栄子の口から漏れ出る言葉は苦痛の色が消えていた。

「おい、武志、見ろよ」
「うわ、もう洪水じゃん」
を叩くのを止めて、二人が栄子の股間を覗き込むと
そこは愛液が溢れ出して、キラキラと淫靡な光をまとっていた。

「男の前でオシッコをして、後始末してもらって、さらにケツを叩かれて
こんなに濡らしてるって事は小池栄子は実はマゾだったんだな」
「もしくは変態と言ってもいいのかもしれないけどね」
慎吾と武志の嘲笑うかのような言葉の「攻撃」に、栄子のプライドは粉砕された。

しかし、二人の言う通りなのかもしれないと-----
思い始めていた。
本当は苛められる事を望んでいたのではないか・・・
今までの強気な性格や少々キツイ言葉遣いはその裏返しなのかもしれない・・・
一度、そう考えてしまうと、栄子の身体をその「想い」が一気に支配した。

「そ、そうです・・・栄子は苛められて感じてしまうマゾです。だから
もっと栄子をい、苛めてください・・・」
頬を赤らめ、潤んだ目で二人に訴えかける栄子。
予想外の栄子の言葉にさすがの慎吾と武志も唖然とした。

しかし、次の瞬間、二人の顔に邪悪な笑みが広がった。
「じゃあ、お望みどおりに苛めてやるよ」
「あう!!」
慎吾はさっきよりもさらに力を込めて、栄子のおを打ち据えた。
武志は栄子のブラを外すと、尖りきった乳首を指で弾き、ギュっと摘んだ。
栄子は二人の責めから逃げるどころか、おや胸をさらに突き出し
さらに強い快感を求めていった。

「もう我慢出来ないだろ。どうして欲しいか言ってみろよ」
慎吾に言われ、栄子はトロンとした目を向けると、口を開いた。
「栄子の、あ、アソコに入れてください・・・」
「アソコじゃ分からないだろ。それに何を入れて欲しいかもきちんと言えよ」
僅かに残った理性が栄子を躊躇わせたが、武志に軽くクリトリスをつねられると
すぐに迷いも理性も吹き飛んでしまった。

「栄子の、お、オマンコに、お、おチンチンを入れてください・・・」
栄子がそう言うと、慎吾は満足そうな笑みを浮かべ、バックから勃起した
男性器を一気に奥まで挿入した。
「はあう!!」
慎吾が律動を開始すると、栄子が歓喜の悲鳴を高らかにあげた。

栄子は自らも身体を動かし、さらに強い快感を求めた。
「おい、こっちも頼むぜ」
目の前に出された武志のものを栄子は何の躊躇いもなく口に含み、舌を使い始めた。
自ら望んで上と下の口を同時に使い奉仕する・・・

今まで体の奥深くに秘め、抑圧してきた欲望が一気に解放されるのを感じ
栄子は絶頂に近付いた。
「ああ、もうイッチャウぅぅぅぅ!!!お願い、顔に思いっきりかけてぇぇ!!」
武志と慎吾の男性器に手を添え、軽くしごいただけで、熱い白濁の液体が放出された。
決して避ける事なく、栄子は降り注ぐ精子を全て顔に浴びた。

その瞬間、栄子の中に強い電撃が走り、頭の中が真っ白になった。
豊満な胸まで飛び散った精子に彩られた栄子の顔はしかし、陶然と輝いていた。

「今日は、栄子ちゃんに提案があるんだけど」
放課後。写真部の部室に呼び出された栄子は、慎吾にそう言われた。
「どうせ、ロクでもない事なんでしょ?」
冷ややかな栄子の態度に、慎吾は気にする様子もなく、言葉を続けた。

「これから、テニスでもしないか?」
「はあ?」
あまりにも予想外の言葉に、栄子はとっさに意味を理解する事が出来なかった。
「どういう事?」
「どういう事も何も、さっき言った、そのまんまの意味なんだけどね」
小馬鹿にするような慎吾の口調に、栄子は怒りを覚えた。

「何で私があんたたちとテニスをしなきゃ、いけないのよ!!」
「じゃあ、このテニスに今までの写真をかける、って言ったら?」
今まで黙っていた武志がボソリと口にした一言は、栄子にとって衝撃的なものだった。

今まで自分が、この二人の要求に逆らえなかった最大の要因は
自分の痴態が写った写真のせいだった。
更衣室での全裸写真だけでなく、顔や胸を精子まみれにしている写真
そして、放尿している写真まであり、バラ撒かれたら、トップ・グラビアアイドルとしての地位どころか、これからの人生すら台無しになってしまうものだった。
その写真を、テニスに勝てば取り返すことが出来る・・・

「それは本当なの!?」
「ああ。もちろん、写真だけじゃなく、ネガも返してやるよ」
必死な形相の栄子に対し、武志はあくまで冷静だった。
栄子にとって、これは願ってもないチャンスだった。
どちらと対戦する事になるかは分からないが、お世辞にも二人とも
スポーツが得意なようには見えない。

自分だって、特別にテニスが上手い、というわけではないが
運動神経はこの二人よりも絶対に上だろうと思った。
「ただし・・・」
突然、低いが力のこもった声を武志が発したので、栄子は驚いた。

「こっちも写真をかけるんだ。だから、栄子ちゃんにもある条件をのんでもらう」
「条件って何?」
既に勝利を確信していた栄子は、笑みさえ浮かべて聞いた。その声には余裕があった。
「負けたら、俺たちの奴隷になってもらうか」
武志に代わり、慎吾が言ったその言葉を聞いた途端、栄子の顔はひきつった。

「何、言ってるのよ!?」
「この条件がのめないんだったら、この話はなしだ」
「どうする?」
栄子の叫びにも二人は全く動じなかった。

どうする・・・?栄子は迷った。
写真を取り返す最大のチャンスだったが、負ければ二人の奴隷というリスク。
しかし、今日、この勝負を受けなくても、写真があっちの手元にある限り
自分は、あの二人の要求に逆らう事は出来ない。
それならば、このチャンスに賭けるしかない。

「分かったわ、この勝負を受けるわ」
栄子がそう言うと、二人はニヤリと笑った。
「そうか。じゃあ、これにサインをしてくれるか?
勿論、栄子ちゃんが勝てば、この紙を破っていいから」
武志に渡された紙には
「私、小池栄子はテニス勝負に負けた場合、葛西武志と中野慎吾、二人の
奴隷になる事を誓います」と書かれていた。
栄子は「勝てばいいんだから・・・」と自分に言い聞かせ
その紙に名前を書いた。

「じゃあ、これに着替えてもらおうか」
栄子が紙を武志に手渡すと、慎吾が足元に置いてあった紙袋から取り出したものを
栄子の前に置いた。
それは、きちんとたたまれた純白のテニスウエアとスコートだった。

「おっと、下着もつけかえてもらおうか」
制服を脱ぎ、テニスウエアを手にとった栄子に、慎吾はさっきの紙袋から
取り出したものを栄子に渡した。
それはブラジャーとパンティーとアンダースコートであった。
一瞬、栄子は顔をしかめたが、ここで抵抗してもどうせテニス勝負がなくなるだけなので
黙って出された下着を身に着ける事にした。

ブラジャーは、栄子の豊満な胸を下から支えあげるだけのもので
乳首がすっかり露出してしまっている。
そして、次に身に着けたパンティもまともなものではなかった。
白い布地はかなり薄いらしく、栄子の陰毛はしっかりと透けてしまった。
しかも、前を覆う三角の部分はギリギリの面積しかなく後ろはTバックだった。

左右の腰の部分の紐を結びながら、あまりにも卑猥な下着に栄子は顔を赤らめたが
アンダースコートをはき、テニスウエア、スコートを身に着けると
いたって普通のテニスルックだったので、安心した。
「じゃあ、行こうか」
三人は部室を出て、テニスコートに向かった。

テニスコートは、校舎の外れの木々に囲まれた中にあった。
放課後、そしてテスト期間中という事もあったため、誰もいなかった。
「じゃあ、ゲームのルールを説明する」
「ルール?テニスのルールなら知ってるわよ」
栄子が言うと、二人の顔に不適な笑みが浮かんだ。

「普通のテニスなんて、そんなつまらない事をするわけないだろ、栄子ちゃん」
「そうそう。俺が準備する間にルールの説明をしといてくれ、武志」
慎吾はそう言うと、制服を脱ぎ始めた。どうやら、体操服に着替えるつもりらしい。

「といっても、ルールは普通のテニスと一緒だよ、栄子ちゃん。ただし
点を入れられたら、服を一枚脱いでもらう。先に全裸になった方が負けってルールだよ」
何言ってるのよ!?そんな事、出来るわけないじゃない!!それに
誰かに見られたら、どうするつもり!?」
「大丈夫だよ。ここは校舎からもグランドからもかなり離れてるから
誰も来ないよ。それに、このルールに納得がいかないんだったら
別にやらなくてもいいよ」

やるかやらないかは栄子次第、憎たらしいまでの余裕のある口調に
負けず嫌いの栄子の闘争心に火がついた。
「こっちは準備、出来たぜ」
Tシャツに短パンという体育の授業の時の服装をした慎吾がラケットを構え
コートにたっていた。

栄子も武志の持っていたラケットを奪い取ると、慎吾と対峙した。
じゃあ、サーブは俺からやらせてもらうって事でいいかい?」
慎吾の言葉に栄子は黙って頷いた。
いつの間にか審判席に武志が座っていた。

「じゃあ、始め」
武志の言葉と同時に、慎吾が左手に持ったボールを高々と放った。
栄子は咄嗟に身構え、すぐにでも走れるような体勢を取った。
慎吾のラケットがボールに当り、ボールが飛んできた。

(ちゃんと当たったじゃない。そこそこ運動神経はあるみたいね)
栄子はそんな事を思いながら、口元に笑みを浮かべた。
こちらに向かってくるボールは際立って早いわけではなく
栄子は充分に反応できる事を確信して、走り出した。

「あっ!!」
しかし、走り出してすぐに栄子は不意に声をあげ、立ち止まってしまった。
ボールは栄子の足元近くでバウンドし、後ろに飛んでいった。
「よしっ!!」
ガッツポーズをしている慎吾と、審判席でニヤニヤと笑いながら
見ている武志を、栄子は恨めしそうに睨みつけた。

走り出した直後、ほとんど紐状と言ってもいいくらいの面積しかない
パンティがよじれ、割れ目にはさまってしまったのだ。
敏感な部分に布地が擦れ、食い込む感覚に栄子は耐えられず
ボールを追う事が出来なかったのだった。

「じゃあ、栄子ちゃん、1枚脱いでくれる?」
「そうそう。靴下は両足で1枚ってカウントするからね」
栄子はテニスコートに座ると、靴を脱ぎ、両足の靴下を脱いだ。


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