十年ほど前のことです。小6の月、両親離婚の結果引っ越しました。卒業まであと少しだったので、転校はせず、片道分ばかりの電車通学をしました。
下校時はよかったんですが、朝はかなり混みます。のんきに何も考えていなかったら、初めのころから痴漢にあいました。
そのころの私はスリムでしたが、身長はセンチほどあり、おまけにクラスメートたちより丈が短めのスカートをはく傾向があったので触りやすかったようです。
ランドセルを背負っていたため真後ろからではなく、わりと背の低い人が真横からランドセルの下に手を伸ばして触ってきました。驚いて固まってしまったら図に乗って
短いスカートの裾を捲ってパ
ンツにまで触れてきました。
初めは驚き、怖くて震えていたようですが、そんなことを何度もされているうちに、しだいに何かドキドキするようになってきました。そんな調子で日ばかり同じ人に
触られていました。
そしたら今度は別の人が加わって、両側からイタズラしてきました。さすがに怖くなって次の日から時間と車両を換え、座席に座りましたが、そうしたら前に立った人が、
私の足の間に自分の足をわりこませ、ふとももを挟みました。そのまま分近く足を挟まれていました。これは周囲の人たちに見られそうで、よけいドキドキして顔も
あかくなってしまいました。
その後しばらく痴漢さんには遭わなかったのですが、ちょっと物足りなくなっている自分に気が付きました。性に目覚め始めた頃ということもあって、痴漢に興味を持つ
ようになっていたんですね。ゲーム感覚にもなっていたらしく、そこで気候もだんだんよくなっていたので、素肌の上にティーシャツ枚、下も薄いパンツ着で、スカ
ートもできるだけ短くなるように引っ張り上げてはいたら、
わざと混んだところへ乗ったら、さっそく来ました痴漢さんが。いままでとは別の人でしたが、ティーシャツの裾から手をもぐりこませて素肌を撫でまわし、とうとう私
のまだあまり膨らんでいないオッパオを揉み始め、乳首をつまんでいじりました。そこがだんだん強張っていくのが分かりました。ドキドキ感がいっそう募りました。
日後、その人はスカートを捲ってからパンツをティーバックのようにおの割れ目にくいこませ、それをリズムをつけて何度も引っ張り上げ、私のあの部分に刺激を加え、
さらによじれたパンツをずらせて、手をいれてきました。
男の人にあそこをじかに触られたのは、この時が初めてでした。指が割れ目に少し入ってしまったのです。いやらしく擦られましたが、降りる駅に電車が近ついたので、
ようやく体をふりほどいて逃げました。その日日勉強なんかまったく手につきませんでした。
それから何日かは、痴漢に遭わないようにしていましたが、しばらくするとまた悪い虫が騒ぎ出したのか、平気で混んだ車両に乗るようになっていました。
初めて私をチカンした人に再会したのはその時で、ちょっとサービスしちゃいました。その時は痴漢行為が終わったらパンツがふとももの真ん中ぐらいに下げられてしまっ
ていたので、さすがにあわてて引き上げていました。そんなこんなでだんだん性感が強くなり、イタズラのたびにかなり濡れるようになっていました。電車を降りて
登校する前に駅のトイレでアソコの始末をする、なんてことが何度もありました。
きっとこんなのことを続けていれば、そのうち私はそれこそ痴漢の誰かに犯されるなんてことになっていたかもしれません。当時は分からなかったけど今思えばそうです。
怖い話です。
でもまもなくまた急激な身辺に変化がありました。家族と一緒に或る県に引っ越すことになったのです。あとわずかでしたが、そこの地域の小学校に転校しました。かなりの田
舎で電車に乗ることもめったになくなり、痴漢さんたちともサヨナラになりました。ほんとに忘れられない秘密の思い出でした。