今では過去の話ですが、昔ふたつ年上彼女と事情があって駆け落ちしまして、その時、住居完備という新聞広告を見て私たちが応募したのが某新聞の販売店でした。
その際、迎えに来てくれたのが橘という販売店の社長で、どこから見ても堅気に見えないその社長に、一瞬の胡散臭さん感じながら行くあてのない私たちは、その社長を頼るしか道はありませんでした。
住居完備とありましたが、他の従業員との同居で、彼女以外は全員男、風呂も一緒なら、洗濯も一緒、勿論トイレも一緒です。
私は我慢出来るにしても彼女には辛い状況で、入って直ぐに彼女下着が盗まれたり、着替えを覗かれたりとしていたので私たちは本当に悩みま
した。
しかしながら当面はそこでいるしかなく、彼女に我慢してもらうしかありませんでした。
彼女との愛の確認も声を殺してするしかなく、私も彼女も欲求不満が溜まりまくりでした。
そんな中、彼女に目をつけたのが社長の橘でした。
相談に乗ってやるという名目で彼女だけを呼び出し、デートの様にドライブして食事し酒を飲ませ、半ば強制的に彼女と関係を結びました。
一度関係を結ぶと橘はしつこく彼女に付きまとい、私にばらすと言っては彼女との関係を重ねました。
もともと欲求不満気味だった彼女は、やがてその関係を楽しむ様になり、橘の性のオモチャにされて、写真を撮られたり、野外でエッチさせられたり縛られたりもしていました。
橘の女になった彼女の事を私以外の従業員はみんな知っていて、彼女に対しセクハラまがいの様な事は一切しなくなりました。
最後に私がその関係を全て知り、彼女に別れを切り出すと、彼女は別れたくないと言い、橘に別れを告げに言ってくると私に言って、家を飛び出しました。
しかし橘は簡単には別れてくれなかったのでしょう、帰りが遅いのを心配になって見に行った私は、橘の上で淫らに腰を振る彼女を目の当たりにしました。
あれから二十数年、彼女とはそれっきり会っていませんが、いまでも橘の彼女でいるのでしょうか…。