後先何も考えずにただ欲望を化しているのではないだろうか?





本当の答えは定かではないが…それが私の答えだった。



『‥あなたぁ?……』『‥あなた何処?……』

N美が直ぐ傍まで来ていた。

S治さんは更に身を低くに抱き着き、もS治さんをギュッと抱きしめた。

しかしこの状況下でもS治さんの肉棒はの蜜壷にズッポリと挿入されたままで…そして微かだがS治さんの腰は動いていた。





「‥ン…ンンッ……」

眉間に皺を寄せ、必死に声を出さない様に丸めたP(パンティー)を噛み締め我慢しているの姿。

この緊迫した場面で微かに腰を動かしているS治さんの責めを声を出さない様に堪えているだった。



私の耳に足音がハッキリ聞こえるとN美の姿が私の目に入ってきた。

S治さんはグイッと肉棒をの奥底まで突き入れるとそのままの状態で静止した。

はS治さんの肉棒が奥底まで挿入された事で顔を少し反らし固く目を閉じ我慢している表情をして静止していた。

私は2人以上に固まっていた。



ほんの数分だろうか?

N美『‥此処辺りには居ないみたいだわ…』『‥まったくぅ…何処行ったんだろ?』

N美は辺りを簡単に見回すとそう言い残してこの場所を後にした。

N美が可哀相に思ったがこの状況では何の力にもなれない私だった。



S治「……ニヤッ…」

鋭い目付きで自分のであるN美を見ていたS治さんはN美の姿が見えなくなると私には憎たらしい程の笑みを露わにした。

は耳でN美が居なくなった事を察したようでゆっくりと目を開けた。

「…は、早クッ…早く頂戴!!」

は丸い瞳を輝かせながらS治さんをジッと見つめると口に咥えていた自身のPを離して…そして自ら腰を動かしながらイヤラシく



も信じられない言葉を口にしたのだ。

S治「………」

『…パンッパンッパンッ‥パチッパチッパチッ……』2人の淫肉が当たる音。

「…ンァッ…アッ…アァッ・・アァッ……イィ?ッ……」

S治さんは無言のままの淫らな色香に狂わされたかの様に腰を弾ませ始めた。

するとの喘ぎ声が瞬く間に聞こえ顔を左右に振り乱していた。

「…ンァ?ッ……イィ?ッ・・イィ?ッ……イッちゃう?ッ……」

この時のの感じ方は尋常では無かった。

美脚をピーン!!と浮かしながら伸ばしS治さんの化したリズムに合わせる様に自らも腰を弾ませ絶叫に近い雄叫びを上げていたの



だ。

「…ダメ?ッ……イ、イクゥゥゥ……」

【このままでは見つかるかもしれない!という危険な状況下でセックスをし続ける事による興奮を味わっているのではないだろうか



?その興奮に2人は酔いしれ後先何も考えずにただ欲望を化しているのではないだろうか?】こんな先程の新たな境地を開拓した



は信じられない早さで果ててしまったのだった。

は力無くを地面に落とし、目は照準が合わない様子で躯を何度もピクッピクッとさせ失神状態であった。

『う、嘘だろ!?』私は思わず口にしていた。



そんな状態のをS治さんは腰の動きを止め、をじっと見つめながらの頭を優しく撫でていた。

しばらくするとは正気に戻った様子で私には見せた事がない様な表情を露し、優しく頭を撫でてくれているS治さんの優しさに嬉



しい様子で自ら唇を重ねていった。

次第にそのキスは激しさを増していき、2人は密着している体を必要以上にお互いが動かし合っていた。

S治さんの肉棒がいつの間にか外に出ている程、体を動かしているにも関わらず2人の唇は不思議と離れずにいた。

言うまでもないが、そのキスは私には堪え難いキスであった。

本物の恋人同士がしている…本当に愛し合う2人がしている様な強烈なキスに見えたからである。

今の私はまるで草林の中、全裸キスしているカップル覗きマニアの様な感じで見ている気分…ひとり寂しく取り残された気分で



あった。

そんな気分でもN美の出現で一度は萎えてしまっていたイチモツが再びビンビンに勃起しており、『これは本当に重症だな…』そん



な思いが頭の中で横切っていった。



長?い2人の求愛行為?がS治さんの唇が離れる事でようやく終わった。

はまだ吸い付こうとしていたがS治さんが上半身を起こした為にあきらめた感じだった。

…が、はあきらめてはいなかった!!

直ぐさまも上半身を起こすとS治さんに覆い被さったのだ。

後方へ押し倒されるS治さんに今度はが上になった。

マウントポジション?になったは不適な笑みを零しイヤラシく舌を出し‥そして自信の唇を舐めた。

の背中には草々がたくさん付着しており、いつも艶やかなの髪にも所々草が付着しボサボサに乱れ、そのの姿はとても私の知



っているの姿ではなかった。

は舌を出したまま顔をS治さんの胸板に下げていき、S治さんの胸板に舌を這わせた。

直ぐにS治さんの固く尖った乳首は容赦なく責め始めた。

S治さんの乳首を舌で丹念に舐め転がし‥唇で「チュパチュパ」と吸い付き‥そして歯でコリコリと噛んでいた。

両手を未だ縛られているは器用に口技だけで責め立てている。

そんなの責めをS治さんは目を閉じ、じっと大人しくしたまま堪能していた。



しばらくしての頭がS治さんの下半身へと下がっていく。

下半身に下がっていく時もは大きく舌を出し、S治さんの躯に舌を這わせていった。

S治さんの臍(へそ)では臍の中に舌先を潜らせチロチロと舐めまわし‥黒々と生い茂る陰毛の時にはまるでに口髭が生えたかの様な錯



覚をしてしまう程にベトベトになるまで舐めまわしていた。



そんなの次なる標的はS治さんのいきり立つ肉棒だった。

今のにとって愛してやまない私以外の他人の肉棒だ。

口をこれでもかと大きく開け、いきなりパクリ!!と咥え込む

縛られた両手でいきり立つ肉棒の根元をしっかりと掴み、肉棒の根元までゆっくりと咥え込んでいく……S治さんのいきり立つ肉棒



はみるみるの口の中へと消えていき、肉棒を掴んでいた両手を離すと遂にはS治さんの肉棒は姿を消したのだった。

そのままはじっとしていた…むせ返る衝動を我慢し、涙目になりながらもは愛しい肉棒を咥え込んでいた。

『これほどまでにS治さんのイチモツを…』私は嫉妬した。



の縛られた両手がS治さんの乳首に移動し、そして責め始めるとの口も上下にピストンし始めた。

S治「…あぁぁ……」

得意のフェラチオに堪らずS治さんは声を上げた。

しばらくはこのままフェラチオが続くのかと私は思った。

…が、今回は違った。

はいきり立つ肉棒をチュパと音を出して口から離すと自ら腰を上げ、そして縛られた両手で肉棒を掴みつつ、腰を下げていった。

ほんの一瞬でお互い潤みきった淫らな性器がひとつになった。

「…ンアァァ……」

S治「…あぁぁ……」

ひとつになった瞬間、2人の幸せ感漂う声が‥幸せ一杯な声が私の耳に聞こえてきた。



直ぐにの腰がS治さんの上で弾み始めた。

「…ンアッンアァッ…アァッアァッアァッ…」

小さくリズミカルに腰を弾ませる

牝の表情をした顔をやや上向きにして、時折両手でS治さんの乳首を弄りながら腰を弾ませるの姿だった。



そんな時にS治さんの両手がの腰を掴もうとした瞬間だった。

「…ダメッ……あなたは何もしないで……」

S治「…何故?」

S治さんはキョトンとした表情を見せていた。

言うまでもないが私も同上だった。

「…あたしが‥責めるの!……あなたはじっとしてて!」

の口から聞いた事もないエロ語が…私は嫉妬もしたがそれよりもドキッとハートを射抜かれてしまっていた。

S治さんの顔の表情からも私同様、そんな風に感じられた。

のこの意外な言葉に…今現在他人との不道徳な性交を繰り広げているの事など忘れ…新しい性欲の塊と化したを私は期待と興



奮‥更なるの淫化?を熱望しつつ、この光景をのめり込む様に見つめていた。



S治さんは両手を地面に落とした。の言う通りに従ったのだ。

は両手を縛られているブラを口に持っていき、野蛮にもブラを歯で噛みながら解き始めた。

こんなにも器用に!みたいな感じでスルスルと解けていった。

今までの激しい動き‥そして時間が‥こうも簡単に解けたのだというのが正しいのかもしれない。



両手が自由になった‥いや、淫は両膝を上げをM字に(昔でいうヤンキー座り?)した。

そして腰を浮かしては沈め、浮かしては沈め始めた。

「…アァァンッ‥アァァン…ンアァンッ‥ンアァンッ……」

S治さんの肉棒の先端まで蜜壷を浮かしては‥そして肉棒の根元まで蜜壷を沈めている。

「…アァッアァッアァッ…イィッ…アァッ…アンッアンッアンッ…イィッ……」

次第に慣れてくるとスピードが早まり、S治さんの上でトランポリンをしている様(大分大袈裟だが‥)に弾み始め、タップンタップ



ンと露わに揺れ動く乳房を自分自信で揉んだり、バサバサと乱れる髪を押さえてはかき上げる仕種など自由奔放に騎乗していた。

『…ジュプッジュプッジュプッ…ピチャッピチャッピチャッ……』

「…ア?ンッ…イィ?ッ…アァッアァッアァッ……」

S治「…あぁぁ?ぁ…うぅぅ?ぅ……」

更にスピードアップするの責め!(動き!)

2人の性器からはとてつもない卑猥な音が響き渡り、もS治さんも今にも果ててしまいそうな勢いだった。



草々が生い茂る中での頭部から首筋までが全く隠れない状態‥完全に露出している状態で『今、N美が来たらバレバレだな…』と



の性の奥深い貪欲さを…女の恐さを改めて感じる光景だった。



は両手を斜め後ろに持っていきS治さんの膝下に置いた。当然の如くの上半身は後ろに反り、2人の繋がり合っている部分がハ



ッキリと私の視界に飛び込んできた。

その部分は夥しい量の愛液、そして卑猥な形となったマ♀コ…の夥しい量の愛液と我慢汁が付着しベトベトになり、しかも反



対に反り返ったS治さんの肉棒で私にはグロテスクにも見えた。



「…アンッアンッアンッ…どう‥気持ちイイ?」

は腹部を大きく露わにし、腰を弾ませ、そして肥大化した己のクリトリスを右手の人差し指と中指で擦りながらS治さんの肉棒を



責めたてながら言った。

S治「…い、いいよ…A希!…あぁイキそうだ……」

S治さんは本当にイキそうで両に力を入れていた…その証拠に両は真っ直ぐ延びた状態だった。

S治さんの言葉を聞いたをM字に戻し乳房を更に波打たせS治さんを責めたてた。

両手でS治さんの乳首を弄りながら腰を弾ませる‥バウンドさせる

高速でありながらも上手くS治さんのいきり立つ肉棒の先端から根元までを行き来しているの蜜壷…2人の下半身がぶつかり合う



度に2人の愛液が飛び散り、の動き‥の責めのハードさを表していた。

S治「…あぁぁっ…A、A希…イ、イキそッ……」

S治さんは我慢の限界なのか?にか細い声で切実そうに訴えかけた。

「…アンッ‥ン?ンッ‥アァンッ……イ、イイよ‥イッてぇ……」

自信感じ入りながらもS治さんの言葉に優しく答えていた。

そして正に次の瞬間だった!

私にはとても信じられない‥いや、起きてはいけない事態が……私自信崖の上から谷底に落とされる2人の会話、光景が行われたの



である。



S治「…イ、イクよ……このまま…A希の‥中に……」

「…うん……来、来てぇ…いっぱい‥いっぱい頂戴?!」

S治「…ダメだ!イ、イク?ッ……ウッ!!!」

「……ア、アァァァ……ァァァ‥ァァ……」

『…な、中出し!?』

あっという間の出来事で私はただア然としていた。

そして『止めろ!』『なんて事を!』と思う気持ちが私をその場で身を隠すことなく立ち上がらせていた。

『最愛のの胎内に他人の精液が…私以外の男の精子が…』時間が過ぎる毎にに対する思い‥そして後悔の念が私の中で沸き出していた。