1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:16:06.29ID:sSLVaQQv0
イケメン「え?」
男「いや、だからさ。痴漢しようぜ?」
イケメン「駄目だよ……知ってるだろ?痴漢は犯罪だよ?」
男「大丈夫、絶対に捕まらない方法を思いついた」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:18:28.96ID:sSLVaQQv0
男「こないださ、通学の満員電車で痴漢してたんだよ」
イケメン「今、さらっとすごいこと言ったね」

男「同じクラスの女に痴漢してたんだけどさ、パンツに指突っ込んだところで女が顔上げてこっち見たのよ」
イケメン「バレたの!?」
男「俺もバレたと思ったんだが、そうじゃなかったんだ」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:22:27.62ID:sSLVaQQv0
男「そのとき実は、おもえも近くにいたんだよ」
イケメン「僕が?」
男「ああ。位置関係で言うと、俺と女の間くらいの位置だ。んで、よく見ると女は俺じゃなくておまえを見てるんだよな」
イケメン「……なんか嫌な予感がしてきた」
男「女から見ると、おまえの方から手が伸びてるように見えるわけだ。同じ制服だしな……それで気づいた。女はおまえに痴漢されてると思ったらしいんだ」
イケメン「ええ!?ちょっと、その誤解すぐ解いてよ!!」
男「なんで?」
イケメン「僕が警察に捕まっちゃうじゃないか!!」
男「大丈夫、おまえは捕まらないよ」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:25:03.88ID:sSLVaQQv0
男「おまえの顔を見たあと女はな、急に顔を真っ赤にしてうつむいたんだ。しかも体の力を抜いて痴漢しやすいようにしてくれた」
イケメン「へ?」
男「そのうえ……濡れてきたんだ」
イケメン「濡れてきたって?」
男「だからマンコがだよ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:30:18.25ID:sSLVaQQv0
男「そして駅について行為が終了してからも、あいつは痴漢にあったことを誰にも話していないようだ」
イケメン「なんでそんなことに?」
男「俺も考えた。そしてわかった……理由はおまえがイケメンだからだ」
イケメン「僕?」
男「そう。イケメンのおまえに触られて、女は悪い気がしなかったんだ。だから警察に言うこともしなかった。ひょっとしたら、もう一度して欲しいと思ってるのかもしれん」
イケメン「そんなバカな……」
男「俺はこの仮説を確かめるために、実験のため何度かおまえのすぐ近くで痴漢をしてみた」
イケメン「なんてことを」
男「いずれも最初は体を強張らせていたが、おまえの顔を見ると急に身を任せ始めた。中には足を広げてくる奴もいた」
イケメン「どうりで最近電車で息の荒い女性に囲まれていると思った」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:34:49.97ID:sSLVaQQv0
男「しかし、昨日は危うく失敗するとこだった。電車の中でおまえが体勢を変えたのに、相変わらず手が伸びてくるものだから相手が不振に感じたんだ」
イケメン「ああ……あのときか」
男「向こうから見たらおまえの腕がありえない方向に曲がってるように見えたはずだからな」
イケメン「…………」
男「そこで俺は思った。やはりこのままおまえの陰に隠れて痴漢するのにも無理がある。おまえにも悪いしな」
イケメン「とってつけたような気遣いありがとう」
男「そしてこう考えた……おまえと共犯になれば完璧な痴漢が出来る、と!!」
イケメン「!!!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:42:21.30ID:sSLVaQQv0
男「作戦はこうだ。まず最初に俺が触る。そして頃合を見ておまえにバトンタッチだ。おまえも好きに触りまくっていい……そして女が顔を上げたら
  そこにいるのはイケメンのおまえ。本当におまえが触ってるんだから疑われるはずもない。相手が身を任せたら、あとは二人で代わる代わるお楽しみだ!」
イケメン「そんなこと出来るわけが……」
男「大丈夫だ!おまえの甘いマスクと、俺の存在感のなさがあれば可能だ!」
イケメン「いや、だってそれ僕には全然メリットがないじゃないか!」
男「あるだろう?おまえだって女の体触れるんだから」
イケメン「だって、万一ばれたら逮捕されるのは僕だよ!?」
男「大丈夫。捕まることはまずないだろうが、万一捕まったらそのときは俺が一人で罪をかぶろう」
イケメン「どうしてそこまで……」
男「それが……男のロマンだからだよ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:48:35.14ID:sSLVaQQv0
イケメン「男くん……いや、でも駄目だ!犯罪だよ?」
男「俺から見ればおまえのその顔も犯罪だと思うが」
イケメン「無理だよ、いつか捕まるよ」
男「ふっ……俺は知ってるんだぜ?」
イケメン「な、なにをだよ?」
男「おまえこの間、彼女痴漢プレイをしたらしいな」
イケメン「な!なんでそれを……」
男「どうだ?そんな偽者の痴漢でおまえの性癖は満足できたのか?」
イケメン「…………」
男「妥協するな!偽者のプレイで満足するような男に何の真実がつかめる?男なら真に自分が求めるものを追い求めろよ!!」
イケメン「!!!」
イケメン「……男くん」
男「ん?」
イケメン「師匠と呼んでもいいかい?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:52:14.65ID:sSLVaQQv0
男「話は決まったな。おまえはわざと女に顔を見られることで安全性を確保する。俺は痴漢の技術指導及び、いざというとき罪をかぶるおまえの保険になる」
イケメン「……わかった」
男「そうと決まれば、今日の放課後俺の家でミーティング&技術指導だ」
イケメン「うん!」
男「イケメンよ、我々の日の出は近いぞ」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)11:57:39.77ID:sSLVaQQv0
放課後――
イケメン「ここが男くん家?結構大きいね」
男「ああ、まぁな。俺の部屋は二階だ、上がれよ」
イケメン「うん。お邪魔しまーす」
ガチャッ
男「ここが俺の部屋だ」
イケメン「す、すごい……棚いっぱいにアダルトビデオが……しかも全部痴漢物!!」
男「驚くのはまだ早い。足元に段ボール箱があるだろ?」
イケメン「え?ああ……大きいのが3つあるね」
男「それも中身はAVだ、痴漢物のな」
イケメン「男くん……いや、漢くん」
男「なんだ?」
イケメン「君は本当に凄い人だ」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:01:05.40ID:sSLVaQQv0
男「さて、痴漢の実技指導に入るが……まず、おまえが痴漢するならどうする?」
イケメン「え?まず車内で目ぼしい女の子を見つけて……近づいて、触る……かな?」
男「簡単に言うな……満員電車でどうやってターゲットを探す?そしてどうやって近づく?」
イケメン「あっ!」
男「これだから素人は困る」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:06:23.24ID:sSLVaQQv0
男「いいか?素人や初心者の痴漢が捕まるのは、車内でターゲットを探すからだ。もしくはたまたま近くにいた人を衝動的に触るか……いずれにせよ、リスクが高すぎる」
イケメン「じゃあどうするの?」
男「原則として、ターゲットは乗車前に見つける。自分の乗る駅で探しても良いし、前日から目星をつけといてもいい」
イケメン「前日から?」
男「そう。どの駅で乗ってきて、どのあたりに立つか……事前にリサーチしておく」
イケメン「なるほど……」
男「さらに気性の見極めも大事だ。そこまで考慮してターゲットを決めねばならん」
イケメン「なるほど!メモしときます!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:12:14.98ID:sSLVaQQv0
男「満員電車ではターゲットに接近するのも困難だ。かといって、最初からむやみに近くにいると警戒されてしまう」
イケメン「じゃあどうするんだい?」
男「人がたくさん乗ってくる駅ってのはだいたい決まってるだろ?その駅で人がたくさん乗ってきたときに、奥に詰める感じで自然な流れで接近する」
イケメン「で、でもうまくいかなかったら?」
男「そのときは諦めるんだ。いいか?ベストポジションを取れていない痴漢なんて自殺行為だ。うまく触れない上に周囲にばれやすい」
イケメン「それじゃあなかなか痴漢できないんじゃない?」
男「まぁ、これは慣れるまでの話だ。初心者が最初からがっつくなということさ。おまえの場合は常習犯の俺と一緒だから心配ないだろう」
イケメン「さすが師匠!!!」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:18:51.12ID:sSLVaQQv0
男「次に、ターゲット選びの基準だ。イケメン、おまえはどういう娘がターゲットとして適してると思う?」
イケメン「えっと、気の弱そうな大人しい娘?」
男「ふっ……初心者だな。確かにそういう娘は安全だが、安牌を選ぶのは痴漢の本質ではない」
イケメン「!!!」
男「まずは好みで決めるんだ。あと、スムーズに行為をするために服装の露出の多さも考慮に入れたほうが良い。外見だけで性格を判断すると痛い目に会うぞ?」
イケメン「で、でもさっき『気性の見極めも大事』って」
男「まあ待て。それはおいおい話す。まずは触りたいと思う娘をリストアップするんだ」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:26:33.01ID:sSLVaQQv0
男「大人しい娘はそれだけに服装のガードが固い。そうなるとスムーズに行かず、途中で発見されるリスクも高まる」
イケメン「なるほど」
男「それより、スカートの短めの女子を狙う。こういう奴らには気の強いギャルが多いようにも思えるが、中には流されてるだけで本質的には大人しいのもいる」
イケメン「そ、そうか!」
男「周りのクソビッチどもの影響で性欲はやや高めだが、気性は荒くない……こういうのが狙い目だ」
イケメン「そういえば男くんが痴漢したって言ってた女さんもそんな感じだね」
男「ああ。そしてそういうタイプは見た目はギャルっぽいが中身は案外乙女だ。イケメンのおまえに触られたらイチコロだろう」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:30:49.79ID:sSLVaQQv0
男「さて、次は実際のテクニック指導だ」
イケメン「それなら自信あるよ。彼女によく『上手い』って褒められるし」
男「それはセックスの話だろう?痴漢とセックスは違う」
イケメン「ええっ!?」
男「断言しても良い。痴漢で女を感じさせるテクニックなら、童貞の俺の方が上だな」
イケメン「そんなテクニックが……!!」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:37:38.82ID:sSLVaQQv0
男「さて、痴漢というとまず最初にどこを触るイメージがある?」
イケメン「え?……やっぱおかな」
男「ふむ。ではセックスはどこからスタートする?」
イケメン「えっと、まずキスして、それから首筋いって、胸かな?」
男「今言った両方ともはずれだ」
イケメン「!!」
男「まずいきなりを触られても、はっきりいって不快感しかない。かといってキスも出来ないし、いきなり胸や股間などの局部は論外だ」
イケメン「じゃあいったいどこから……」
男「わき腹だ」
イケメン「わき腹?」
男「そう。有無を言わさず敏感、かつ性的要素が少ない。おまけに向こうは痴漢かどうか判断しかねる」
イケメン「そうか、お知りをいきなり触られたらすぐ痴漢ってわかるもんね」
男「そのとおり。ソフトタッチでわき腹や背中を責め、痴漢という確証を与えずにターゲットの興奮を引き出すんだ」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:44:21.18ID:sSLVaQQv0
男「しかし、あまり長い時間触ってるとさすがに危険だ。わき腹や背中は20秒くらいが好ましい」
イケメン「20秒……っと」メモメモ
男「次は片手で内腿、もう片手で周辺からわき腹だ。決して局部には触れるな」
イケメン「どうして?」
男「準備の出来ていない局部に触っても、女にとっては不快なだけだ」
イケメン「なるほど」
男「俺の予想では内腿に手が入った瞬間にとっさに顔をあげてこちらを見る。だからここはおまえにやってもらいたい」
イケメン「う、うん。わかった///」
男「おまえの顔を見て女のガードが甘くなったら、交代して俺が畳み掛ける。女が完全に落ちたら、あとは二人でお楽しみだ」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:49:14.20ID:sSLVaQQv0
男「本来ならもっと細かいテクニックがあるわけだが、今回は二人でやるわけだからそういう部分は俺がやろう」
イケメン「お願いします、師匠!」
男「じゃああとは細かい準備だな」
イケメン「準備?」
男「念のため、おまえの制服と俺の制服の腕の部分を似せておく。あと、明日は大き目のスポーツバッグで来るんだ」
イケメンスポーツバッグ?」
男「他の乗客の視線から、ターゲットの腰の辺りを隠すためだ。俺たち二人いれば壁は充分だとは思うが……念のためだ」
イケメン「うん、わかった」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:52:48.83ID:sSLVaQQv0
男「まあ明日は実験的な感じでやるからな、安全性を期すため、ターゲットは女にする」
イケメン「女さん?こないだやったんじゃ?」
男「だからこそだ。あいつはおまえが犯人とわかって満更でもなさそうだったからな」
イケメン「女さんかぁ……結構かわいいよね///」
男「なんだおまえ?イケメンの癖にウブだな……まあいい。明日の朝、やるぞ」
イケメン「う、うん!」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)12:58:35.28ID:sSLVaQQv0
翌朝――
イケメン「おはよう」
男「おう。昨日は眠れたか?」
イケメン「あんまり眠れなかったよ……あはは」
男「そうか。ところで昨日言い忘れたんだが……」
イケメン「何?」
男「オナニーはしてきたか?」
イケメン「……っ!?な、なにを……///」
男「だからオナニーだ。興奮しすぎて暴走すると失敗の元だ。ある程度の理性を持ち合わせなければ痴漢は出来ん」
イケメン「な、なるほど」
男「で、したのか?オナニー
イケメン「……うん///ていうか今日のこと考えてたら興奮しちゃって……」
男「そうか、ならいい」
男(イケメンでもやっぱりオナニーはするんだな……)
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:02:01.49ID:sSLVaQQv0
男「さて、もうすぐ電車が来るわけだが」
イケメン「うん」
男「車内では俺とは一切口を利くな。俺は存在感を消さねばならんからな。イケメンのおまえと会話してたら嫌でも目立ってしまう」
イケメン「わかった」
男「それと、昨日言ったことを忘れるな。あくまで紳士的に、だ。女の準備が出来ていないのに局部に触れるような真似はするなよ……それはレイプと同じだ」
イケメン「了解。紳士的に、だね?」
男「そういうことだ」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:07:32.26ID:sSLVaQQv0
――ガタンゴトン、ガタンゴトン
イケメン(もうすぐ女さんの乗ってくる駅だ……男くん情報だと、女さんはいつも2両目のこの扉から乗車して、向こうの隅にいく……)
イケメン(その更に次の駅で人がたくさん乗ってくるから、僕と男くんで女さんを囲むように接近……か)
イケメン(それにしてもさすが男くん。見事に存在感を消してる)
イケメン(それでいて、決して自分のポジションは他人に譲らず流れるように人を避けてる……凄い……)
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:11:31.74ID:sSLVaQQv0
プシュー!
イケメン(きた!女さんだ!!)
イケメン(男くんの言ってた通り隅に行って壁にもたれかけてる……)
男(女……一瞬イケメンのほうを見た……か?)
男(i-Podの音楽に集中してるようなふりをしてるが、意識してるのか……さて)
イケメン(いよいよ次の駅で決行だ……!!)
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:16:01.29ID:sSLVaQQv0
プシュー!
ざわざわざわざわ……ドカドカドカ!!
イケメン(うわぁ!たくさん乗ってきた!!)
イケメン(でも大丈夫。男くんの言ってたように、この場所から詰めればスムーズに女さんの近くへいける!)
イケメン(男くんは大丈夫かな?あの位置からここに来るのは難し…………!!!!!)
イケメン(け、携帯の画面を見ながら迷惑そうな表情でナチュラルに移動している!!)
イケメン(神だ……彼には神の名が相応しい)
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:21:24.38ID:sSLVaQQv0
イケメン(まずは男くんから責めるんだよな……)
スッ
イケメン(僕の横をすり抜け男くんの手が……女さんのわき腹に!!)
さわさわさわ……
女「……!?」ピクン!
なでなでなでなで
女「……っ……ん!」プルプル
イケメン(ギリギリのレベルで撫で回している……すごい……)
男(女相手なら20秒もいらんな……そろそろいいだろう、行け!イケメン!)
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:24:55.58ID:sSLVaQQv0
イケメン(男くんの手が離れた……僕の番だ!)
スッ……さわさわさわ
女「っ!!……ゃぁ……」ピクン!!
イケメン(す、すごい……女さんのスベスベだ……)
男(そろそろ女が顔を上げるころだな。念のためイケメンの後ろに隠れておくか)
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:29:34.33ID:sSLVaQQv0
【女視点】
女(やだ!触ってきた!?)
女(わき腹とか背中のときは、込んでるから当たってるだけかかもって思ったけど……これって完全に痴漢だよね?)
女(怖い……けどこのままじゃ……よし!顔上げて相手を睨んでやろう!)バッ!
女「……!!」
女(イ、イケメンくん!?どうして……)
女(そういえば前にも……ひょっとしてイケメンくん私のこと……///)
女(…………イケメンくんになら、いいかな……)
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:35:54.54ID:sSLVaQQv0
男(女が再び俯いたな)
イケメン(あれ、なんか女さんさっきより力が抜けて……)
男・イケ(落ちた!!)
男(そうと決まりゃあ俺も参戦だ……イケメン、片手をどけろ!)
イケメン(男くんの手が……あ、そうか。手が3本あったら変だもんね)サッ
男(イケメンは太ももに夢中のようだな……では俺はわき腹のあたりを制服の下から直に……)モゾモゾ
イケメン(女さんの太もも……女さんの太もも……夢みたいだ)ナデナデ
女「っ……ゃぁ……ん……」ピクピクッ!!
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:42:02.06ID:sSLVaQQv0
男(よし、そろそろ胸にいくか……ん?)モゾモゾ
イケメン(女さんの……綺麗……ハァハァ……)スッ
男(ば、馬鹿!離した片手をまた女のへ……!?)サッ
女「んっ……ゃ……ぁ……(イケメンくん、好きなのかな?)」
男(ちっ、やはり初心者……暴走しやがったな。両手でを撫で回してやがる……咄嗟に俺が手を離したから良かったようなものの)
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:48:18.87ID:sSLVaQQv0
男「…………」ツンツン
イケメン「はぁはぁ…………!!」
イケメン(しまった、興奮してつい両手で触ってた……男くん、ごめん)
男(やっと気づいたか馬鹿が。……しかしもう時間がない、胸は諦めてマンコにいくか)モゾモゾ
イケメン(あっ!男くんの手が女さんのパンツの中に……)
女「ふぁ!?……ぁ、ゃぁぁぁ……」ピクピクッ!!
男(準備は出来てたようだな)クチュクチュ
イケメン(小声で感じる女さん、かわいいよぉ……)ナデナデ
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)13:56:38.34ID:sSLVaQQv0
男(さてと、そろそろ時間だな)チラッ
男(8時9分か……電車は8時11分着だから、あと2分……)
男(イケメンは時間なんか気にしてる様子は無さそうだな、しかたない……変わってやるか)
イケメン(男くんの手が女さんのパンツをどけたまま停止してる……僕に『触れ』ってことか!)
イケメン(彼女子以外の女の子のここ触るの初めてだな……)クチュクチュ
女「んんっ!……ゃぁ……はぁ、ぁぁぁぁ……」
イケメン(すごい、濡れてる……)クチュクチュ
アナウンス「まもなくぅ?○○、○○、お出口は右側です」
男(時間か……)
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:01:04.54ID:sSLVaQQv0
男「ふぅ」
イケメン「はあはあ……まだドキドキするよ……」
男「非童貞のくせに何を……っていうかおまえ暴走したろ?」
イケメン「あ、うん……ごめん」
男「俺が咄嗟に手を離したから良かったものの、手が3本あったら2人いるのがバレるだろ?」
イケメン「…………ごめん」
男「まぁ過ぎたことを言ってもしょうがないが、ただでさえ女は複数犯には脅えやすい。今後気をつけてくれ」
イケメン「うん、わかった」
男「ま、慣れるまではもうしばらく女で練習だな」
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:08:35.62ID:sSLVaQQv0
それからも男とイケメン痴漢行為は続いた。
修行のためといい、ターゲットは女に限定した。日をおいてイケメン痴漢されても、女が警察に訴え出る気配はなかった。
そうして、イケメン痴漢技術が向上してきたある日のことだった。
女「んんっ!……ゃぁ……はぁ、ぁぁぁぁ……」
イケメン(女さん……女さん……)クチュクチュ
男(イケメンの奴、だいぶ慣れてきたな)モミモミ
アナウンス「まもなくぅ?○○、○○、お出口は右側です」
男(今日はこれまでか……!?)ガシッ!
女「…………」
男(女の手が俺の腕を……くっ!バレたか!?)
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:12:14.88ID:sSLVaQQv0
男(いや、大丈夫だ……女の目線はイケメンに向かってる。さしずめこの手をイケメンの手だと思ってるのだろう)
男(とりあえず、やんわり振りほどいて知らんぷりだ)スッ
イケメン「そういえば男くん、今日電車降りる直前なんか様子が変だったけどどうしたの?」
男「いや……なんでもない」
男(女……何かアクションを起こす気か?)
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:15:31.90ID:sSLVaQQv0
昼休み――
女「あの……」
イケメン「!!お、女さん!?」
女「イケメンくん、ちょっと話があるんだけどいいかな……?」
イケメン(え?え?どうしよう……男くんは……あれ?いない!!)
女「一緒に来て」グイッ
イケメン「あ、ちょ……」ワタワタ
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:19:12.98ID:sSLVaQQv0
屋上――
女「あのさ、イケメンくん……」
イケメン「な、なに?(バレたんだバレたんだ絶対バレてるよこれ)」
女「電車でさ、その……私の身体触ってるよね……?///」
イケメン(うわああああああ!!男くん!たすえけてぇぇぇぇ!!!)
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:21:04.20ID:sSLVaQQv0
男「へっくし!」
男「イケメンの奴女にさらわれてったな……」
男「がんば!!」
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:25:20.15ID:sSLVaQQv0
イケメン(お、落ち着け!そうだ、もともとバレる前提でやってたんだし、もし訴えられたら男くんが身代わりになってくれるって約束だったし……)
イケメン(あ、あれ?でも男くんいないし……なんで?ど、どうしよう……)
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:28:37.90ID:sSLVaQQv0
女「ねぇイケメンくん」
イケメン「な、なに?(と、とにかく表面上だけでも落ち着いて……)」
女「私さ、その……嫌じゃないよ?///」
イケメン「え?」
女「そりゃあ恥ずかしいけど……でも、イケメンくんにだったらぁ……///」
イケメン「い、いやあのその」
女「でもね?たまには普通にして欲しいんだ……だから、その、今日……うちに来ない?」
イケメン「!!!!!!」
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:32:20.59ID:sSLVaQQv0
イケメン(今日家に行く約束をしてしまった……)
イケメン(そして嬉しそうな顔で女さんは行ってしまった……どうしよう)
イケメン(痴漢してるうちに女さんのこといいなって思うようになったし、嬉しいって言えば嬉しいけど、彼女子に知られたら殴られる……怖い)
男「よぉイケメン」バァン!
イケメン「っ!!男くん!酷いじゃないか!逃げたりして!!」
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:38:53.29ID:sSLVaQQv0
男「まぁそう言うな。話は聞かせてもらったぜ(最後の方だけ)」
イケメン「ぐっ……で、でもどうすりゃいいの?」
男「どうするも何も、行きゃあいいだろ。痴漢からセックスに発展なんて夢のような展開だろうが」
イケメン「で、でも彼女子が……」
男「殴られるのが怖いのか?」
イケメン「っ!!」
男「おまえが彼女子からDVを受けてるのは知ってたぜ。それでも別れないのはおまえの彼女子への愛だと思っていた、けどな……」
イケメン「けど?」
男「彼女子、浮気してるぜ?」
イケメン「!!そんな……」
男「隣高のイケメンとな。おまえ、そんな彼女子に振り回されて悔しくないのか?
  女はさ……俺小学校からの同級生だけど、良い奴だぜ。それに、おまえも自分の気持ちに気づいてるんだろ?」
イケメン「男くん……」
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:45:39.56ID:sSLVaQQv0
イケメン「男くん……まさかそのために僕と痴漢を?それでターゲットは女さんばっかりだったの?」
男「ふっ……さぁてな」
イケメン「男くん、君って奴は……」
男「ほら、さっさと一発キメてこいよ」ニッ
イケメン「でも一緒に痴漢してたのに僕だけセックスなんて出来ないよ!」
男「おまえ、わかってないな。俺はちっとも羨ましくなんてないんだぜ?」
イケメン「え?」
男「何度も言わせるな。俺はな……痴漢が好きなんだ。セックスなんてものは愛し合う2人がするもんだろが」
男「俺はただの痴漢さ。おまえは……幸せになれ。これが最後の教えだ」
イケメン「し、師匠ぉぉぉぉぉ!!!!!!」
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:50:17.42ID:sSLVaQQv0
男「イケメンの奴、行ったか……」
男「しかし我ながらうまく誤魔化したなぁ。彼女子が浮気してるって噂が本当か知らんが……まぁいいか」
男「さて、しかしイケメンが使えなくなった今、どう痴漢をするか……」
男(そういや隣のクラスにハーフイケメンがいたな)
男「なぁハーフ、一緒に痴漢しようぜ!」
 
                        おわり
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)14:54:58.61ID:sSLVaQQv0
【おまけ 女とイケメンのセクロス】
イケメン「女さん!女さん!!はぁはぁ……」チュクチュク
女「は、んんっ……ねぇ、イケメンくん……」ハァハァ
イケメン「なに、女さん……?」ジュプジュプ
女「なんっか……痴漢のときの方が上手かったね」ハァハァ
イケメン「…………」
266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)15:00:40.21ID:r0XDq2rpO
俺今電車の中にいるんだけど、目の前にかわいい子がいるんだ
ちょっとたってきた
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)15:02:38.67ID:0NQYllM00
266
わき腹から攻めろよ
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金)15:07:37.45ID:sSLVaQQv0
【おまけ2 男とハーフ痴漢
男「よし、次のターゲットはあいつだ!いくぞハーフ!」
ハーフ「OK!」
さわさわさわさわ……
彼女子(ん?痴漢?)
彼女子「何やってんじゃゴルァ!!」
ハーフ「ぐほぁ!!」
彼女子「あたしゃイケメン彼氏と別れたせいで今気が立ってんだよ!!」
ハーフ「ひぃ!男、助けてくれ……って男!?裏切ったなぁぁぁ!?」
男「ふぅ。また別のパートナー探さねぇとなぁ」
男「あ、みんな!痴漢は犯罪だから絶対やっちゃ駄目だぞ!」    おわり